「コララインとボタンの魔女 3D」
もちろん文化の違いがあるのはわかっているが、子供の時はとにかく海外のアニメは気持ち悪いというか違和感を感じていた。
あのディズニーでさえも最近はすっかり慣れてしまったが、昔の作品だとかなりバタ臭くていやだった覚えがある。
それに海外のアニメって何故かよくわからないけど動物が喋っているのは何故?
これはもう日本のアニメにどっぷり使っているからで、そんな生活の中で海外のアニメを見たらそうなってしまうのは仕方ない。
今は昔に比べて海外アニメも頻繁に入ってきているが、それでもニコロデオンのアニメは気持ち悪いし、何がどう面白いかよくわからない。
「コララインとボタンの魔女」は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督が全編3Dで映画化したストップ・モーション・アニメだ。
一部の人には絶大なる人気の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」だが、自分には話は面白かったものの、キャラのデザインに違和感ありまくりだった。
この映画もヒロインが微塵もかわいくなくて、よくわからないけど海外ではこれで萌えているのか?と考えていた。
しかし、制作側だって別に萌えを目指しているわけでもないだろうし、自分も求めていない。
それよりも、アニメだからといって子供に見せたらトラウマになりそうなくらい怖い話だ。
ピンク色の古いアパートに引っ越してきたコララインは、転校したてで友達もいないし、両親は仕事が忙しくてかまってくれない。
ある日、ある日家の中で不思議な扉を発見し入ってみると、その先にあるのは、いつもの家なのに何かが少し違う。
そこではパパやママはやさしく、コララインの都合のいい素晴らしい世界だった。
ただ、目がボタンで出来ていることさえ気にしなければ!
何かこの世界でもいいかなあと思っていると、やがて恐ろしいことが待ち受けている…。
思った以上に面白かったが、とにかく全体的にグロテスクで怖い。
ただでさえ、キャラに違和感があるのに、こんな怖い話でどうするんだ?と思ったが、大人目線だと絶対に都合のいいあっちの世界にいってしまいたくなる。
つうか自分なら間違いなくそうするな。
この映画をどう見るかによって自分のダメダメ度がわかるかもしれない。
3Dは思った以上に効果的ではなかったが、ただ海外アニメでは珍しく巨乳キャラがいて、ディズニーの越えられない壁である、谷間の線を描いていたのは見事!
一応、乳揺れはあったものの、せっかくの3Dをもっと有効的に使ってほしかった。
声の出演は榮倉奈々(B83-W58-H85)、劇団ひとり、戸田恵子。
榮倉奈々と劇団ひとりはまあ思った以上に悪くなかったが、戸田恵子は久しぶりに本領発揮という感じでうまかった。
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