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2010年3月 4日 (木)

「カティンの森」

Katyn  実は映画の中には別に観たくないんだけど、とりあえずおさえとけというのがある。
 例えばお見合いや合コンで「趣味は?」と聞かれて、「映画観賞です」と答えた時に、DVDでとか言うと冷めた目で見られる時がある。
 ぶっちゃけ人には都合もあるので大きなお世話だろ!と思うし、作品だってカンフーやアニメオンリーだとドン引きされる時もある。
 前にフランス映画と言われて、「エマニエル夫人」とリュック・ベッソンの映画を上げたら、「そんなんじゃなくて」とか言われた時があって、そんなんで悪いのか?と思った時がある。
 トリュフォーの映画で何が一番好きかと聞かれたら自分は迷わず「未知との遭遇」と答える。
 そういうのもひっくるめて映画じゃないの?
 しかし、一方ではかっこいい映画ファンとも言われたいので、よくわからないけど巨匠とか言われる監督の映画も観るようにしている。
 アンジェイ・ワイダって随分昔から監督やっていて、岩波ホールなんかで上映されていたと思う。
 ポーランド映画の監督といえばワイダだな…というかそれしか知らない。
 ということで、かっこいい映画ファンと言えるように観にいった。
 第二次大戦中、ナチス・ドイツとソ連の両方から侵略され、両国に分割占領されたポーランドでは、ソ連の捕虜となったポーランド人将校のうち1万数千名の行方が不明となり、後にソ連によって虐殺されていたことが判明する。
 これはカティンの森事件 と呼ばれる有名な話らしいのだが、自分はこの映画を観るまで全く知らなかった。
 実は原爆投下も含めて、第二次世界大戦は人道的には無茶苦茶であることを改めて実感!
 さらにはソ連の支配下にあった冷戦時代のポーランドではこのことについては語ってはいけなかったらしいから、正に国家レヴェルの証拠隠滅だ。
 物語は収容所に連れていかれら夫の帰りをひたすら待ち続ける妻と娘の苦悩を描いている。
 とにかく何ともいえないやるせない恐怖が漂っており、観ていて息が詰まってしまうのだ。
 一方では自分らが知らない発表されていない事件も目白押しなのではないかと思ってしまう。
 いやはや、こういう映画を観ると、かっこいい映画ファンとかどうでも良くなってきてしまうのだった。
 ただこの手の話はどうしても、その国の人は当たり前に知っていても、他の国には説明不足な感じもするので、やっぱり予習は必要かも。
 知らなくてもわからないわけでもないんだけどね。

参加してます。よろしくで~す
   

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