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2010年1月31日 (日)

「サロゲート」

Surrogate  出演作の半分以上がオポンチ映画で、その髪形が最大のVFXと言われているニコラス・ケイジ。
 そんな彼の地位を狙うのは、ハゲは否定しないものの、出演作が金のかかったトホホ映画ばかりのブルース・ウィリスだろう。
 そんな彼の最新作は、人間がサロゲートと言われるそれぞれの身代わりロボットに日常生活の一切を任せるようになった近未来社会を舞台に、FBI捜査官が殺人事件を捜査していくうちに巨大な陰謀を知るSFサスペンスだ。
 え、それって「アバター」じゃない?というツッコミは映画ファンなら誰しもするだろうが、もはやSFのテンプレートになってしまったので言うだけ野暮だろう。
 最初、頭が金髪のふさふさの若いブルース・ウィリスが出てくるのだが、すぐに彼とは気づかなかった。
 実はそれがサロゲートで、本物の彼はいつも通りハゲだった。
 あ~だけど、本当は髪の毛があった方がいいんだというハゲの悲哀が出ていて少し泣けた。
 しかし、へたしたら見所はそれだけかもしれない。
 というのも、ツッコミ所が満載で、そもそも身体障害者ならまだしも、それ以外の人がこのシステムを四六時中使っているとは思えないし、生身の人間の安全性とか、色々考えるとちょっと無理がありすぎで、これだったら限定された施設の中だけとかの方がもっともらしさが出るし、もっと話が膨らむのではないかと考えてしまう。
 そう考えると「攻殻機動隊」の世界ってうまくできていることを改めて認識した。
 どちらかといえばSFというよりファンタジーと考えるのが正しいのかもしれない。
 監督は「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ。
 そういえば、女性のサロゲートがぴょんぴょん飛んでいるが「T3」の女ターミネーターを思わせる。
 タイトルを聞いて聖子ちゃんの世界進出(と言われていた)「サロゲートマザー」を思い出した。
 個人的にはサロゲートのシステムは使いたいなあと思うよ、いやマジで。

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2010年1月30日 (土)

「コネクテッド」

Connected   ロボット設計士のグレイスは、娘を学校へ送り届けた帰り道、見知らぬ男たちに拉致され監禁されてしまう。
 破壊された電話機を修理して外部への連絡を試みて、偶然繋がったのは、仕事も家庭も上手くいってないシングルファザーのアポン。
 突然の助けを求める電話にいたずらだと思うが、彼女の必死の訴えに何とかしようとするのだが…。
 「セルラー」の香港版リメイク。
 とにかく最初から最後まで緊迫感が途切れない。
 前から言っているが、映画は何が何でもやりとげなくてはならないことが大きければ大きい程面白くなっていく
 携帯電話だけが頼りという危うい状態で、グレイスと娘を救い、アポン自身もうまくいってない息子の留学の見送りに間に合うのか?という、時間との競争が面白い。
 それでいて、サーヴィス旺盛な香港映画だけあって、アクションも程よく用意されている。
 やはり万能のように思われるが、電池や受信状態など、不安定な要素も多い携帯電話が小道具として最大限に生かされており、もう完全に生活の一部として定着したんだなあと今更ながら思ってしまうのだ。
 出演は、ルイス・クーとバービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ。
 監督はベニー・チャン。
 見終わった後は、緊迫感から解放されて心地よい疲れが…。

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2010年1月29日 (金)

「劇場版 Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS」

Fate  ゲームを基にしたテレビアニメの劇場版らしいが、自分はゲームもやってないしテレビも観ていない。
 「魔法少女リリカルなのは」もたいがい人が入っていたが、この映画も平日の夜の回とは思えないくらいの観客数だった。
 日本映画はへたな実写を作っているよりも、特典をつけて人気アニメを映画化した方が儲かりそうだ。
 宣伝もあまりしてないのに少ない劇場ながらも不特定多数ではなくコアなマニアだけを集客してしまうアニメのコンテンツの力には毎度驚かされる。
 そう思うと、目標金額が違うとはいえ、テレビドラマの映画化は宣伝の割りには効率が悪そうだ。
 確かにテレビドラマの映画化を観る一般人にリピートとか前売りの特典映像コンプリートとかの概念はないしね。
 ただアニメ映画は良くも悪くも熱気でムンムン活気づいているので嫌いじゃないよ。
 街を焼き尽くす大災害ですべてを失った衛宮士郎は、魔術師だという人物に引き取られて育ち、やがて手にした者の願いを叶えるという聖杯をめぐる戦いに身を投じていく…という話だ。
 明らかに不特定多数相手にしているアニメではないが、だからといってつまらないわけではない。
 盛り沢山の内容で面白い。
 設定は懇切丁寧ではないが、ある程度話が進めば脳内補完でなんとかできてしまうのだ。
 それよりもセイバーがめっちゃかわいい。
 途中で捕らえられて拘束されているのが妙にエロく、これが萌えという感覚か?
 初めてのエロアニメを見る人の気持ちがわかったような気がする…って新しい自分を発見している場合じゃないんだけどね。

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2010年1月28日 (木)

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」

Nanoha_3  さすがに正月休みは終わったし、春休みにはまだ早い1月末の平日の夕方。
 しかし、座席は売り切れ間近の状態!
 さらに劇場に入るまでにも長蛇の列が…。
 とりあえず並ぶとカードがもらえるだけだった。
 それはリピートポイントカードで、1回目鑑賞特典は特製モバイルデジコン、 2回目鑑賞特典はご鑑賞サンクスポートレート、3回目鑑賞特典はメモリアルフィルムコマ…って2回はともかく3回も観る人なんかいるのか?
 だけど、この企画が成り立つくらいだから、いるんだろうなあ。
 と思ったら公開4日目で2回目鑑賞特典をもらっている人が数人、既に3回目鑑賞特典をもらっている人を発見!
 こ、これがアニメのコンテンツの力か?
 話は平凡な小学3年生の少女高町なのはが異世界から来た少年ユーノと出会って魔法の力を手に入れて、ジュエルシードを巡る戦いに身を投じるというものだ。
 フェレットを見てケロちゃんやタルトを思い出したりしたが、思った以上に「カードキャプターさくら」のような正統派の魔法少女アニメで、さらにいうと魔法と言いながらも<科学>として成り立っている。
 正直、予想以上に面白かった。
 初めて観る映画なのでドキドキしていたが、きちんと設定説明をしてくれるので安心!
 実はこの劇場版のポスターを見るまで、このアニメの存在を知らなくて、「なのは」を「nanoha」でなく「nanowa」と読んでいたくらいでヒロインの名前と知ったのもつい最近!
 調べてみたらUHFで夜中にやっていたアニメだった。
 最近自分も大人なので日アサキッズスペシャルしか見ていないが、その枠でも十分やっていけるだけの内容だった。
 声の出演は田村ゆかり(B83-W57-H86←いけねえ、これは田口ゆかりだ!)と水樹奈々(B80-W59-H84)。
 紅白の水樹が?と思ったら、実は逆で紅白の前に出演していたらしい。(ハートキャッチプリキュアにも期待だ!)
 英語タイトルは「The MOVIE 1st」とあるので続編があるのか?
 あったら行ってしまうだろうなあ。

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2010年1月27日 (水)

「オーシャンズ」

Oceans_6  世界中の海を取材し海洋生物を撮影したドキュメンタリー。
 自分の行ける劇場では日本語吹替版しかやってなくて、海洋学者のモノローグで始まったが、海洋生物の紹介のところは宮沢りえ((B80-W56-H80)のナレーションになっていたが、これってオリジナル版も男性と女性のナレーションなのだろうか?
 物凄く違和感を感じるし統一感がない。
 りえちゃんは思った以上に悪くはないのだけど…。
 基本的に生物のドキュメンタリーは過剰な演出は少なめで、観る人がそれぞれ何かを感じるのが正しいと思う。
 そして海洋生物の映画の最大の醍醐味はクジラなどがスクリーンによっては実物大に見えることだろう。
 この映画は沢山の生物が出てきて悪くないのだが、後半から説教臭くなってきて、漁業が完全否定みたいな話展開になっていく。
 特にサメのヒレだけ切って捨てる映像は残酷を前に出し過ぎている。
 しかし、もっと驚きなのは最後に出てくる「撮影で生き物を傷つけてはいませんが、傷付くシーンでは人為的な演出を加えてます」(うる覚え) …のテロップだろう。
 つまりはヒレを切られて捨てられてもがいているサメはロボットの可能性があるということだ。
 な~んだ、良かった…じゃないと思うんだよね。
 これじゃあ今の頭の悪い子供の教育と同じだよ。
 こういうのは真実を撮ってナンボのものだと思うし、こういうところで根性見せずに、むしろいい子ぶりにちょっと腹正しいものがある。
 そもそも人間の出したゴミで海洋生物が迷惑をするのはわかるが、漁業は同じ視点で語るのはどうかと思ってしまうが、これが西洋人の発想か?
 子供は500円で観ることができるのだが、これでは子供の役に立たないと思う。
 驚きは「アース」、「ディープ・ブルー」の先にあった―というキャッチコピーだが、その先にはないと思うし、確かに違う意味では驚いたけど…。

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2010年1月26日 (火)

「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~」

Taka3  アメリカ合衆国の大統領による核兵器の放棄宣言によって世界のパワーバランスが崩れかけ、特に軍需産業が大打撃を受けるかもしれない時に、何かの陰謀に巻き込まれたレオナルド博士の救出に乗り出した鷹の爪団の活躍を描く劇場版第3弾。
 さすがにシリーズ通してのお約束も定番になっており、FLASHアニメという動きに制限があることを逆手に取って無駄に金をかけるところとのギャップが面白い。
 特に今回は山崎貴監督が率いる白組が一部動画を担当しているのが豪華(無駄?)。
 映画のタイアップは常識だが、いかにさりげなくやるかがポイントなのに、この映画はあまりにも露骨で、それがギャグになっている。
 ところが、意外にさりげなくやられるより印象が強いので、宣伝方法としては正解かも。
 ゲスト声優の川村ゆきえ(B87-W59-H87)はちょっと心配だったが思った以上に芸達者で感心!
 ホラー&アニメ&巨乳というマニアの好きそうな要素を満たしているので、これからも意外なところで活躍しそう。

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2010年1月25日 (月)

「板尾創路の脱獄王」

Datsugokuou   お笑い芸人というより映画俳優のイメージが強くなってきた板尾創路の初長編監督&主演作品。
 昭和初期、脱獄を繰り返しては捕まるある囚人の真の目的は?
 タイトルに主演の名前がつくのがエノケンやチャップリン、キートンなどの映画を思わせるものがあって良い。
 芸人の監督作品は微妙なものが多いのだが(特に松ちゃん)、この映画は思った以上に面白い。
 特に何度も出てくるタイトルや途中の歌が妙にシュールで笑える。
 脱走テクニックも深く考えなければ、もっともらしくて良い。
 しかし、何よりも脱獄を繰り返す目的が全編通して謎となっており先が気になってしまう。
 この構成が見事で、途中若干ダレるところもあるが、それ程問題もなし。
 そして最後のオチが強烈で、このために今までがあったことがわかる。
 共演の國村隼の演技が素晴らしく、彼がいなければこの映画は成り立たないのだ。
 同じ脱出物でも「しんぼる」より遥かに面白い。
 ただ予告編に出てくる女性は本編に微塵も出てこないので、それ目当の人は注意(…ってそんな人いるのか?)

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2010年1月24日 (日)

「サヨナライツカ」

Sayonaraitsuka  辻仁成の同名小説を私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化。
 話題は何といっても12年ぶりのスクリーン復帰となる中山美穂(B80ーW58ーH85)が主演ということだろう。
 彼女も原作が旦那の小説となれば気合も入りまくりだ。
 物語は1975年のバンコクを舞台に、婚約者がいる航空会社に務める男と、高級ホテルのスイートルームに暮らす艶やかな女性との25年に及ぶ恋物語。
 昼の連ドラのような展開だが、海外で撮影すると俗っぽさはなくなり高尚な雰囲気になってしまうから不思議だ。
 1975年のエピソードは男女の理屈ではない熱い恋愛が描かれており、まあこんなもんかなあと思っていたのだが、25年後のエピソードから急に現実離れとなり、最後のオチはいきなりすぎて困ってしまう。
 特に中山美穂が扮するヒロインは生活感がないので、25年の間に色々あったんだろうなあと想像ができないのだ。
 一方では男の方は婚約者と結婚して家庭を持ち出世はしたものの彼女への想いで満たされないものがあるのだが、これまた物凄くとってつけたような設定なのだ。
 例えば子供との関係がうまくいってなくて、息子が家を飛び出し音楽をやっているのだが、これが全く必然性がないのだ。
 そのため、本来なら一番の見所が盛り上がらないのだ。
 もっとも多くの人の目的は久しぶりの中山美穂で、話は二の次なのかもしれない。 
 しかし、「花とゆめ」の懸賞モデルをやってた頃から彼女を知っている自分としては、彼女の老けっぷりにはびっくり!
 年相応かもしれないが、10年以上人前に出ていないので、いきなり年とったような感じなのだ。
 特に目の下のゴルゴ13のような皺(?)には違和感を感じた。
 しかし、それ以上に不自然なのは西島秀俊の初老メイクで、あれじゃあコントの爺さんだっつうの。
 後半の敗因は、このお粗末な老けメイクによるものが大きいことは言うまでもない。
 そう考えると石田ゆり子(B83-W59-H85)が一番不自然さがなかったかなあ。
 おそらく25年の恋も小説だと想像で自分の都合のいいように補完できてしまうし、物語に出てくる詩も小説だと効果的なのかもしれない。
 ところが、映像化する場合は、そのための昇華が必要であるのだが、この映画は残念なことにそれが成功しているとは言いがたいのだ。

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2010年1月23日 (土)

「ランブリングハート」

Ramb  双子の姉妹である葵と翠は顔はそっくりだが性格は対症的。
 恋に夢を抱かない葵と違い、翠は恋に奔放だ。
 会社の上司で恋人にプロポーズされた葵は平凡だがこれでOKかなあと思っていたが、そこへ憧れの芸能人を追いかけて翠が転がりこんでくる。
 マイペースの翠に葵の平穏な日常がかき乱されていくが、一方では思いがけない恋の予感も…。
 韓国映画のような無茶苦茶ベタなラブコメで、もし韓国語で吹替えても全く違和感がない。
 さすがVシネ専門チャンネルのV☆パラダイスが関係しているだけはあると勝手に納得。
 性格の対症的な双子の姉妹だと顔が似ているので間違えられたり入れ替わったりというのはお約束だが、それゆえにもう少しヒネリが欲しいところ。
 実は最初、あまりにも深夜ドラマ臭い展開にドン引きだったのだが、途中からはすっかり慣れてしまい、やたらと悩んで暗い姉よりも無駄に前向きな妹に感情移入すると意外に面白いのだ。
 主演の臼田あさ美(B80-W59-H83)は「色即ぜねれいしょん」ので白い水着がエロかったが、この映画でもかわいい。
 双子だけに二種類の彼女が楽しめる。
 どっちが好みかはその人次第だけど、自分は妹が好きだな、いやマジで。
 ただ演技があまり上手ではなく、ナレーションの下手さ加減は何ともし難い。
 まあ自分は彼女より「仮面ライダーW」の翔太郎役以外を演じる桐山漣を見にいっただけなんだけどね。
 監督は村松亮太郎。
 

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2010年1月22日 (金)

「作戦 THE SCAM」

Sakusen  5年前、株に失敗し全財産を失ってしまったヒョンスは、独学で株を学び直しデイトレーダーとなり、ある株の取引で大儲けするが、それは元暴力団の投資会社代表ジョングが仕掛た仕手株だった。
 仕手戦に失敗したジョングはヒョンスの身柄を拘束するが、彼の実力を認め600億ウォン級の仕手戦のメンバーとして無理無理参加させられるのだった…。
 株のオンライン取引で、出し抜き合い!
 最後まで手に汗握る展開!
 自分は株をやらないので、仕組みを完全に理解しているわけでもないが、それでも緊迫感がビシビシ伝わってくる。
 やっていることは机でパソコンをいじっているだけだが、それでも緊迫感が出ているのは演出の妙だろう。
 監督のイ・ホジェはこの映画が初監督らしいが、テンポの良い演出で悪くないと思う。
 主演は「冬ソナ」のパク・ヨンハ、共演にパク・ヒスン、キム・ミンジョン。
 ただ画面展開が早いのと小道具のモニターにも情報があるので、字幕の限界を感じた。
 自分の場合、韓国語の知識がないし、当然ハングルなんか読めないので、おそらくこの映画の半分くらい理解できてないんじゃなかなあ。
 そう思うと日本語吹替と注釈が必要なのかもしれないが、義務教育と違うんやからわからん奴は置いてくぞ~てな感じなのかもしれない。
 そうはいいながらも韓国映画でお馴染みベタな話でなくて良かった。

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2010年1月21日 (木)

「海角七号/君想う、国境の南」

Kaikaku  ポスターの明朝体っぽい文字とタイトルで何となく海洋アクション物かなと思っていたら、微塵もそんな話ではなかった。
 「海角七号」という明朝体の文字に海軍の秘密兵器と思ってしまうし、やっぱりエヴァンゲリオンの影響は大きいな。(え、自分だけですか?)
 やっぱり予告編をトイレタイムにするのはやめよう。
 ちなみに海角七号というのは場所の名前だ。
 夢破れて故郷に帰ってきたミュージシャンが毎日自堕落な生活を過ごしていたが仕事をしないと食べていけないので、見かねた町議会の議長の世話によりが郵便配達の仕事を始める
 郵便物の中に届け先不明の小包があり、それは日本人教師が日本統治時代の住所である海角7号に住む、愛する教え子に送った手紙だった。
 一方、町では日本人歌手を招いての町興しライヴをすることに決定し、即席で結成されたバンドに彼もヴォーカルとして駆り出されてしまう。
 売れないモデルで通訳兼世話役の女性と衝突しながら練習に励む毎日だが…。
 という話で、現在の台湾と60年前に書かれた恋文が交錯していく。
 台湾映画の興行成績を塗り替えた話題作らしい。
 手紙の文章は泣かせるものの、現在の話とは思った以上にリンクしていなくて、どちらかといえばブリッジのような感じがした。
 時々入るギャグもベタすぎて笑いにくいが、これが台湾の笑いなのだろう。
 正直、最初はつまらなかったが、後半になると俄然面白くなってくる。
 ある意味群衆劇なところがあって、それぞれの悩みが何等かの形で解決していくのだ。
 出演はファン・イーチュン、田中千絵(B86-W61-H89)、中孝介。
 監督・脚本はウェイ・ダーション。
 戦時中の話が入っているのに、意外に日本が叩かれているわけでもないのに驚いた。
 ベタな話だが、乾いた感じなのが良い。

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2010年1月20日 (水)

「今度は愛妻家」

Aisai  1978年に「野性の証明」でデヴューし、その後は角川の戦略により着々と人気を獲得!
 1981年の「セーラー服と機関銃」公開前後がおそらく経歴の中ではピークだった薬師丸ひろ子(B80-W60-H84)。
 これまでのアイドルとは違ったタイプであり、例えば最も人気のあった時期に大学受験勉強のため芸能活動休止という前代未聞のことをやってしまったために、頭の悪い中学生の「芸能人になるから勉強なんてしなくていいんだよ」という言い訳を成立させないようにした。
 その後、角川から独立、玉置浩二と結婚→離婚、今はそれなりに地道に女優業を行っている。
 一見、彼女の人気がなくなったようにも思えるが、今までが異常すぎただけで、芸能人としては極めて売れっ子の部類であることは言うまでもない。
 多くの人が彼女が一番かわいくて良かった映画は「セーラー服と機関銃」だというが、自分は彼女が一番魅力的だったのは「メインテーマ」で、映画が面白かったのは「Wの悲劇」だと思っている。
 確かに「セーラー服と機関銃」は興行的に大当たりしたが、玄人受けする映画であり、当時観た人に面白いかと聞かれれば純粋に面白かったと答える人は少ない。
 その理由の多くが相米慎二監督の長回しに居心地が悪かったからで、後に原田知世(B76-W57-H80)のテレビドラマの方が面白かったという人が意外に多い。
 しかし、映画が微妙でも許されているのは、彼女の魅力が全開していたからなのは言うまでもない。
 ちなみに「ねらわれた学園」も異常なヒットだったが、これは同時上映がたのきんトリオの「ブルージーンズメモリー」だったからで、お互いがお互いの人気を利用した企画の勝利であることは今更説明するまでもないだろう。
 そんな彼女も「ALWAYS三丁目の夕日」では母親役を演じており、もうそんな年齢なんだなあと思うと感慨深いものがあった。
 「今度は愛妻家」は、久しぶりに彼女のアイドル時代の片鱗を垣間見ることができる貴重な映画だ。
 かつては売れっ子カメラマンだったが、今は写真も撮らずにダラダラ過ごしている夫と、正に世話女房タイプの妻。
 そんな2人の結婚10年目を描いたもので、最初は夫婦のほのぼの物かなと思いきや、後半の予想しない展開には驚き!
 しかし、それが最大の見所ではなく、その後が本当の核心というのには驚いた。
 そして思い起こせば、それまでのものが全て巧妙な伏線が張り巡らされているのだ。
 それでいて、夫婦の愛情が痛い程伝わってくる。
 これには泣けた。
 薬師丸ひろ子は、若い時と違ったかわいさがあり、彼女が永遠のアイドルであることを認識した。
 共演で、ぐうたらな夫役には豊川悦司との掛け合いも絶妙だ。
 もっともトヨエツの役作りがやりすぎでおしゃれなトニー谷にしか見えないのが笑える。
 しかし、何よりも光っていたのがオカマ役の石橋蓮司であることは言うまでもない。
 間違いなく助演<女優>賞ものだ。
 監督は「北の零年」や「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲。
 色々な意味でもう一度観たい映画だ。

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2010年1月19日 (火)

「ソフィーの復讐」

Sophie  人気女流マンガ家のソフィーは外科医の恋人からプロポーズされて幸せの絶頂だったが、彼は手術を担当した映画女優と恋に落ちてしまう。
 結婚式まで2ヵ月の間に彼を奪い返して今度は自分が振る計画を立てるソフィーだったが…。
 すっかり大女優になり大作や話題作の出演が多いチャン・ツィイーの久しぶりのユルユルラブコメ映画。
 ソフィーが考える計画も60年代の少女漫画でもやらないようなものばかりだし、同じように恋人にふられた男と協力してお互いの相手を何とかしようとしているうちに、魅かれ合っていくとか、あまりにもベタな展開。
 それらをCGを多用したイメージ映像を使って見せていくのだが、ますます話が安っぽくなってしまっているのだ。
 この映画の魅力は何かといえばチャン・ツィイーの魅力しかなく、彼女の彼女による彼女のための彼女がキュートに見えるアイドル映画でしかないのだ。
 さすがにダサい格好でもかわいく見えるし、きちんと決めれば正に無敵の美しさだ。
 もっとも役柄の雰囲気と彼女の年齢が合致しない感じもしないのだが、彼女だったら例えビニ本のモデル状態になっても女学生はOKだ。
 共演は演はソ・ジソブ、ファン・ビンビン、ピーター・ホー。
 何故韓国俳優が?と思ったら中国と韓国の合作だった。
 チャン・ツィイー絶対主義の映画なのに、意外にもライヴァル役のファン・ビンビンがかわいいと思ってしまった、すいません。
 あと、主人公が売れっ子漫画家って設定なのに、あの絵柄で売れっ子というのは嘘だろう…っていうか、漫画家じゃなくてイラストレーターじゃないの?

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2010年1月18日 (月)

「かいじゅうたちのいるところ」

Kaiju_2  よくわからないけど不思議な島へとやって来た少年とかいじゅうたちが繰り広げる冒険!
 モーリス・センダックの世界的ロングセラー絵本をスパイク・ジョーンズ監督が実写映画化。
 思った以上に単調でつまらない…いやそれ以上に辛い。
 観ていて痛々しいのだ。
 とにかく主人公の少年が空気を読まず自己中で見ていて大変むかつく。
 これは子供の純真さではなく、無知で世の中が自分中心に回っていると思い込んでいる身勝手さなのだ。
 そして彼が会うかいじゅうも実は、彼の周りにいる大人を反映したものであり、それ故に彼が<王様>であったとしても、自分の思う通りには絶対にいかない。
 それは彼の自分の想像した世界でも変わりようがない。
 しかし、それはもう彼がわかってきた証拠であり、子供から一歩踏み出そうとしているのかもしれない。
 この映画は子供が現実を知る残酷さが描かれている。
 観ていてつまらないこともさることながら、二重の意味で観ていて辛くなってくるのだ。
 かいじゅうたちは、原作の絵本をまんま映像化しており、表情などを見ると物凄く手が込んでいる。
 かいじゅうの雌が歩く時に腰が、人間の女性みたいに色っぽく動くのに感心した。
 そんなとこに力入れてどうするんだ?(笑)
 しかし、パッと見は安っぽい着ぐるみでしかないのだが、まあこれは少年の想像の産物だと思えば納得できてしまう。
 上映時間が90分位なのに、それでも長く感じるのは、おそらく実質30分程度の話なのだろう。
 自分は吹替版を観たのだが、予告でも感じた通り、こども店長の加藤清史郎君は、この映画に関してはミスキャストかなあ。
 ちょっと幼すぎるしクセがありすぎるのだ。
 実年齢と演技は同じではないのだ。
 共演の永作博美(B82-W58-H84)と高橋克実は悪くなかったけどね。

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2010年1月17日 (日)

「BANDAGE バンデイジ」

Bandage  90年代のバンドブームに結成された新人バンドの顛末を描いた音楽映画。
 もちろん、「勝ち抜きエレキ合戦」ではなく、「イカ天」のあった時代の話だ。
 個人的には「イカ天」よりも「エビ天」が好きだったんだけどね。
 ちょっと前の話というと昭和の時代の話が多いのだが、もう90年代の話が一昔になてしまったのには驚きだが、確かに今年は2010年であることを改めて実感。
 90年代はバブル絶頂期とまたちょっと違った雰囲気があり、まだまだ携帯電話の普及率が低い。
 だって当時スキー場の連絡手段がトランシーバーを使っていたくらいだから。
 さすがに監督が音楽プロデューサーの小林武史だけあって、音楽業界の描き方が妙にリアルで、夢は売っているが、売っている側に夢がなく、音楽が好きだという自負だけで仕事をしている人々には生々しさを感じる。
 演じるのをあきらめて、マネージャー等の裏方で働いているのがありそうだ。
 脚本・プロデュースが岩井俊二のせいか手持ちカメラが多くて気持ち悪いところもあるが、「リリイ・シュシュのすべて」ほどではないので助かった。
 いや、本当に気持ち悪いし、ハンディカメラ=リアルではないので三脚使うか、ステディカム使って板下さい。>岩井系映画の皆さん。
 話は説明的なセリフとかはなく、それぞれの画面から情報を読み取って構築していかなくてはならないため、相当集中力が要求されるので、主演がKAT-TUNの赤西仁だからという理由でテレビ感覚で観ていると話についていけなくなる可能性は大きい。
 自分もちょっとへこたれそうになったが、北乃きい(B80-W61-H81)が演じるバンドのマネージャーの話のエピソードが面白く、特に後半の彼女の友達のマネジメントの話から俄然面白く、またその友達の歌も意外に悪くないのだ。
 その他の出演では、岩井俊二の映画では頭を坊主にさせられたりしてかなり厳しい役の伊藤歩(B82-W60-H80)の意外な美脚にときめいてしまった。
 あと、斉藤由貴(B86-W59-H86)が、ほのぼのとして一服の清涼剤になっている。
 バンド物なので「NANA」みたいなものを期待していくと全く違うので注意!

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2010年1月16日 (土)

「マッハ!弐」

Mach  そりゃあジャッキー・チェンだって、50歳を回っているんだから、70年代の動きを要求されたら無茶と言うものだ。
 むしろ、あの年齢であの動きは凄いと思う。
 じゃあ、次の時代を担うアクションスターはというと、これが難しく、ここ最近はVFXやワイヤーアクションでそれなりにアクションができてしまう。
 だけど、自分が求めているのは加減を知らない生身のアクションだ。
 しかし、昨今の事情では組合とかの関係で、一歩間違えれば大怪我のようなアクションは極めて少ない。
 しかし、かつての熱かった時代の香港映画のようなアクションをやりつづけているのがタイ映画で、その中でもトニー・ジャーは間違いなくトップスターだ、
 そんな彼が得意のムエタイだけでなく、カンフーや酔拳、日本刀などの武器を使用したアクションに挑戦!
 家臣の裏切りで国王とその妻が殺され、息子だけが山賊に救われる。
 山賊によりあらゆる格闘技を学んだ彼は両親の復讐をするために旅に出る…。
 生身のアクションが迫力があれば、話は申し訳程度でいいと思っている。
 この映画も両親の敵討ちという極めてシンプル設定で、あとはひたすらトニー・ジャーが暴れていてくれればOKなはずなのである。
 ところが、どういうわけかタイミングが悪いところに回想シーンがあったりしてテンポが物凄く悪くなっている。
 アクションに至るまでの流れがきれいでないのだ。
 またトニー・ジャーのアクションも本人は目一杯生身で頑張っているに編集にキレがないので迫力に欠けるものがある。
 もっというと、登場人物全員が似たような小汚い格好なのでわかりにくい。
 ヒロインの「こち亀」の両さんみたいな眉毛の上のメイクにはドン引きだ。
 しかし、何よりも終わり方には驚き!
 あの終わり方はダメだろう。
 トニー・ジャーは監督もやっているのだが、演出は他の人に任せてアクションに専念した方がいいぞ。
 あと象に乗るところが「怪獣王子」を思い出したんだけど、自分だけ?

参加してます。よろしくで~す
   

2010年1月15日 (金)

「真幸くあらば」

Masakikuaraba  遊ぶ金欲しさに空き巣に入った先に居合わせたカップルを衝動的に殺害して死刑が確定した青年と、彼が殺した男の婚約者の恋物語。
 当然、相手が死刑囚なので会うのは常にアクリル板越しで、手紙のやりとりも内容のチェックが入る。
 この映画の中では聖書を使って裏表紙に写真を挟みこんだり、文字だらけのページに文章を書いたりしたりしていく。
 そんなことがわからないくらいチェックも緩くないかもしれないが、そこはお約束ということで、それよりも触れ合うことができず、相手が死刑囚なので死ぬことも確定している中では、いかに愛を育むのか?
 普通そんなのはありえないのだが、それをいかに説得力を持たせて描くのかが演出の腕の見せ所だ。
 もっとも、殺害された女は、婚約者の浮気相手であり、純粋に彼女が死刑囚を憎めるかというのがは微妙なところだ。
 言葉を優先し、映像はイメージ的なところは、本作品が初監督である御徒町凧が詩人・作詞家だからか。
 二人が恋仲になっていく過程がもう一つ描ききれていないのが残念。
 じっくり描くには上映時間が少ないし、この演出だと上映時間が長いとダレてしまうのも確かだ。
 雰囲気は悪くないんだけどね~。
 出演は尾野真千子(B80-W58-H86)と久保田将至。
 なんと松竹を混乱させた奥山和由がプロデューサー。
 久しぶりの名前に懐かしさを覚えた。
 野心的だし色々挑戦するけど、角川春樹のようには徹底してないんだよなあ。

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2010年1月14日 (木)

「ライブテープ」

Livetape  元日の吉祥寺をミュージシャン・前野健太がギター1本で歌い歩く姿を74分ワンカット一本撮りの音楽映画。
 1カットの映画って多くの監督が一度はやってみたいのだと思う。
 ところが自分は長回しというのが好きではなく、特に引いた絵での長回しが嫌いだ。
 だから昔は相米慎二監督の映画が大嫌いで、今でも「セーラー服と機関銃」は細かくカット割りをしたらテンポが良くなってもっと面白いと思っている。
 さすがに、今は好きではないが、わかるようになってきたので昔ほどでもないにしても、やっぱり長回しは好きではない。
 しかし、この映画は歩き回るミュージシャンと一緒にカメラマンも動いており、それでいて飽きさせない絵を作っている。
 歌ったり語ったりしているうちに最終目的地である井の頭公園に到着した時に、その仕掛けに納得!
 ああ、なるほど、そういうことか~と納得。
 ちょっと感動した。
 自分は前野健太をこの映画で初めて知ったのだが、歌が面白くて笑えた。
 特に失楽園の歌はおかしくて、おそらく彼がその世代なんだろうなあと思った。
 監督は「童貞。をプロデュース」や「あんにょん由美香」の松江哲明。
 この映画を観て真似しようとする自主映画作家の人もいるだろうが、相当テクニックと体力がいるのでやめた方がいいと思うぞ。

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2010年1月13日 (水)

「キャピタリズム マネーは踊る」

Capitalism_5  アメリカでは、住宅市場が大暴落して住宅ローン延滞のため、自宅を差し押さえられて路頭に迷う人々が続出!
 しかし、一方では、その原因である投資銀行や保険会社は税金で救われている。
 一体何故?
 アポなし、突撃取材 でお馴染みマイケル・ムーアの最新ドキュメンタリーは経済問題だ。
 銃社会や医療問題に比べて、経済問題は大きすぎて展開が速すぎるし、絶対的な悪が存在しないので歯切れが悪い。
 投資銀行や保険会社は悪者っぽいが、やり方の問題で絶対的な悪者というわけでもない。
 もしなれるのなら巨大金融機関側の人間になりたいと思ってしまうのだ。
 今回はイメージ映像を駆使しているが、やっぱりガンガン現場での突撃取材をしてほしいものの、有名人になりすぎて出入り禁止になっているので、ちょっと歯切れが悪い。
 アメリカといえば世界で最も充実した国に見えるが、意外にシステム的には片手落ちなところがあるのには驚きだ。
 映画を観ていると、現在までの状況と原因がよくわかるようになっていく。
 なるほどなあ。

 で?
 どうしたらいいの?

 結局、マイケル・ムーアは問題提起しているだけで答えは用意されていない。
 まあ答えがわかっていたら映画は成立しない。
 何しろ、彼の映画は「電波少年」というより、結論を出さない「朝まで生テレビ」に近いのだから。
 あと、上映時間長いかな。

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2010年1月12日 (火)

「(500)日のサマー」

500ofsummers  運命の恋を信じるナイーヴな青年と真実の愛など信じないという対照的な恋愛観の女性との500日の甘くてホロ苦い愛の軌跡!
 ヒロインの名前がサマーというのは、日本で言うと夏子はん(@ドカベン)みたいなものか(笑)
 これはおそらくデートに向かない映画だ。
 何しろ、映画の冒頭にもある通り恋愛映画でないからだ。
 そう、男目線の愛についての映画なのだ。
 だから、サマーの行動は極めて女の子としては風変わりではなく極めて普通で、大なり小なりこんな感じなのだが、男が恋愛慣れしていないと理解できない。
 だから、ラストでのサマーの言葉は男には言葉ではわかっていても心の奥底では納得ができない。
 これを納得ができなくても許せるようになれば一人前の男なのかもしれない。
 この映画はそこらへんの男の心境をイメージ映像を駆使して描いて面白いのだが、途中若干ダレるのが惜しい。
 イメージ映像が、「アメリ」を思出ださせるが、あそこまで盛り沢山ではない。 
 出演はジョセフ・ゴードン=レヴィットとゾーイ・デシャネル。
 監督はマーク・ウェブで、この映画で劇場長編デヴューらしい。
 男が観るとちょっと生々しいが、女性が観ると男の考え方が少しわかるかもしれない。

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2010年1月11日 (月)

「彼岸島」

Higanjima   行方不明の兄を探して彼岸島へやって来た高校生の弟とその仲間たちが、吸血鬼と化した住人たちと大バトル!
 「週刊ヤングマガジン」の松本光司の漫画を日韓合作で映画化。
 「ヤンマガ」って「ビーバップ」を皮切りに何だかんだ映画化している漫画って多いんだよなあ。
 ホラー映画化と思いきや、実はアクション映画だった。
 もっというと吸血鬼+日韓合作なので、どうしても「ラスト・ブラッド」を思わせるものがあり、そういえばこの映画も日本刀アクションがある。
 飽きさせないように頑張っているのだけど、根本的なところが適当なのが残念。
 主人公が彼岸島に行くのは兄を探すためという理由はあるとしても、仲間は全く関係ないわけで、命もかかっているのに、それでもいく理由付けがされていないし、彼らがそれぞれの持っていった弓やら金属バットが全く役に立っていない肩透かしっぷり。
 途中で出てくる怪物もエイリアンのパチモンみたいで、さらにいかにもCGで作りましたみたいなカクカクした動きが悲しい。
 そもそもこの怪物も物凄く唐突感があるのだが、これは原作だと理由付けがあるのに、映画では一切触れていない。
 そのため、知らない人が観ると、ご都合主義の何でもありに思えてしまうのだ。
 主人公が、安直に覚醒してしまうのも、そこに至るまでのもっともらしい説明がないので、無理無理に思えてしまう。
 盛り沢山の内容なのに説明が不十分であり、勢いでいくには上映時間が長すぎるのだ。
 それでも日本刀のアクションは様式美優先なので、これはこれでOKだと思う。
 主演は「エリートヤンキー三郎」に引き続き、すっかり「ヤンマガ」映画でづいている石黒英雄。
 共演に渡辺大、水川あさみ(B82-W58-H84)、山本耕史。
 水川は主人公を島に連れて行く謎の美女役で、不良グループから追いかけらている主人公を匿うためにラブホに入って、いきなりシャワーを浴びてバスタオル姿で出てくるのだが全くもって必然性がなく、まあ「銀河鉄道999」のメーテルもそうだったのでお約束なのか?
 しかし、水川も美人なのにど~も華がないんよね。
 山本耕史の怪演ぶりは、この映画の唯一の救いかも。
 監督は「火山高」や「オオカミの誘惑」のキム・テギュン。
 ラストは続編の含みを持たせているが、基本が密室状態の島での吸血鬼相手のバトルなので、続編やらスピンオフがどんどん作られていくんだろうなあ。

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2010年1月10日 (日)

「銀色の雨」

Ginironoame  松山千春の歌の映画化?と思ったが、あれは「銀の雨」だった。テヘ。
 浅田次郎の同名短編を映画化。
 幼い頃に父を亡くし住み込みの新聞配達をする高校生・和也は、ある事件がもとで家出をし、東京へ向かう途中で電車がなくなって米子の駅で夜を明かすことになりそうなところを、かつて彼の母のもとで働いていた菊枝と偶然出会い、彼女のマンションに泊めてもらう。
 翌日、菊枝は暴漢に襲われケガをしたプロボクサー・章次を連れて帰ってくる。
 やがて3人の奇妙な共同生活が始まるのだった…。
 浅田次郎の小説の映画化は不思議と良いものがない。
 おそらく浅田次郎の小説は行間を読ませるのがうまい文章なのだと思う。
 しかし、多くの映像化作品は「行間」が説明不足になってしまい、時にはベタな話展開になってしまうのかもしれない。
 行間を映像化するには昇華が必要だ。
 しかし、この映画は、想像をさせるではなく、説明不足なのだ。
 そのため、高校生がやさぐれている理由とかよくわからないがとりあえずそういうものとしているし、走ることが好きで陸上競技の選手という設定も全く生かされていない。
 ボクサーの章次も試合で人を死なせてしまって、そのことで米子に来ているかと思いきや、そんなものは全く関係がなくて母親がボケて父親が大変そうだからだったり、菊江も男2人を連れ込んで寂しい女なのかなあと思うけど、そこに至るまでの背景が描けていないのでよくわからない。
 和也と章次は深い関係があるのが途中でわかってくるのだが、菊江の存在は最後まで意味がなく、和也が密かに恋い焦がれているわけでもなく(性的な興味はあったみたいだが)、やっぱり物語の色つけ程度でしかない。
 説明過多にしろとは言わないが、想像を膨らまさせるだけの描写はあるべきだと思うが、残念なことにこの映画は描ききれていない。
 原作を読んだ人のみが補完できるかもしれないが、原作未読の自分には妙に居心地が悪かった。
 出演は、主演は賀来賢人、中村獅童、前田亜季(B75-W60-H80)。
 監督が鈴井貴之なので、大泉洋が短い時間ながら出演しているのでファンは見逃さないように!

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2010年1月 9日 (土)

「ヴィクトリア女王 世紀の愛」

Victoria  イギリスがイケイケだった時代を築いた女王ヴィクトリアの若き日を描く歴史ドラマ。
 ヴィクトリア女王といえば、喪服を着た老女というイメージが強いが、ベンジャミン・バトンじゃあるまいし生まれた時から年寄りというわけではない。
 筆頭の王位継承者であるため、子供の頃から厳重な警護と監視の下に置かれ、18歳で即位してもドロドロとした争いやスキャンダルは終わらない。
 それでも夫アルバートと愛の力で乗り越えていくのだ。
 史実という決まったことに至る見えないところを如何に想像を膨らませて描くが歴史物の醍醐味だ。
 ヴィクトリア女王の場合、実母のケント公爵夫人も野望を抱く愛人のコンロイのいいなりだったり、頼りにする首相のメルバーン卿も根本的なところで考えが違ったり、夫のアルバートもベルギー国王の仕組んだ政略結婚だったりする。
 女の子がお姫様になりたいとか言うが、実際は大変なんだろうなあと思ってしまう。
 ただ、アルバートとは本当に愛し合うようになるわけで、実はドロドロとした中での唯一の救いであり、だからこそ際立ってしまうのだ。
 2時間もない上映時間でテンポよく進んでいくのが良い。
 人によってはもっと時間をかけて描くべきだと思っている人もいるだろうが、おそらくそれは歴史物=時間をかけてじっくりという固定概念ができているのだと思うし、ヴィクトリア女王は今更説明するまでもない有名人なので、いきなり本題でも問題がないのだ。
 彼女が晩年喪服を着ていることが前提となり、その理由を描くことにもポイントを置いていることを考えれば、歴史ドラマといいつつも実は恋愛物であることがわかるはずであり、上映時間がコンパクトであるのは当然だろう。
 主演はエミリー・ブラント。
 監督はジャン=マルク・ヴァレ。
 予習していけば面白い映画であるけど、今のエリザベス女王でもそうだが、実は存在感が薄いものの旦那(エジンヴァラ公)がいるのだけど、どういう仕組みで王様でなく、女王なのかさっぱりわからないんだよなあ。
 とりあえず何があっても男が王でなくてはならないというわけではないということはわかるんだけど…。
 

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2010年1月 8日 (金)

「よなよなペンギン」

Yonayona  ペンギンコートを着て夜な夜な街を歩き回る少女ココは、亡き父の言葉を信じ、今日も空を飛ぼうとしていた。
 ある夜、そんな彼女は不思議な招待状に導かれ、ゴブリン村へとやって来て村人たちから熱烈歓迎を受ける。
 彼女を連れてきたゴブリンの男の子チャリーの勘違いで、闇の帝王ブッカ・ブーから村を救うと伝えられる勇者・飛べない鳥と間違えられたのだった…というハートフル冒険ファンタジー。
 マッドハウスとフランスのアニメ制作会社であるDFPが共同制作。
 マッドハウスといえば、テレビアニメの「カードキャプターさくら」はもちろん、2009年は「サマーウォーズ」や「マイマイ新子と千年の魔法」という傑作を出している。
 ところが残念なことに、この映画は面白くない。
 子供向きでも、子供が単独で観にくるわけでもく保護者と一緒に来るわけだから、その人達が面白くないとダメなわけだが、この映画は、もろ子供用で、大人にはちょっと辛い。
 あと、CGが微妙なんだなあ。
 特に「ティンカー・ベルと月の石」を観た後だと厳しいものがある。
 子供の最大のテーマである友情の話もあまりにも押し付けがましいので、もっとさりげなく描いてほしい。
 声の出演は、森迫永依(B77-W50-H59)、田中麗奈(B77-W56-H82)や爆笑問題など芸能人テンコ盛り。
 その中でも同じ読み方の田中れいな(B78-W58-H83)は「おねがい♪マイメロディ きららっ★」でも評判がいいのだが、多くの人はそれを知らないのが惜しい。
 さすがに今でも本職の声優の方がうまいと言っている人はいるかもしれないが、それなりにうまく声優もできて有名人の方が映画としては売りがあって話題になるはずなので、これは正解だろう。
 そしてもしうまくない役者がいたら、それは演じている本人よりも起用して演技指導しきれなかった制作会社の人に責任があることも忘れてはならない。
 監督は「銀河鉄道999」や「幻魔大戦」のりんたろう。
 主題歌だけが頭に残るので困ってしまうのだ。

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2010年1月 7日 (木)

「ドゥーニャとデイジー」

Photo  昨今、テレビ番組の映画化が多いのだが、実はこの映画もそうらしいのだが、見終わってチラシ等の解説を見るまで全く知らなかった。
 それもそのはず、オランダのTVシリーズの映画化なのだから。
 ひょっとして生まれて初めて観るオランダ映画かも!
 そもそもオランダそのものが馴染みがないというか、おそらく「オールスター家族対抗歌合戦」の協力にKMNオランダ航空がついていたことを思い出すくらいだ。
 オランダのアムステルダム暮らす、チャキチャキのオランダ娘デイジーはシングルマザーに育てられた奔放な女の子。
 モロッコ移民の子で厳格なイスラム教徒の家庭で育ったドゥーニャは、シャイで大人しい女の子。
 そんな2人はかけがえのない親友同士だ。
 18歳になったドゥーニャは嫌々ながら見合いをするため家族でモロッコへ里帰りすることになる。
 一方、妊娠してしまったことが発覚して悩むデイジーはモロッコにいるらしい実の父に会うために旅立つ。
 その後は、2人は合流し、時には喧嘩をしながら、デイジーの父親探しのロードムービーになる。
 ベースになるテレビドラマは知らないが、この映画だけでも十分設定はわかるし、実は真っ当な自分探しの青春物になっている。
 ある程度年を取ると若い2人の気持ちも、彼女たちの親の気持ちもわかってしまうのだ。
 ただ、モロッコからの移民というのがオランダでは普通のことなのかどうかはよくわからないが、日本からだと地の果てにあるようなモロッコに意外に簡単に行けてしまう距離なのにはちょっと驚いた。
 しかし、この映画は何よりもドゥーニャ役のマリアム・ハッソーニがかわいく、「ラ・ブーム」でソフィー・マルソーが初めて出てきた時を思い出した。
 おそらく、今は休刊中の「ロードショー」があれば無理無理盛り上げてアイドルにしてしまっただろう。
 監督はドラマ版の監督であるダナ・ネクスタン…というか、監督だけでなく出演者を含めて全く知らない。
 ただちょとTVシリーズは観たいので、BSでもスカパーでもいいから放送してほしい。

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2010年1月 6日 (水)

「釣りバカ日誌20 ファイナル」

Turibaka20  ここ数年は演じている西田敏行と三國連太郎の動きが悪く、特に三國廉太郎は出演シーンも少ないし、釣りもしていない時もないどころか、ほとんど動いていない。
 まあ彼の年齢を考えたら当たり前で、そんな老人を酷使している方が問題だろう。
 そういえば、007シリーズも、「美しき獲物たち」あたりになると主演のロジャー・ムーアはもちろん、MやQ、マネペニー、ゴーゴル将軍を含めてレギュラーの平均年齢が高すぎて、痛々しくなっていた。
 007シリーズは役者を代えていけばいいが、「釣りバカ日誌」はそういうわけにはいかない。
 何故ならジェームズ・ボンドが記号であるのに対して、釣りバカの場合はキャラクターが役者に依存しているからで、もし西田敏行がダメなら左とん平でいいというわけにはいかないのだ。
 だから今回ファイナルと言われれば残念だけど致し方ないと思うし、逆に長い間ありがとうといいたい。
 不景気で業績悪化中の鈴木建設の会長であるスーさんが無期限の給料全額返還を実行すると宣言!
 スーさんのために奮起した浜ちゃんは、釣り人脈から思いがけない大型受注に成功し、そのご褒美に休暇をもらい、スーさんと一緒に北海道へ釣り旅行に出掛ける…という話で、いつものお約束で若い男女の恋を取り持ったりするのだ。
 ここ最近のシリーズで気にいらいなかったのは、浜ちゃんがどうしようもない役立たずの描き方をされていることで、原作では仕事に興味がないだけで、実は案外やれば実力がある人物なのである。
 この映画では偶然とはいえ大きな仕事を取ってきており、原作に近い。
 そもそもこのシリーズは原作をベースに作ればいいものを、オリジナルでゆるい話を制作している。
 その意味ではやっとの思いがあり、これは最後に傑作登場か?と思いきや、三途の川のエピソードが長くつまらないので、一気に失速してしまうのだ。
 最後の全員勢揃いのフィナーレも映画の流れを崩してまでやるべきではなく、本編が完全に終わってからやるべきであり、うだうだになってしまったことが残念でならない。
 もしやるのなら、今までのシリーズを回想で入れるなりして本編にうまく入れるのが演出の腕の見せ所だと思う。
 ただ、途中から出なくなった佐々木次長役の谷啓が出てきたのには感動!
 やっぱりこの人も相当年とったなあ。
 記念すべき最後のゲスト出演は松坂慶子(B83-W57-H85←「家宅の人」出演時)、吹石一恵(B86-W61-H88)、塚本高史。
 松坂慶子の太り具合は今更言うべきではないが、若い時代を知っていると時の流れを感じてしまう。
 吹石一恵の服の上からでもわかる豊満な胸にちょっと得した気分だ。
 西田敏行が森繁久彌の真似をして「しれとこ旅情」を歌っていたが、撮影は亡くなる前?
 監督は松竹映画の御用達監督朝原雄三。
 この人とか前の監督の朝原雄三は目立つ演出はないものの、手堅い演出ができる人なので。もっと注目されるべきだと思う。
 シリーズの入場料千円は良心的だったのに残念。
 何はともあれ、出演者とスタッフの皆さん、長い間お疲れさまでした。
 松竹は、「築地魚河岸三代目」をシリーズ化して頑張ってくれ。
 「サラリーマン専科」は残念だったけど。

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2010年1月 5日 (火)

「セブンデイズ」

7days  シングルマザーで勝率100%の弁護士の娘が誘拐されてしまう。
 犯人の要求は、100%有罪間違いなしの殺人事件の被告を無罪にさせることだった…。
 韓国映画はベタな話が多いのだが、これは極めて普通に面白い!
 時間との競争、娘の命、明らかに有罪を無罪にする等の諸条件が複雑に絡みながら緊張感を持続し、最後までダレることなく進んでいく。
 後半の意外な展開も面白い!
 ベタな作品が多い韓国映画だが、時々こういう秀作が出てくるのでやめるにやめれないのだ。
 出演はキム・ユンジン。
 監督はウォン・シニョン。
 正に一粒で4度以上美味しい映画なのだが、タイトルが地味なのと宣伝をあまりしていないので、知る人ぞ知る映画になっているようで残念!

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2010年1月 4日 (月)

2009年の映画を総括

 総括といっても、自分はえらい人でもないし業界の人でもないので、あくまで個人的に思ったこと。


3D元年
 
 おそらく多くの人が言うだろうけど、2009年は3D映画が目立った。
 その中でもディズニーは気合入りまくりだが、アニメはともかく実写はまだまだだと思われたが、年末公開の「アバター」で、その可能性を大きく広げた。
 監督のジェームズ・キャメロンは「ターミネーター2」で液体金属の描写でCGの可能性を広げたのだが、今回もまたやってくれたことから、実は相当な先見の明と実行力があると思われる。
 3Dはおそらく映画館で観る付加価値を作っている反面、入場料が2000円以上するので、特に家族連れには敷居が高すぎる。
 さらにいうと通常割り引きが効かないところが多い。
 ただでさえ映画の入場料は高いので、興業的な諸経費はあるとしても通常料金で各種サービス割引ありにしてほしい。
 あと、3D用のメガネがかなり辛い人も多く、また長時間だと目が疲れてしまう。
 「アバター」も上映時間が長すぎて疲れた。
 メガネなしでも立体に見えるシステムが実用化するのが良いのだが、まだまだ先のことだろう。


テレビ番組の映画化

 3D映画が映画館で映画を観る付加価値を出そうとしている一方で、テレビ番組の映画化がやたらと多く、映画館で映画を観る価値を下げている。
 もう今更感が強いのだが、制作しているテレビ局のチャンネルで四六時中宣伝しているのは、呆れるのを通りこして怖ささえ感じる。
 特に「ROOKIES-卒業-」公開前のTBSは、「MR.BRAIN」の番宣も含めて異常だった。
 まあCMの広告料は減っているし、映画化してヒットすれば放送時に視聴率が上がるという仕組みもわかるし、一つの作品を使い回しだから、制作費も少なくてすむ。
 例えばスカパーの衛星劇場が出資している映画が多いのも同じ理屈だ。
 個人的には面白ければ何でもOKなんだけど、映画館に出かけて金払ってみるだけの価値がないものもあるので、高視聴率=映画化ではないことは考慮してほしい。
 テレビ番組と映画の大きな違いは情報量で、映画は情報量が多く入る。
 暗闇でスクリーンしか観るものがないので集中度も違う。
 特に入場料を払うので、スカスカで済まされるわけにはいかない。
 だからテレビでは面白いが、映画にすると面白くないのはそのためだし、脚本の粗だってわかってしまうし、それが軽く流せない。
 もちろん映画化の時は予算を使って規模を大きくするなどもあるのだが、それが2時間SPくらいだとかなり厳しいものがある。
 2008年の「特命係長只野仁 最後の劇場版」や2009年に公開された「ごくせんTHE MOVIE」はその典型的な例で、家で軽く観ている分にはOKなのだが、映画館だと物凄く薄ら寒いものがあるのだ。
 だけど、これからもテレビ番組の映画化は増えていくし、当然テレビと同じ感覚で観ている人が多いので、上映中に喋ったり、携帯電話いじりまくりになってしまうんだろうなあ。
 映画館でもマナーが悪いのはここらへんにも原因があると自分は思っている。
 あと、続きは映画でというのも勘弁して欲しい。
 これも昨日今日始まったものでもないし、前述した相乗効果を狙ったものだろうが、あまりにも安直すぎ。
 特に「仮面ライダーディケイド」のやり方には否定的な人も多いだろう。
 まあ東映の興行成績の稼ぎ頭が、仮面ライダーと戦隊物なので仕方ないのか。


アニメの底力

 コンテンツとしての力が一番強いのはアニメだろう。
 とにかく、アニメ映画の公開日は長蛇の列だ。
 アニメファンの凄いところは前売り特典が5種類あったら5種類買うし、関連商品は買うし、DVDが出たら当然買う。
 リピート率も高い。
 そう、へたな実写ドラマの映画化よりも客単価は高いのだ。
 もちろん、アニメさえもテレビアニメの映画化が多いのだが、1日かけチャンネルを私物化しなくても、それなりに稼いでくれるので、利益率は高いはずだ。
 その中でも単館扱いで公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の凄さは異常で、リピーターも多い。
 実は自分も2回観たのだが、何故複数回観るかというと、処理できないくらいの情報量が多くて、話展開が面白いのでもう一回観たいと思わせてしまうからで、これは先程も述べたが映画館で観る上での重要なことなのだ。
 一方、テレビアニメの映画化以外の作品が当然の如く話題にならず消えていくのは残念!
 個人的には「マイマイ新子と千年の魔法」が知る人ぞ知る映画になってしまっているのが大変惜しい。
 「ワンピース」の0巻は大成功で、おそらくこのような付加価値をつけた入場特典は増えていくだろうが、これはこれでOKだと思うが、肝心の映画本編がつまらなくないようにしてほしい。


「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」がTHIS IS HIT!(←英語的に正しいのか?)
 
 おそらくここまでヒットするとはソニーだって思わなかったはず。
 当初は追悼記念の2週間限定公開だったはずで、もうDVDも出るのに、今でも上映している。
 これがヒットしたとなると、当然の昔懐かしのフィルムコンサートのようなライヴ映画が増えてくるかもしれない。
 実は松竹は地道にシネマ歌舞伎を公開しているし、宝塚や演劇のデジタル上映は多い。
 確かに映画館の音響設備は素晴らしいので、映画の多様性としてはありだと思う。
 ジャニーズあたりがやれば物凄い動員数になるとは思うのだけど…。


 シネコン普及で単館系がやばい。

 もう今更なんだけど、シネコンのおかげで映画を観る機会は増えたものの、当然のそれらはメジャーばかりで単館系は公開されないか、されても小規模で、大都市との格差は大きくなるばかりだ。
 まあ、宣伝費も少なく、有名人も出ていないため、小規模公開だから単館系なのだけど、これは寂しい。
 アカデミー効果で「スラムドッグ$ミリオネア」が全国で公開されたのは良かったけど…。
 もちろん、これは映画会社の選択眼と手腕が物を言うので、頑張ってもらうしかない。


 こうやって書いていると、総括という程の内容でもないなあ、すいません。
 2009年はテレビ番組がつまらないので映画館通いをしていたのだが、結局、映画館で金払ってテレビ番組を観ていることが多いし、量をこなしていると腰にくることがわかった。
 あと、意外にお金もなくなるんだよね~(悲痛)
 ちょっと映画ジャンキー状態だったので、2010年は無理をしないことにした。
 最後に日本映画と外国映画合わせて総合のベストテンを発表しておく。
 といいながらも、ほとんど外国映画ばかりになってしまうんだけどね。
 あ~ワースト1は外国映画が入ろうが「白夜」に決定だから。
 それと、よく主演男優賞とか監督賞とかあるみたいだけど、自分は映画は総合だと思っているので、その作品が面白ければ誰が出ていようが誰が演出しようがそれまでの実績とか関係なしなので、そこんとこよろしく!

第1位「チェンジリング」
第2位「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
第3位「母なる証明」
第4位「ボルト」
第5位「ダイアナの選択」
第6位「レスラー」
第7位「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
第8位「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」
第9位「マイマイ新子と千年の魔法」
第10位「アバター」

参加してます。よろしくで~す
   

2010年1月 3日 (日)

2009年のダメ映画

 面白い映画があればつまらない映画もあるもので、今年はつまらない映画が多すぎ!
 もちろん、感想は人それぞれなので、あくまで自分がつまらなかったと思うだけで、他の人がどう思うかは知ったことではありません。
 基本的に誰が何と言おうと金払って自分が面白ければそれでいいと思ってます。

 日本映画ワースト1 「白夜」
 手持ち望遠でふらつく映像、何を話しているかわからない会話、つまらない物語展開、出演者の棒演技、上映時間90分くらいなのに、観ている間精神的体力的に大変苦痛の正に映画を使ったテロ。
 正直、今年観た中では日本映画と外国映画合わせてもダメ映画第1位。
 しかし、映画を作ることができるということは、誰かが出資しているわけで、どんなメリットがあるかはよくわからないが、世の中不景気と言うけど、こんな映画ができてしまうということは、まだまだ大丈夫でしょ。
 もちろん、自分に映画を観る力がないこともわかっているので、この映画の面白さのポイントを教えてほしい、いやマジで。


 外国映画ワースト1 「DRAGONBALL EVOLUTION」
 原作者の鳥山先生にも否定され、それでも面白ければいいが死ぬほどつまらないし、これで公開してしまえることが凄いと思う。
 特に日本には「ドラゴンボール」を見て育った人間がいるので、その人達の神経を逆撫ですることも十分わかっているのに作ってしまえるのだから、やっぱり映画を作るのは相当神経の図太い人でないとダメなんだなあと実感!


 それ以外のダメ映画は以下の通り(順不動で羅列)


外国映画

「チェ 28歳の革命」
「チェ 39歳 別れの手紙」
 ひょっとしたら第2部で面白くなるかと思いきや、さらにつまらない。

「悲夢」
 この映画そのものが悲しい夢であってほしい。

「7つの贈り物」
 いやちょっと話的に強引すぎ。

「バーン・アフター・リーディング」
 豪華出演者によるコメディだと思ったら、全く違った。
 つうか予告編ミスリードしすぎだろ!

「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」
 ビョンホンやキムタクなど出演者は豪華なのに、何故こんな話に?

「アルマズプロジェクト」
 モキュメンタリーだったらもっとうまく騙してほしい。

「カンフーシェフ」
 加護ちゃん主役じゃなかった。

「バンコック・デンジャラス」「ノウイング」
 ニコラス・ケイジって、出演作ほとんどハズレでしょ。

「陰獣」
 当然、日本のスタッフもいるはずなので、意見を聞くことも大切だと思うよ。

「THE 4TH KIND フォースカインド」
 典型的な予告だけでハッタリをかましている映画。


日本映画

「感染列島」
 こんなにダラダラした展開じゃダメでしょ。

「20世紀少年<第2章> 最後の希望」
「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」
 これだけ引っ張って、大作っぽいのに中身がスカスカ。
 最終章のオチって長すぎでしょ!

「罪とか罰とか」
 漫画の方が絶対に面白い!
 でも一番の罪は成海璃子(B81-W57-H82)の太りすぎでしょ。

「ハルフウェイ」
 自然な演技と演出してないは違うから。

「昴-スバル-」
 バレエの話なのに路上で踊っている方が多い。

「余命1ヶ月の花嫁」
 TBSの使い回しネタ映画。
 もう病気物は勘弁してほしい。
      
「鈍獣」
 クドカンの脚本を演出するのはテクニックがいる。

「BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ!」
 「ナースのお仕事」の続編の方が良かったんじゃないの?

「守護天使」
 この監督ってたまたま「キサラギ」が面白かっただけなの?

「群青 愛が沈んだ海の色」
「曲がれ!スプーン」
 いや、もう皆薄々感じていると思うけど、長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)主演の映画って面白かったことってないよね?(「ロボコン」は除く)

「蟹工船」
 時代に合わせたのに、センスがずれている。

「ごくせんTHE MOVIE」
 「白夜」を観るまでは今年のダメ日本映画の第1位だった。
 テレビ番組は何でも映画化できるものではなく、無料で観ているのはOKだけど、金払って観るレヴェルに達しないものもあるわけで、おそらくこの映画はテレビで軽く観ている分には面白いけど、映画化する程の情報量はないと思う。

「山形スクリーム」
「深海獣雷牙」
 撮影現場は楽しそうだけど、完成した映画が楽しいわけではない。

「ホッタラケの島 遙と魔法の鏡」
「よなよなペンギン」
 日本の3DCGアニメはまだまだだと認識。

「ぼくとママの黄色い自転車」
 典型的なダメなガキ映画。

「南の島のフリムン」
 芸人さんにも向き不向きがあるので、皆が皆、「HANA-BI」の時の北野武になるわけではない。

「BALLAD 名もなき恋のうた」
 クレしんが傑作なのに作る意味あるの?

「しんぼる」
 松ちゃんは普通のコントの方が面白いって。

「キラー・ヴァージン・ロード」
 もう上野樹里(B80-W58-H85)ののだめ演技は鼻についていやなんですけど。

「TAJOMARU」
「カムイ外伝」
 無理して作ればいいというわけではないなあ。

「プール」
 「かもめ食堂」の劣化コピーにもなっていない。

「引き出しの中のラブレター」
 どんだけFMラジオが凄い媒体なんだよ?

「戦慄迷宮3D」
 この映画を観た時3Dはダメだと思っていたけど、「アバター」を観て考えが変わった。

「いぬばか」
 深夜ドラマでOK。

「東のエデン 劇場版 I The King of Eden」
 無理して続きを映画化する必要あるのかなあ。
 それも2部作で、第2部は公開遅れてるし。
      
      
「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」
 いや、マジでどうしてこんな話が企画として通るの?

「アサルト・ガールズ」
 押井守監督を過剰評価してはいけない。

「ウルルの森の物語」
 そんなに二匹目のドジョウがいるわけないよ。

「蘇りの血」
 PVじゃまずいでしょ。

 外国映画は買う時にそれなりに吟味したものが入ってくるのだけど、日本映画はそうでないからかもしれないけど、つまらない映画が多すぎる。
 まあもう慣れてきたけど…。

 そんなわけで明日は2009年の映画の総括だ。

参加してます。よろしくで~す
   

2010年1月 2日 (土)

2009年外国映画ベストテン

P0587  いや~とうとう2010年ですよ。
 その昔、1985年に「2001年宇宙の旅」の続編で「2010年」というトホホな映画があって、2010年なんて遥か先だと思ってましたが、意外にやってきちゃうんですね。
 しかし、自分の考えていた21世紀って宇宙開発が進んでいて、月面基地があって、2010年は間違いなく木星まで有人宇宙船が航行していると思いましたが、現実は地球の周り位で、アポロ計画で月に行ったことが嘘ではないかと思ってしまうくらいです。
 同様に、鉄腕アトムのようなロボットやチューブの中を走る車とか、エアカーとか全く存在していません。
 もっとも21世紀はあと90年近くあるので、それらはどこかで出てくるのかもしれませんが…。
 一方ではコンピューターの技術が想像以上に進んでおり、インターネットやら携帯電話がここまで普及するとは思いませんでした。
 21世紀の象徴だったテレビ電話も、こんな形で実現するとは思いませんでしたが、何より携帯電話の概念を当時誰が想像したでしょうか?
 あと、映画でCGがここまで普通に使われるとは…。
 「トロン」やアニメの「ゴルゴ13」のショボいCGを見て凄いとか言っていたのが恥ずかしくなります。
 そんな思いを馳せる2010年になったので、その前に2009年を振り返るという意味で、今回は2009年外国映画ベストテンです。

第10位「アバター」
 3D映画の新しい時代の歴史的作品。
 
第9位「私の中のあなた」
 病気の男女の後がない恋に泣けた。

第8位「永遠のこどもたちI
 ピーター・パンのウェンディの視点を描いた傑作。
 ホラーなのに泣かせる。

第7位「チェイサー」
 ひたすら怖いが目が離せない。

第6位「レスラー」
 これぞ男泣き映画の決定版

第5位「ダイアナの選択」
 そ~か~そういうオチか~。

第4位「ボルト」
 黒猫ミトンに泣けた。

第3位「母なる証明」
 母の息子への愛情がマックス状態で、さらに先行きが読めない面白さ。

第2位「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
 不思議ながらも恋愛映画として成り立っている。

第1位 「チェンジリング」
 ドキドキさせて泣かせる、それでいて実話の映画化。
 間違いなく2009年のベストワンです。

 
 ベストテンには入らないものの、心に残った映画(順不動)    
「その男ヴァン・ダム」
 自分の中のヒーローであるヴァン・ダムの自虐的映画。

「007/慰めの報酬」
 上映時間が長いシリーズの中では短くコンパクトで良い。

「ヘルボーイ/ゴールデンアーミー」
 スター・ウォーズってこんな感じだったよなあ。

「グラン・トリノ」
 イーストウッドってどこまでエネルギッシュなんだ?

「ウォッチメン」
 アメコミのヒーローってつきつめたらこんな感じだろうなあ。

「イエスマン/“イエス”は人生のパスワード」
 ジム・キャリーの弾けっぷりが良い。

「フロスト×ニクソン」
 会話劇なのに緊迫感満点!

「ビバリーヒルズチワワ」
 いやベタなんだけど笑えた。

「チョコレートファイター」
 話じゃなくて加減なしのアクションだけで満足!

「スター・トレック」
 TVシリーズのファンだったので泣けた。

「お買い物中毒な私!」
 基本的にアメリカンコメディ好きなんで。

「ターミネーター4」
 一応、今までのシリーズは踏まえている。

「トランスフォーマー/リベンジ」
 徹底した兵器の見本市のような映画。

「G.I.ジョー」
 やっぱり倒れるエッフェル塔でしょ。

「縞模様のパジャマの少年」
 最後になんともいえない虚しさが…。

「96時間」
 手加減を知らないモーレツ親父大活躍!

「セブンデイズ」
 二転三転する話展開が面白い!

「ATOM」
 もっとダメかと思ったら意外に秀作!

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」
 おそらく多くの人がマイケルの天才を認識したはず。

「アンヴィル」
 男泣きドキュメンタリー。

「ドゥーニャとデイジー」
 ドゥーニャ役の女の子がデヴュー当時のソフィー・マルソーを思わせる。

「ティンカー・ベルと月の石」
 ディズニーの萌えキャラとしては最高!

 そういえば出資の問題で合作が多くなっているので、外国映画とか日本映画の概念が難しいんだけど、やはり日本と外国の映画ってどう考えればいいんだろう?
 明日はダメ映画を発表します。

参加してます。よろしくで~す
   

2010年1月 1日 (金)

2009年日本映画ベストテン

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 去年は劇場で400本くらい観ました。
 まあ、これは家に帰ってもテレビ番組が面白くないので、それだったら金払って映画を観ている方がいいかなと思ったからなのですが、皮肉なことテレビ番組の映画化ばかりで、結局金払って映画館でテレビを観ているような状態でした、テヘ。
 そんなわけで、2009年日本映画ベストテンを発表します。
 毎年言うことですが、自分の場合、話が面白くて、ちょっとでも自分の心の琴線に触れることが最優先で、映像がきれいとかは二の次なんでそこんとこ改めてよろしくお願いします。!
 あと、これも毎年言ってますが、本当は感想のリンクを貼ればいいのですが、面倒臭いのでお好きな検索エンジンを使って読んで下さい。
 中には観たけど感想を上げていないのもありますが、これから書く…かもしれません。

第10位 「鴨川ホルモー」
 何だかんだいっても真っ当な青春映画。

第9位 「重力ピエロ」
 切ないホームドラマ

第8位 「沈まぬ太陽」
 久しぶりに腹に来る映画

第7位 「愛のむきだし」
 長時間でも面白い!

第6位 「サマーウォーズ」
 仮想世界の映像が凄い!

第5位 「ディア・ドクター」
 鶴瓶は役者に転向か?
 
第4位 「南極料理人」
 地球の極限状態でゆるい生活が笑える。

第3位 「マイマイ新子と千年の魔法」
 埋もれてしまうのはもったいない傑作。

第2位 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」
 今更と思ったら、全く新しくなって先が読めない面白さがあった。
 TVシリーズを初めて観た時のドキワク感があった。

第1位 「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
 数少ない映画っぽい映画。
 究極のバカップルに泣けた。

 ベストテンにははいらないけど、心に残った映画(順不動)

「ヤッターマン」
 アニメをきちんと把握していた。

「ポチの告白」
 これも長いけど、登場人物の壊れ方が怖かった。

「プライド」
 昼の連ドラをきちんとやれば映画になるという例。

「パンドラの匣」
 独自の雰囲気が良い。

「ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版」
 最後まで徹底しているのと、情報量の多さが良い。

「ドロップ」
 実はヤンキー物が好き!

「天使の恋」
 佐々木希(B80-H58-H82)萌え~。

「剱岳 点の記」
 国家レヴェルのスポ根?

「遭難フリーター」
 テレビのニュースより生々しい。

「少年メリケンサック」
 宮崎あおい(B77-W57-H82)のコメディエンヌぶりに脱帽。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」
  堺雅人の映画にはずれなし。

「吸血少女対少女フランケンシュタイン」
 思った以上に青春ラブコメの傑作!

「風が強く吹いている」
 今年はまじめに駅伝を見ます。

「おっぱいバレー」
 やっぱり、宮崎あおいちゃんでは無理だよね。
 綾瀬はるか(B88-W61-H91)で良かった。

「幼獣マメシバ」
 佐藤二朗の怪演が良い。

「あんにょん由美香」
 林由美香(B82-W60-H87)への愛情が強すぎ!

「SRサイタマノラッパー」
 予告編も良かったけど、本編は笑えて切ない青春映画だった。

「60歳のラブレター」
 魚屋夫婦のエピソードに泣けた。

 こうやって考えると意外に悪くない映画が多いみたいだけど、実はダメ映画の方が遥かに多い。
 そんなわけで、ダメ映画は2010年1月3日に発表だ!

参加してます。よろしくで~す
   

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