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2010年1月 4日 (月)

2009年の映画を総括

 総括といっても、自分はえらい人でもないし業界の人でもないので、あくまで個人的に思ったこと。


3D元年
 
 おそらく多くの人が言うだろうけど、2009年は3D映画が目立った。
 その中でもディズニーは気合入りまくりだが、アニメはともかく実写はまだまだだと思われたが、年末公開の「アバター」で、その可能性を大きく広げた。
 監督のジェームズ・キャメロンは「ターミネーター2」で液体金属の描写でCGの可能性を広げたのだが、今回もまたやってくれたことから、実は相当な先見の明と実行力があると思われる。
 3Dはおそらく映画館で観る付加価値を作っている反面、入場料が2000円以上するので、特に家族連れには敷居が高すぎる。
 さらにいうと通常割り引きが効かないところが多い。
 ただでさえ映画の入場料は高いので、興業的な諸経費はあるとしても通常料金で各種サービス割引ありにしてほしい。
 あと、3D用のメガネがかなり辛い人も多く、また長時間だと目が疲れてしまう。
 「アバター」も上映時間が長すぎて疲れた。
 メガネなしでも立体に見えるシステムが実用化するのが良いのだが、まだまだ先のことだろう。


テレビ番組の映画化

 3D映画が映画館で映画を観る付加価値を出そうとしている一方で、テレビ番組の映画化がやたらと多く、映画館で映画を観る価値を下げている。
 もう今更感が強いのだが、制作しているテレビ局のチャンネルで四六時中宣伝しているのは、呆れるのを通りこして怖ささえ感じる。
 特に「ROOKIES-卒業-」公開前のTBSは、「MR.BRAIN」の番宣も含めて異常だった。
 まあCMの広告料は減っているし、映画化してヒットすれば放送時に視聴率が上がるという仕組みもわかるし、一つの作品を使い回しだから、制作費も少なくてすむ。
 例えばスカパーの衛星劇場が出資している映画が多いのも同じ理屈だ。
 個人的には面白ければ何でもOKなんだけど、映画館に出かけて金払ってみるだけの価値がないものもあるので、高視聴率=映画化ではないことは考慮してほしい。
 テレビ番組と映画の大きな違いは情報量で、映画は情報量が多く入る。
 暗闇でスクリーンしか観るものがないので集中度も違う。
 特に入場料を払うので、スカスカで済まされるわけにはいかない。
 だからテレビでは面白いが、映画にすると面白くないのはそのためだし、脚本の粗だってわかってしまうし、それが軽く流せない。
 もちろん映画化の時は予算を使って規模を大きくするなどもあるのだが、それが2時間SPくらいだとかなり厳しいものがある。
 2008年の「特命係長只野仁 最後の劇場版」や2009年に公開された「ごくせんTHE MOVIE」はその典型的な例で、家で軽く観ている分にはOKなのだが、映画館だと物凄く薄ら寒いものがあるのだ。
 だけど、これからもテレビ番組の映画化は増えていくし、当然テレビと同じ感覚で観ている人が多いので、上映中に喋ったり、携帯電話いじりまくりになってしまうんだろうなあ。
 映画館でもマナーが悪いのはここらへんにも原因があると自分は思っている。
 あと、続きは映画でというのも勘弁して欲しい。
 これも昨日今日始まったものでもないし、前述した相乗効果を狙ったものだろうが、あまりにも安直すぎ。
 特に「仮面ライダーディケイド」のやり方には否定的な人も多いだろう。
 まあ東映の興行成績の稼ぎ頭が、仮面ライダーと戦隊物なので仕方ないのか。


アニメの底力

 コンテンツとしての力が一番強いのはアニメだろう。
 とにかく、アニメ映画の公開日は長蛇の列だ。
 アニメファンの凄いところは前売り特典が5種類あったら5種類買うし、関連商品は買うし、DVDが出たら当然買う。
 リピート率も高い。
 そう、へたな実写ドラマの映画化よりも客単価は高いのだ。
 もちろん、アニメさえもテレビアニメの映画化が多いのだが、1日かけチャンネルを私物化しなくても、それなりに稼いでくれるので、利益率は高いはずだ。
 その中でも単館扱いで公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の凄さは異常で、リピーターも多い。
 実は自分も2回観たのだが、何故複数回観るかというと、処理できないくらいの情報量が多くて、話展開が面白いのでもう一回観たいと思わせてしまうからで、これは先程も述べたが映画館で観る上での重要なことなのだ。
 一方、テレビアニメの映画化以外の作品が当然の如く話題にならず消えていくのは残念!
 個人的には「マイマイ新子と千年の魔法」が知る人ぞ知る映画になってしまっているのが大変惜しい。
 「ワンピース」の0巻は大成功で、おそらくこのような付加価値をつけた入場特典は増えていくだろうが、これはこれでOKだと思うが、肝心の映画本編がつまらなくないようにしてほしい。


「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」がTHIS IS HIT!(←英語的に正しいのか?)
 
 おそらくここまでヒットするとはソニーだって思わなかったはず。
 当初は追悼記念の2週間限定公開だったはずで、もうDVDも出るのに、今でも上映している。
 これがヒットしたとなると、当然の昔懐かしのフィルムコンサートのようなライヴ映画が増えてくるかもしれない。
 実は松竹は地道にシネマ歌舞伎を公開しているし、宝塚や演劇のデジタル上映は多い。
 確かに映画館の音響設備は素晴らしいので、映画の多様性としてはありだと思う。
 ジャニーズあたりがやれば物凄い動員数になるとは思うのだけど…。


 シネコン普及で単館系がやばい。

 もう今更なんだけど、シネコンのおかげで映画を観る機会は増えたものの、当然のそれらはメジャーばかりで単館系は公開されないか、されても小規模で、大都市との格差は大きくなるばかりだ。
 まあ、宣伝費も少なく、有名人も出ていないため、小規模公開だから単館系なのだけど、これは寂しい。
 アカデミー効果で「スラムドッグ$ミリオネア」が全国で公開されたのは良かったけど…。
 もちろん、これは映画会社の選択眼と手腕が物を言うので、頑張ってもらうしかない。


 こうやって書いていると、総括という程の内容でもないなあ、すいません。
 2009年はテレビ番組がつまらないので映画館通いをしていたのだが、結局、映画館で金払ってテレビ番組を観ていることが多いし、量をこなしていると腰にくることがわかった。
 あと、意外にお金もなくなるんだよね~(悲痛)
 ちょっと映画ジャンキー状態だったので、2010年は無理をしないことにした。
 最後に日本映画と外国映画合わせて総合のベストテンを発表しておく。
 といいながらも、ほとんど外国映画ばかりになってしまうんだけどね。
 あ~ワースト1は外国映画が入ろうが「白夜」に決定だから。
 それと、よく主演男優賞とか監督賞とかあるみたいだけど、自分は映画は総合だと思っているので、その作品が面白ければ誰が出ていようが誰が演出しようがそれまでの実績とか関係なしなので、そこんとこよろしく!

第1位「チェンジリング」
第2位「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
第3位「母なる証明」
第4位「ボルト」
第5位「ダイアナの選択」
第6位「レスラー」
第7位「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」
第8位「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」
第9位「マイマイ新子と千年の魔法」
第10位「アバター」

参加してます。よろしくで~す
   

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