「理想の彼氏」
1982年に五月みどり(B88-W62-H90)がロマンポルノに出演して、熟女なる言葉を定着させてしまったのだが、当時のボンクラ男子高校生は「トゥナイト」の特集を見て(当時は乳首OKの良い時代だった)興奮していた。
当時彼女の年齢は42~43歳で、実は彼らの母親とあまり年齢が変わらない。
じゃあ、彼らは同級生の母ちゃんに興奮するのか?
いやする輩もいるかもしれないが、大抵はそんなことはない。
何故なら普通の40過ぎの女性はやっぱりおばちゃんだからだ。
だけど、さすが芸能人は商売なので、メイクや撮り方、日々の努力ですごく美人にきれいに見えてしまうわけだ。
この映画は、40歳シングルマザーが、24歳の青年恋に落ちてしまうという定番のネタで、女性の夢が目一杯全開している。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ程の美人だったら、お願いしたいという若い男子もいるだろうなあ。
ちなみに一時期、シネコンで彼女の出ているラックスのCMばかり見ていたので、本編が始まってもしばらくはCMかなと思ってたよ、テヘ。(←そんな奴いねえよ)
この手の年の差カップルの話は、恋愛が成り立つ過程よりも、最後どうなるかが気になってしまう。
特に血気(性欲)盛んな20代の男性が、40代の女性とつきあっていて、20年後も同じように愛せるかは、議論の分かれるところだが、この映画は結末が無理無理な感じで、ちょっと残念!
ヒロインがすぐにスポーツチャンネルに就職が決まったり、彼氏もヒロインの子供とすぐ仲良くなっているし、両親も強く反対するわけでもないし、意外に年の差以外障害が何もない恋愛なのだ。
まあ、基本的に女性のためのファンタジーだから、調子のいい設定でも仕方ないのかもしれない。
若い彼氏役はジャスティン・バーサ。
監督はバート・フレインドリッチ。
日本のタイトルが、どうも内容と合わないのだが、映画会社としてはあくまで明るいラブコメで売りたいんだろうなあ。
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