「あんにょん由美香」
今の中年親父が若い時にお世話になっていたAV女優の一人である林由美香(B82-W60-H87)は、アイドルのようなかわいさで、何故こんな娘が裸に?と一瞬思いながら、だからこそいいと思い直してビデオを借りていた人が多かったはず。
一方では、もう少し胸があればと残念がる巨乳原理主義者もいたのだが、それでも無視できない魅力が彼女にはあった。
この映画は、「童貞。をプロデュース」の監督である松江哲明が、2000年に林由美香が出演した「東京の人妻 純子」という謎の韓国製エロVシネマが作られた背景に興味を抱き、彼女の足跡を辿る旅に出るというドキュメンタリー。
これが意外に面白い!
実は彼女が韓国エロVシネマに出た理由なんて、おそらくたいした理由なんてないと思うのだが、まるでケネディ暗殺を追求するような盛り上がりがあり、飽きることなく最後まで見ることができた。
一方では野勝之、カンパニー松尾、いまおかしんじの証言を入れることにより、エロビデオの歴史を知ることができる。
しかし、 何よりも全編に林由美香への愛情が溢れているのが良い。
それこそ見ていてポカポカした気持ちになってくるのだ。
確かに彼女は歴史的な偉人ではないけれど、日本のエロビデオを語る上でははずせないし、おそらく当時の少年達にはどんな偉い人よりも、彼女の方が重要だろう。
その意味では惜しい人を亡くしたといえるだろう。
そんなわけで、彼女を偲ぶ意味でレンタルDVDに行ったんだけど1枚もないんよね~。
しかし、彼女より年上の菊地エリ(B94-W60-H86)のDVDがあって、まだ現役なのには驚きだ。
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