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2009年12月22日 (火)

「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」

Snowprince  この映画の何が泣けたかというと、観にいったら劇場は自分1人だけの貸し切り状態だったことだろう。
 いや公開1週目の平日のレイトとはいえ、これはまずいだろ。
 昭和初期の北国を舞台に、身分違いの少年少女の淡い恋の芽生えと二人が辿る悲しい運命を描いた日本版「フランダースの犬」、あるいは「小さな恋のメロディ」…ってこんな企画通ってしまうくらいだから、不景気といいながら日本はまだまだ余裕あると思うぞ。
 そもそも「フランダースの犬」って持ち上げすぎなんだよ。
 基本的にアニメ版が日本人のスタンダードになっているけど、実際の話はネロは15歳くらいだからねえ。
 あの時代から考えると働いていても不思議ではない年齢なのに、無職で犬を飼って将来は絵描きになるとか言っていたら、そりゃあアロアのお父さんも娘と会わせたくないよなあ。
 アニメ映画版もあったけど、あれはアロアが修道女になって昔を振り返るという設定がよくできていた。
 ところが、この映画は基本となる話を昇華したわけでもなく、ただ美味しいところを拾い上げて適当に構築しているような話なのだ。
 まず自分がずっこけたのは、結構大きい犬なのに「お前の名前はチビだ」という少年のネーミングセンス。
 その犬も空気みたいな存在で、何のためにいるかが全くわからない。
 主人公も物凄く貧乏で食うのも困っているのに、目茶苦茶血色はいいし髪の毛はきれいだし、まあこういうのはお約束とはいえもっと考えるべきだ。
 さらに爺さんが「人を憎んだり恨んだりしてはいかん。自分が哀しくなるだけだ」という割りには少年の親父を恨んでいる。
 また少年が不幸になる原因の半分以上は金持ちの少女に起因するところが大きい。
 一応、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司監督、「おくりびと」の小山薫堂脚本というのが売りだが、この2人もおそらく「仕事」としてやっているので責めるわけにもいかんしねえ。
 つうか、これはもう企画を通してしまったことがダメであり、一方ではこれを通してしまった人は凄いと思うぞ。
 主演はジャニーズJr.の森本慎太郎と「ちりとてちん」の桑島真里乃。
 香川照之が少女の父親役なのだが、なんか胡散臭く見えるのは髭だな(笑)
 ただ唯一の救いは浅野忠信と少年の交流するエピソードだけなんだけど、もっともこれも無理無理な設定なんだけどね。

参加してます。よろしくで~す
   

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