「ジュリー&ジュリア」
約50年前、フランス料理を一般の家庭に紹介し、アメリカの食卓に一大革命をもたらした伝説の料理研究家ジュリア・チャイルドと、彼女の料理本に登場する524のレシピを1年にわたって毎日作り続けブログに綴った現代のOLジュリー・パウエル。
料理で人生を変えた二人の女性の実話の映画化!
最初、時代が全く違う2人がどうやってリンクしていくのかと考えていた。
2人は同じ時期に生きていたこともあるので(当然ジュリアは高齢!)、会うこともできるのだが、そんな展開にはならず、あくまで女性が料理を通して変化していく様子を、ジュリーとジュリアの生活を交互に描き、シンクロさせていく。
ブログをやっている人にはジュリーの1年間で524のレシピを作る苦労に共感してしまうだろう。
自分も今年は基本的に毎日映画の話題だけで更新、作品の感想は新作のみと、勝手に決めて実行してきたのだけど、そうなるとほとんど毎日映画を観ることになり、へたすると休日は数本は当たり前、お盆や年末は公開本数が少なくなるので、へたすると自分の行動範囲では観る映画がなくなったりするような状態だ。
こういうのは誰に言われるでもなく、自分だけの決め事で、まさに自己満足でしかない。
だからこそ、ジュリーのやっていることもわかるし、旦那に「やめろ」とか「嘘をついてもわからない」とか言われて彼女が反発する気持ちも理解できてしまうのだ。
ただ、映画と違って、料理は材料代もバカにならないし、あれだけのものを食べていたら太りそうだが、そこらへんを言及していないので、ちょっとリアリティに欠けるかも。
主演は「ダウト ~ あるカトリック学校で~」に続いての共演となるメリル・ストリープとエイミー・アダムス。
ここ最近、メリル・ストリープはやたらと出演作が公開されている。
この映画では暑苦しい演技をしているが、まあ実際のジュリアもあんな感じなので仕方ないだろう。
エイミー・アダムスは相変わらずかわいいが、結構いい年なんだよね。
監督は「めぐり逢えたら」のノーラ・エフロン。
ブロガーの皆さん必見の映画かも!
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