「ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD」
毎年春休み公開の「ワンピース」だが、今年は実写版ドラゴンボールに気を使ったのか、制作進行の問題かはわからないが、公開時期がずれてしまった。
ひょっとして、公開はなくなったのかなと思ってしまった。
ほら、東映って「銀河鉄道999 エターナルファンタジー」の続編とか公開してないので、ありえるでしょ?
ところが、正月映画として公開!
初日は長蛇の列で、他の映画を観る人にも多大な迷惑をかけるくらいの大ヒット!
すいません、ちょっとなめてました。
でもシネコンって予約入れれるから並ぶ必要ないんじゃないの?…と思ったら、公開初日の土日が全部売り切れで、月曜日のチケットを買うための列だそうな。
彼らの目的は入場者に配られる0巻で、中には転売目的もいるみたいだが、心配せずとも増刷らしい。
ただ今は後日引き換えの劇場も多いらしいが…。
そんなわけで、「仮面ライダー」と一緒にその週の興行成績の1位2位を独占という、東映としては久しぶりの快挙となった。
つうことで、自分も公開3日がチケット完売で買うことができず、ちょっと遠くのシネコンでやっと観ることができた。
話は伝説の海賊・金獅子のシキにナミを奪われたルフィー達の戦いを描くもので、劇場版10作目ということで、原作者の尾田栄一郎自ら製作総指揮、そして初めて映画ストーリーも描き下ろしたという気合の入り方だ。
そのせいか、大変面白い。
基本は理不尽なことに耐え兼ねて爆発→大暴れというヤクザ映画のような感じだが、そこに至るまでの展開が面白く、それぞれのキャラの見せ場もきちんと盛り込まれている。
何気に感心したのが、冒頭に出てくるプールから上がったナミの髪で、ちゃんと濡れて乾きかけが描けていることで、ダメなアニメだとここらへんは手を抜いてしまうだろうなあ。
あと、この作品のナミは大変色っぽいよ、いやマジで。
ゲスト声優の竹中直人は演出が徹底しているのか、いつものようないきすぎた演技でなく、おさえた感じでぴったり!
オリンピック水泳金メダリスト北島康介も思った以上に悪くない。
ただ、皆藤愛子(B82-W57-H84)はイマイチだった。
彼女にはアニメよりも「めざましテレビ」のお天気キャスター復活希望!
肝心の0巻だが、観る前に読んでおけば、もっと映画を楽しめるのだが、そんな朝から並んで手に入れるような内容の物でもないぞ!
あと、意外にいらない人もいるのか、劇場内のゴミ箱に落ちていることもあるので、変にプライドとか気にしなければ拾うのもありだ。
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分かってないなあ。
零巻を持ってることに意味があるんですよ。
内容なんてみんなジャンプでとっくに読んでるんだから、二の次なんです。
投稿: toy-toy | 2009年12月22日 (火) 10時33分