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2009年11月17日 (火)

「笑う警官」

Waraukeikan  北海道を舞台に、女性警察官変死事件の犯人に仕立て上げられた仲間の無実を証明しようと奮闘する刑事たちが、調査していくうちに警察の暗部を知っていく…。
 原作は北海道警察の汚職事件をヒントに佐々木譲が書き下ろした小説らしいが自分は未読。
 BGMにジャズが流れ、かっこいいセリフが飛び交う。
 おしゃれなバーを中心に舞台劇のような展開。
 しかし、これらが見事に裏目に出てしまい、緊迫感はないし、ただでさえ数人の刑事で14時間以内に真実をつきとめるという無理な設定なのに、さらにリアリティをなくしている。
 これはもう演出力の不足としかいいようがないのだ。
 出演は大森南朋、松雪泰子(B80-W54-H84)、宮迫博之、大友康平、忍成修吾など芸達者が揃っているのに、完全に彼らの無駄遣い状態!
 そして、エンディングが今更ながらのホイットニー・ヒューストン。
 いや悪くないんだけど、ど~しても「ボディガード」のイメージがつきまとうんだよね。
 監督の角川春樹は「150万人動員しなかったら映画をやめる」と言っているらしいが、相変わらずの大風呂敷ぶりは健在で、こういう人は映画業界には1人くらい必要なので、これからも色々な意味で話題を提供してほしい。

参加してます。よろしくで~す
   

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コメント

春樹ちゃん、やってくれましたね(笑)!
私は原作未読なんですが、原作は面白そう(^^♪
春樹ちゃんは“様式美”にこだわるんでしょうね。
それがふた昔前のセンスで来るから、
タイプライターが“THE LAUGHING POLICEMAN”とか打つから、頭かかえちゃいましたよ(笑)。
出演者の名前くらい漢字で書けっちゅうの!
出演者の中で春樹ちゃんが一番怖かったですわ(笑)!

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