「サイドウェイズ」
親友の結婚式に出席するため、アメリカに到着した売れない脚本家。
独身最後の日々を謳歌したい親友と1週間のナパ旅行に出かけるが、そこにはかつて片思いをした女性がいた…。
第77回アカデミー賞脚色賞をもらった「サイドウェイ」をリメイクしたらしいが、オリジナルは未見。
そもそも、この映画に出てくる中年男2人って言うほど情けない男でもない。
売れない脚本家というだけで、テレビドラマには不本意ながらも採用はされているし、シナリオ学校の講師の仕事はあるし、その親友だって外食産業を経営する社長の娘と結婚が決まっている雇われ店長。
少なくとも成功している部類だと思うよ。
ただ、やり直しのできない年齢にあるので迷いがあって、どちらかというと、中年男2人の旅行は、第2の卒業旅行なのだ。
しかし、アメリカが舞台の意味があまりないし、頻繁に出てくるワインも何がどう違うかわからない。
必要以上に浮世のファンタジーなため、全体的に空回りの感じが強い。
出演は小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子(B83-W62-H85)、 鈴木京香(B88-W59-H89)。
小日向文世は悪くないけど、やっぱり脇で光る人なんだよなあ。
菊地凛子は今まで出た映画の中では一番かわいくみえた。
監督はよくわからないチェリン・グラック。
ここ最近不発映画の多いフジテレビ関係の映画で、「HACHI 約束の犬」と同じ雰囲気がする。
上映回数は減っているが、見逃しても来年の金曜日か土曜日のフジテレビの2時間枠で放送するので大丈夫だろう。
« 「天使の恋」 | トップページ | 「大洗にも星はふるなり」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント