「パイレーツ・ロック」
1960年代、まだイギリスに民放ラジオが存在せず、国営のBBCラジオがポピュラー音楽を1日45分に制限していた時代に、海上の船からロック音楽を流して人気を集めていた海賊ラジオ局があった…。
お固い政府と海賊放送局の攻防が面白い!
1960年代というとビートルズも出てきているのに、そのお膝下のイギリスの国営ラジオ放送でポピュラー音楽が1日45分に制限していたというのはパッと聞くと驚きだが、よくよく考えてみると日本のNHKも一昔は物凄く固い放送ばかりで、つまらない放送局の代名詞でもあったくらいだから、それ程驚く話ではないのかもしれない。
ラジオでは聞けなくてもレコードはあったわけだからね。
何となく映画の雰囲気はレジスタンスの放送っぽいけど、よく考えれば実はそんなこともないのだけど、雰囲気作りがうまいし、登場人物のキャラが立ちまくっているので、そう思ってしまう人も多いかもしれない。
まあ、面白かったし目一杯懐かしい音楽が聞けたからいいや。
監督はリチャード・カーティス。
出演はフィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、ケネス・ブラナー。
まあこの顔付きだと、どう見ても悪者だよね。
おっさんばっかだけど、ちゃんとした青春映画でもあるのだ。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「パイレーツ・ロック」:
» パイレーツ・ロック /RADIO ROCK REVOLUTION [我想一個人映画美的女人blog]
We Love Music{/m_0158/}
We Love Rock{/m_0136/}
好きな映画に挙げる人の多い「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が
幼少時の思い出からインスパイアされて作ったという待望の新作{/m_0158/}
実はそんなに「ラブ・アクチュアリー」はイイ{/m_0136/}とは思わなかったのだけど
(フツウでした〜{/m_0090/})
キャスティングに惹かれたのと、Rockムービー大好きなので初日鑑賞!
先に観てた人に面白いと言われて期待もしてたん... [続きを読む]
» パイレーツ・ロック Rock’n Ro〜〜〜ll♪♪♪ [労組書記長社労士のブログ]
【 65 -13- 1ヶ月フリーパスポート=13 】 この週末三連休は九州波乗りツアー!なんやけど、参加メンバーが仕事や体調不良やで、なんと半分の規模のトリップになっちゃいそうや(*´д`*)
風邪やらインフルやら痛風(?)やらいろいろ流行っている様やなあって実感(´・ω・`)
みなさん、ご自愛くださいね。
さて、今日も映画ネタ、ずーっと観たかったんやけど、基本的に上映がレイトショーやからなかなか観辛かったんだがようやく観ることができた、上映終了する前に間に合ってよかった。
1966年、北海... [続きを読む]
» mini review 10450「パイレーツ・ロック」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
1966年のイギリスを舞台に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快ストーリー。監督は『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス。『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、『ハンニバル・ライジング』のリス・エヴァンスらが海賊ラジオ局のクセ者DJにふんしている。ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスなど、劇中に流れる1960年代ロックの名曲の数々にも注目。[もっと詳しく]
1966年、この年のビルボードランキングを肴にするだけで、幾晩... [続きを読む]
» パイレーツ・ロック (The Boat That Rocked) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 リチャード・カーティス 主演 フィリップ・シーモア・ホフマン 2009年 イギリス/ドイツ映画 135分 ドラマ 採点★★★★ 睡魔と闘いながら鶴光のオールナイトニッポンを聴くのが、ちょっとした大人の仲間入りの儀式のようであった中学時代。まぁ、概ね睡魔に負けてしま..... [続きを読む]
コメント