「私の中のあなた」
白血病の姉を救うドナーにするため遺伝子操作で生まれてきた妹が、もう姉のドナーにはならないと両親を訴えた…。
普通は愛する人を助けるために身を投げ出すのに、どんなガキなんじゃ~?!と思って観ていたら意外な展開になっていく。
映画の難病物は余命わずかと言う割りにはやたらと元気な病人が出てくるし、大切な人が死ぬという安易な泣かせが好きではなかった。
ところが、この映画はドナーにさせられた妹が両親を訴えるというツカミで泣かせる雰囲気を作らず、裁判の行方と、ドナー協力がないと姉が死ぬという時間との競争、そして何が何でも姉を助けようとする母親の心の葛藤が同時進行で進んでいく。
そして最後、全ての話が一つになる時、大きな感動に泣けてくるのだった。
さらに、身近に同じ病気の人がいた自分としては、今まで観た映画の中では、かなり病状がリアルなのに驚いた。
特に唇がボロボロになっているのは、かなり細かいと思った。
この手の映画はきれいごとが多いのだが、病人を看護する家族にも触れているのが良い。
しかし、自分は姉と同じ病気の彼氏の恋愛が一番泣けた。
何しろこの二人は明るい未来がないわけで、キスした時に抗ガン剤の味がしたというのは、おかしくも悲しい。
普通の難病物は、片方が健康の場合が多いのだが、両方とも病人のというのは、あまりにも悲しい。
治療の合間に愛を育むという正に命懸けの恋であり、これに比べたら「余命1ヶ月の花嫁」なんか、胡散臭すぎる。
出演はキャメロン・ディアスに、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。
しかし、姉役のソフィア・ヴァジリーヴァの鬼気迫る演技には、さすがの天才子役も霞んでしまうというもの。
監督は「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス。
難病物でもきちんと作れば傑作ができることを認識!
この映画の後で病気ネタは辛いぞ>「僕の初恋をキミに捧ぐ」
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記事投稿日時 2009年9月30日12:02
※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始1週間後まで固定。
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しかし、昨夜、遅ればせながら観た。
よく出来た作品であった。
感動した。
難病物なの... [続きを読む]
» 【映画】私の中のあなた [新!やさぐれ日記]
▼動機
私好みの映画かもしれない
▼感想
この題材で家族愛はもったいない
▼満足度
★★★★☆☆☆ そこそこ
▼あらすじ
白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じてきた。そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こす。
▼コメント
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