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2009年10月12日 (月)

「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」

Villon  太宰治の同名短編らしいが自分は未読。
 登場人物全員がダメ人間だらけで、正に太宰版「自虐の詩」。
 小説の才能はあるものの、酒を飲み歩き、借金を重ね、愛人を作って、挙句の果てに人の金を盗み、自殺願望あり(その割には妙にしぶとい生命力)というだめんずの究極みたいな男に、健気に尽くす妻。
 まあ、この妻も過去に好きな男のために万引きするような困ったちゃんなのである。
 映画は、この二人を中心に夫の愛人、妻に憧れる男二人が絡み合って進んでいく。
 あまりにもダメ度の純度が高い男と女は見ていて不快になるはずなのに、それよりも先行きが気になって仕方がない。
 正直言うと、この映画は大変面白い!
 何が凄いかというと容姿を差し引けば普通恋愛の条件に当てはまるものは何もなく、自分が妻の立場だったら、まずあのようなダメダメ夫とは速攻離婚だ。
 ところが彼女は根っから性格がMなのか、ダメ男好きなのか全く懲りることもなく尽くしていく。
 男の方もやりたい放題なのに、妻のところにもどってくるのだ。
 しかし、全てをふるいにかけて残るものこそ愛だと考えると、この映画の構造の全てに納得がいく。
 正に究極の恋愛映画なのだ。
 主演は松たか子(B85-W59-H85)と浅野忠信。
 松たか子の起用は男好きのする顔という意味では正解!
 共演に伊武雅刀、室井滋、広末涼子(B80-W58-H86)、妻夫木聡、堤真一という演技派揃い。
 特に広末が本当に美味しいところを持っていっている。
 監督は「サイドカーに犬」の根岸吉太郎。
 この映画はフジテレビが関係しているにもかかわらず、久しぶりに映画っぽい雰囲気の映画を観ることができた。

参加してます。よろしくで~す
   

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