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2009年10月29日 (木)

「沈まぬ太陽」

Shizumanutaiyo  上映時間202分。
 ここまで来るともう映画は暇つぶしではなく、仕事になってしまう。
 それだけ長い上映時間でつまらなかったら映画を使った精神的テロでしかない。
 それに尿意も我慢できるかどうか。
  原作は「白い巨塔」や「華麗なる一族」の山崎豊子で、未だ映像化されていない最後の傑作の映画化だそうな。
 昭和30年代から昭和60年代かを舞台に、航空会社で働く男が、巨大組織の中で翻弄されながらも、強い信念と不屈の精神をもって克服していくという話だ。
 今まで映像化されていないのは、物語に出てくる歴史的な航空事故というのが、明らかに日本航空123便墜落事故であり、当然出てくる航空会社のモデルはJALなので、テレビ局としては大変都合が悪い。
 今でこそ沈まぬ太陽ならぬ沈みゆく会社であるJALだが、かつてはテレビ局の太いスポンサーであったからだ。
 しかし、それでも映画化できてしまったのは、「クライマーズ・ハイ」でもそうだが、モデルとなった会社の衰退ではなく、事件そのものが歴史的な過去になりつつあるからかもしれない。
 とにかく主人公はカラチ、テヘラン、ナイロビと地球規模で左遷されており、その規模としは「エロイカより愛をこめて」のNATOのアラスカ、KGBのシベリアを遥かに越えている。
 本当はここまでの扱いを受けるものでもないのだが、とにかく不屈の信念といえば聞こえがいいが、融通がきかない。
 自分だったら好条件さえ提示されたら速効で念書でも何でも書きます。
 もし、部下にこんな奴はいらない。
 学生時代だと、主人公の曲がらない信念に憧れたかもしれないが、今やすっかりやさぐれてしまったので、ちょっと主人公には懐疑的だし、むしろ家族のことを考えてやれと思ってしまうのだ。
 しかし、今の不景気な時代から考えると、あれだけ問題児でも仕事はあるし、賃金闘争とかできる時代ってやっぱり素晴らしいと実感!
 原作が昔のものなので、登場人物が今時ではないモーレツ社員で家族を顧みず辞令があればどこへでもいくというのが、もはやが多いのも、本当はちょっと前のことなのに時代劇の武士を思わせるものがある。
 本当に昭和は昔のことになってしまったんだなあ。 
 上映時間202分だが、まさに飛行機の映画だけにエコノミークラス症候群になりそうだが、途中で10分の休憩もあるせいか、意外にダレずに観ることができた。
 むしろ面白かったと思う。
 まあ飛行機のCGは微妙だったが、そこはメインでないということで軽く流そう。
 主演は渡辺謙。
 共演は三浦友和、松雪泰子(B80-W54-H84)、鈴木京香(B88-W59-H89)、石坂浩二、香川照之、戸田恵梨香(B75-W56-H78)、大杉漣、西村雅彦など、豪華な顔触れ。
 登場人物が若い時を演じる時はカツラをつけて髪の毛が増えていたのが妙にリアルで、特に男は白髪よりも髪の毛が薄くなるんだよね。
 髪の毛の濃い三浦友和に山口百恵(B82-W62-H88 ←1973年当時)との結婚前の面影を見た。
 あと松雪のスカートからちらりと見える太股が妙に色っぽいのでお見逃しなく!
 監督は「ホワイトアウト」(織田裕二のやつね)の若松節朗。
 意外に劇場は年配の人が多く込み合っていた。

参加してます。よろしくで~す
   

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