「女の子ものがたり」
かつてはパチンコや麻雀漫画家として知る人ぞ知る西原理恵子も、今や新聞に連載する漫画家になるとは、当事の誰が想像しただろうか?
特に今年は「いけちゃんとぼく」に続き連続映画公開!
といっても残念ながら映画化はバッチシ成功とはいえず、特に漫画が傑作だった「ぼくんち」の映画化は、完全に原作を改悪している状態だし、「いけちゃんとぼく」はいいところまでいっているが、もう少しだった。
三度目の正直ではないが、自分にとって西原漫画の映画3本目。
スランプ中の女流漫画家が、少女時代の2人の友だちとの思い出しつつ、活力を取り戻していく話。
残念ながら原作の、生々しい貧乏臭さや、あまりにも不幸な女の子達の話は、大変きれいに削ぎ落とされていた。
貧乏だというわりには意外に小奇麗で、少女達の生活も極めて普通なのだ。
正直、生活感がないんよね。
それに、作りが完全に男目線なところがあって、女の子の弱くてずるいところが描けていないと思う。
主演は、漫画家に深津絵里(B83-W57-H83)。
彼女の高校時代を大後寿々花(B72-W59-H82)、小学生時代を森迫永依(B57-W50-H59)が演じる。
その他、友達役に波瑠(B78-W57-H80)と高山侑子(B82-W58-H85)。
まあ個人的には波瑠が一番かわいかったのでちょっと満足!
監督は「子猫の涙」の森岡利行。
自分の映画にはヒッチコックばりに出ている西原だが、この映画にもさりげなく登場するので死ぬ気で探そう!(いやそんな大層なものでもないが…)
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□作品オフィシャルサイト 「女の子ものがたり」□監督・脚本 森岡利行 □原作 西原理恵子 □キャスト 深津絵里、大後寿々花、福士誠治、風吹ジュン、波瑠、高山侑子、森迫永依、板尾創路、奥貫薫■鑑賞日 8月30日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ご存知、西原理恵子の原作の映画化。 先日観た『いけちゃんとぼく』が記憶に新しいところだが。 その西原さん、高校時代は結構ご本人もムチャして生きてこられたようなので、この映画でその片鱗が見られることを期待した... [続きを読む]
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