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2009年9月30日 (水)

「キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~」

Cadillacrecord  1950~1960年代、マディ・ウォーターズやチャック・ベリーが所属していたチェス・レコードの始まりから終わりまでと、それに関わった人々の実話を元にした映画。
 チェスレコードといえば、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリーが所属しており、後の音楽に大きな影響を与えたレーヴェルである。
 当然、懐かしのナンバーがガンガン聞けるのは嬉しい限り。
 予告編でもお馴染みローリングストーンズがまだ新人だったりするのは微笑ましいが、一方ではロックが出てきてから実はまだ50年位しか経っていないことを実感した。
 そして、今だったら絶対にありえないことだが、レコーディングサブやスタジオの中でも平気でタバコを吸いまくっている。
 おそらく、これが一番時代を表現しているものかもしれない。
 監督はダーネル・マーティン。
 出演はエイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、モス・デフ、ビヨンセ・ノウルズ。
 予告編だとビヨンセが主演みたいだが、彼女が出てくるのは後半なので、それ目当てでいくと肩透かしなので注意!

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2009年9月29日 (火)

「劇場版ペンギンの問題 幸せの青い鳥でごペンなさい」

Pen   「コロコロコミック」で連載されている永井ゆうじの漫画がTVアニメ化していて、その劇場版。
  「コロコロ」といえば、自分の中ではドラえもんの再録が載っている分厚い雑誌のイメージがあるが、今はそうではないらしい。
  話は、南極生まれのペンギンなのに小学校に通う木下ベッカムが、世界を氷漬けにしようと企む氷の王・氷川ニコルソンの野望を打ち砕く…というもの。
  今までにもあった、異種族が一般家庭にやってくるというオバQ方式の話で、くだらないダジャレ連発!
  子供って昔からこんなのが好きだよなと思いつつも、意外に面白く、正直同時上映の「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ)」より遙かに面白かった。
  まあ上映時間24分だしね。
  一応、この手の映画用の話題として声優として、はんにゃと木下優樹菜(B88-W58-H86)が出ているが、ほとんどセリフというより効果音のような感じなので、声優は本職じゃないとダメだという人も、怒るようなものでもないので軽く流そう!

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2009年9月28日 (月)

「クララ・シューマン 愛の協奏曲」

Kurara  作曲家ロベルト・シューマンの妻クララの生涯を描いた伝記映画だが、彼女と天才作曲家ヨハネス・ブラームスの交流に重点が置かれている。
 クララはシューマンの妻であり、7人の子供の母でもあり、ピアニストでもある。
 そんな彼女の前に現れた若き天才作曲家ヨハネス・ブラームスが現われ、シューマン(旦那)にも認められ、クララの子供とも仲良くなりやがて、奇妙な同居生活が始まる…。
 ここまで聞くと昼ドラや少年漫画のラブコメみたいだが、一方では、時代的に女性の社会進出が難しいという時代背景があり、実は才能があるはずのクララは、女性であるために認められないところもある。
 クララとブラームスに昼ドラのような不倫関係があったかどうかは定かでないが、音楽界の大物の俗っぽい話の方が楽しいに決まっている。
 だから、この手のネタで創作物ができてしまうわけやね。
 自分はそれよりも、クララに7人の子供がいたことに驚いた。
 てんとうむしの歌かっちゅうの。
 主演のマルティナ・ゲデックは、中年女のムチムチした色気を出しており、若きブラームスじゃないけど、好きな人にはたまらないものがあるんだろうなあ。
 薬中毒のシューマン(旦那)のダメっぷりを支える健気な妻というシチュエーションがたまらないのかもしれない。
 監督はヘルマ・サンダース=ブラームス。
 ブラームス家の末裔だそうで、それがこの映画の売りの一つだ。
 身内のことを描くのは気まずいかもしれないが、身内だからOKなところもあるんだろうなあ。

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2009年9月27日 (日)

「白夜」

Byakuya  これは大変つまらない。
 映画を観ているのが罰ゲームに思えてきた。
 別れた恋人に会うために会社を辞め、リヨンへやって来た女とバックパッカーとして海外を放浪する青年が、赤い橋の上で偶然出会ったて恋に落ちるという話で、メインの出演者は男女二人で、たった1日(実質10時間)の話という条件だが、それこそ演出の腕の見せ所のはずが、全体を通して何がいいたいかがよくわからず、もっと言えば、男女の恋愛が成り立つ展開でもないので、始終居心地が悪い。
 登場人物の男女も見ていていやな人だしね(特に男)
 しかし、何よりもダメなのは全編揺れまくっている手持ちカメラの映像で、さらにはそれで望遠撮影までしているものだから、大きなスクリーンでは大変気持ち悪く、吐きそうになてしまった。
 もちろん意図的なのだが、それにしても観客の身体を不調にさせてまでのものなのかどうかは激しく疑問、いやそれ以前に映画を使ったテロに近いものがある。
 上映時間85分という短い時間なのに、できる限りスクリーンを細目で見ながら、早く終わることをひたすら願う映画なのである。
 出演は。EXILEのMAKIDAIこと眞木大輔と吉瀬美智子(B80-W59-H86).
 この二人は悪くないのだが、二人の演技だけで引っ張るのは無理がある。
 監督の小林政広の前の作品「愛の予感」を観た時、あと1回この監督の映画観て同じようなものだったら、これからは絶対に観ないと思ったのだが、さらにつまらないので、おそらくこの監督の映画はもう見ないと思う。
 この手の映画を面白いといえるのが、かっこいい映画ファンだろうが、自分はかっこよくなくてもいいので、気分よく映画が観たい。
 あと、エンドクレジットで、やたらとプロデューサーの肩書が多いのに驚いた。

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2009年9月26日 (土)

「さそり」

Sasori_2  篠原とおる先生の漫画は何故か何度も映画化されて、今や古典文学が映画化されるような扱いなのだ。
 確かに適度なエロと暴力、わかりやすい話展開など、青年漫画の王道だし、基本に忠実なので映像化しやすいのかもしれない。
 ただお色気満載なのに、萌え度がないのは正統派青年漫画だからか。
 「女囚701号 さそり」は梶芽衣子主演の一世風靡した人気映画だがその後もリメイクやVシネマで新作が作られている。
 そして、今回は水野美紀(B80-W58-H87)が主演でリメイク。
 水野をアクション女優として見ている自分としては期待しないわけにはいかない。
 ところが、水野美紀とさそりだけの情報で観にいって驚いた。
 香港のスタッフで製作されているのね。
 だから、水野美紀も吹替で原地の言葉になって、字幕スーパーがついている。
 話は、結婚を目前で婚約者の父親殺しの罪を着せられて刑務所に入ったナミが、お約束の女囚バトルに巻き込まれ、瀕死の状態で森に捨てられたところを武術の達人の老人に救われ、特訓を受けて最強の刺客となり、自分をはめた連中に復讐しにいく…というもの。
 全く意味がない時間軸の入れ替えで物語に集中できない。
 やっぱり、この手の復讐話は単純な話展開が正解で、ひたすら復讐に勤しんでいただきたいと思う。
 正直、話は申し訳程度でいいので、水野美紀のアクションを期待して観にいったのだが、これが思った以上に少なくしょぼい。
 まさに彼女の無駄遣い状態。
 せめて、「恋人はスナイパー」くらいやってくれないとなあ。
 もちろん、彼女に艶っぽいものは期待できない。
 しかし、お色気要員として、夏目ナナ(B90-W58-H85)がいるので安心だ。
 監督はジョー・マ…って誰?
 もし次に篠原先生の漫画の映画化をするなら、「パートタイム刑事」希望!

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2009年9月25日 (金)

「里山」

Satoyama  NHKの「映像詩 里山」シリーズの第3弾として2008年に放映された「里山 いのち萌ゆる森」を再構成した劇場公開版…らしいのだが、あえて劇場公開する意味ってあるのか?
 ハイビジョン放送で十分OKだと思う。
 ところが、劇場によっては具合の良くないプロジェクター上映で、これだったら家でHDの放送を見ている方がマシと思う人も多いはず!
 映画は自然は綺麗だなあと思いつつ、昔、田舎に進んでいて苦労した覚えがあるので、狸とか狐が家の近くまできたら実際はかなり怖いことを思い出した。
 やっぱ都会最高~!
 そんなことを考えている自分は、製作意図を全く理解してないかも。
 

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2009年9月24日 (木)

「男と女の不都合な真実」

Photo  地方テレビのプロデューサーのアビーは、理想の男性を追い求めすぎて男運に突き放されていた。
 隣人で医者コリンに恋した彼女は、不本意ながら下品で男性の本音を語りすぎる恋愛カウンセラーのマイクに恋愛指南を受けてなんとかコリンとつきあうことになるのだが…。
 韓国映画かと思わせるくらいのベタな展開!
 エスパーでなくても先が読めてしまう。
 だけど、大変面白いから困ってしまうのだ。
 「そんな彼なら捨てちゃえば?」が女の子の本音トークだとしたら、こちらは男の本音トークと言ってもいいかもしれない。
 とにかく全編お下劣な言葉満載なのだが、よくよく考えてみたらテレビが当たりさわりない言葉ばかりだとしたら、金払ってるからこそ見たり聞いたりできないものを楽しむのが映画だと思えば、これはこれでありだと思う。
 出演は 「幸せになるための27のドレス」のキャサリン・ハイグルと「300」のジェラルド・バトラー。
 キャサリン・ハイグルはすっかりコメディ色が強い女優になりつつあるのだが、逆に美人が面白かったり下品だったりするのが良いわけで、彼女はこの映画で製作総指揮を務めてもいるので、わかっているし、こんな役をやりたかったんだろうなあ。
 監督は「キューティ・ブロンド」や「ラスベガスをぶっつぶせ」など手堅い演出のロバート・ルケティック。
 上映時間も手頃だし、お下劣なところがあってデート向きではないかもしれないが、こういうお気軽な映画はたまには必要だと思う。

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2009年9月23日 (水)

「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」

Seiginoyukue  9.11テロ以降ますます複雑化・深刻化しているアメリカの不法移民問題を扱った秀作。。
 確か随分前に試写があった時は「クロッシング・オーバー」というタイトルだったと思うが、いつのまにかタイトルが変わっているし、意外に公開が遅いのにも驚いた。
 不法移民を扱った映画というと、ここ最近だと「扉をたたく人」というのがあったが、あの映画よりもさらに深くえぐりこんでいる。
 アメリカ生まれの幼い息子を残して強制退去させられるメキシコ人の若い母親、観光ビザで入国しグリーンカードを手に入れるため移民判定官の男に身を任せる女優志願のオーストラリア人女性、ユダヤ教徒ではないが「宗教関係者」と認められてグリーンカードを取得しようとしているミュージシャン希望の南アフリカ人、9.11についての発言が問題視されるバングラデシュ出身の高校生、リカーショップに強盗をしようとしている韓国出身の高校生…など複数のエピソードが、ICE(移民税関捜査局)捜査官の主人公を中心に複雑に絡み合いながら同時進行で進んでいく。
 不法移民といっても理由は様々で、我々がイメージしがちな出稼ぎ系ばかりではない。
 日本でもつい最近、フィリピン系少女の両親の強制退去が話題になったが、将来的にはもっと複雑になってくることを予想させる。
 一方では、世界の警察で世界最強のはずだったアメリカが9.11テロ以降は、かなり神経質になっていることも確かで、この映画でもバングラディシュの女子高生の発言が、ICEとFBIの強制捜査を受けることになり、悲しい結末になっていく。
 言論の自由のはずが言葉狩りになっており、更にはICEが秘密警察的になるかもしれない怖さがある。
 アメリカは誰もが成功するチャンスはあるが、そこに至るまでが果てしなく長いことを実感!
 監督は「ワイルド・バレット」のウェイン・クラマー。
 主演のハリソン・フォードは、この映画が初のメジャー以外の映画だそうな。
 インディ・ジョーンズなどヒーローのイメージが強い彼だが、この映画では抑えた演技をしている…ともてはやされそうだが、「刑事ジョン・ブック 目撃者」でも同じようなこと言われてるんだけどね。

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2009年9月22日 (火)

「ココ・アヴァン・シャネル」

Chanel  今年は創業100周年だからなのか、シャネルの映画が3本公開されるらしい。
 当然、それらは比較される運命にあるのは仕方ないだろう。
 この映画も、ちょっと前に公開されたシャーリー・マクレーンが主演の「ココ・シャネル」と比べてしまう。
 「ココ・シャネル」は晩年のシャネルが昔を回想する形式だったが、「ココ・アヴァン・シャネル」は前半生を描く。
 まあいわゆる・シャネル・ビギンスみたいな感じかもしれない。
 シャネルの誕生したフランスで製作され、シャネルが全面的にバックアップし、シャネルのイメージキャラクターのオドレイ・トトゥが主演なので期待したのだが、始終恋愛話で終わってしまう。
 いや恋愛がダメとかではなく、普通ならシャネルが将来世界的ファッションデザイナーになる片鱗が出てくるのを前面に出して、一方ではこういう恋愛話がありますよ…みたいな描き方だと思う。
 言うなればスター・ウォーズのエピソード1でアナキンがあっさり作りかけのC-3POを置き去りにしていることに、将来の暗黒卿の片鱗が見えているみたいな感じ…って違うか(苦笑)
 ところが、この映画を観ていると、愛人になって男性に出資してもらっているような感じになっている。
 これだと、お金持ちの旦那にスナックを出してもらっている女の人と変わらないし、それに共感したり尊敬したりすることは無理だろう。
 彼女の才能に出資してもらっているということをうまく見せていない。
 いやそれ以前に、さすがご当地映画のせいか、大変説明不足であり、おそらく誰もがシャネルの人生を知っていることを前提にしているが如しなのである。
 まるで日本人なら織田信長の生涯を知っているのが当たり前みたいな感じになっている。
 おそらくこれ一本を先に観ていたら結構辛いと思うのだが、幸いなことに「ココ・シャネル」でびっちり予習していたので補完することができた。
 それにオドレイ・トトゥが意外にも一本調子で、底辺からのしあがろうとする気負いが感じられない。
 まあこれは監督であるアンヌ・フォンテーヌの演出不足か。
 そういえば、「007/ユア・アイス・オンリー」のキャロル・ブーケもシャネルのモデルをしていたそうだが、シャネルあんな感じの黒髪で細身が好きなんだな。
 そんなわけで「ココ・シャネル」と「ココ・アヴァン・シャネル」はセットで観た方がいいのだが、お忙しい人は「ココ・シャネル」だけで十分かも。

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2009年9月21日 (月)

「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ)」

Dm  そういえば、これで劇場版は2作目だと思うけど、前作とつながっているかどうかは全くわからない。
 話は、カードバトルのデュエル・マスターズ大好きで、最強のデュエル・マスターを目指し修行している切札勝舞の切り札カードを悪のデュエリスト・神月ミカドが奪ってしまう。
 カードを使って神を復活させようとするミカドの野望を阻止するために、勝舞と仲間たちが立ち上がる…というもの。
 アニメは朝のテレビのザッピングで「おはスタ」でやってるのをチラっと見た程度。
 ゲームのルールもよくわかっていない。
 だから、劇中、何がどう凄いか全くわからず、どうしたら勝ちで負けなのかも知らないので、登場人物の様子で勝っているとか巻けているとか判断するしかない。
 要は最後はゲームが終わったら仲間という「Let'sダチ公」のタイマンはったらダチみたいな感じなのだろう。
 こんなこといって何だけど、所詮はカードゲームだしなあ。
 正直、勝舞君には、それ以外のことも頑張ってほしいと思うので、保護者の方も適切な指導が大切かと。
 まあ、一応はタカラトミーの宣伝アニメだしね。
 う~ん、自分が場違いな客だと再認識、ファンの人、ごめんなさい…いや、ここはごぺんなさいか(苦笑)
 失敗したなあと思いつつ、最後のNG特集がやたらと面白かったので大満足!
 意外に劇場の子供たちにも大ウケだった。

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2009年9月20日 (日)

「カムイ外伝」

Saamuigaiden  カムイ、地獄だな

 いや映画そのものも地獄で、カムイというより寒いんですけど…。

 白土三平先生の漫画の映画化。
 ここ最近の時代劇映画ラッシュの真打登場…になるのか?
 抜忍となったカムイは漁師の半兵衛を助けた縁で、彼の家に住むことになるのだが、彼の妻も実は抜忍で、カムイを追忍だと考え気を許さなかった…。
 壮大な原作を2時間以内にまとめるのは至難の技だと思っていたら、ナレーションと説明臭い登場人物のセリフでわかりやすくなっている。
 反面、それが裏目に出て安っぽくなっていることも確かで、言うほど忍者の非情の掟や、理不尽な差別などが伝わらない。
 そこらへんは申し訳程度で、アクション三昧でガンガン展開してくれればいいのだが、それも、ゆるいCGとワイヤーアクションで迫力がない。
 もっといえば、本来忍者の術や動きが嘘臭いものなので、もっともらしく見せなくてはならないのに説得力に乏しいのだ。
 確かに最後のアクションは迫力はあるのだが、もっと時代劇の動きは様式美を大切にしてほしい。
 さらにアクション以外のCGにも違和感があり、サメとか、海とか、海に浮かぶ船など、実は一番力を入れなくてはならないものがダメダメになっている。
 話も切羽詰まってないし、散漫なので困ってしまうのだ。
 半兵衛が殿様に捕らわれるのだが、もともと彼が殿様の馬の足を切る方が悪いので仕方ないかなあと思ってしまうので、ちょっと話に説得力に欠けるし、感情移入がしにくい。
 でも「ゴッドファーザー」以来久しぶりの馬の切り落としネタだなあ(苦笑)
 主演の松山ケンイチは全く悪くなく、むしろ彼の起用がなかったら、この映画はかなり辛いと思う。
 その他、小雪(B83-W58-H85)や大後寿々花(B72-W59-H82)、伊藤英明(最初、江口洋介かと思ったよ)、小林薫も好演だったと思う。
 ただ、土屋アンナ(B85-60-H89)は、ただでさえバタ臭く時代劇に向かない顔でミスキャストなのだが、それ以前に彼女の演じる役が全く不必要な登場人物なのだ。
 脚本の宮藤官九郎は、適材適所から考えると、この映画に一番向かないと思うのだが、 
さすがにプロだけあってそつなくこなしているが、彼ならではの斬新な話展開はない。
 監督が崔洋一なので、「血と骨」のような殺伐とした雰囲気はあったんだけどね。
 やっぱりエンディングの歌はちょっとでもアニメ版「忍びのテーマ」を使うべきじゃない?
 「スパイダーマン」は、ちょっとだけだけど、そこらへんの心憎いサーヴィスはあったぞ。
 差別ネタとグロのシーンが多いので、地上波での放送はないか、相当編集するだろうなあ。

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2009年9月19日 (土)

「TAJOMARU」

Tajomaru  芥川龍之介の「藪の中」の映画化。
 名家の次男に生まれたが、兄や親友、愛した女から裏切られた男が、稀代の盗賊・多襄丸となるまでを描いており、アメコミのヒーロー物を思わせる展開。
 「薮の中」といえば、黒澤明監督の「羅生門」の原作として有名だが、実は自分はヴェネチア映画祭グランプリをもらったのにもかかわらず、この映画があまり好きではなかった。
 ところが「TAJOMARU」を観て、「羅生門」の面白かったがよくわかった。
 「薮の中」の面白さは、登場人物が誰が真実を語っているか答えを出さず曖昧にしていろいろ考えさせるのが面白さはなのだが、この映画はその面白さはなく、どちらかといえば多襄丸のかっこいい生きざまを見せるものになっている。
 ところがそうなると、途端に引きが全くなくなってしまう。
 キャッチコピーの「絶対に女を捨てない」というのであれば、何が何でも捨てないし守らなくてはいけないのだが、残念なことに、この映画はそれの何が何でもの度合いが少ないので、緊迫感が少ない。
 まあそれ以前に「女を捨てない」ではなく女に捨てられちゃったんだけどね(苦笑)
 あと、別に重箱の隅をつつくわけでもないのだけど、先代の多襄丸が主人公の縄をはずして、逆に刺されてしまう…って縄をはずその行動がよくわからないし、それで名前の引き継ぎも変だし、死ぬまでが長い。
 盗賊とお姫様の一部始終を見ている人物とか、皆が血眼になって探しているものが、実は普通ならすぐに見つかるはずなのにそうでなかったり、刀を折ってしまう大刀の設定なのに、あるシーンでは互角に戦っていたり、家に拘らないと言う割りには人一倍拘る主人公とか…結構話の流れ的に致命的なものが目立ってしまうのが惜しい。
 出演は小栗旬、柴本幸(B78-W59-H82)。
 せめてチャンバラシーンが迫力あればなあと思っていたが、監督が「SF サムライ・フィクション」や「RED SHADOW  赤影」などダメダメ時代劇の中野裕之なので仕方ないと納得してしまった。

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2009年9月18日 (金)

「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」

Midnight  え~今更映画化?
 かつて大鶴義丹のVシネを知っている人にとってはそんな感じだろう。
 まあ、それ以前に漫画の方も随分長く連載していることに驚きだが、いつの時代の設定なんだろう?
 「ガラスの仮面」のように、時の流れの果てにある平行世界の話になっていくのか?
 解体所に転がっていたフェアレディS30Zはオーナーが次々に事故に遭うという曰く付きで、悪魔のZと言われている。
 しかし、Zに魅入られた朝倉アキオが復活させてしまう。
 Zをめぐりスピードにとりつかれた男たちの熱い高速レース対決が始まる!…
 メインは悪魔のZ対ポルシェ911ターボのブラックバードの戦いなのだが、演じている役者が中村優一と加藤和樹なので、仮面ライダーゼロノス対仮面ライダードレイクの夢の共演となってしまい、さらには仮面ライダーWでうざいキャラと言われている山本ひかる(B76-W58-H82)も出演という、ファンにとってはたまらないキャスティングになっている。
 これで映画が面白ければ何も言うことはない。
 しかし、最初に言っておく。
 この映画はか~な~り面白くない。
 残念なながら一番の売りであろう車が走っているシーンがあまり迫力がない。
 さらに悪いことに、予告編で「ワイルド・スピード MAX」があったものだからどうしても比べてしまう。
 もちろん、この映画は派手に車が爆発したりするようなものでもないのだが、それなりのスピード感は必要なわけで、ところがメーターでは180キロとか200キロ越えているのにいるのに、走っている絵がそう見えないのだ。
 話は申し訳程度でいいし、中村と加藤の演技、特に加藤のナレーションがダメダメでも、せめて大音響でかっこよく走ってもらわなくては困るのだ。
 ところが、自分の観た劇場は音響効果もショボくて、かなり厳しい。
 監督は室賀厚なので、このベタさ仕方ないか。
 ひょっとして大鶴義丹が、OBとかのチョイ役で出るかと思いきや、そんな心憎いファンサーヴィスはなかった。
 続編も可能な終わり方だったので次回に期待だが、その時は出演者もスタッフも一新して何事もなかったようにリセットされるんだろうなあ。

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2009年9月17日 (木)

「キラー・ヴァージンロード」

Killervirginroad  偶然が偶然を呼び“結婚したい女”と“死にたい女”が出会うことにより始まる逃避行!
 岸谷五朗の映画初監督作品は、予測不能なコメディー…のはずなのだが…観ていて予想できたのは、この映画が面白くないだろうということである。
 結論から言うと大変残念で惜しい。
 面白くなる要素はあるものの生かしきれていない。
 結婚式の前日にアパートの大家さんを誤って殺害してしまうヒロインの設定はつかみとしてはOK!
 しかし、このアイディアだけで話を引っ張っていくには、あまりにも情報量が少なく、凝った映像効果で見た目は派手なものの内容は極めて乏しい。
 この映画の辛いところは、演出が演劇であり、そのまま映画にしているところだろう。
 「20世紀少年」が漫画では大丈夫でもそのまま映画化すると違和感があるように、この映画も演劇だったら何となく許されているものでも、映像にした途端に違和感が出てくるものがある。
 何故なら演劇だと、舞台という限定された空間と少ない小道具でも、観客の想像で補完しているのだが、映画は見えるものが全てであり、さらには現実世界に近いものが見えている。
 そうなると、もっともらしい説得力が必要なのである。
 この映画は最初にミュージカルがあって、「こんな感じの世界だよ」と示しているのだが、だからといって観客がその世界に入り込めるような世界観でもない。
 同じような映画で「下妻物語」があるのだが、あの映画は情報量が異常な多さで、イメージ映像の使い方がうまく話の筋が通っている。
 ところが、この映画は最後は無理やり泣かせようとしているちょっといい話にしようとしているのだが、強引すぎるところもあり、さらにはそれでも許されるような勢いのある話展開でもないので、あざとく見えてしまうのだ。
 むしろ湿っぽい話はなしで、どんどん死体隠しに絞って最後まで進んだ方が遥かに良かったのではないかと思われる。
 おそらく好き嫌いが大きく分かれると思うが、自分はちょっと受け付けなかった。
 出演は上野樹里(B80-W58-H85)と木村佳乃(B81-W58-H83)。
 この二人の起用は成功で、特に木村の怪演は見事!
 上野は相変わらず、のだめ演技なのだが、そろそろ普通に話す演技をしてくれないかなあ。
 本当にかわいそうな子供みたいで萎えてしまうんだけど…。

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2009年9月16日 (水)

「サスペリア・テルザ 最後の魔女」

Photo  「サスペリア」というと「決して一人では見ないで下さい」のキャッチコピーで大ヒットの映画である。
 もっともこのキャッチコピーを広めたのは志村けんが「8時だよ全員集合」でネタしていた功績は大きい。
 ところが、当時のイタリア映画というか、映画業界が適当というか大雑把なところがあって、全く関係がない映画に「サスペリアPART2」とタイトルをつけたりしていた。
 ダリオ・アルジェントの魔女の話と考えるなら、「サスペリア」「インフェルノ」であり、この映画はそれらに続く、魔女三部作の最終章となるらしい。
 邪悪な魔女を現在に蘇らせてしまった白魔女の血を引く女性の戦いを描くスプラッタホラー。
 もっと怖い話かと思いきや、えらくユルい話展開で、昔のスプラッタを現在に復活させたのだが、演出が妙に牧歌的で今風でない。
 まあこれもダリオ・アルジェントの伝統芸みたいなものだと考えれば妙に納得できてしまったりする。
 主演はアーシア・アルジェント。共演にダリア・ニコロディ。
 監督の娘と母親だそうで、えらく家庭的な製作体制なのね(笑)

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2009年9月15日 (火)

「女の子ものがたり」

Onnanokomonogatari  かつてはパチンコや麻雀漫画家として知る人ぞ知る西原理恵子も、今や新聞に連載する漫画家になるとは、当事の誰が想像しただろうか?
 特に今年は「いけちゃんとぼく」に続き連続映画公開!
 といっても残念ながら映画化はバッチシ成功とはいえず、特に漫画が傑作だった「ぼくんち」の映画化は、完全に原作を改悪している状態だし、「いけちゃんとぼく」はいいところまでいっているが、もう少しだった。
 三度目の正直ではないが、自分にとって西原漫画の映画3本目。
 スランプ中の女流漫画家が、少女時代の2人の友だちとの思い出しつつ、活力を取り戻していく話。
 残念ながら原作の、生々しい貧乏臭さや、あまりにも不幸な女の子達の話は、大変きれいに削ぎ落とされていた。
 貧乏だというわりには意外に小奇麗で、少女達の生活も極めて普通なのだ。
 正直、生活感がないんよね。
 それに、作りが完全に男目線なところがあって、女の子の弱くてずるいところが描けていないと思う。
 主演は、漫画家に深津絵里(B83-W57-H83)。
 彼女の高校時代を大後寿々花(B72-W59-H82)、小学生時代を森迫永依(B57-W50-H59)が演じる。
 その他、友達役に波瑠(B78-W57-H80)と高山侑子(B82-W58-H85)。
 まあ個人的には波瑠が一番かわいかったのでちょっと満足!
 監督は「子猫の涙」の森岡利行。
 自分の映画にはヒッチコックばりに出ている西原だが、この映画にもさりげなく登場するので死ぬ気で探そう!(いやそんな大層なものでもないが…)

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2009年9月14日 (月)

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

Wolverine  実は数あるアメコミの実写化で、世間の人気が高いのにもかかわらず、自分の中ではイマイチ感が強い「X-MEN」。
 そんな「X-MEN」の中では人気キャラクターであるウルヴァリンの誕生秘話を描いたのが、この映画だ。
 期待していなかったせいか、思った以上に面白かった。
 やっぱり、アメコミのヒーロー物の誕生秘話は、いかにもっともらしく、あたかも歴史物のように壮大に描くのが重要で、あの妙な派手派手なコスチュームを着る理由付けに説得力があれば良いと思っている。
 そういう点では、この映画はウルヴァリンを中心に話を進めているため感情移入もしやすいし、要所要所で後に出てくるだろう他のミュータント存在をちらつかせるというファンサーヴィスも忘れていない。
 それでいて、アメリカが関わった戦争にウルヴァリンが参加していることにより壮大さを出し、悲しい恋と因縁の兄弟対決など盛り沢山なのである。
 主演は当然ヒュー・ジャックマン。
 鍛えぬかれた体で、全裸サーヴィスありだ。
 監督はギャヴィン・フッド…って誰?
 X-MENの醍醐味はチームでの戦いだろうが、それが自分的にイマイチだった。
 おそらく、孤独に戦うヒーローが好きだからで、その意味ではウルヴァリンに絞っているから面白く感じるんだろうなあ。

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2009年9月13日 (日)

「しんぼる」

Symbol_2  2007年北野武の「監督・ばんざい」と松本人志の「大日本人」が同日に公開され、お笑い映画対決と話題になったが、両作品ともどうしようもないつまらなさで、自分は当時、この2本をハシゴして観てしまい大変気分がブルーになってしまい、間違いなくその年のダメ映画のランク入りをしてしまった。
 その松ちゃんの長編監督第二作目が公開!
 もし、この映画がつまらなかったら、もう松ちゃんの映画は絶対に観ないことを心に決めて劇場にいく。
 メキシコのプロレスラーの家族と、四方を白い壁で囲まれた部屋に閉じ込められたパジャマ姿の男の話が交互に展開していく。
 パジャマの男のエピソードは「CUBE」を思わせるものがあった。
 結論から言うと、「大日本人」よりはまだましくらいかなあ。
 1~2箇所くすっと笑えるところがあっただけでも、「大日本人」よりも良いと思う。
 正直、このネタだと短編の方がよく、残念ながら松ちゃんには長編を手掛けるほどの演出力はまだない。
 この話を深読みすることはできるが、それはかまれすぎて騙されているだけで、非常にわかりやすい話であり、実は深読みするだけの情報量がないのだ。
 一方で、松ちゃんの世界を普通に笑わせるのには、やはり浜ちゃんのツッコミ存在が大きかったんだなあと実感した。

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2009年9月12日 (土)

「劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!」

Yattarman  真実はよくわからないが、実写のヤッターマンがヒットしたので、便乗して作ったものの、公開時期をすっかりはずしてしまった感がある。
 それなりに面白い新しいTVアニメは、日本テレビの扱いの悪い編成のせいで、2カ月放送がなかったり、果ては時間帯が変わって日曜の朝っぱらとか、視聴癖をつけなくてはいけないのに何を考えているかわからない。
 そうこうしているうちに9月で最終回なんだよなあ。
 おもちゃの国・トイトイ王国で地球の破壊をたくらむ大臣パ ・ズールの陰謀に巻き込まれたヤッターマンとドロンボー。
 最強のメカ・ヤッターゼロを前にヤッターメカも大集合。
 果たしてヤッターマンは地球を救えるのか?
 …という話で、これが意外に面白く、正に正統派マンガ映画だった。
 さすがにスタッフもツボを心得ており、お約束を守りながらも、劇場版ならではの豪華さを出している。
 特に今回の悪役であるパ ・ズールが「フレッシュプリキュア」のウエスターを思わせるものがあり、やっぱこういうキャラの立った悪役は必要不可欠だね。
 さらにヤッターキングの登場の仕方もかっこいい。
 そして一人で何人も演じ分けている山ちゃんの声優としての力量には驚いた。
 かなりの面白さなのに、あまり知られず終わっていきそうなのが残念!
 今のファンもかつてのファンもすぐに劇場に走れ!

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2009年9月11日 (金)

「サブウェイ123 激突」

Subway123  ニューヨークの地下鉄をハイジャックした凶悪犯と、その交渉相手に指名された地下鉄職員との息詰まる駆け引き!
 1974年の「サブウェイ・パニック」に続いて再映画化らしいが、随分前に「月曜ロードショー」観たきりなので、全く細部を覚えていない。
 だから新作気分で観た。
 え、犯人の動機ってそんなもの?、現金輸送の車、事故りすぎ!ヘリコプター使えよ…と思ったら本編でそのこと指摘されてるし(笑)、狙撃班がネズミが裾から入ってくるようなスラックス?、ビデオチャットの扱いってそんだけ?…等などツッコミ所満載である。
 しかし、監督がトニー・スコットなので、相変わらず無駄にスタイリッシュでかっこいい映像であり、この名人芸を楽しむためのものと考えれば許せてしまうのだ。
 主演はデンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタ。
 この二人の演技合戦も、この映画が許せる要因だったりする。
 それにトラヴォルタは悪役とか胡散臭い役がよく似あう。
 この映画を観ていると、当初、予定されていた「ダイ・ハード3」は、こんな感じだったのかなあと思ってしまった。
 実際の映画も嫌いじゃなかったけど、マクレーンの娘が誘拐されて、ニューヨークの地下鉄を舞台とした追跡劇という企画(ガセネタだったらすいません)を聞いた時、面白そうだと思ったんだけどなあ。
 あと、宣伝で使われている列車をハイジャックという言葉は、確かに本来は、何でもハイジャックなんだけど、日本人にはどうしてもハイジャック=飛行機のイメージがあるので考慮した方が良かったかも。

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2009年9月10日 (木)

「8月のシンフォニー -渋谷2002~2003」

8  ムービーアイが自己破産したので公開は難しいかなと思ったが、とりあえず公開できて良かった。
 実在するシンガーソングライター川嶋あいをモデルに、彼女が成功するまでと、彼女を支えた若者達を描いた青春アニメ。
 実は川嶋あいというシンガーソングライターをこの映画を観るまで知らなかったので、すっかりお亡くなりになられた伝記ものかなと思っていたら、生きていることに驚いた。
 病気の母親を残し歌手を目指して九州から上京したが、デヴューの目処は立たず、路上ライブで歌っていたら、若き起業家の社長と学生カンファレンスのメンバーがサポートしてくれて、歌手になってしまう。
 この話にどこに感動する要素があるんでしょうか?
 おそらく大勢いる歌手志望の中ではかなり恵まれている方じゃないの?
 確かに途中で母親が亡くなったり、意外な出生の秘密はかわいそうだと思うけど、歌手になる過程は物凄く恵まれているんじゃないかな。
 それに、目的があったら何やってもいいという雰囲気も疑問で、あれだけ警官に注意され、通行の迷惑になっても路上ライヴを続けることが良いとは思えない。
 人それぞれなのだが、自分は人に迷惑かける路上ライヴをするくらいなら、きちんとライヴハウスを借りてチケットを売って歌うべきだと思うぞ。
 金払っても聞きたいと思わせる歌じゃないと、将来歌手としてやってけないんじゃないの?
 路上ライヴ千回とか凄そうで、何か間違っている気がするのだが…。
 あと学生カンファレンスは彼女のサポートを落第してまでやることなのか?
 それ以前に、これって誰をターゲットにしている映画なんだろう?
 そんなわけで、自分にはこの映画については大部分で懐疑的で説得力がなかった。
 学習塾など教育事業を展開するワオ・コーポレーションが制作に関係しているので、成功するのはサポート(塾)がいるよ…といいたいのかなあ。(←深読みしすぎ?)

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2009年9月 9日 (水)

「カフェ・ソウル」

Cafeseoul  フード・ルポライターがソウルの伝統菓子店の味と店主の人柄に魅了されて取材をするのだが、実は店は地元ヤクザから立ち退きを迫られ、店主がケガをしてしまい、存続が危うくなっていた。
 帰ってきた店主の弟と店の立て直しをしようとするのだが…。
 自分も韓国に行った時に伝統菓子を食べたのだが、意外に美味しく、何故これが日本で流行らないか不思議でならなかった。
 特に飲み物なんか日本人にも受け入れられると思うのだけどなあ。
 そんな思いを馳せていたのだが、映画は韓国を舞台にした日本映画なのに、韓国映画のようにベタな展開だ。
 やっぱり家族の絆は大切だ~はいいのだけど、食べ物の映画なのでフードバトルになってしまうのはOK!
 だけど、食べ物があまり美味しそうに見えないので、最後のベタなオチにいくまでの説得力に乏しいのだ。
 自分としては、もっと伝統菓子の魅力が伝えてほしかったので、ちょっと残念。
 出演は、John-Hoonと斎藤工の日韓若手俳優共演…なのだが、実は斎藤工が演じるフードルポライターはあまり必要性がない。
 ただ、彼が出ないと普通に韓国映画になってしまうから、その意味では必要か?
 監督は「カフェ代官山」の武正晴。
 そうえいば、雰囲気が似ているなあ。

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2009年9月 8日 (火)

「BALLAD 名もなき恋のうた」

Ballad  かつてハズレなしと言われた劇場版クレヨンしんちゃんの中で、1、2位を争う傑作と言えば「モーレツオトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」だろう。
 この2本は最初は映画雑誌やアニメ雑誌でもガン無視状態だったが、ネットや口コミで評判になったことは今更言うまでもない。
 まあ、自分は「オトナ帝国」が1番なんだけどね。
 「戦国大合戦」の実写の映画化の話を聞いて驚いた。
 これはもう「カリ城」を実写化するようなもので、どう考えてもオリジナルの方が評価は高いし、熱狂的なファンは認めないだろう。
 ただ、悲しいかなオリジナルを観ている人が少ないので、その人達には面白いかもしれない。
 自分はオリジナルを原理主義ではないので、基本的の面白ければ何でもいいんだけどね。
 基本的に話は同じ。
 ただ決定的に違うのはアニメの方はしんちゃんの野原一家のキャラが既にできあがっていて説明する必要がないのだが、この映画の家族はよくわからないのに、既にできあがっている状態で進んでいく。
 そのため行動の動機づけが弱く、例えばタイムスリップもオリジナルもその原理を説明していないのだが、野原一家だからそんなもんだろうと思ってしまうのだ。
 さらにそのタイムスリップも、行方不明のしんちゃんを想う一念という理由だけで受け入れられる状況なのだが、さすがにキャラが確立していなくて実写では説得力がない。
 アニメのだから許されても、実写では不自然なこともあるのだ。(例:「20世紀少年」)
 まあ、それ以外は合戦のシーンもそれなりに迫力があるし、別物と考えればこんなものではないかな。
 出演は、例の裸事件でこの映画の公開が危ぶまれた草彅剛、新垣結衣(B82-W63-H88)、大沢たかお、武井証。
 草彅君は以外に渋い演技が良かった。
 武井証は「ぼくとママの黄色い自転車」ではバカガキにしか見えなかったのだが、この映画は至極まともで、あの映画は演出がダメだったことを実感した。
 監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴。
 この人、特撮の使い方は凄いが人の演出がちょっと弱いんだけど、今回はそれがもろ出てしまったなあ。

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2009年9月 7日 (月)

「南の島のフリムン」

Furimun  沖縄の養豚場で働く男が一目ボレしたポールバーの新人ダンサーをめぐって、米兵と決闘することになる…。
 もはや珍しくもなんともない異業種監督だが、この映画は「ドロップ」に続き、吉本興業×角川シネマが製作したもので、ガレッジセールのゴリの初監督作品。
 話はベタなのに、ちょっと狙いすぎの小ネタのせいで、さらにベタになっている。
 随分昔に放送された明石家さんまの「心はロンリー、ハートは…」みたいな感じだった。
 実はここ最近、韓国映画の次に沖縄映画が食傷気味で、青い海はいいとしても、沖縄の人って毎回、泡盛飲んで三味線で歌って踊ってるの?
 さらに平良とみは絶対に出さないといけないの?(彼女自身は問題はない)
 例えば大阪が舞台だと登場人物がタコ焼き食べているみたいなものだけど、実際はそんなのばっかりじゃないはず。
 もちろん、ご当地映画の場合は、それなりの「記号」がいるのはわかるのだけど、普通に生活している人もいるわけで、そとそろ「記号」ではない映画も観たいんだけどなあ。
 出演は監督も努めたゴリ、 諸見里大介、 ボビー・オロゴン、AKINA(B78W64-H80)。
 お~AKINAって「ジュエルペット」で、演技がうまくないのが話題の朝岡みなみ役じゃないか。
 この映画で実物はかわいいのはわかったけど、アニメの声優はやめた方がいいぞ。

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2009年9月 6日 (日)

「火天の城」

Katennoshiro  織田信長から安土城の築城を命じられた宮大工とその家族や職人の話。
 意外に何でもないことをもっともらしく見せるのは演出の腕を見せ所だろう。
 例えば伊丹十三は「マルサの女」でガサ入れの緊迫感を出していた。
 これの何が凄いかというと、基本は書類を運んでいるだけなのである。
 それでも妙な緊迫感がある。
 この映画も、山をまるまる城にするという壮大な話で、それこそ「プロジェクトX」の東京タワーみたいな、宮大工のプロフェッショナル魂みたいなものができるはずなのである。
 しかし、残念ながらどのエピソードも中途半端で、これだったら「築城せよ」の方が遥かに面白い。
 史実はどうなっているかわからないが、神木に使えるような大きな桧を敵国から手に入れるという難関が描かれているのだが、結局、それも人柄で何とかするみたいな感じでがっかり。
 さらに途中で物凄いジャンプ力の暗殺集団が出てきたりするのだが、ここだけ妙に浮いている。
 だって、それまでそんな演出トーンじゃなかったし…。
 さらには死んだと思われていた重要人物の、いきなりの登場とか話展開的におかしいぞ。
 色々エピソードを入れるのはいいのだが、散漫になってしまった感じが強く、もっと安土城ができるまでの話に絞り混んだ方が良かったんじゃないかなあ。
 出演は戦国時代でも肥えているいる西田敏行、織田信長役に椎名桔平、その他に福田沙紀(B79-W58-H80)など。
 自分の中で福田沙紀の出演映画=つまらないというイメージがあるのだが、この映画でさらにそう思ってしまった。
 監督は田中光敏。
 「化粧師 KEWAISHI」は面白かったんだけどなあ。

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2009年9月 5日 (土)

「ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版」

Saiko  季節の変わり目に放送される大家族スペシャル。
 大家族といえば思い出すのが「一発貫太くん」
 兄弟で野球をする設定なのだが、メンバーに犬がいて、当時は「母ちゃんは犬とまでやったのか」と思ってしまった。
 そもそも大家族は、生活レヴェルは高いとはいえず、子供は落ち着きがなく頭が良さそうに見えない。
 まあ子供を育てるのにどれくらい費用がかかるか考えたら、沢山作るわけもないのだが、それでも子供を毎年のように作る人ってどんな人なんだ?
 奥さんなんか結婚してから常に妊娠でほとんど生理ないんじゃないの?
 これはもうテレビ局の壮大な仕込みではないかと思ってしまう。
 もちろん微笑ましいと思っている人もいるかもしれないが、ほとんどの人は生暖かい目で観ているだろう。
 さて、この映画はカナダ人の女性映像作家が、長女の家出、長男のひきこもり、家庭内暴力など、様々な問題を抱えている日本の大家族に密着したドキュメンタリー。
 といっても、テレビの深夜番組としてカルト人気を博したフェイクドキュメンタリーの劇場版第2弾。
 あ~これもテレビ番組の映画化か…というのも最近は飽きてきたなあ。
 よ~く見れば、カメラの使い方とか音の集音の仕方とか普通考えたら無理なことが多いのですぐにフェイクドキュメンタリーとわかってしまうが、何も知らない人が観たら本当にドキュメンタリー映画だと思うだろう。、
 しかし、一方ではよく見てみると見えないものが見えてくるというか、もう一つの世界が見えてくる。
 その二重構造に気が付いた時、この映画の本当の面白さがわかることになっている。 
 その手の場合、途中でネタを割ってしまいそうなものだが、この映画はどこまでも徹底しているのが良い。
 そんなわけで、自分は結構面白かった。
 それに大元になった番組を観たことがなっかったしね。

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2009年9月 4日 (金)

「深海獣雷牙」

Photo  鯨の群れを追って東京湾から上陸し、浅草の町へ現れた謎の巨大生物を撃退するため台東防衛隊は巨大生物に攻撃を仕掛けるのだった…。
 林家しん平が「深海獣レイゴー」に引き続き監督した怪獣映画。
 結論から言うと大変つまらない。
 「レイゴー」の時はそれなりに工夫が感じられたが、この映画は林家しん平が身内を集めて楽しく特撮ごっこをしているにしか見えず、おそらく現場は大変楽しいだろうと思うが、完成した映画が面白いかどうかは別の話だ。
 「山形スクリーム」も現場が楽しそうだが、それよりも遥かに楽しそうだが、そんな身内のホームビデオを見せられても困ってしまうのだ。
 怪獣映画+アイドルヒロインというのが売りみたいだが、話の流れ的にあまり関係がなく、さらに出演している女の子があまりかわいくないという困った状態になっており、さらに特撮は(狙っているとはいえ)あまりにもショボく、それを許せる位の何かが何もないので、上映時間82分という極めて短い時間が、とてつもなく長く感じて苦痛でならなかった。
 一応、林家しん平は怪獣映画へ熱い情熱を燃やす落語家らしいが、自分には<怪獣映画の好きな自分が好きな人>にか思えず、これで怪獣映画好きと言われても困ってしまうのだ。
 あと、落語家なのに、どうしてこんなにお笑いのセンスがないの?
 笑わせようと思わせるところが見事すべりっぱなしなのだが…。
 出演は平成ガメラの螢雪次朗 、その他に折山みゆ(B83-W59-H89)、浦田麻緒(B80-W56-H80)、江野沢愛美(B80-W59-H83)、懐かしの桜庭あつこ(B89-W66-H90)、それにおそらく彼の落語仲間など。
 8ミリフィルムでもっと面白いもの作っている人もいたので、今更こんなもの見せられるのは残念だ。

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2009年9月 3日 (木)

「グッド・バッド・ウィアード」

Good  宝の地図をめぐって賞金ハンター、ギャングのボス、マヌケなコソ泥が満州を駆け巡る…。
 大変面白い!
 イタリア製の西部劇がマカロニウエスタンなら、これはキムチウエスタンか。
 おそらく日本映画では無理であろう大陸を舞台にした大活劇!
 韓国映画でお馴染みのベタな展開はなしで、ひたすらアクション三昧!!
 東洋人の西部劇は「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」を観て、絶対に無理だと思っていたら、ちゃんとできることを実感した。
 話は至って簡単で、アクションを始めるきっかけでしかなく、実は宝の地図そのものが目的になってきていて、さらには、それ3人の男の因縁の方が気になってしまう。
 宝そのものはマクガフィンでしかなく、「M:IーⅢ」のラビットフットなみにどうでもいいものなのだ。
 出演は賞金ハンターはチョン・ウソン、ギャングのボスにイ・ビョンホン、マヌケなコソ泥にソン・ガンホ。
 イ・ビョンホンとソン・ガンホはキャラが立ちまくっているけど、チョン・ウソンはかっこいいのに影が薄い。
 監督は「甘い人生」のキム・ジウン。
 ただ、エンドロールで無理してオレンジレンジの歌にしなくてもいいと思うのだが…。

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2009年9月 2日 (水)

「ノーボーイズ,ノークライ」

Noboys  韓国から日本へと荷物を運ぶヒョングと彼を出迎える男・亨は、ある日、襲撃を受けて荷物をなくしてしまう。
 何とか発見した荷物の中には韓国人少女がいて、多額の報酬と引き換えに彼女の失踪した父探しを手伝うことになる…。
 なんか、妙にキレが悪くダラダラした映画である。
 本当は早く終わりそうな話を無理無理うすくした感じで、「アジアの純真」をフルコーラス歌っているところでマジで帰ろうかなと思ってしまった。
 寓話っぽいけど、寓話と適当な話は違うしね。
 出演は妻夫木聡とハ・ジョンウ。
 案の定、妻夫木は泣いているシーンがあり、すっかり男泣き役者として定着してしまったが、ちょっと飽きてきたのでしばらく泣くの禁止な。
 脚本は「ジョゼと虎と魚たち」や「天然コケッコー」の渡辺あや。
 監督はキム・ヨンナム…って誰?
 この映画のダメな成分の80%は脚本で、残りは演出だと思う。
 唯一、良かったのは短い時間ながらも光っていた貫地谷しほり(B83-W58-H82)のメガネっこぶりか。

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2009年9月 1日 (火)

「悲しいボーイフレンド」

Kanashiibf  タイトルを聞いて、渡辺美里の歌だよなあと思っていたら、劇中にガンガン使われていた。
 う~ん、やっぱり渡辺美里のアルバム「eyes」と「Lovin'you」は神の出来であることを認識!
 中年となった主人公が、突然現われた謎の少女の登場で、学生時代の切ない初恋の思い出を振り返る…という話で、主演は「相棒」の寺脇康文。
 なんと彼の初単独主演映画だそうな。
 中学生の尼酸っぱく切ない思い出をリリカルに渡辺美里の名曲に乗せて描いていく。
 自分は、やさぐれた生活をしているのでピュアな青春物が好きなのだが、この映画は、俗に言う描きたいもののために逆算して脚本を作っている状態だ。
 だから、中年男の前に現れる少女と一緒に故郷に帰るという展開が相当無理無理だし、中学時代の感想もこっ恥ずかしいエピソードテンコ盛り!
 同じ無理無理でも岩井俊二の「Love Letter」くらいのハッタリがあればなあ。
 監督は「ブラブラバンバン」の草野陽花。
 あと8ミリもノスタルジーのアイテムの一つだけど、「虹の女神」があったので、あの映画の後だと不利だな。

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