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2009年8月28日 (金)

「ちゃんと伝える」

Chantsutaeru  父親が病に倒れ余命あと少しと知り、父親と向き合う決心をした息子だが、実は彼自身も癌で、さらに父親より短い余命宣告されてしまった…。
 果たして自分の想いをちゃんと伝えることはできるか?
 意外にも本人に余命いくばくもないとちゃんと伝えても信じないことが多いんだよなあ。(自分の身内の話なんだけど…)
 基本的に自分は難病映画が好きではない。
 この手のネタの映画にろくなものはない。
 何しろほとんどの映画が、死が近いのに普通の人より体力がある病人が出てきて、死なすことによって泣かせようとしているだけでしかないからだ。
 もちろん、それが悪いとは言わないが、少なくともうまく騙してほしい。
 この映画は確かにツッコミ所もベタなところもあるのだが、愛する人が死んだらどうしようという定番のテーマに、愛する人より先に死んだらどうしよう…という逆転の発送を入れているのが斬新なのだが、さらに自分は自覚がないのに死の宣告をされたらどうするかということにも言及している。
 自覚がないのに死の宣告というのは、人間ドックを受ければ、それに近いことがある。
 再検査とか言われるだけで気分がブルーなのに、「近いうちに死にます」とか言われたら、真剣お先真っ暗だ。
 この映画が観ていていたたまれないのは、自分にその可能性がないわけでもないからで、自分はちゃんと伝えるどころか腹くくれないと想うな。
 そう考えると毎年の人間ドックがいやになる。
 だけど、受けないわけにはいかんのよね~。
 主演はEXILEのAKIRA、
 共演に奥田瑛二、高橋惠子(B86-W58-H82←「高校生ブルース」出演時)、伊藤歩(B82-W60-H80)。
 監督は園子温。
 「愛のむきだし」が異常な長さなので、この映画が物凄く短く感じた。
 あと、もっと過激な話かなと思いきや、意外に普通の作りなので驚いた。

参加してます。よろしくで~す
   

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