「96時間」
最愛の娘が海外旅行先で拉致られた。
タイムリミットは96時間!!
元秘密工作員の親父が人の迷惑関係なしで最強の親父が動き出す!
フランス映画業界の中学生と言われるリュック・ベッソンが製作・脚本だが予想以上に面白い!
ベッソンの映画は緩いところがあってもたつくことが多いのだが、この映画は娘が拉致られるまではちょっと間延びするが、その後の展開が加速していく。
何しろタイムリミットがあるのでのんびりしていられない。
だから手掛かりを掴むためにガンガン進んでいかなくてはならない。
そのため戦いは瞬殺で進んでいくのでテンポが良いのだ。
娘を助け出す最強の親父といえば、「コマンドー」やスティーヴン・セガールの映画でもお馴染みのジャンルだが、シュワちゃんやセガールが見た目から強そうなのに、この映画はパッと見が、どこにでもいそうな普通の親父なのである。
演じているのが名優リーアム・ニーソン。
何故彼がこんな中学生の考えそうな映画に出ているのかがわからないが、逆に彼だからこそ見た目の普通さとのギャップがあって面白い。
しかし、彼もライトセーバーを持っていないと普通の人なのね(笑)
監督はピエール・モレル。
もちろん、ツッコミ所は満載なのだが、親父が絶対に娘を助けたいという映画の重要な要素である何が何でも度が高く、勢いがあって上映時間が短いのでOK!
タイトルが「24」を思わせて、確かに便乗している感もないわけでもないが、他にも「48時間」とかあるし、逆に96時間という、よく考えれば余裕たっぷりの時間をタイトルに使うの斬新だと思う。
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「96時間」★★★★
リーアム・ニーソン、マギー・グレイス主演
ピエール・モレル監督、93分、アメリカ、2009年
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