「子供の情景」
普通に生活していたらハリウッド映画と日本映画くらいしか観ないだろう。
ところが、当たり前のことだが映画は世界各国で作られている。
それぞれの国の映画は、独自の文化圏に基づいており、それを知るのも醍醐味だろう。
この映画は、タリバンに破壊されたアフガニスタンに住む6歳の少女の話が、学校に行こうと思って、卵を売ったお金で何とかノートを手に入れるが、学校へ着いたら男子校で、女子校を探していたら、タリバンごっこをする少年たちにノートを取り上げられたりしていじめられたりする。
子供の狭い世界に戦争などの世界情勢を描き出している。
異文化を見るのも映画の醍醐味だろう。
この映画を観ていると、西洋諸国とは考え方が根本的に違うので完全にわかりあえるのは無理だと実感した。
一方では、主人公の女の子は学校に行きたいけど社会的に行けないのかと思いきや、実は男女に分かれているものの学校はきちゃんとあるわけで、単に家庭の事情ではないかと思ってしまう。
もっともここらへんは違う文化圏からはわからない何かがあるのかもしれない。
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