「人生に乾杯!」
自動車修理会社を経営する成金の働き者の男が、元華族の令嬢恭子とお見合いをするのだが、彼女の一族は破産寸前だった…。
木下恵介が原節子と組んだコメディで、今観ると、当時のリアルな様子がわかり、歴史的 価値の方が高くなってきている。
一方では原節子の美しさが一番輝いている時でもある…ってそれは「お嬢さん乾杯」だっっちゅうの!
前フリ長っ!
自分が観たのは「人生に乾杯!」というハンガリー映画。
あ~韓国の怪獣映画のヤンガリーネタは禁止な。
社会主義国だった1950年代のハンガリーで運命的に出会い結ばれたエミルとヘデも今や80歳と71歳の老人になっていた。
年金だけでは暮らしていけず、二人の出会いのきっかけだったダイヤのイヤリングまで借金のカタに取られてしまう。
怒りが爆発したエミルは紳士的な手段による強盗を繰り返すようになり、ヘディも彼と行動を共にすることになる。
一方、二人の行動は民衆を巻き込んで予想もしない展開にねっていく…。
正にハンガリー版「俺達に明日はない」状態!
いや、老人だけに色々な意味で明日はないかもしれない。
「グラン・トリノ」といい、元気な年寄り映画は観ていて気持ちが良い。
同じハンガリー映画でも「反恋愛主義」と全然違うのは、やっぱり時代だろう。
エミルとへディの出会った頃が社会主義の時代で、現在はその時と状況が変わってしまっていること(エミルの大事にしているチャイカは社会主義の象徴みたいなもの)、本編でエミルが「海を見たい」と言っているが、実はハンガリーに海がないなど、説明はないが、その国では当たり前のことが、逆にアメリカ映画を見慣れた自分には新鮮だった。
重たい話かと思いきや、意外にコメディタッチなところもあって、面白くラストも意外などんでん返しがあって痛快!
意外な佳作。
二人を追う警察の動きにはツッコミ所もあるのだが、ハンガリーという国をよく知らないので、そんなものだと言われれば納得してしまいそうだ。





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