「いとしい人」
39歳の小学校教師エイプリルは養子で育ったために実の子供を生みたいと思っていたが、結婚した年下の同僚教師とは別れることになり、養母も亡くなってしまう。
そこへ、いきなり実の母親と名乗る女性が現れる。
そんな中、生徒の父親を好きになり、いい感じになったのだが、別れた旦那の子供を妊娠していたことが発覚する…。
「恋愛小説家」でアカデミー賞主演女優賞もらったヘレン・ハントが、製作・脚本・主演だけでなく、第1回監督作品もこなしている女性映画。
ヒロインのどん詰まり状態はわかるのだが展開がもたもたしていて、途中で少しダレてしまった。
へレン・ハントのコメディエンヌぶりは良いのだが、それ以上に、ヒロインの実母と名乗る女性の方が面白い。
ぬけぬけと実父がスティーブ・マックイーンと言うのが笑えた。
演じているドリー・パートンなので役者が一枚上手か。
自分の中では「9時から5時まで」のイメージが強く、お年を召したとはいえ巨乳が健在で良かった。
日本に比べてアメリカは養子をもらうことが、意外に珍しくないようで、この映画でもその話が頻繁に出てくる。
ここらへんが日本と考え方の違うところか。
養子といえば、劇場版の「セックス・アンド・ザ・シティ」のリリーとローズの話は泣けたなあ。
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