「ディア・ドクター」
山あいの小さな村で、人々から慕われていた医師の失踪!
その原因は?
やがて意外な事実が判明する…。
鹿のお医者さんの話ではない(念のため)
文句なしの傑作!
映画の冒頭からいきなり医師の失踪というミステリアスな展開なので、その後の人々の証言や過去の話のどれも気を抜いて観ることはできないという展開がうまく、それでいて何げない仕草や言葉でキャラが立っている登場人物の設定!
さらには失踪した医師の正体と、それがわかったところでの人々の心の複雑な思い…など、これらの要素がうまく重なり合い絶妙なバランスで成り立っている。
監督の西川美和は「ゆれる」が傑作だったので、これ以上のものは出てこないと思ったが、さらにパワーアップしている。
作品もそうだが、新作ができると宣伝のために彼女がメディアに出てくるのだが、新作ができる度にあか抜けているのを見逃してはならない。
かつては業界のお願いしたい女性監督の1位は河瀬直美だったが、今はやっぱり西川美和でしょ。
笑福亭鶴瓶が映画初主演なのだが、彼の演技力というより、彼を使い切ってしまった西川監督の演出の実力だろう。
とにかく鶴瓶は怖いくらいぴったりの役である。
共演は瑛太、余貴美子、八千草薫。
自分は子供の頃、この映画の村と同じような何もないところに住んでいたので、医者がいない怖さを思い出した。
だから、この映画の複雑な心境は理解ができてしまう。
もっともそれは病気になった時で、普段困るのは映画を観に行くのにも旅行に行くくらいの距離だったことなのだが…(苦笑)





TB有難うございました。
前作「ゆれる」を観てから西川美和監督の
大ファンとなり初日に鑑賞してきました。
今回も、心をゆさぶられる人間のグレーゾーンの
領域に踏み込んだ作品で見ごたえがありました。
同世代のこの監督の才能にまた驚きました。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
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投稿: シムウナ | 2009年7月14日 (火) 04時54分