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2009年7月31日 (金)

「真夏の夜の夢」

Natsu  「真夏の夜の夢」と聞いて思い出すのは、「巨人の星」で、大リーグボール1号が出てきた時に実況のアナウンサーが使った言葉だったり、「ガラスの仮面」で北島マヤの芝居だ。
 一応、シェイクスピアの戯曲だとは知っているものの、粗筋程度で実際に読んだことはない。
 この映画は「ナビィの恋」の中江裕司が監督が「真夏の夜の夢」を題材にした恋愛ファンタジー。
 恋に疲れて故郷の世嘉冨島に戻ってきたヒロインと、人々の記憶から忘れ去られようとしている島の精霊の交流を描いている。
 実はここ最近、沖縄系の映画には食傷気味で、全部がそうだとはいわないけれど、大抵、沖縄を中心とした島々=癒し系のいいところで、泡盛飲んで三味線(?)の音に合わせて踊って、語尾に「さ~」とつけて話して、平良とみが出ている…というのばっかりな感じがする。
 韓国映画がベタなのと同じで、そういうものだと言われればそうなんだけど、もう少し何とかならないかなあと思う。
 この映画も、ゆるい話展開で、これ本当に面白いと思って作ってるの?>関係者の人
 いや、もちろんシェイクスピアを元ネタにしているとはいえ、もっと捻らないとダメなんじゃないの?
 頭にタコがず~っとくっついているって笑えるか?
 最後も弁解がましいのが情けない。
 もうそろそろ沖縄系映画も見直しの時かもね。

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2009年7月30日 (木)

「クヌート」

Knut  ドイツのベルリン動物園に生まれたホッキョクグマの赤ちゃんクヌートは、母グマが育児放棄してしまったため、人に育てられる。
 クヌートの飼育記録と思いきや、北極に暮らすホッキョクグマの親子や、ベラルーシの森林で母親なしで暮らすことになった二頭のヒグマの子供たちの話も同時進行で進んでいく。
 昔から動物映画はキラーコンテンツと言われているが、この映画は夏休みなのに真剣観客数少ない!
 「南極物語」なんか立ち見だったけどなあ。
 やはり動物物も劇映画が人気であって、ドキュメンタリーは人気がないのかも!
 この映画はどちらかといえば「パンダフルライフ」と同じカテゴリーに入るもので、「パンダフルライフ」は管野美穂(B81-W57-H82)がナレーションだったが、この映画は藤井フミヤが担当している。
 まあ確かに白熊のあかちゃんはかわいいのだが、テレビでも観ることのできそうな映像を映画館で金払って観る意味あるのか?(もちろん、不本意ながらここ最近は、テレビ番組の映画に金を払ってばっかだが…)
 少なくともアニマルプラネットで放送してそうな内容だしね。
 それに3つの動物の話があまりうまくリンクしているとは思えない。
  テーマも無理無理取って付けたような感じだしね。

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2009年7月29日 (水)

「セントアンナの奇跡」

Kiseki  1983年、ニューヨークの郵便局員が客をいきなり射殺!
 彼の部屋から歴史的に貴重なイタリアの彫像が発見される。
 事件の謎を解くカギは、彼が兵士として派遣された1944年のイタリアの戦場にあった…。
 スパイク・リーが史実を元に作った戦争ドラマ。
 最初、出てくる黒人がそっくりなのでわかりにくい(え、自分だけですか?)。
 同盟国であるはずのイタリアとドイツが戦っている状況とか、世界大戦中の黒人の扱いとか、その他もろもろ、ある程度状況がわからないと何が何だかわからず置いてきぼり状態になってしまう可能性がある。
 良い話だとは思うのだけど、上映時間が長すぎる。
 もっとうまくまとめれば2時間20分以内でまとまったのではないかと思ってしまう。
 出演はデレク・ルーク、マイケル・イーリー、ラズ・アロンソ…と物の見事に知らない人ばっかだった。
 一部ご都合主義なところもあるが、タイトルに奇跡ってあるくらだしね…。
 音楽がジョン・バリー時代の007っぽくて少し懐かしかった…あ、もちろん世界中で自分だけが言っているのは重々承知しています。

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2009年7月28日 (火)

「ひとりかくれんぼ 劇場版」

Hitorikakurenbo  巷で流行している降霊術“ひとりかくれんぼ”
 ある日、一人の女子生徒が失踪!
 彼女の担任は、女子生徒の部屋で“ひとりかくれんぼ”のやり方を記した紙を発見!
 女子生徒の失踪との関連を探っていくうちに、同僚も犠牲になってしまい、やがて、彼女も想像を絶する恐怖に直面していく…。
 子供の頃、こっくりさんやらエンジェルさんなどの降霊術(?)が流行したことがあったのだが、どうもこれは小中学生に延々と続く流行らしい。
 この映画の“ひとりかくれんぼ”というのは、こっくりさんの変形で、ネットを使ってもできるというのが今時か。
 ところが、ひとりかくれんぼのルールをネットの掲示板で説明しているため、わかりにくくテンポが悪い。
 いやもっというと、ホラー映画の神髄は命がかかっているため、切羽詰まっているのだが、この映画は意外にユルく話が展開していく。
 切羽詰まってないので、緊迫感も怖さもないのだ。
 まあ、自分は怖いのが苦手なのでいいのだが…ってそんなのでどうして観にきているんだよ!と言われそうだが、主演が川村ゆきえ(B87-W59-H87)なので、観にいきました、すいません。
 しかし、「ヤンジャン」や「ヤンマガ」のグラビアでは天下無敵の彼女も、服を着て出てくると極めて普通の美人なんだなあ。

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2009年7月27日 (月)

「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」

Photo  日本の子供なら誰でも見ているアニメといえば、ドラえもんとアンパンマンなのだが、自分はアンパンマンって何となく設定は知っているものの通して見たことないんだよねえ。
 そんな自分が初めて観るアンパンマン映画がこれだ!
 コナンやらポケモンなどの劇場版は全部観ているのだけど、アンパンマンは何故か観てなかったのが不思議だ。
 誰も知らないようなアニメ映画も観ているんだけど基本をはずしているんだよなあ~。
 流れ星を降らすことが大好きでおてんばなキララと、心やさしく星を見守るキラリは、双子の星の妖精だが、喧嘩したはずみで地上に落下してしまい、キララはアンパンマンに助けられる。
 その頃、ドクターヒヤリのロボットのだだんだんを操る黒い星の子ギラリが現れる。
 一方、キララとキラリがいなくなった星空では、世界のすべてを滅ぼす力を持つデビルスターが強大化し、周りの星を攻撃し始めた…。
 思った以上に面白かったが、子供向きのアニメで上映時間の割りには盛り沢山の内容には驚き!
 基本設定とはいえ、アンパンマンが自分の顔を食べさせるのには猟奇的なものがあった(笑)
 あと、意外に豪華な声優陣だったり、有名な歌もじっくり聞くと意外にいい歌詞なのには驚き!
 おそらく多くの人には今更ながらの話で申し訳ない。
 ちなみに何故、子供に交じってこの映画を観たかというと、夏休みや年末年始でお馴染み、封切り停滞時期で、観るものがなかったという不謹慎な理由からでした。(ついついもう一回「エヴァ」も観たし…)

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2009年7月26日 (日)

「湖のほとりで」

Mizuumi  北イタリアの小さな村の湖のほとりで、美しい少女の死体が見つかる。
 殺人事件として捜査をしていくうちに村人一人ひとりが、何らかの問題を抱え、愛する家族にさえ打ち明けられない痛みに苦しんでいることが発覚してくる…。
 映画の始めにかわいい女の子が行方不明になるのだが、軽い前ふりでしかなく、メインは湖のほとりで裸で死んでいる少女の話がメインだ。
 話が進むと色々なことがわかってきて、それも美少女全裸事件とは別にへヴィーな話が出てくる。
 それどころか、事件の捜査をしている警部さえも家庭に問題を抱えている。
 実は、すっかり推理物のモードで観ていたので、この展開は意外で戸惑ってしまったが、それぞれの事情が微妙に関係して事実が明らかになっていくのは面白い。
 監督は、この映画が長編デヴュー作のアンドレア・モライヨーリ。
 イタリアのアカデミー賞といわれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で史上最多10部門を独占したらしいのだが、この賞そのものの存在を知らないので、どれくらい凄いかはわからない。
 ただ「ニューシネマパラダイス」と「ライフ・イズ・ビューティフル」に続く…みたいな宣伝の仕方には甚だ疑問だ!

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2009年7月25日 (土)

「扉をたたく人」

Photo  経済学教授ウォルターは妻を亡くして心を閉ざしていた。
 ある日、ニューヨークの別宅を訪れると、そこには見知らぬ男女がいた。
 事情を知ったウォルターは2人の滞在を許し、シャンベ(アフリカのドラム)を通して心を通わすが、不法滞在を理由に男の方が拘束されてしまうのだった…。
 9.11以降アメリカの移民政策が非常に厳格な措置を講ずるようになったことが前提となっている話らしいのだが、自分はあまりよくわかっていない。
 っつうか、不法滞在者がいることそのものがダメだと思ってしまうのだけど、アメリカは若干違うようで、これは移民の国であるアメリカと島国の日本人との違いか。
 そう考えるとこの映画が成り立たないのだが、実はそこらへんのアメリカ人ならわかる社会ネタよりも、主人公の再生の話がメインで、妻が死んで心を閉ざしている状況を移民政策と巧妙にシンクロさせているのだ。
 だから、おそらくご当地の人には相当来るものがあると思う。
 普遍的なテーマと時事ネタの盛り込み方がうまいなあと感心!
 監督はトム・マッカーシー。
 主人公を演じるうのは、リチャード・ジェンキンスで、この映画でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされた(当然逃したわけだが…)。
 この映画を観て、あの太鼓がシャンベという名前だと初めて知る。
 あれをたたくとキングボンバに変身できるんだな…って、「てれびくん」創刊あたりの永井豪先生の漫画を知らないとわかり辛いネタですいません。

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2009年7月24日 (金)

「パッテンライ!! ~南の島の水ものがたり~」

Pattennrai 日本が世界に誇れる唯一の文化といえば、アニメしかないのだが、その全てが萌え系ではない。
 「萌え」と関係ないアニメだって地道に存在するのだ。
 この映画も、キャラクターデザインは「萌え」からは遥かに遠く、それでいて少し古めかしい。
 話も日本統治時代の台湾で土木技師の八田與一を描いたもの。
  雨量が少なく不毛の大地と呼ばれていた台湾南西部に位置する嘉南平原に広大な灌漑施設を造った人で、台湾では相当な英雄らしいが自分はこの映画で初めてその存在を知った次第。
 色々な国に色々な偉人がいるわけで、ライト兄弟や野口英世ばっかりではないのだ。
 ちなみに「パッテンライ」というのは、台湾語で「八田がやってきた」の意味らしい。
 そう、これはよく学校で有無を言わずに見せられる教育映画もしくは文化映画に近いものなのだ。
 おそらく、これだけで萎えてしまう人もいるだろうが、食わず嫌いはやめた方が良い!
 何故なら思っている以上に面白いからだ。
 確かに説教臭いところはないわけでもないのだが、それ以上に水がないとことに水を持ってくる構想にロマンがある。
 子供の観客のために感情移入しやすいように日本人と台湾人の幼少から大人までの友情を盛り込んでいるのだが、本当はアクセント程度なのに、これが意外に心暖まる話なのだ。
 意外に必見なアニメ映画!(いや無理にとは言わないが…)
 製作に虫プロの名前があったのが懐かしかった。
 まだあったんだなあ(失礼)

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2009年7月23日 (木)

「SR サイタマノラッパー」

Sr  「ここサイタマから世界に向けてソウル・トゥ・ソウル。メッセージ送ってんだよ」
 「宇宙人かよ、お前」
 予告編のこの会話が面白くて観にいった。
 やっぱ、予告編は大切だよね。
 レコード屋もライブハウスもないサイタマ県のフクヤ市で、ラッパーとしての成功を夢見るヒップホップグループSHO-GUNGのメンバーの一人IKKUはニートだが、いつか世界的なラッパーになりたいと夢見ている。
 思っている。そんなある日、東京でAV女優をやっている高校時代の同級生が地元に帰ってきた…。
 もっとお笑いの映画かなと思いきや、意外にも正統派の青春映画だった。
 確かに町中でストリートミュージシャンとか見かけるけど、ヒップホップで成功するのはさらにハードルが高いだろうなあ。
 なりたい自分との大きなギャップを感じている主人公と、おそらくなりたくない自分になってしまったAV女優の何ともいえないやるせなさと、若者にありがちなどこかで踏ん切りをつけなくてはならない状況というのが痛いほど伝わってくる。
 年とれば、いかに普通に生きるかが難しいかわかるし、自分に才能がないこともわかる。
 特に音楽は一見華やかなのは一部でその末端には知らない「プロ」もいる。
 だけどスポーツの選手と違い、目に見える基準がないからわからないんだよね。
 昔、自分の学生時代の同級生がフリーターをしながらバンドをやっていたんだけど、結局、月~金の昼間働いて、練習は夜とか土日で、これだったら時間的に正社員で就職しているのと変わらないし、むしろそっちの方が遥かに良いことに気づいてしまった。
 今は音楽をやめて何事もなかったように地元に就職している結婚して2人の子持ちだ。
 「やっぱ、学校出る時になりたい自分になっている、またはそれに近い場所にいないとダメだなあ」
 時々、思い出したようにいう彼の言葉が正しいかどうかはわからないが、若い時は何もわかんないんだよねえ。
 この映画はシニカルな笑いの中にもシビアな現実が見え隠れしている。
 最後の壮絶なヒッポホップ(?)合戦は色々な意味で鬼気迫るものがある。
 全編ほぼ1シーン1カットの撮影が妙な生々しさも出している。
 出演は駒木根隆介、共演に人気AV女優のみひろ(B82-W59-H84)。
 監督は入江悠。
 しかし、ヒッポホップをする人ってどうして名前がアルファベットなんだろう?
 日本語じゃダメなの?…って無粋な質問?
 

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2009年7月22日 (水)

「劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」

Pokemon2009  タイトル長いよ!happy01
 ポケモンは劇場版は全て観ているのだけど、1作目公開の時の観客の数は異常で、当時はシネコンが普及していなくて入場する時はひたすら並ぶのだが、外まで人があふれており、係の人が整理券を配っているのだが、それが朝なのに夕方の券で、「立ち見ならまだ大丈夫です」という今の完全入れ替え制では考えられない説明があった。
 今はさすがにあの時の異常さはないが、DSを持って行くとポケモンをゲットできるらしいので、それなりに集客力はあるようだ。
 自分はテレビシリーズを観ていなくて劇場版のみが全てなので、映画と映画の間に新しい設定や登場人物が出くると状況把握に精一杯になってしまう。
 そして、「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」になってからは、さっぱりわからず、今回が劇場版第3弾といいながら、もう全くついていけない状態だ。
 ドラえもんみたいに永遠に昭和40年代的な世界をループしているものではないので、かなり厳しいものがある。
 今回の話は、すべてを生み出したといわれる幻のポケモン・アルセウスが、大昔、自分の命の源から作り出した命の宝玉を人間に貸して繁栄させてやったのに、人間が裏切って攻撃を仕掛けてきたので、人間に制裁を加えるために登場!
 サトシたちアルセウスの怒りを静めるために、時空を超えた旅に出る…というもの。
 う~ん、オチはなんとなくわかるし、時間旅行をしていても、前のオーキド博士の泣かせる話程でもないので、目茶苦茶面白いというわけでもなかった。
 これは、もう自分が今の設定を把握していないからで、ファンが観たら面白いのかもしれない。
 声の出演は。美輪明宏、高嶋政宏、北乃きい(B80-W61-H81)。
 美輪は「もののけ姫」の時にも神様系の役を演じていたのでお手のものだ。
 っつうか、もうそろそろ自分もポケモン卒業か~?

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2009年7月21日 (火)

「サンシャイン・クリーニング」

Sunshinecleaning  姉は、かつては学園のアイドル的存在チアリーダーだったが、今はシングルマザーで、仕事もいけてないハウスキーパー、さらには高校時代の恋人と不倫中。
 妹は自立できずに父親と同居中。
 仕事も長続きしない。
 その父親も一攫千金を狙って怪しげなお菓子やエビの直卸しなど手を出してはうまくいっていない。
 そんな負け組姉妹が一発逆転を狙って始めた商売は事件現場のハウス・クリーニングだった…。
 事件現場の清掃の映画というと、ちょっと前に「ザ・クリーナー 消された殺人」を観たので珍しさはないのだが、考えてみれば世の中色々な仕事があって当たり前だよなあ。
 この映画の町は頻繁に名探偵コナンの米花町くらい事件が発生するのか彼女らの仕事も大繁盛!
 アメリカってそんなに治安が悪いの?
 「リトル・ミス・サンシャイン」の製作チームの映画だが、あの映画と同じような痛快感はない。
 あそこまでファンタジーな話でもない。
 つうか、あの姉妹のダメっぷりが本当に痛々しい…だけど憎めない。
 母親のエピソードはちょっとホロっとしたけど、DVDとかあるんじゃない?、それか放送している時ビデオ録画とかしないの?それとも想像以上に貧乏だから?…というのは野暮か。
 だけど嫌いじゃないんだよね。
 ダメ姉妹を演じるのは、エイミー・アダムスとエミリー・ブラント。
 監督はクリスティン・ジェフズ。
 エイミー・アダムスって「魔法にかけられて」でお姫様役だったのだけど、結構いい歳なんだなあ。

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2009年7月20日 (月)

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」

Halfblood_prince  何かもうすっかり惰性で観ている感があるハリー・ポッター・シリーズだが、新作が公開される度に予習をしなくてはと思いつつも、1本がやたらと長いので見直す気になれず、とりあえず劇場で新作を観ながら記憶を呼び起こしている状態だ。
 そんなこんなで、シリーズ第6弾。
 すっかりハリーやハーマイオニーも思春期を迎え色ボケ状態に突入!
 復活した宿敵ヴォルデモートの知られざる過去に迫りながら最終決戦へ向け新たな冒険に臨む…という話なのだが、半分以上は学園ラブコメであり、話が動き始めるのは、物語が終わる終盤あたりであり、予告編でお馴染みの橋が崩れ落ちるシーンは冒頭でいきなり出てくる。
 しかし、今回は学園恋愛物なので、それ以上のスペクタクルな見せ場はなく、今までのような魔法合戦を期待すると肩透かしなのだ。
 それなら恋愛物として面白いかといえばそうでもなく、ユルくて感情移入のしにくい展開になっている。
 おそらく、これは長編の中の小休止みたいなもので、確実に完結編までいくことを前提としたシリーズならではの話展開で、おそらく通して観ると意味を持つはずなのだが、映画は2年位に1本ペースで作られるので、よほどのファンでないと辛いものがある。
 もっともこれは演出の弱さに原因があるわけで、制作側に問題があるといえよう。
 恋愛モードで観ると、定番だとハリーとハーマイオニーがカップルになりそうだが、実はロン×ハーマイオニーというのが意外で、ハーマイオニーってダメ男好き?と思ったが、キレ者の彼女にとってはちょっと鈍い感じのロンの方が癒されるのかもしれない。
 「Zガンダム」でフラウとコバヤシが結婚していたのが妙にリアルだったので、この2人もありだな。
 ハーマイオニー役のエマ・ワトソンはすっかり大人に成長しており胸の膨らみが眩しい。
 あ~ナタリー・ポートマンの胸が彼女くらいあればなあ…いや言うまい(もう言ってるけどさ)
 それに比べ、ハリーの女性の趣味がよくわからないというか、彼の場合は偏った草食系で、自分はロンの妹よりもルーナの方が萌え度が高くていいと思うぞ。
 しかし、ハリーって「選ばれし者」とか、シリーズ通して妙に扱いがよく、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のアスカに「七光り」とか「えこひいき」と言われそうな感じだ。
 上映時間154分と長いのだが、本当はもっとうまくまとめれば、あと30分は削れるのではないかと思ってしまう。
 最後に次回作の予定が出てきたが、観客から小さく「え~」という声が上がった。
 2010年はまだしも2011年とか言われても、へこたれてしまうのだ。
 

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2009年7月19日 (日)

「アマルフィ 女神の報酬」

Zasekigaamalfi  フジテレビ開局50周年記念作品で織田裕二が主演となので、思った通り公開1週間前や公開日の土曜日の「土曜プレミアム」は当然「踊る大捜査線 THE MOVIE」と「踊る大捜査線 THE MOVIE2」の放送はマストで、便乗して宣伝するのはもはやお約束だ。
 先週、「踊る大捜査線 THE MOVIE」を観ていたら、当たり前なのだけど、公開して10年以上経過していることが良くわかった。
 登場人物の髪形がやっぱ古いし、それ以上にパソコンの仕様があまりにも古い!
 楽天に買収・合併される前のインフォシークの名前が妙に懐かしかったなあ。
 だけど、織田裕二が主演で映画が作れるなら、「踊る大捜査線」の劇場版の3作目を作った方が良かったんじゃないか~?
 日本人少女の失踪とG8外務大臣会合へのテロの予告、この二つの事件を解決するため外交官・黒田が奔走する…。
 「ホワイトアウト」の真保裕一が企画の段階から参加しているらしい。
 なるほど、だから織田裕二と佐藤浩市という「ホワイトアウト」の出演者大集合なのか…って偶然?
 その前に観た日テレのドラマの映画化が、映画を使ったテロかと思うくらい、あまりにもつまらなかくて精神的負担が辛かったので、テレビ局が関係している映画には抵抗があったのだが、そのせいか、思った程つまらなくはなかった。
 まあ、それだけ日テレのドラマの映画化がつまらなかったんだろうなあ。
 壮大な仕掛けが実は物凄く偶然によるものなところがツッコミ所だが、ハッタリの効かせ方がハリウッドっぽくしようとしていたりして意外に頑張っているし、無茶苦茶期待しなければ退屈はしない。
 それにイタリア観光映画としては及第点ではないかなあ。
 あと「キャプテン翼」好きのイタリア警察の警部が笑える。
 主演の織田裕二は「踊る大捜査線」とは違った抑えた演技で悪くなかった。
 共演は天海祐希(B83-W58-H88)、戸田恵梨香(B75-W57-H78)。
 戸田ちゃんはかわいいけど、今回の役は研修の身分とはいえ若すぎるかなあ。
 特別出演の福山雅治は面白いキャラだったので、彼でスピンオフ希望!
 監督は「容疑者Xの献身」の西谷弘。
 何となく続編も作れる状況にしているのが商魂たくましい!
 間違いなく「踊る大捜査線」の3作目の宣伝込みでテレビで放送するのは間違いないのだけど、イタリアの風景を楽しむなら劇場の大きなスクリーンがいいかも!

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2009年7月18日 (土)

「ハリウッド監督学入門」

Howtomakeamovie   「リング」ですっかり有名になった中田秀夫監督が、セルフ・リメイクした「ザ・リング2」と、最終的に別のチームが製作した「THE EYE」の準備期間を振り返りつつ、清水崇監督や、プロデューサー、 カメラマン、音楽家、果ては自分のマッサージ師までインタヴューすることによりハリウッドでの映画製作の特殊性を検証するドキュメンタリー。
 中田監督って「女優霊」や「リング」は面白かったけど、「ガラスの脳」や「L change the WorLdL」とかダメダメで、作品にムラがあるんだよね~。
 「ザ・リング2」は自分が聞いた構想では、家のテレビから自動車のテレビ、おそらく今だったらワンセグまでありとあらゆるモニターから貞子が出てくるというものだった。
 確かに「エイリアン」の続編の原題は「エイリアンズ」になって大量のエイリアンが出てきているので、2作目が物量作戦はハリウッドの定番だなと納得していたのだが、見事に噂でしかなかった(泣)
 だけど、ちょっと観たいよね?>大量の貞子。
 お国が違えばシステムも違う。
 とてつもなく時間がかかる製作にGOが出ることをグリーンライト、監督が自らのセンスで割り振った絵コンテに沿って撮影するのではなく現場では,1つのシーンやショットを,角度やサイズを変えた様々なアングルで撮影しておくカヴァレッジ、一般の観客を入れた試写でのアンケートがあって、その結果によってはラストが変更になるテストスクリーニング。
 中田監督はこれらのハリウッドのシステムを徹底した商業主義を嘆いているのだが、自分はハリウッドのシステムが悪いとは思わないし、むしろ日本映画業界は見習うところは見習うべきだと思う。
 作家主義とかもあるかもしれないが、納得いかなければ自主映画でやっていただければ良い。
 ぶっちゃけ、自分は作る側の人間でもないので、制作過程がどんなのでも金払って観て面白いものを作ってくれれば何でもいいと思っている。
 その意味では、この映画はず~っとくっちゃべっているだけで、絵のメリハリもないし面白いとは思えないけどなあ。

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2009年7月17日 (金)

「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」

Shimada  映画化・ドラマ化・漫画化等、すっかり食傷気味なところに再度映画化!
 正直、今更感も強いのだが、島田洋七としては唯一の資金源でもあるので、長く展開していきたいだろう。
 この映画の最大のポイントは原作者である島田洋七が監督していることだろう。
 全てわかっている本人が監督するのなら間違いなし!
 だからこそ、タイトルに「島田洋七の」と冠がついているのだろう。
 今回は中学の野球部時代までを描いている。
 正直、面白そうな小ネタはあるのだが、映画としてのキレが悪く、あまり笑えない。
 特に監督自ら演じている野球部の監督はギャグを飛ばしているものの、映画の流れの中では不発だった。
 芸人仲間の出てくるエピソードも同様。
 正直、ちょっとベタすぎるところがありすぎて辛かった。
 エンドロールは洋七の写真をバックにしており、洋七の洋七による洋七のための映画であることがわかったが、観客おいてきぼりはちょっと辛かった。

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2009年7月16日 (木)

「アニと僕の夫婦喧嘩」

Photo  タイトルを聞いた時にBL系の映画かと思ってしまったが、そうではなくて 落語を通して絆を深めていく大学生の男女3人の青春映画。
 ここ最近ミニシアター系を中心に、知る人ぞ知る美少年が出演の上映時間1時間ちょっとの映画の中の1本だ。
 大作のような満足感は少ないし、ひっそりDVDになってしまいそうだが、気楽に観る分には楽しい。
 それに自分は映画の上映時間はもっと短くていいと思うので、1時間前後で千円程度のものがあっていいと思っている。
 物足りなければ複数観ればいいという感じでね。
 落語が題材だと、「しゃべれどもしゃべれども」という傑作を筆頭に「落語娘」などの映画があったので、どうしてもそちらと比較してしまう。
 ただ、劇中の落語は気構えてしまうので出演者が相当うまくないといけない。
 これが作品の良さの別れ目になるのだが、この映画の落語はあまりうまくない。
 やっぱり「しゃべれどもしゃべれども」の伊東四朗は別格なのだ。
 普通に観ていたのだが、後半の展開にはちょっとがっかり!
 やっぱりこの手の主人公にやってくる運命の話は好きじゃないなあ。
 出演は、八神蓮と滝口幸広。
 二人を見守るヒロインは「CanCam」の専属モデル・峰えりか(B86-W54-H86)なんだけど、モデルっぽくてちょっと浮いている。
 監督の諸江亮は…ごめんなさい、全く知らない人です。

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2009年7月15日 (水)

「モンスターVSエイリアン」

Moneri  ドリームワークスのCGアニメの面白さは、何といってもオタク臭いマニアックなネタが豊富なところだ。
 「シュレック」はお伽話をベースとしてパロディ化し、それでいて極めて真っ当な作品になっていた。
 そして、「モンスターVSエイリアン」は1950~1960年代のSFをモチーフとして再構築している。
 突然、体が巨大化したあげく地球一不幸なヒロイン・スーザンが、個性派モンスター軍団と一緒に地球の危機に立ち向かうという話で、当然、ヒロインのスーザンは「妖怪巨大女」が元ネタ。
 確かに「ウルトラマン」の巨大フジ隊員を思わせるが、そこまでマニアックでではないと思う。
 その他、「蠅男の恐怖」、「大アマゾンの半魚人」(もしくは続編の「半魚人の逆襲」、「モスラ」などが元ネタのキャラクターが登場!
 また、劇場では自分を含む総数2人が声を出して笑った「未知との遭遇」の5階音(「007/ムーンレイカー」でもありましたなあ)など小ネタもてんこ盛り!
 一方では女性独立のテーマとしてもきちんと筋が通っており、実は単なる子供向きではなく、大人も楽しめる展開となっている。
 アメリカのアニメは萌えからほど遠いのだが、この映画のスーザンは「萌え」の領域に入りつつある。
 最初は目が大きくバタ臭いので抵抗があるのだが、そのうち成れてきて動きが妙にかわいく見えてくるから不思議だ。
 しかし、スーザンよりもムシザウルスの方が妙に艶っぽい。(ムシザウルスが雄か雌かはわからないが…)
 吹替はベッキー(B83-H58-W80)とバナナマンの日村勇紀が担当しているが、これが妙にうまく、特にベッキーは言われないと彼女とわからない。
 この手の芸能人の吹替は反対の人もいるが、今の声優は決してうまいというわけでもないので先入観は捨てるべきであろう。
 話題の3Dで観たのだが、昔に比べると進化しており、おそらく映画館で観る付加価値の一つになっていくことを確信した。
 ただXpand 3D方式は画面が暗くなるし、やはり目が疲れるのでもう少し改良の余地ありか。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年7月14日 (火)

「ウィッチマウンテン/地図から消された山」

Witchmountain  国家機密が隠されたウィッチマウンテンを目指す兄妹と彼らを助けたタクシー運転手の危険な旅を描くSFサスペンス…って思うでしょ?あのポスターとか見たら。
 実は「Xファイル」みたいな感じの映画だと思っていたので、冒頭にディズニーのマークが出てきたのには驚き!
 実は予告さえも観てなかったので、全く予備知識を入れずに観にいったので唖然!
 当然、禍々しいサスペンスになるわけもなく、心の映画モードをディズニーモードにチェ~ンジ!
 トランスポーター+ターミネーター(プレデター風味)+ETなのだけど、当然、清く正しく明るく楽しいディズニー映画なので、人は死なないし、どれだけ切羽詰まっても車のシートベルトはするし、タバコ産業は存在しない世界になっている。
 だけど、意外に面白く最後まで飽きずに見せるのは、さすがはディズニーだと言える。
 しかし、ロズウェルとかエリア51とか、もはやアクションネタではCIAがもっともらしさを出す免罪符になっているように、UFOネタの定番になっているし、もはやお約束になっているんだろうなあ。
 タクシーの運転手役のドウェイン・ジョンソンことザ・ロックはすっかり俳優になってしまった。
 兄妹の妹が「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブで、そのかわいさは異常!
 将来はダゴタ・ファニングとの美少女共演を希望!
 監督はアンディ・フィックマン。
 調べたら「星の国から来た仲間」という映画のリメイクらしい。
 アメリカではそれだけでも話題で、興行成績も良かったらしいが、日本は当然リメイクということを前面にだしていないよいうことは、それほど知名度はないんだろうなあ。
 だからこそ、Xファイル系のサスペンスっぽく売っているのかもしれない。
 その売り方には疑問もあるが、観て損はなし!なのだけど、誰も知らずにひっそり終わるんだろうなあ。

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2009年7月13日 (月)

「ポチの告白」

Pochi  な、なんと上映時間195分ですよ。
 たまたま「タイタニック」は当たっただけで、回転率などの見地から考えれば、上映時間は短い方がいいに決まっている。
 上映時間の長い映画は暇つぶしとか遊びを越えて、もはや仕事に近いし、体力も消耗する。
 いや、別に映画に時間を費やすのがいやなのでない。
 休日なんか数本のハシゴをすることもあるからだ。
 ただ、長時間の映画でつまらなかった場合が一番辛いのだ。
 つうことで、相当迷ったあげく劇場に行ってきた。
 実直な警察官が次第に警察犯罪に堕ちていく話を実例を元に描いていく。
 あ~面白くて良かった。
 長時間が苦にならなかった。
 犬のように忠実な警官が言われるまま警察犯罪の主犯格になっていくのを描くには、これくらいの時間でじっくり見せる方法はありだと思う。
 正に犬=ポチとはうまくいったもので、最後の独白は鬼気迫るものがある。
 また、この映画の警察官は「良い人」が誰もいない。
 すっかり国家規模のヤクザ状態になっている。
 ここまで露骨な話はまずいんじゃないかと思いつつも、全く容赦ないのは逆に潔くて評価するべきかも。
 しかし、ふと考えるとこの手の組織犯罪とまではいかなくても、会社のご都合主義は警察に限らずサラリーマンならやってしまいそうだ。
 だから、この映画を観て、子供だったら「あんな大人にはならない」と思うかもしれないが、やさぐれた社会人だと、主人公の気持ちがわかってしまう。
 まあ、これが大人にはなるということやね。
 出演で野村宏伸と井上晴美(B88-W59-H88)が出ていたのが懐かしかった。 井上晴美がグラビアアイドルやってたことなんて、今の若い人はもう知らないだろうなあ。
 自分は劇場まで「82分署」観にいったもんなあ。
 スキンヘッドはさすがにドン引きだったけど…。
 監督は高橋玄…すいません、映画に疎いのでどんな作品に関わったのかわかりません。
 長時間の映画だけど、ドラマを一気に4本観るみたいな感じで観るといいかも!

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2009年7月12日 (日)

「ごくせん THE MOVIE」

Gokutumaranai  またもや、というか今ではすっかり当たり前のテレビドラマの映画化。
 テレビドラマ「ごくせん」の劇場版。
 チケット売り場のお姉ちゃんが、ジャージ姿だったので、何かな?と思ったら、この映画の「衣装」だった。
 わかりにくいっちゅうの!(苦笑)
 観にいって何だが、自分は漫画は読んだことがあるが、テレビドラマを全く観ていない。
 だから思い入れも何もなく、かなり場違いな観客だと思う。
 だから当然、ドラマと連動しているだろうギャグも笑えない。 当然、この手の映画はテレビを観ていることが前提のファン大会であることはわかっている。
 そこらへんの諸条件を踏まえて、思ったこと!
 日本が不景気というのは嘘だな
 正直、家で何か食べながらぼ~っと観ている分には面白いんだろうなあと思う。
 だけど、1800円も払うような内容か?
 これで、1800円払うというなら、不景気とかは絶対に嘘だな。
 人気ドラマ学園物なので、卒業生などの同窓会状態はOK!
 しかし、それ以外のあまりにも予定調和でご都合主義の話展開がついていけない!
 選挙に出馬する候補者の独占中継とか、そういう世界の話とはいえ妙に違和感を感じる。
 おそらく、テレビではOKだが映画化すると内容が薄くなるの典型ではないかと思ってしまう。
 思い入れのある人には申し訳ないけど…。
 出演は当然、仲間由紀恵(B78-W59-H80)。
 共演に亀梨和也、生瀬勝久。
 友情出演のチョイ出で、小栗旬、 石垣佑磨、成宮寛貴、速水もこみち、小池徹平、小出恵介が顔を出している。
 まあ、こんだけ出れば少し間延びもするわなあ。
 監督は日テレドラマ御用達の佐藤東弥。
 ファンの人はどうか知らないが、もう自分は完全無理な映画だった。

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2009年7月11日 (土)

「ノウイング」

Knowing  髪形そのものが最大の特撮と言われているニコラス・ケイジの新作!
 50年前のタイムカプセルに数字が羅列してある紙。
 それは、その後に起きた大惨事を正確に予知していた。
 そして、最後に書かれた数字はこれから起こる人類が経験したことがない大惨事を表していた…。
 ニコラス、ちょっとは仕事選べよ!
 ここ最近、彼の出演する映画はB級テイストといえば聞こえはいいが、実はキワモノばかりで、ここまで来ると好きで選んでいるとしか思えない。
 全体的にテンポが悪いのだが、それでも前半は飛行機や列車事故は迫力あるしOKなのだけど、後半あたりから微妙な感じになってきて、最後は色々な意味で脱力してしまった。
 あのオチだったら、もう何でもありだろ!
 何故50年前から?とか、何故限定された人達?とか、よくわからなかったり筋が通ってなかったりするのだが、オチを考えれば論理的なことを考えても仕方ないわけで、逆にこの微妙な感覚が狙いか?
 何だかなあと思ったが、監督が「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤスなので、ちょっと納得してしまった。

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2009年7月10日 (金)

「Blood ブラッド」

Blood  今やすっかりお色気女優として定着している感もある杉本彩(B88-W58-H90)が、2人の男を翻弄するヴァンパイアを演じるエロティック&アクション&ホラー。
 迷宮入り寸前のメイド猟奇殺人事件を追う刑事が、メイドの雇い主である女主人の住む豪邸を訪ねる。
 妖艶な彼女は犯人を刑事に告げるのだが、その犯人の正体とは実は…。
 同じ時期にセーラー服着て日本刀で暴れているビニ本系女子高生の似たような映画が公開されているので、あやうく間違えるとこだったよ~(そんな奴いないって)
 時代を越えた話なのにそのスケールの大きさを感じさせないのは困ってしまうが、この映画のメインは杉本彩の裸なので気にしてはいけない。
 おそらくDVDがでたら、裸以外のところは誰も観ない可能性は大きい。
 確かに杉本姐は、胸をさらけ出してがんばっていた。
 彼女の今のポジションって、25年位前の熟女路線で売った五月みどり(B88-W62-H90)と似ている。
 当時の中高生は彼女に妄想を膨らませていたのだが、よくよく考えると、今の若い娘の方が手足も長くスタイルがいい。
 それに自分の親と年齢も変わらない(比べても仕方ないんだけどさ)。
 杉本姐も、年齢を考えたら美人だしスタイルもいいのだが、今の若い娘の体形とは違う。
 だけど、昔の五月みどりと同じで色っぽい雰囲気作りがうまいのだ。
 この映画を観て、そんな思いを馳せていた。
 話は面白い要素はあるのだけど、そこに言及するものでもないんだろうなあ。(決めつけてすまん)
 共演は要潤、津田寛治。
 もう要潤はすっかりキワモノ系御用達だなあ。
 監督は「SHINOBI」の下山天。
 とりあえず、昔懐かしい淫靡&怪奇の雰囲気が懐かしかった。 ヴァンパイアって結構つぶしのきく設定なんよね。

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2009年7月 9日 (木)

「子供の情景」

Jokei  普通に生活していたらハリウッド映画と日本映画くらいしか観ないだろう。
 ところが、当たり前のことだが映画は世界各国で作られている。
 それぞれの国の映画は、独自の文化圏に基づいており、それを知るのも醍醐味だろう。
 この映画は、タリバンに破壊されたアフガニスタンに住む6歳の少女の話が、学校に行こうと思って、卵を売ったお金で何とかノートを手に入れるが、学校へ着いたら男子校で、女子校を探していたら、タリバンごっこをする少年たちにノートを取り上げられたりしていじめられたりする。
 子供の狭い世界に戦争などの世界情勢を描き出している。
 異文化を見るのも映画の醍醐味だろう。
 この映画を観ていると、西洋諸国とは考え方が根本的に違うので完全にわかりあえるのは無理だと実感した。
 一方では、主人公の女の子は学校に行きたいけど社会的に行けないのかと思いきや、実は男女に分かれているものの学校はきちゃんとあるわけで、単に家庭の事情ではないかと思ってしまう。
 もっともここらへんは違う文化圏からはわからない何かがあるのかもしれない。

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2009年7月 8日 (水)

「幼獣マメシバ」

Mameshiba  え~これもテレビドラマの映画化なの?
 今の映画はテレビを観ていることが前提なのか?
 もはや人気があるから劇場版を作るとか、そんなの関係がなくて最初から映画も込みで企画されている場合が多いというわけやね。
 まあ、。面白ければ基本何でもいいんだけどね。
 35歳のニート中年が、生後2か月のマメシバの子犬と交流で成長していくという話で、35歳で成長もねえだろ!というツッコミよりも、彼の母親の失踪した理由や、ニートの取り巻く環境があまりにも強引で無理無理!
 だけど、35歳のニート中年役の佐藤二朗の怪演があまりにも面白いので、無理な設定でもいいかなと思ってしまう。
 それだけ彼のキャラが立っていたのだ。
 彼が際立つので犬萌えが成り立つのかもしれない。
 そのため肝心のマメシバの登場シーンは少ないため、犬目当てだと肩透かしかもしれない。
 よくありがちなお涙頂戴の動物アイドル映画でなくて良かった、いやマジで。

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2009年7月 7日 (火)

「MW-ムウ-」

Mw  手塚治虫先生は「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」で有名だが、一方では青年誌に野心的な作品を発表しているのは今更言うまでもないだろう。
 16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生したが、この事実は政府によって隠匿される。
 しかし、奇跡的に2人の少年が生き残っていた…。
 あの「MW」を映画化!
 しかし、一部設定を借りただけの別物といっていいだろう。
 例えていうならイアン・フレミングの原作はあって、登場人物とか一部設定は同じものの全く別の「007/黄金銃を持つ男」や「007/ムーンレイカー」みたいなものと思ってもいいだろう。
 登場人物の名前も原作と似ているけど違うし、女装癖や同性愛など物語の重要な要素も全く存在しない。
 玉木宏と山田孝之が出演で、夏休み直前の大作映画で売ろうとしているのに、そんな一部の原作マニアや腐女子だけが喜びそうな要素を入れるわけがないのだ。
 そうでなければ、原作とは全く違うが、これはこれでありだと思わせればOKなのだが、残念ながらこの映画はそうではない。
 根本的に主役2人のつながりの描き方が弱い。
 山田が扮する神父が悪事とわかっていても手伝う理由とか、玉木演じる銀行員が神父と一緒にいる気持ちが伝わってこないのだ。
 それは申し訳程度でアクションが面白いかというと、これが微妙で、最初のタイでのカーチェイスがやたらと長いが迫力がなく、物語上意味がなくて、上映時間の配分から考えてもバランスが悪い。
 さらには、大きな秘密が隠されている島やアメリカの軍事基地に物凄~く簡単に入れたり、手榴弾の爆発に時間がかかったり、上空で飛んでいる飛行機のゲートを開けても全く風がなかったり、ツッコミ所満載だ。
 ラストも続編作る気満々なのだが、映画の構造上そんな展開にならないはずだし、そんなのが許される手塚キャラはロックだけでしょ。
 主演の玉木宏は意外にメガネキャラが似合うし、細身の割りには筋肉質で、実は意外に及川ミッチー路線もいけるのではないかと思ってしまう。
 山田孝之は、ここ最近妙に不精髭の小汚い雰囲気の役作りが多いのだが、神父なのでせめてこざっぱりした方がいいと思うぞ。
 監督の岩本仁志って誰?と思って調べたら「明日があるさ THE MOVIE」の人だった。
 あれも、微妙な映画だったなあ。
 MWの秘密とそれを使った陰謀を企てる男とそれを阻止する神父の壮絶なアクションで徹底した方が良かった気もするが、もし続編を作るのなら、もっと弾けたものを希望!(そうなると手塚先生の原作なんか全く関係がないのだが…)

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2009年7月 6日 (月)

「いとしい人」

Itoshii  39歳の小学校教師エイプリルは養子で育ったために実の子供を生みたいと思っていたが、結婚した年下の同僚教師とは別れることになり、養母も亡くなってしまう。
 そこへ、いきなり実の母親と名乗る女性が現れる。
 そんな中、生徒の父親を好きになり、いい感じになったのだが、別れた旦那の子供を妊娠していたことが発覚する…。
 「恋愛小説家」でアカデミー賞主演女優賞もらったヘレン・ハントが、製作・脚本・主演だけでなく、第1回監督作品もこなしている女性映画。
 ヒロインのどん詰まり状態はわかるのだが展開がもたもたしていて、途中で少しダレてしまった。
 へレン・ハントのコメディエンヌぶりは良いのだが、それ以上に、ヒロインの実母と名乗る女性の方が面白い。
 ぬけぬけと実父がスティーブ・マックイーンと言うのが笑えた。
 演じているドリー・パートンなので役者が一枚上手か。
 自分の中では「9時から5時まで」のイメージが強く、お年を召したとはいえ巨乳が健在で良かった。
 日本に比べてアメリカは養子をもらうことが、意外に珍しくないようで、この映画でもその話が頻繁に出てくる。
 ここらへんが日本と考え方の違うところか。
 養子といえば、劇場版の「セックス・アンド・ザ・シティ」のリリーとローズの話は泣けたなあ。

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2009年7月 5日 (日)

「蟹工船」

Kanikousen  今やすっかり過去のことになってしまったが、派遣切りや派遣村で世間が盛り上がっていた頃、小林多喜二の「蟹工船」が再び読まれていると言われていた時期があった。
 しかし、自分の周りはもちろん、電車の中でも読んでいる人はいないわけで、一体どこで脚光を浴びたり読まれたりしているのか、さっぱりわからない。
 マスコミの静かなブームとかって何を根拠にしているかよくわからないが、所詮どこまでいっても「静かな」なんだろうなあ。
 っつうか、マスコミって前はフリーターや派遣はいいって煽ってなかった?
 そして今度は派遣切りを煽って、今は何もなかったような感じになっている。
 まあ、マスコミは流しっぱなしなので、話半分で参考程度にしておくことが大切だ。。
 現在の雇用の不安定化や製造業派遣といった労働環境の悪化が似ているし、原作が脚光を浴びているからという理由なのか「蟹工船」の映画化!
 若干、旬を逃した感がしないわけでもないのだが、テレビと違い映画はフットワークが悪いので仕方ないだろう。
 蟹を獲り、そのまま船内で缶詰に加工する蟹工船では、出稼ぎ労働者が過酷な条件での労働を強いられた。
 そんな中、一人の漁夫が、労働者たちをまとめて、立ち上がろうとしていた…。
 これは「蟹工船」をモチーフにしたSFだと早めに気づかないといけない。
 制作側も当時の原作の設定を元にリアルな話を作ろうと考えていない。
 あくまで今の社会状況を「蟹工船」に合わせてみただけなのである。
 だから、労働者が妙に血色の良い若者ばかりで小奇麗な格好で、彼らの寝る場所がカプセルホテルっぽかったりするのは当然なのだ。
 松本アニメで宇宙=海というのと同じ思想なのである。
 そう考えるとSFとしては、それなりに面白い!
 そこには鬼気迫るものはないが、若者の牧歌的な思想がある。
 だから緊迫感はないが、それで当たり前なのだ。
 本当は出稼ぎ労働者に感情移入するべきなのだろうが、自分は彼らを使う監督の気持ちがよくわかる。
 彼にもノルマがあるし、沢山の労働者をまとめるのは大変厳しい。
 労働者は自分個人のことさえ考えていればいいが、彼の立場はそういうわけにもいかず、むしろ中間管理職の悲哀の方を感じた。
 それに労働者の環境問題もエスカレートしてくると、自分勝手になってしまうわけで、所詮雇われてナンボの世界でもあるのだから、両者が良い環境で作業効率が上がり収益が上がる方法を模索した方がいいと思うのだが、何故かこの手の話って、そこらへんがすっぽ抜けなんよね~。
 出演は松田龍平、西島秀俊で、特に西島のSっぷりは良い!
 監督は「弾丸ランナー」のSABUなので、狭い船内なので、あまり走ってはいないが、相変わらず独自の世界を作っていた。
 ただ、この映画の対象でもある労働環境の悪化を嘆く人は、1800円も払って映画なんか観ないと思うぞ。

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2009年7月 4日 (土)

「ディア・ドクター」

Deardoctor  山あいの小さな村で、人々から慕われていた医師の失踪!
 その原因は?
 やがて意外な事実が判明する…。
 鹿のお医者さんの話ではない(念のため)
 文句なしの傑作!
 映画の冒頭からいきなり医師の失踪というミステリアスな展開なので、その後の人々の証言や過去の話のどれも気を抜いて観ることはできないという展開がうまく、それでいて何げない仕草や言葉でキャラが立っている登場人物の設定!
 さらには失踪した医師の正体と、それがわかったところでの人々の心の複雑な思い…など、これらの要素がうまく重なり合い絶妙なバランスで成り立っている。
 監督の西川美和は「ゆれる」が傑作だったので、これ以上のものは出てこないと思ったが、さらにパワーアップしている。
 作品もそうだが、新作ができると宣伝のために彼女がメディアに出てくるのだが、新作ができる度にあか抜けているのを見逃してはならない。
 かつては業界のお願いしたい女性監督の1位は河瀬直美だったが、今はやっぱり西川美和でしょ。
 笑福亭鶴瓶が映画初主演なのだが、彼の演技力というより、彼を使い切ってしまった西川監督の演出の実力だろう。
 とにかく鶴瓶は怖いくらいぴったりの役である。
 共演は瑛太、余貴美子、八千草薫。
 自分は子供の頃、この映画の村と同じような何もないところに住んでいたので、医者がいない怖さを思い出した。
 だから、この映画の複雑な心境は理解ができてしまう。
 もっともそれは病気になった時で、普段困るのは映画を観に行くのにも旅行に行くくらいの距離だったことなのだが…(苦笑)

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2009年7月 3日 (金)

「群青 愛が沈んだ海の色」

Gunjo  鳴り物入りでお披露目されるが、沢口靖子(B80-W58-H87)以降、あまりパッとしない東宝シンデレラで、現在の人気女優は長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)だ。
 ところが、この東宝のお姫様は不思議なことに主演映画に恵まれていない。
 自分は彼女の出演映画で一般公開されている映画は全部観ているが、主演映画はトホホなものが多く、ブレイク前の「ロボコン」だけが唯一面白い。
 「群青 愛が沈んだ海の色」も彼女が主演=面白くないの法則が100%当てはまっている。
 沖縄の離島にやってきた世界的に有名なピアニストと漁師が恋に落ちて生まれた娘・凉子は、幼なじみの一也、大介と兄妹のように育っていく。
 そして、涼子と一也は恋に落ちて結婚を約束するのだが、その矢先、凉子の父を説得するために宝石サンゴを獲りに海へ深く潜った一也は帰らぬ人となってしまう。
 そのショックで涼子の心は壊れてしまい、自分の世界に閉じこもってしまうのだった…。
 沖縄が舞台で、幼なじみの一也が死亡…って長澤2大トホホ映画「涙そうそう」と「タッチ」を足して再構築してような感じの映画で、こんな誰でもツッコミそうな企画に何故会社がOK出したのかよくわからない。
 それなら、映画として良作かといえばそうでもないのが残念なところ。
 この映画の構築の仕方だと、主演はどう考えても佐々木蔵之介が演じる涼子の父親だし、それ以前に大介のナレーションで進んでいくということは、彼の目線で話が展開していくはずなのに、そうでもない。
 そもそも、ヒロインが恋人を失って心が壊れる程なのに、二人の恋愛描写があまりにも少ないため伝わらない。
 島に3人しか子供がいなくて、2人の幼なじみのうち何故、片方を好きになるのかが描ききれていない。
 その時点で、この映画は終わっているのだ。
 これを淡々とした演出と言えば聞こえはいいのだが、演出不足でしかないと思う。
 ラストの「奇跡」っぽいのも、もう少し説得力のある方が…。
 共演は福士誠治、良知真次、田中美里(B81-W58-H83)。
 監督は中川陽介。
 映画の日に観に行ったのに劇場は8人。
 あれほどチケット売り場並んでいたのは何だったんだ?と思ったが、当然、「ヱヴァ」だろうなあ。
 あとやっぱり20世紀フォックスのマークが出て、日本映画は違和感があるなあ。

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2009年7月 2日 (木)

「The Harimaya Bridge はりまや橋」

Harimayabashi  日本の高知県で英語教師として働いていた息子が交通事故で死亡!
 画家としても才能を発揮していた息子の絵が日本に多くあることを知った父親(黒人)は、戦争で父を日本兵に殺されているため日本に嫌悪感を抱きながらも、絵を回収すべく日本の高知に行くのだった…。
 リーサル・ウェポン・シリーズのダニー・グローヴァーが出演&製作総指揮も務めているのだが、それなりに売れている彼が何故このような映画に参加しているのかよくわからない、
 監督は映画の登場人物と同様、英語教師として高知県に1年間滞在した経験を持つアーロン・ウールフォーク。
 外国人が作る日本が舞台の映画なので、その勘違いぶりを確認するために観にいったのだが、極めて普通に地味な良い映画だった。
 「007は二度死ぬ」クラスのものを期待すると肩透かし。
 つうか、今の時代にあれくらいのものが出てきたら、狙っているとしか思えない。
 差別されがちな黒人が、さらに日本人を差別している構造が生々しく、実はこの映画のもう一つのテーマはマイノリティと差別だったりする。
 主人公の息子の嫁が家族の絆と生活を一緒くたにしているのは、ちょっと不自然な感じもする。
 主人公の父親の戦争が第二次世界大戦だとすると年齢的に矛盾があったりするのだが、そこらへんは平行世界ということで軽く流してしまおう。
 意外にテンポがいいし、重たいテーマがある割りには暗い話でもないし、意外に拾いものかも。
 出演は外国人はダニー・グローヴァー以外誰もわからないが、日本側の出演者で話題なのは、とんねるずの石橋貴明の娘である穂のか(B80-W57-H84)だろう。
 さんまの娘もそうだが、な~んか微妙で、芸能人の世襲制も考えるべきではないか、いやマジで。
 この映画で思った以上に良かったのがMISONO(B80-W62-H90)で彼女の弾けっぷりは大切だよ。
 また高岡早紀(B87-W60-H90)の怖いまでのお色気には驚き!
 そんな映画でもないのに、妙に艶っぽくて困ってしまうのだ。

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2009年7月 1日 (水)

「人生に乾杯!」

Jinse  自動車修理会社を経営する成金の働き者の男が、元華族の令嬢恭子とお見合いをするのだが、彼女の一族は破産寸前だった…。
 木下恵介が原節子と組んだコメディで、今観ると、当時のリアルな様子がわかり、歴史的 価値の方が高くなってきている。
 一方では原節子の美しさが一番輝いている時でもある…ってそれは「お嬢さん乾杯」だっっちゅうの!
 前フリ長っ!
 自分が観たのは「人生に乾杯!」というハンガリー映画。 
 あ~韓国の怪獣映画のヤンガリーネタは禁止な。
 社会主義国だった1950年代のハンガリーで運命的に出会い結ばれたエミルとヘデも今や80歳と71歳の老人になっていた。
 年金だけでは暮らしていけず、二人の出会いのきっかけだったダイヤのイヤリングまで借金のカタに取られてしまう。
 怒りが爆発したエミルは紳士的な手段による強盗を繰り返すようになり、ヘディも彼と行動を共にすることになる。
 一方、二人の行動は民衆を巻き込んで予想もしない展開にねっていく…。
 正にハンガリー版「俺達に明日はない」状態!
 いや、老人だけに色々な意味で明日はないかもしれない。
 「グラン・トリノ」といい、元気な年寄り映画は観ていて気持ちが良い。
 同じハンガリー映画でも「反恋愛主義」と全然違うのは、やっぱり時代だろう。
 エミルとへディの出会った頃が社会主義の時代で、現在はその時と状況が変わってしまっていること(エミルの大事にしているチャイカは社会主義の象徴みたいなもの)、本編でエミルが「海を見たい」と言っているが、実はハンガリーに海がないなど、説明はないが、その国では当たり前のことが、逆にアメリカ映画を見慣れた自分には新鮮だった。
 重たい話かと思いきや、意外にコメディタッチなところもあって、面白くラストも意外などんでん返しがあって痛快!
 意外な佳作。
 二人を追う警察の動きにはツッコミ所もあるのだが、ハンガリーという国をよく知らないので、そんなものだと言われれば納得してしまいそうだ。

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