「ROOKIES -卒業-」
「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」
「映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国」
「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」
「余命1ヶ月の花嫁」
「ROOKIES-卒業-」
「ハゲタカ」
「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール/超克の時空へ」
「ごくせんTHE MOVIE」
「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝09」
「劇場版 デュエルマスターズクロス」
「のだめカンタービレ THE MOVIE I&Ⅱ」
一見、テレビ欄かと思ってしまうが、これは2009年の東宝のラインナップの一部だ。
今更言うことでもないが、やたらめったらテレビ番組の映画化が多くなっている。
これに松竹や東映も合わせると、もっと多い本数になってしまう。
もちろん、この傾向は日本だけではないし、ハリウッド映画でもテレビ番組の映画化と往年の名作のリメイク、もしくは続編三昧だ。
もちろん、テレビ局が出資しているし、確実にファン層を取り込めるので宣伝もしやすいし、収益予想も立てられる。
上映が終わったら放送してそれなりの視聴率を取ることも可能だ。
しかし、一方では金払って映画館にテレビを見にいくような感覚になってしまうのも確かで、昔のようなワクワク感がなくなってきたのも確かだ。
さらに、テレビ感覚で映画館に来るので、上映中に会話をしたり携帯電話を使ったりする連中が多数出てきている。
たかだか2時間くらい黙ったり、携帯電話をオフにしたりすることはできないのか?と思うのだが、無理みたいで、これはテレビ番組の映画化の弊害だろう。
今やホームシアターもあって、映画館感覚で家でもDVDを見ることもできるので、無理して映画館に来なくても…と思ったが、実は逆で劇場でホームシアター感覚なのでたちが悪い。
別に自分は面白ければテレビ番組の映画化は全くOKなのだが、バカ客はいただけない。
テレビ番組の映画化の場合は、平日のレイトなど人が少なそうなタイミングを見計らっていくようにしているのだが、どんな状況でもバカ客はいるんだよね(号泣)
そんなわけで「ROOKIES -卒業-」。
フジテレビの「西遊記」の時もひどかったが、この映画も公開前はTBSのほとんどの番組を使って宣伝しまくりで。正直やりすぎだと思う。
キムタクの「MR.BRAIN」の宣伝の仕方も異常だったが、もはやテロの領域に近い!
自分はテレビドラマを観ていなかったし、森田まさのりの漫画も読んでないので、思い入れもなく、劇場版を観ることが場違いなのかもしれないが、話題作は観ておかないとね…ってその時点でTBSに踊らされているわけやね。
話は甲子園を目指して試合をしていく野球部員という極めてシンプルなもので、まさかここまで直球の熱血野球ドラマだと思わなかった。
とにかく野球部員も先生も熱すぎるくらい熱い!
まあここまでベタだと逆に潔いものがあり、意外に面白く観ることができた。
上映時間が少し長いのだが、これはTVシリーズを観ていた人に向けて、全てのレギュラーを描いているので仕方ないのかもしれない。
出演は、野球部員役で、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之…というどちらかといえば、高校球児というより社会人野球のような面子だが、不良なので喫煙場面があるため、本物の未成年ではさすがにまずいので仕方ないだろう。(おそらく加護ちゃんも同意してくれるはず)
すっかり有名人の佐藤君だが、ちょっとでもいいので「電王」にも出てやってくれ。
監督は「陰日向に咲く」の平川雄一朗。
別にテレビの2時間スペシャルでもいいと思うのだが、イヴェント映画なので観にいくことに価値があるのかも!
まあ、すぐにテレビで放送するのは言うまでもない(もちろんしつこく番宣しまくってね)
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» 「ROOKIES -卒業-」プチレビュー [気ままな映画生活]
夢の大切さ、すばらしさを伝えた熱血教師と一度は不祥事を
起こし挫折を経験しながらも甲子園という夢に向かって
奮闘する生徒たちの物語もついに完結。
ドラマでのあの熱い感動が再び蘇り・・・... [続きを読む]
» 「ROOKIES -卒業- 」結局泣かされる、ベタだけどそれ以外望まない [soramove]
「ROOKIES -卒業- 」★★★
佐藤隆太 、市原隼人 、小出恵介 、城田優 、中尾明慶 、高岡蒼甫 、桐谷健太 、佐藤健 出演
平川雄一朗 監督、2009年、105分、
「ねえ、先生
俺、時々思うんだ、
今までのことは全て
キセキだったんじゃないかって」
こんなベタな映画で
結局、泣かされるという
分かりきった展開、
でもこれでいいじゃん!という
何故か素直な気分にさせてくれる映画。
出来は「並」だけど、
自分では言わなかったし、
こ... [続きを読む]
TB有難うございました。
単独の映画というよりも、ドラマの本当の
最終回はこの映画ではないか・・・という
感じでした。
ドラマで感動した人でなければ、この映画のみの
人は感動をきっと味わえないでしょうね。
”夢にときめけ、明日にきらめけ”
”夢が俺たちを強くしてくれた…”など
胸を熱くさせてくれるシーンの連続でした。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
投稿: シムウナ | 2009年6月 8日 (月) 06時35分