「ラスト・ブラッド」
セーラー服の少女が日本刀を手にヴァンパイアと戦うというシュールなアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」実写化。
そうなると気になるのはヒロインを誰が演じるのか?なのだが、なんと日本の十代の女優ではなく「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン(B83-W60-H85)だった。
彼女の実年齢と、あまりに熟した色気からセーラー服を着ると完全に昔のビニ本のモデル状態なのだが、時代設定が1970年なので、そういえばこんな感じのエロ本あったよなあと考えれば、違う意味でリアル。
それに自分としては「スケバン刑事」大好きなので、スカートの丈が膝下の正統派セーラー服アクションは大歓迎だ。
一応、彼女のセーラー服には理由付があって、アメリカ空軍関東基地内の高校に潜入するためなのだが、当然アメリカ人の学校なので私服であり、返って目立って意味ね~。
日本人の女子高生=セーラー服だからという無理無理に納得するしかない。
それに、セーラー服は戦闘服なので様式美と考えれば問題なし…って、やっぱり苦しいか?
少なくともブレザーの学校にセーラー服で転校する松浦亜弥(B80-W59-H80)の「スケバン刑事」よりましだ。
「トランスポーター」や「レッド・クリフ」のアクション監督コーリー・ユンがアクション監督なので、全編気合の入ったアクションが満載で、チョン・ジヒョンが飛んだり跳ねたり、時には「さるとびエッちゃん」のように屋根の上を走りまくり、バッタバッタとオニを倒していく。
特に狭い路地で、とんでもない数のオニを切るところは最大の見所であり、話は微妙なところもあるが、ここまでアクションがに徹してくれたら、話は申し訳程度でもいいと思ってしまう。
共演の小雪(B83-W58-H85)は思った程出番はなく、ちょっと期待したがセーラー服姿はない。
監督は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のクリス・ナオン。
上映時間も約90分なのでデートにもピッタリ…と思って映画の日に観にいったら、10人以下の客で、親父占有率100%。
やっぱりマニア向けの映画なのか?
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☆「ラスト・ブラッド」
(原題:BLOOD: THE LAST VAMPIRE)
監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン、アリソン・ミラー、小雪、リーアム・カニンガム、JJ・フェイルド、倉田保昭、コリン・サーモン、マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム
戦国時代、大量に流された人の血によって力を得た種族“オニ”。
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