やっぱり初期型マイケル・ジャクソンでしょ!
自分の車は、当時金がなかったのでカーステはカセットだ。
今やカセットテープを売っている店も少なくなり、新しい新譜もいちいちテープに録音しなくてはならないので大変面倒臭い。
まあ、エイトトラックよりは遥かにマシなんだけどね。
そんなわけで、車で聞く音楽は80年代に録音したものが多く、当然少し伸びて、音がこもっている状態だ。
レベッカやらCCBなどのテープに交じって、20年以上の現役を誇るのがマイケル・ジャクソンの「スリラー」を録音したテープだ。
2009年6月26日の朝、テレビを観た時の衝撃は大きい!
マイケルが死んだ~?
う~ん、確かに長生きするような人とは思えなかったが、いきなりすぎるし、50歳って若すぎるだろ。
忌野清志郎といい、どうして若くして死ぬんだ?
若い人はマイケルといえば、改造人間、ロリでホモという印象しかないだろう。
確かに末期のマイケルは、その存在そのもがスリラーなのだが、1980年代、特に「スリラー」が売れまくっていた頃は、凄いアーティストが出てきたなあと思った。
おそらくミュージックビデオを定着させ、その概念を変えたのは間違いなく彼だろう。
特に「スリラー」は監督がジョン・ランディスで、マイケルが特殊効果で狼男になったり、ゾンビと踊ったりして、へたな映画よりも映画になっていた。
初めて観た時のショックは大きい!
一応、劇場映画にも出演しているが、彼の映像の中では「スリラー」は間違いなく一番だ。
このビデオが映画に与えた影響は大きい。
今では当たり前のMTVっぽい映画は、ここらへんの時代から目立つようになってくる。
その後もマイケルは絶好調なのだが、同時に肌は白くなり、顔かたちもどんどん変わっていく。
正直、末期は別物だった。
努力すれば黒人も白人になれる…という黒人の子供たちに変な希望を与えたことも確かだ。
色々事件もあったが、まあ天才に有りがちな性癖だ。
でもやはり自分は初期型マイケルの時が一番好きだな。
そういえば成田美名子の「CIPHER」でマイケル人形が出てきたが、あれって今ではレア物だよな。
とにかく安らかに眠れ、マイケル。
おそらく、ハリウッドは伝記映画を作り始めるんだろうな。
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コメント
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ぼく、マイケルのファンです!!
ぼくもあなたの意見に賛成です。
初期のマイケルカッケー。
でも歌で一番は
Wanna Be Stasin' Somesin'
です
投稿: ? | 2009年11月 6日 (金) 15時01分