2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月30日 (火)

「それでも恋するバルセロナ」

Soredemokoisuru  堅実派と情熱派という互いの恋愛観はまるで正反対の2人のアメリカ人女性が、バカンス先のスペインで、地元のセクシーな画家、そしてエキセントリックなその元妻と織り成す複雑な恋愛コメディ。
 監督のウディ・アレンの女性の趣味は何となく自分と合うので、今回も彼がここ最近連続で起用しているスカーレット・ヨハンセンとペネロペ・クルスのガチンコお色気対決になっているのは嬉しい限り!
 スカーレット・ヨハンセンの小柄ながらも豊満な胸や、ペネロペの過剰なお色気を観ているだけで、もうお腹一杯になってしまう。
 つうか、これって完全に女優のアイドル映画なんよね。
 ところが、アイドル映画=あまり面白くないというのが定番で、この映画もそれに近いものがある。
 意味があるとは思えないナレーションと、ご都合主義の展開、最後のペネロペの行動なんか「火曜サスペンス」みたいで、ちょっと興醒め。
 ナレーションは昔のニュース映画っぽく、わかりやすいし、完全否定はしない。
 ペネロペは、この映画でアカデミー賞助演女優賞をもらっている。
 確かに彼女の演技は鬼気迫るものがあったが、過剰評価じゃないの?
 ただ観光映画としてはバロセロナが満喫できてしまうので、スペインに行きたけど金はなし…という人はこの映画を観るのがいいかも!
 上映時間も短いしね。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月29日 (月)

「レスラー」

Hewrester  子供の頃、世の中で一番強いのはプロレスラーだと思っていた。
 プロレスがゴールデンタイムに放送されていた時代で、手に汗握りながら見ていた。
 もちろんその後、プロレスは演出された興行であることを知るのだが、それでもプロレスラーの動きは一般人に真似できるものではなく、世の中で一番ではないが強いことには変わりなかった。
 先日、2代目タイガーマスクこと三沢光晴が亡くなったのはショックだった。
 改めてプロレスラーも死ぬことを実感した。
 そんな気分の中、「レスラー」を観た。
 ミッキー・ロークが、かつては大活躍で人気があったが、今や落ち目のプロレスラーの孤独な後半生を演じている。
 映画の主人公が、演じているミッキー・ロークの人生とシンクロしているため鬼気迫るものがある。
 主人公は80年代に大活躍したが、今や老体に鞭打ちながら地方興行に出場して細々と現役を続け、私生活はトレーラーハウスに一人で住み、スーパーマーケットでアルバイトをしている。
 娘とはうまくいってないし、長年のステロイド常用で心臓発作で倒れたこともある。
 老眼鏡と補聴器が手放せない。
 強いはずのプロレスラーも年には勝てないし、基本的にはどこにでもいる親父と変わらない。
 いや、むしろ命を削っているのに保障がない分厳しい。
 観ていて、初老に差しかかった不器用な中年の悲哀に泣けた。
 年とったらさっさと引退して、違う仕事をやればいいのにと思うかもしれないが、これこそ本当に不器用な男なのだ。
 日焼けサロンに通ったり薬を使ったり、意外に普段の細かい努力がいる裏側も興味深い。
 試合前の打ち合わせも人によっては八百長だというかもしれないが、自分はエンターテナーとしてのプロフェッショナル魂を感じた。
 これはもうプロレスラーというよりどんな仕事にも置き換えれる男の生き様だと思う。
 また彼が思いを寄せる盛りを過ぎたストリッパーも涙なくして見ることはできない。
 演じているマリサ・トメイが本当に若くないのに身を張っている。
 監督のダーレン・アロノフスキーは映像先走り派だと思ったが、ちゃんと物語が描けることがわかった。
 アカデミー主演男優賞は「ミルク」のショーン・ペンだったが、自分は絶対にミッキー・ロークだと思うけどなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月28日 (日)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

Eva20 Eva2  初めてTVシリーズは前半があまりにも面白かったので、後半の壊れっぷりがを観た時は残念でならなかった。
 ある意味、それも面白いのだが、自分としてはきちんと終わって欲しかった。
 劇場版に期待したのだが、思いっきりダメだった。
 このアニメはあちこちに悪い影響を与えてしまい、完結しなくてもOKとか、意味不明な言葉の羅列、明朝体の文字でのごまかしなど一時困った状態になってしまった時がある。
 そしてすっかり過去のものになりつつあるかと思いきや、2007年新たに映画がスタート!
 正直、今更感もあったが、惚れた弱みもあって観に行く。
 TVシリーズで好きだったヤシマ作戦が再構築されていたのでOK!…と軽く流すはずだったが、予告編を観て大興奮!
 それなのにどんだけ待たすんだよ。
 つうことで初日に劇場に行ったら、案の定パンク状態で、事前に入場券を買っていたとはいえ、劇場に座るまでに時間がかかるのは想定範囲外だった。
 満席状態で観た「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」には衝撃を受けた。
 大変面白い!…いや凄いという言葉が適切かもしれない。
 毎日映画を観て、ほとんど惰性になりつつある自分だが、久しぶりに映画を観てワクワクして興奮した。
 エヴァの映像の中では間違いなく最高傑作である。
 総監督の庵野秀明はDAICON FILMから構築してきたものを、この映画で一気に昇華してしまった。
 TVシリーズの焼き直しではなく再構築であり、さらに新しい要素も入り全く違う話として展開しているので、もはや先が読めない。
 何より今回はそれぞれの登場人物の性格に若干変化があり深く描かれている。
 さらには使徒と交戦中の戦時下の都市と人々の生活が丁寧に描かれており、それがあまりにもさりげなく無意識に頭の中に入ってくる。
 ただでさえ次々と出てくる情報が処理できないのに、上乗せされるので、頭の中が一種のトランス状態になってしまうのだ。
 しかし、それよりも娯楽映画としての作りが良くできており、さらにはロボットアニメの正統派であり王道の新しい形になっていた。
 全編手に汗握る状態で、上映時間が2時間ないのにかかわらず、物凄く長い映画を観たような、それでいて心地よい疲れを感じるのだ。
 ライブ感覚というのは嘘ではないと思う。
 話題の新しい登場人物はメガネっこ要員としてOKだが、彼女の存在がさらに謎を呼ぶ!
 今回から登場のアスカは、TVシリーズと違う登場の仕方で、名前も変わっているし若干正確も違う。
 既存の曲の使い方は一歩間違えれば寒いものがあるのだが、「ラブ&ポップ」でも似たような使い方をしていたので、こんな演出が好きんわんだろうなあ。
 BGMに「彼氏彼女の事情」の音楽が結構使われているのに驚いた。
 前作でつっこまれていたシンジ君のDATにも理由をつけて、さらには重要な小道具にしているのがうまい!
 また意外に「帰ってきたウルトラマン」を中心とした特撮というより、DAICON時代のセルフパロディとなっている。
 協賛の関係かネルフの建物の中にローソンが入っていた。
 当然、自販機はUCCであることは言うまでもない。
 他にも言いたいことは一杯あるのだが、ネタバレになるし、この映画に関しては何も知識を入れずに観るのが一番だと思う。
 帰りも売店がごった返していて劇場を出るのも一苦労だった。
 もう少し静かになったらもう一回観に行くつもり!

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月27日 (土)

やっぱり初期型マイケル・ジャクソンでしょ!

Photo  自分の車は、当時金がなかったのでカーステはカセットだ。
 今やカセットテープを売っている店も少なくなり、新しい新譜もいちいちテープに録音しなくてはならないので大変面倒臭い。
 まあ、エイトトラックよりは遥かにマシなんだけどね。
 そんなわけで、車で聞く音楽は80年代に録音したものが多く、当然少し伸びて、音がこもっている状態だ。
 レベッカやらCCBなどのテープに交じって、20年以上の現役を誇るのがマイケル・ジャクソンの「スリラー」を録音したテープだ。
 2009年6月26日の朝、テレビを観た時の衝撃は大きい!
 マイケルが死んだ~?
 う~ん、確かに長生きするような人とは思えなかったが、いきなりすぎるし、50歳って若すぎるだろ。
 忌野清志郎といい、どうして若くして死ぬんだ?
 若い人はマイケルといえば、改造人間、ロリでホモという印象しかないだろう。
 確かに末期のマイケルは、その存在そのもがスリラーなのだが、1980年代、特に「スリラー」が売れまくっていた頃は、凄いアーティストが出てきたなあと思った。
 おそらくミュージックビデオを定着させ、その概念を変えたのは間違いなく彼だろう。
 特に「スリラー」は監督がジョン・ランディスで、マイケルが特殊効果で狼男になったり、ゾンビと踊ったりして、へたな映画よりも映画になっていた。
 初めて観た時のショックは大きい!
 一応、劇場映画にも出演しているが、彼の映像の中では「スリラー」は間違いなく一番だ。
 このビデオが映画に与えた影響は大きい。
 今では当たり前のMTVっぽい映画は、ここらへんの時代から目立つようになってくる。
 その後もマイケルは絶好調なのだが、同時に肌は白くなり、顔かたちもどんどん変わっていく。
 正直、末期は別物だった。
 努力すれば黒人も白人になれる…という黒人の子供たちに変な希望を与えたことも確かだ。
 色々事件もあったが、まあ天才に有りがちな性癖だ。
 でもやはり自分は初期型マイケルの時が一番好きだな。
 そういえば成田美名子の「CIPHER」でマイケル人形が出てきたが、あれって今ではレア物だよな。
 とにかく安らかに眠れ、マイケル。
 おそらく、ハリウッドは伝記映画を作り始めるんだろうな。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月26日 (金)

劇場版「空の境界」Remix -Gate of seventh heaven-

Karanokyoukai  う~ん、確か全部で七章だから、これで完結だよなあ。
 最初はDLPの画質確認のために観にいっただけで、原作も知らず何が何だかわからなかったが、数をこなすうちに全貌が見えてきた「空の境界」。
 やっと最終章かと思って劇場に行ったら、第一章~第六章の総集編だった。
 そういえば、1980年代のアニメは総集編が多かったことを思い出した。(特に劇場版公開前の「うる星やつら」)
 ひょっとしたらどこかに新しいカットが入っているのかわからないが、そんなものわかるはずもなく、とりあえず今までの復習をさせてもらった。
 そんなわけで最終章を待つ自分なのさ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月25日 (木)

「守護天使」

Shugotenshi  密室劇ながらも先の読めない展開で予想以上に面白かった「キサラギ」。
 その監督である佐藤祐市の最新作は、妻の尻に敷かれる冴えないサラリーマンが、好きになった女子高生を闇サイトの魔の手から勝手に守る…という話だが、「キサラギ」のようなものを期待すると失望は大きい。
 何故なら予想以上に面白くないからだ。
 自分の中で映画を面白くする要素は「説得力のある何が何でも」と「映画的な流れ」だと思っている。
 つまり登場人物の目的が何であれそれを成し遂げるためには、どんな障害があろうが何が何でも乗り越えるというもので、さらにその行動に説得力があって共感できなくてはいけない。
 映画的な流れというのは、ここ最近よく見かける静止画の「絵」としては面白いではなく、動きがあるということである。
 これらの要素を確実に満たしている例は昔の宮崎駿の映画で、「カリ城」や「ラピュタ」がそれに該当する。
 一杯の水のために一国を敵に回したり、天空のお宝よりも一人の女の子を何が何でも救う。
 単純ながらも重要な要素である。
 ところが、この映画は残念なことに、さえないサラリーマンが女子高生を助けたいというのに説得力が少なく、何が何でも度が大変低いのだ。
 主人公が女子高生を好きになる動機づけが弱く、また彼女を演じる忽那汐里(B79-W59-H83)が怖いくらいに華がないので、何が何でも助けたいという気持ちに共感ができないのだ。
 もはや根本的な設定に無理があり、さらには演出に緊迫感がないので、彼女に魔の手が伸びる前に何とかしなくてはならないという時間との競争が感じられないので手に汗握れないのだ。(彼女の置かれている状況を警察に知らせず、ある作戦があるとはいえ2時間何もしないなんてありえないでしょ?)
 じゃあ、笑える話なのかといえば、そうでもなく非常に中途半端で、色々面白そうな要素があるのに全てスベりっぱなしという悲しい結果に終わってしまった。
 主演のカンニング竹山は見事にうざい奴を好演しているし、佐々木蔵之介は相変わらず胡散臭い役をやらしておけば日本一だし、ヒキコモリ役の與真司郎も悪くない。
 ただ引きこもりの割りには結構普通に外で大活躍で、設定がまるで生きていないし説得力がない、
 やっぱり彼はアクティヴに動くより、パソコンや携帯電話を駆使して活躍するのがいいんじゃない?
 ヒロインの忽那汐里はつい最近まで名前の読み方がわからなかったのだが(←アホです)、ポッキーのCMに出ている時は輝いていたのに、どうして、この映画では華がないのだろう?
 また拉致られた彼女が電話をかける先って普通警察でしょ?
 寺島しのぶ(B80-W60-H83)のツンデレぶりはOK!
 ま~とにかく本当に惜しい映画で、「キサラギ」はまぐれあたり?

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月24日 (水)

「カンフーシェフ」

Kungfuchefs  元同僚の辻ちゃん(B78-W62-H78←出産前)が妊娠してギャルルをやめた時は叩かれまくりだったものの、出産後はカリスマ・ママとして大活躍なのに、自分は喫煙で仕事を降ろされ今まで築き上げてきたものが一瞬で消滅!。
 和田アキ子(B94-W75-H93←「金曜10時!うわさのチャンネル!!」出演時)が若い時喫煙していたことを告白しても時効で許されているのもよくわからないし、そもそも大麻とかに比べればまだまだかわいいものだし、他にも吸っている奴なんか絶対いるって…と思っているかどうかは知らないが、今やすっかり崖っぷちタレントになってしまった加護ちゃん(B80-W60-H80)の自粛後の最初の映画出演がこの映画だ!
 料理と武術の達人であるカリスマシェフがかつて自分を料理長の座から追い出した男と対決する!
 主演はサモ・ハン・キンポー、共演にヴァネス・ウー。
 ポスターで大きく扱われている加護ちゃんは脇役で、言葉も吹替だ。
 自分としては加護ちゃんよりもジャッキーの盟友でもあるサモ・ハン・キンポー目当てで観にいったのだが、かつてのデブゴンもすっかり年を取ってしまった。
 しかし、若い時よりも貫禄が出てきて渋くかっこよくなっていた。
 動きは若い時の方がキレがあるのだが、あの年齢であの体型で動いていることが奇跡だ。
 話はカンフー映画の基本に料理の要素を入れてそれなりに面白くなっている。
 加護ちゃんはモーニング娘。にいてこそ、そのかわいさを発揮するんだなあと認識。
 まあそれは加護ちゃんに限らず他のメンバーもなんだけどね。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月23日 (火)

「劔岳 点の記」

Tsurugidake  明治40年、地図の測量手として実績を上げていた柴崎芳太郎は、陸軍参謀本部から呼び出され、国防のため日本地図の完成を急ぐため、最後の空白地点を埋めるべく前人未踏の難峰・劔岳に登頂するよう命じられる。
 一方、民間の日本山岳会の会員も剱岳の登頂を計画していた。
 軍の名誉のためにも民間人には負けられない。
 果たして先に登頂するのはどちらか?
 日本映画界を代表する名カメラマン木村大作の初監督作品。
 昔ながらの装備と根性の陸軍参謀本部陸地測量部VS歳新装備の民間の日本山岳会。
 まるで「ロッキー4」でアナログのトレーニングのロッキーと最新設備でトレーニングをするドラコの戦いを思わせるものがある。
 しかし、この映画はあまりそこに重点を置いていなくて、むしろ自然の美しさと壮大さが中心となっている。
 自分は測量隊と日本山岳会の登頂レースを期待していたので、少し残念!
 これは自然の美しさ以外に映画を盛り上げる重要な要素なんだけどね。
 本当の話かどうかはわからないが、日本海側から富士山が見えたのには少し感動!
 調べてみると実際にに劔岳・立山連峰各所でロケを敢行したらしい。
 CG全盛期の時代に、なんとアナクロな、それでいて男気のあることよ。
 さすが「八甲田山」の木村大作というところか。
 出演は浅野忠信、香川照之、役所広司、松田龍平、仲村トオル、宮崎あおい(B77-W57-H82)。
 あおいちゃんは少ししか出ないので彼女目当てで行くと肩透かし状態なので注意!
 この映画で一番いい味を出していたのは香川照之かな。
 山での測量は荷物が半端な量でなく、ただ登ればOKである登山とは違うのだ。
 そこでふと気づくのは、この映画を撮影する機材も尋常な量でないはず。
 この映画をやっと観たので、随分前に録画してあった「情熱大陸」での木村大作の回を観た。
 この映画の撮影そのものが物語の測量隊とシンクロしていた。
 しかし、映画よりもメイキングの方が面白いという皮肉な結果になってのは少し寂しい。
 

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月22日 (月)

「いけちゃんとぼく」

Ikeboku  西原理恵子が初めて手掛けた絵本を実写映画化。
 少年と彼にしか見えない不思議な生物いけちゃんとの交流を描いている。
 不思議な生き物が子供たちの日常にいるのを、自分はオバQ方式とこっそり言っているのだが、この映画に出てくるいけちゃんもそれに近い。
 う~ん、やっぱり藤子先生は偉大だ。
 いけちゃんの正体が明かされる時泣けるはずなのだが、この映画のスタッフはどういうわけか映画が始まってすぐに正体をばらしている。
 もちろん、それがわかっていていも盛り上がればいいのだが、そうでもない。
 まあそれ以前に公式ホームページと予告編、ポスターもネタバレ全開で困ってしまう。
 前半はあまり良くなくて、ダメ映画かと思いきや、意外に後半に持ち直してくる珍しい映画。
 しかし、何よりも凄いのがいけちゃんの声を担当している蒼井優(B82-W58-H82)の声優ぶりだろう。
 「鉄コン筋クリート」でも中の人を演じていたのだが、今回のあまりのうまさに彼女の底知れぬ才能を思い知らされた。
 今回の彼女の声がなかったら、この映画の価値はもっと下がっている。
 原作が絶対に泣ける本と言われているので、かまえていたのだが、予告編でもお馴染み彼女の「遠い遠い未来…」のセリフと渡辺美里の歌には泣けた。
 ちなみに声を出して笑ったのはヤンキー伝説の話ね。
 主演は「子ぎつねヘレン」の深澤嵐。
 当然、角川映画なので蓮佛美沙子(B80-W56-H83)が出ているのは言うまでもないが、今回の変化ぶりは見物!
 監督は大岡俊彦。
 確かに泣ける要素はあるものの、演出がうまくないので大変惜しいものになっているのが残念!

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月21日 (日)

「トランスフォーマー/リベンジ」

Revenge  ど~考えてもアニメだから適当にごまかしている変形をVFXの限りを投入して、もっともらしく実写化してしまった「トランスフォーマー」は、ロボットアニメの筆写化の可能性を大きくしてくれた。
 これならゲッターロボやコンバトラーVの実写化もいけるのでhないかと思ってしまう。
 少なくとも「ガンヘッド」を観て限界を感じた世代は誰しもそう思うだろう。
 そんなわけで、さらにパワーアップしている2作目が公開!
 エイリアン・シリーズでもそうだが、続編はやっぱり物量で勝負だ!
 実は1作目は特撮は凄いがテンポが悪かったのだが、今回は正に全編クライマックスで心配していたテンポも良くなっていた。
 主人公がヒーローになり、美人でナイスバディーの彼女がいて、謎の生命体とも友達というオタクの妄想が見事映像化されている。
 監督がマイケル・ベイなので相変わらずアクションは何をしているかわからないところもあるのだが、大きなスクリーンと大音響の劇場だと、観客が戦いに巻き込まれたような擬似体験ができるので、その意味ではよくわからないけど凄いことになっているというベイの演出は正解だと思う。
 観るというより体験する映画といってもいいだろう。
 ただ機械生命体の戦いが、どうしても「ターミネーター4」とかぶってしまう。
 そういえば、今回女子大生型金属生命体も出てきて、まるっきりターミネーターだった。
 さらにはフランスが破壊されるのは本編前の「GIジョー」にも似たような映像があって、意外に似たような企画が目白押しなのか?
 今回は原作のゆる~いギャグも入っていて、ちょっとこれを実写でやる徹底振りが良い!
 軍事マニアなら目が離せない陸水空の兵器が全編出まくり。
 地球のためといいながら、アメリカ中心の考えなので中国で暴れ、エジプトでは世界遺産壊しまくりだ。
 この映画でもかつての夢の旅客機コンコルドがちらっと出ていた。
 接近戦だと、どれが敵か味方かわからなくなるのだが、そこは雰囲気で乗り切るしかない。
 上映時間が長いのだが、万全の体調で観れば問題なし。
 逆にお疲れ気味で観るとさらに疲れるので注意!

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月20日 (土)

「愛を読むひと」

Aiwoyomuhito  15歳のマイケルはある日、21歳年上のハンナと出会い、彼女と彼女の肉体にどっぷり漬かってしまう。。
 ところがある日突然、彼女はマイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生となった彼は法廷でハンナと思の再会は法廷だった…。
 アカデミーでノミネートに上がった時は、「君に読む物語」と勘違いしてしまった、テヘ。
 ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」が原作だが、自分は未読。
 少年と年上の女性の筆降ろし系の話かと思ったら、後半はナチスの戦犯の話という重たい話になってしまう。
 まあ、確かにそんな「青い体験」みたいな話がアカデミーにノミネートにされるわけもないいよなあ。
 一方ではやりたい盛りの少年なので、物凄い年上だろうとお願いできたらOKなんだろうという気持ちは痛い程わかった。
 ハンナが生死と引き換えにしても「秘密」を守らなくてはならない理由が重要なのにすぐにわかり辛いのが残念。
 あと、ドイツが舞台なのに相変わらず英語を話すドイツ人というのに違和感ありなのだが、これは英語圏の映画の仕様なんだろうなあ。
 ハンナ役のケイト・ウィンスレットは乳輪大きめの胸を出しながら頑張っていた。
 彼女の何とも言えない表情を見るとアカデミー賞をもらうのもわかるような気がした。
 監督は「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリー。
 共演でブルーノ・ガンツが出ていたので、絶対にヒトラー役だと思ったら、マイケルの先生役だった。
 予告でガンガン聞かされる平井堅の歌が、エンドロールで差し替えになるとあきらめていたら、そんなことなくて良かった、いやマジで。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月19日 (金)

「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」

Musashi  宮本武蔵が晩年に書いたとされる「五輪書」と彼が生み出した剣法“二天一流”の謎に迫る歴史アニメドキュメンタリー。
 やたらと押井守の名前が出てくるが、彼は原案・脚本で、監督は西久保瑞穂。
 歴史ドラマと言うよりは、本当にドキュメンタリーのような感じのアニメで、蘊蓄がギュウギュウにつまったナレーションは押井守節全開だ。
 おそらくメインであろう武蔵のアニメよりも3DCGキャラクターの解説をしている場面の方が多く、それが一番面白い。
 例えば西洋の騎士→中国の騎兵→日本の武士の流れとか、二刀流の意味、武蔵の目指しているものなど、どこまで信憑性があるかはわからないが、独自の解釈に興味が出てくるので、家でネットで調べたり図書館で関連本を漁りたくなってしまう。
 宮本武蔵=巌流島の戦いのイメージしかなかったので、それ以外の人生を改めて知った(アホですね)。
 まるで「その時歴史は動いた」を観ているような感じもしないわけでもないのだが、とかく人のインタヴューで構築して単調になりそうなドキュメンタリーの中で、アニメを中心とした見せ方はわかりやすく退屈しない。
 ただ、押井守名前に釣られて「アニメ」として観にきた人には面食らうかもしれない。
 何しろ基本は「ものしり館」でしかないからだ。
 そして誰もが何となく感じること!
 それは
 アニメでなくてもいいじゃん
 もしくは
 別に映画館で金払って観るものでもない…という身も蓋も無い思いで、上映時間も短いし食い足りないのは確か。
 ただドキュメンタリーの新しい形の一つとしては良いかも。
 もっとも制作側が、宮本武蔵の人生が面白いから劇映画にするよりドキュメンタリーの方がいいと思っていたら、それは脚本と演出の力が乏しいだけなので、少し情けないかもしれない。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月18日 (木)

「非女子図鑑」

Hijoshi  一般的にこうあるべきステレオタイプの女性とは何かが違うが、自分なりに正直で一生懸命に生きている女性を“非女子”と定義し、彼女らを主人公に作った6話のショートオムニバス。
 基本的にオムニバスに面白いものはないと思っている自分だが、これは意外にも面白かった。

 オープニング&エンディング
 監督/清水崇 
 主演/鳥居みゆき(B83-W60-H85)
 禁断の実を食い倒すイヴの話。
 実は鳥居みゆき目当てでこの映画を観にきました(テヘ)
 本当は美人であるはずなのに惜しい彼女だが、この映画では普段の芸の延長上で、まあ脳内補完で裸だと思えば楽しい。

 「占いタマエ!」
 監督/豊島圭介
 主演/足立梨花(B79-W56-H85)
 神主に恋して、毎日、おみくじを引きに神社に通う女子高生の話。
 主演の女子高生の友達の外国人の女の子が、いかにも昔の特撮に出てくる外人みたいで、尚且つ美人でも何でもないところに、滲み出る笑いが…。

 「魁!!みっちゃん」
 監督/山口雄大
 主演/山崎真実(B84-W59-H87)
 タダ食いに命をかける格闘美女の話。
 久しぶりにマミやんのアクションを見ることができて嬉しい。
 それでいて、今まで彼女の出ている映画の中では一番美人に撮られているような感じがする。

 「B〔ビー〕」
 監督/深川栄洋
 主演/月船さらら(B85-W60-H88)
 遺跡発掘現場の主任はノーブラなのに、調査員の男がブラをつけていた。
 屈折した恋愛物。
 もう一つ弾けないんだよなあ。
 

 「男の証明(あかし)」
 監督/川野浩司
 出演/片桐はいり(B87-W60-H91)
 女でいることに疲れ、男になろうとする女優の話。
 片桐はいりの怪演が面白く、特に「勉強させていただきますっ」のセリフには思わず声を出して笑ってしまった。

 「混浴 heaven」
 監督/オースミユーカ
 出演/江口のりこ(B80-W60-H87)
 混浴が好きな女の話。
 自分的にはあたりさわりなし。

 「死ねない女」
 監督/塚本連平
 出演/仲里依紗(B87-W59-H88)
 男にふられて自殺を決意するが、死んだ後に現場検証の警察に汚い部屋を笑われたら…と焦って片付け出す女の話
 6作品の中ではダントツに面白い。
 仲里依紗のメタモルフォーゼっぷりも見事!
 「男の証明(あかし)」もいいのだが、あれは片桐はいりそのものが面白いからなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月17日 (水)

「サガン -悲しみよ こんにちは-」

Sagan  映画でも文学でもフランスとつくとおしゃれな感じがする。
 確かにフランス映画と聞くとおしゃれな感じがするのだが、決して「エマニエル夫人」やリュック・ベッソンの映画のことではない。
 しかし、フランス映画が好きと言っている女性はよくよく話してみると「アメリ」しか観てなくて、実はフランス映画が好きなのではなく、フランス映画の好きな私が好きということが多い。
 そんな人のためにフランス映画でフランス文学の作家フランソワーズ・サガンの伝記映画がこれだ。
 これだけフランス三昧であれば、おしゃれな自分を演出できるというもの。
 なまじ18歳で「悲しみよ こんにちは」が大ヒットし大金持ちになったフランソワーズ・サガンの栄光と転落を描いている。
 ちなみに「悲しみよ こんにちは」って斉藤由貴(B86-W59-H86)の歌じゃねえの?と言っている時点でおしゃれから程遠いので注意したい。
 自分はサガンは自動車事故で死んだと思っていたので、この映画で結構長生きしていたのには驚き!
 一方では若い時に金を持つといかんなあと思わせるのはサガンと「ホームアローン」のマコーレ・カルキン君くらいだろう。(もっとも年を取っても金がないのも辛いものがあるが…。)
 正直、サガンの破滅型人生は自業自得だと思っている。
 だから映画はつまらなくはないが、共感が持てなかった。
 さらに最後が何故か親子の絆みたいな話になっているのも唐突すぎ!
 ただ久しぶりにコンコルドを見ることができたのが嬉しかったなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月16日 (火)

「アルマズ・プロジェクト」

Almaz  昔、「あいのり」が全部実話だと思っている人がいたのに驚いたことがあるのだが、さらに上がいて「未来日記」も実話だと思っている頭の悪さ一級品の人がいて驚いたことがある。
 さすがに今は「笑っていいとも」のテレフォンショッキングが本当に友達に電話していると思っている人もいないと思うが、その昔は、電話がつながらないとかの演出がうまく、うまく緊張感を出していた。
 当然、映画にもナンチャッテドキュメンタリーといのがあって、ここ最近だと「クローバーフィールド」がそうだが、一昔だと「ブレアウィッチプロジェクト」がそうだろう。
 要はいかに本物っぽく見せるかが大切なのだが、多くの作品はカメラを振り回して気持ち悪くなってしまう。
 カメラを振り回すののが、ドキュメンタリーっぽいわけでもないのだが、どんな作品もそんな感じだ。
 この映画は、1998年に墜落したロシアの極秘宇宙ステーション“アルマズ号”のブラックボックスに収められた映像を、ロシア政府が回収するよりも早く、民間団体が入手して発表した…という設定。
 事実か?フィクションか?と煽りまくっているが、当然フィクションであり、途中でBGMを入れたりしているので一気に冷めてしまうのだ。
 究極の密室である宇宙ステーションに〈人類以外の何か〉など面白い要素はあるのに、ダラダラ進んでいくし、思わせ振りで何もなく終わってしまう。
 宇宙ステーションの全てのカメラを分割固定して見せろとは言わないが、ドキュメントっぽくの徹底さが全く足りないのだ。
 このウダウダした展開で約90分の上映時間はかなり辛いものがある。
 HPへの誘導とか色々企画しているようだが、見事にすべりっぱなしなんよね~。
 

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月15日 (月)

「ガマの油」

Gamanoabura  シリアスからコミカルな役まで幅広い演技と、意外にどんあ映画にでも出ているようなイメージの役所広司。
 自分が好きな映画俳優の一人だ。
 そんな彼の記念すべき第一回監督&主演が「ガマの油」だ。
 1日に何億も稼ぐ(本人曰く)デイトレーダーの息子が交通事故に遭って病院のベッドで意識不明のまま死亡。
 息子の携帯電話に恋人から連絡があり、とっさに息子のふりをして彼女と親しくなるのだが…。
 良い役者=良い監督になるわけではない。
 この映画も面白い要素はあるのに生かしきれていない。
 編集のキレが悪いせいかテンポも悪く、また余分なエピソードが多いのでダレてしまう。
 例えば、熊のエピソードは間違いなくいらないし、もっといえば、この映画では最も重要と思われるガマの油売りも、何故主人公の心象シーンなのかよくわからず、実はいらないのではないかと思ってしまう。
 もちろん、ガマの油売りがわからない奴はバカだと言われるかもしれないが、自分はそんなにできた人間でないので伝わってこないんよね~。
 共演は小林聡美、瑛太なのだが、現役K-1ファイターの澤屋敷純一が意外にいい味を出している。
 いくら携帯電話で顔が見えないからといっても恋人のそれ以外の人間なんかどこかでわかりえそうなのだが、演じている二階堂ふみ(B74-W55-H80)が、素なのか演技なのか、真剣頭悪そうなので、違う意味で説得力がある。
 さらに、とてもかわいいとは思えないんだが、何故か頭に残るから困ったもんだ。
 もう少しで傑作なのに真剣惜しい。
 一応、ファンタジーという便利な言葉があるのだが、この映画は奇をてらいすぎて失敗なんだよなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月14日 (日)

「真夏のオリオン」

Lastonerationsundertheorion  戦時中に日本人の手によって書かれた楽譜「真夏のオリオン」が何故か64年の時を越えてアメリカ人の手から届けられた。
 その裏には第二次世界大戦中の日本潜水艦と米海軍駆逐艦の壮絶な攻防戦があったのだった…。
 日本は敗戦国のため、戦争物は基本的に戦争完全否定で、その多くが愛する者との別れを中心とした泣かせ物になっている。
 戦争は良くないことはわかった。
 戦争は確かに絶対に負けられないし負けたら終わりの究極の外交だ。
 ただ日本の教育は何故戦争をしなくてはいけないかその経緯を全く教えていない。
 莫大な費用と労力がかかる戦争なんてやりたいわけないが、あえてやらなくてはならない状況をもっと知るべきではないか。
 しかし、もうそろそろ世界大戦中に日本が敵に一矢報いるゆな話もあってもいいのではないかと思う。
 この映画は珍しくお涙頂戴要素が少なく、米軍駆逐艦と日本の潜水艦の攻防戦を描いた娯楽作品だ。
 潜水艦物でお馴染み、息を潜めて相手をやり過ごしたり、空気が残り何時間とか、浸水などのネタが盛り沢山で、確かに欧米の潜水艦映画の焼き直しっぽいところもあるのだが、やっと娯楽としての戦争物が出てきたことは良いと思う。
 少なくとも「ローレライ」のようなトホホな感じではなく、骨太の話になっているのが良い。
 玉木宏が演じる艦長が頼もしく、よくありがちな熱血バカでないのが良い。
 そういえば昔は「ガンダム」ではシャアが一番かっこいいと思っていたが、社会人になるとシャアは上司には向いてなくて、やっぱりブライトが一番上司向きだよなあ…という人が多いのだが、玉木の演じる艦長は上司だったら比較的マシではないかと思う。
 一応、ヒロインで北川景子(B75-W53-H81)が出てくるのだが、髪形のせいか物凄くかわいくないし反抗的な顔に見えるのは何故?(元セーラーマーズだからというのは理由になりません)
 監督はベテランといえば聞こえはいいが、当たり障りなく適当に話をまとめる篠原哲雄。
 今回も手堅いのだが、もう少し海の密室である潜水艦の狭さや息苦しさをうまく描いてほしかった。
 監修・脚色は「ローレライ」の福井晴敏。
 国産の潜水艦物としては思った以上に面白いし、少なくとも泣かせようとしている戦争映画ではないので、偏見を持たずに観るべし!

参加してます。よろしくで~す
   

 

2009年6月13日 (土)

「ウルトラミラクルラブストーリー」

Muri  青森で野菜を作りをしている水木陽人は頭のかわいそうな青年で、野菜を売りに行った先の幼稚園で、東京から来た新任保育士の町子先生を好きになる。
 町子先生は事故で死んだ元カレの首がいまだに見つからず、占い師に相談するために青森に来ていたのだ。
 両思いになるため空気を読まずにアタックしまくりの陽人に町子先生は困惑気味。
 そんなある日、農薬をかぶってしまった陽人は、人が変わってしまう。
 その方がいいと町子先生に言われた彼は、さらに農薬を使うのだった…。
 何となく「アルジャーノンに花束を」を思い出した。
 おそらく、世間的には子供みたいな青年のピュアな恋愛物語だと評価されるのだろうが、自分はこの映画は観ていて胸糞悪かった。
 まず、自分は頭のかわいそうな人を「純粋」と見立てることが嫌いだ。
  さらに彼の傍若無人ぶりが見ていて腹が立つ。
 自覚がないからといって何やっても許されるわけではないのだ。
 そして、一番いやなのは農薬で頭が良くなったみたいな描き方をしていることだ。
 自分の父親は、畑仕事中に間違って農薬が口に入ってしまって死ぬ寸前までいってしまったので、いくらファンタジーとはいえ最後のエンドロールでさえも、農薬の怖さについて何も触れない無神経さが嫌いだ。(見逃していたら申し訳ない)
 個人的に受け入れられない要素が多いので、この映画に関しては全く評価ができない。
 例え監督が2007年度日本映画監督協会新人賞を受賞した横浜聡子監督の記念すべき商業映画デヴュー作で、主演の松山ケンイチは物凄くうまく演じきっていてもね。
 あ~でも町子先生の元カレの話はちょっとビビったし、実はそれが一番良かったんだけどね。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月12日 (金)

「TOKYOレンダリング詞集」

Tokyorenda  「buy a suit スーツを買う」の同時上映。
 東京の風景に短い言葉がテロップで出てくる。
 セリフなし。
 う~ん、つまらない。
 市川準監督のプライヴェート映画らしいので、当然かもしれない。
 ただ、短い言葉がCMのキャッチコピーっぽく、CMディレクター出身の市川監督らしいなと思った。
 この人の東京の風景って生活感があって好きだな。
 トレンディドラマの東京とは違う。
 自分は東京に住んでいないのでわからないが、東京在住の人にはこの作品に感じるものがあるのかな?

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月11日 (木)

「buy a suit スーツを買う」

Byasuite  ここ最近新聞は読まないしテレビもそんなに見ない。
 だから市川準監督がお亡くなりになっていたを知ったのも相当後だった(合掌)
 デヴュー作の「BU・SU」が好きだったので、新作が公開される度に劇場に行っていたのだが、この人の監督作品って本当にムラがあるので良い映画はとことん感動するし、ダメな映画は観ていることが苦痛!
 またそれは人によって違うので、好き嫌いが大きく分かれてしまう。
 ほとんど博打に近いのだが、それが彼の映画の魅力だったりする。
 「buy a suit スーツを買う」は実質最後の作品で、昨年、この映画の編集を終えた夜に急逝したらしい。
 失踪した兄からの突然のハガキを手に関西から上京する妹。
 ハガキにある住所にあったのは、小さな段ボールハウスで、兄はそこに住み着いていたのだった…という話。
 正直、セリフは聞き取りにくく、最後も唐突過ぎ!
 頭の悪い学生の自主映画かっつうの。
 これが完成品なのか未完成かはわからないが、本来なら自分の中ではダメな市川映画なものの、亡くなった人を悪く言うような感じになってもいやなので控えめにしておく。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月10日 (水)

「ザ・スピリット」

Thespirit  映画は基本的に動きを伴った流れが大切であり、どれだけ絵的に凝って1枚の絵として完成度が高くても、映画的な流れがないと極めて退屈であることは言うまでもない。
 ところがCGの普及でどんな映像でも作ることができるようになると、どういうわけか「流れ」のない作品が目立つようになって来た。
 「シン・シティ」はその典型であり、絵的には面白いのだが映画的な流れがまるでないのだ。
 その「シン・シティ」の原作者フランク・ミラーがウィル・アイズナーのアメコミを映画化。
 「金剛番長」の卑怯番長みたいなマスクをしたスピリッツが、凶悪犯罪者オクトパスと戦う…という話で、死ぬほどつまらない。
 白と黒をベースに1ヵ所だけ赤色を配するグラフィックイメージは面白いのだが、評価するべきところは、そこしかない。
 かなりハッタリをかましているので、凄そうに見えるが全くもって映画としては面白くない。
 原作のコミックがどんなものかは知らないが、アメコミを映画化は、映像化するための昇華が必要で、そもそもあまりにも現実味がないヒーローをいかにもっともらしく見せるかが大切であり、CGを駆使して漫画の絵を映像化するだけでは、かなりショボくなってしまう。
 何故ヒーローが存在するのかをつきつめて、彼らがコスプレをする意味を出さなくてはいけない。
 ところが、この映画は登場人物は大変表面的であり、それならせめてアクションが凄いかというとそうでもなく、結局面白いところを探せず映画は終わってしまった。
 とりあえず、スカーレット・ヨハンセンの豊満な胸の谷間が唯一の救いか。
 しかし、オクトパス役のサミュエル・L・ジャクソンって意外にキワモノ映画ばかり出てるよなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 9日 (火)

「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」

Icomewiththerain  「MR.BRAIN」の時は放送前までほとんどテロに近い状態で宣伝していたが、同じキムタク出演でも、この映画は公開劇場も少ないが、それ以前に作品そのものの存在を知らない人が多い。
 キムタクは「2046」にも地道に出演していたりしているのだが、この手の映画はひっそり公開が終わってしまうのだ。
 そんなキムタクとイ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットという日・韓・米のイケメン俳優が出演するのが、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」だ。(久しぶりの英語カタカナ読みタイトル)
 そういえば、キムタクとイ・ビョンホンの共演って「HERO」でもあったなあ。
 トラウマを抱えた元刑事の私立探偵が大富豪の息子探しのためロス→フィリピン→香港と駆け巡る。
 一方、マフィアのボスも、自分の愛人が一緒にいるので富豪の息子を捜していた…。
 ちなみに、主演はジョシュ・ハートネットで、キムタクは行方不明の息子役なので、出演時間は異常に少なく、またセリフはほとんどない。
 だから毎度お馴染み何やってもキムタクにはなっていないが、彼目当てで行くと肩透かし。
 いや、もっと言うと相当人を選ぶ話なので、テレビ感覚で行くと2時間近い拷問になってしまう。
 個人的には死ぬほどつまらない。
 けだるい雰囲気や、キムタクをキリストと見立てた宗教の話などやりたいことや、いいたいことはわかるのだが、だからといって映画が面白いかどうかは別だ。
 こういうのを面白いと言えるのがかっこいい映画ファンなんだろうけど、自分は無理なのでまだまだ修行が足りないと思った。
 キムタクの演じる青年は他人の痛みを身代わりとなって引き受けるという不思議な力を持つのだが、ちょっと前に「KIDS」や、もっと前に「パタリロ!」でもその話があったので、定番といえば定番なのかもしれないが、新鮮味はなく「またか」という気持ちが強い。
 また、ジョシュ・ハートネット演じる探偵が刑事時代に追いかけていた殺人犯が、人を使ってオブジェを作る芸術家(ちょっとレクター博士入っています)なのだが、その作品が真剣良くできていて、この映画の最大の見所であるが、反面大変気持ちが悪い。
 全体的に「痛み」ということに関しては、この映画は成功しているが、観ていて不快になっても仕方ない。
 やっぱり、映画は明るく楽しくだよね。
 監督は。「青いパパイヤの香り」や「夏至」のトラン・アン・ユン。
 「ノルウェイの森」は、この人が監督らしいが、ちょっと微妙な不安が…。
 劇場は監督の新作目当てで来ている濃い映画ファンと、キムタク目当てっぽい女子に分かれており。後者の方は場違いなところに来てしまったという雰囲気が漂っていたことは言うまでもない。
 とりあえずイケメン3人は必ずどこかで上半身裸になっているので、そっち方面目当ての人には見逃せないかも。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 8日 (月)

「ハゲタカ」

Hagetaka  NHKよ、お前もか?
 またもやテレビドラマの映画化。
 自分的には、NHKの番組の映画化というと「カードキャプターさくら」以来か?
 テレビドラマは見てない…っつうか、今、映画化する番組を全部見るのは無理だよ。
 日本の大手自動車メーカーをめぐる買収戦争!
 企業買収の天才ハゲタカVS中国系巨大ファンドから送り込まれた赤いハゲタカの戦いを描く!
 大変面白い。
 全体に漂う緊迫感が、なまじ身近に起こりそうなことなので一層迫力がある。
 ゆるい恋愛なしであくまで買収劇に徹しているのが良い。
 大手自動車メーカーを実際に存在する企業に脳内変換すると面白さ倍増だ。
 また、テレビ局のスポンサーの圧力の話とか、民放のテレビ局関係の映画では厳しいだろうなあと思ってしまう。
 あと、この映画を観れば、意外に社長も大変で、給料が高いのは当たり前だと下っ端の人は思うだろう。
 ラストあたりが少し間延びするのが残念。
 出演は、大森南朋、玉山鉄二、松田龍平、柴田恭兵など。
 意外に玉山がかっこよく、特にメガネがよく似合う。
 柴田恭兵の老け方には驚き!
 「あぶない刑事」のセクシー大下はもう過去の話なんだなあ。
 監督はTV版も演出した大友啓史。
 面白いんだけど、実際のライブドアのフジテレビ買収劇があったので、やっぱりリアルタイムで現実の話の方が面白く、あの時は家でニュースを見るのが本当に楽しかったんだよなあ。
  

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 7日 (日)

「ターミネーター4」

T4  エイリアン・シリーズは基本的に、エイリアンという生物とシガニー・ウィーヴァーさえ出ていれば何でもありであり、もっといえばシガニー・ウィーヴァーさえもいなくても成り立つ話なのだ。
 ターミネーター・シリーズも同じで、男型だろうが女型だろうが殺人ロボットが襲ってきたら何でもありなのである。
 ただ。アーノルド・シュワルツェネッガーの存在が大きく、彼が出ていないと、どんなに面白くても評価は低くなってしまう。
 個人的には「ターミネーター2」で終わったと思っているし、「ターミネーター3」はイマイチだった。
 だから「4」ができると聞いて、ああこのシリーズも13日の金曜日みたいになっていくんだなあと思ってしまった。
 話は、審判の日から10年後の2018年の荒廃した世界を舞台に、30代になったジョン・コナー(まだ人類の指導者ではなく下っ端)が機械軍の支配する世界に立ち向かう…というもので、確かに毎回ターミネーターが現在にやってきて大暴れではマンネリなので、未来を舞台にするのはありだと思う。
 それに今回はジョン・コナーの父親(まだ若造)を守る話にないる。
 これで一家全員守ることになるわけやね。
 今回は体の半分が機械化した男が出てくるのだが、彼が何者かが謎であり、それが明かされる時は衝撃の事実がわかるのが見所の一つ。
 う~ん、1作目を前提に辻褄を合わせるので、脚本家も苦労するだろうなあ。
 映像は迫力満点だし、1作目と2作目を観ているとニヤリとするとこともある。
 またバイク型ターミネーターや水中ターミネーターなども登場して、本当に何でもありになっている。
 っつうか、トランスフォーマーとかぶってね?
 ただ「T3」は完全になかったことになっており、好意的に解釈すると別の平行世界の話になる。
 しかし、何かが足りない。
 それは「T1」や「T2」にあったターミネーターが何があってもとことん強いことから生じる爽快感で、特に「T2」のT-800とT-1000の周りを破壊しまくる重量感のある戦いは観ていて気持ち良かった。
 もちろん、今回も迫力はあるのだが、やっぱり機械むき出しより人間型の方が面白いし、そう考えるとシュワちゃんのムキムキした体は無茶苦茶説得力があったことを実感した。
 やっぱシュワちゃんが出てないとなあと言われることを制作側もわかっているようで、何と出てくるじゃないですか~。
 申し訳程度の時間で純粋な本物ではないけれど、それでも彼が登場した時は客席からどよめきがあった。
 主演のクリスチャン・ベイルはバットマンといい、すっかりヒーローが板についてきている。
 監督は「チャーリーズエンジェル」のマックG。
 結局、「サラ・コナー クロニクルズ」は、この映画と全く関係なしで、一生懸命DVDを借りた自分は何だったんだ?と思いつつ、キャメロン(少女型ターミネーター)がかわいかったのでOKにしておこう。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 6日 (土)

「ROOKIES -卒業-」

Rookies 「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」
「映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国」
「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」
「余命1ヶ月の花嫁」
「ROOKIES-卒業-」
「ハゲタカ」
「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール/超克の時空へ」
「ごくせんTHE MOVIE」
「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝09」
「劇場版 デュエルマスターズクロス」
「のだめカンタービレ THE MOVIE I&Ⅱ」

 一見、テレビ欄かと思ってしまうが、これは2009年の東宝のラインナップの一部だ。
 今更言うことでもないが、やたらめったらテレビ番組の映画化が多くなっている。
 これに松竹や東映も合わせると、もっと多い本数になってしまう。
 もちろん、この傾向は日本だけではないし、ハリウッド映画でもテレビ番組の映画化と往年の名作のリメイク、もしくは続編三昧だ。
 もちろん、テレビ局が出資しているし、確実にファン層を取り込めるので宣伝もしやすいし、収益予想も立てられる。
 上映が終わったら放送してそれなりの視聴率を取ることも可能だ。
 しかし、一方では金払って映画館にテレビを見にいくような感覚になってしまうのも確かで、昔のようなワクワク感がなくなってきたのも確かだ。
 さらに、テレビ感覚で映画館に来るので、上映中に会話をしたり携帯電話を使ったりする連中が多数出てきている。
 たかだか2時間くらい黙ったり、携帯電話をオフにしたりすることはできないのか?と思うのだが、無理みたいで、これはテレビ番組の映画化の弊害だろう。
 今やホームシアターもあって、映画館感覚で家でもDVDを見ることもできるので、無理して映画館に来なくても…と思ったが、実は逆で劇場でホームシアター感覚なのでたちが悪い。
 別に自分は面白ければテレビ番組の映画化は全くOKなのだが、バカ客はいただけない。
 テレビ番組の映画化の場合は、平日のレイトなど人が少なそうなタイミングを見計らっていくようにしているのだが、どんな状況でもバカ客はいるんだよね(号泣)
 そんなわけで「ROOKIES -卒業-」。
 フジテレビの「西遊記」の時もひどかったが、この映画も公開前はTBSのほとんどの番組を使って宣伝しまくりで。正直やりすぎだと思う。
 キムタクの「MR.BRAIN」の宣伝の仕方も異常だったが、もはやテロの領域に近い!
 自分はテレビドラマを観ていなかったし、森田まさのりの漫画も読んでないので、思い入れもなく、劇場版を観ることが場違いなのかもしれないが、話題作は観ておかないとね…ってその時点でTBSに踊らされているわけやね。
 話は甲子園を目指して試合をしていく野球部員という極めてシンプルなもので、まさかここまで直球の熱血野球ドラマだと思わなかった。
 とにかく野球部員も先生も熱すぎるくらい熱い!
 まあここまでベタだと逆に潔いものがあり、意外に面白く観ることができた。
 上映時間が少し長いのだが、これはTVシリーズを観ていた人に向けて、全てのレギュラーを描いているので仕方ないのかもしれない。
 出演は、野球部員役で、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之…というどちらかといえば、高校球児というより社会人野球のような面子だが、不良なので喫煙場面があるため、本物の未成年ではさすがにまずいので仕方ないだろう。(おそらく加護ちゃんも同意してくれるはず)
 すっかり有名人の佐藤君だが、ちょっとでもいいので「電王」にも出てやってくれ。
 監督は「陰日向に咲く」の平川雄一朗。
 別にテレビの2時間スペシャルでもいいと思うのだが、イヴェント映画なので観にいくことに価値があるのかも!
 まあ、すぐにテレビで放送するのは言うまでもない(もちろんしつこく番宣しまくってね)

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 5日 (金)

「消されたヘッドライン」

Kesaretaheadline  ドラッグ中毒の黒人少年の射殺事件と国会議員のもとで働く女性職員が地下鉄に転落して死亡。
 一見関連のない2つの事件には国家的陰謀があり、それは真相を追う新聞記者にも身の危険が及ぶほどだった…。
 今や金を払って毎日ゴミを運んでくると言われる新聞。
 かつてはテレビ欄だけしか見ない人もEPGやネットで確認し、通勤のお供でもあったが、今や携帯電話にとって代わられている。
 確かに大きな事件はテレビやネットで知ることができるし、新聞の存在意義に疑問が持たれているのも確かだ。
 かつては真実を追うと言われていた新聞やテレビもそれは物語の中だけで、取り扱うのは吟味された当たり障りにのない事件だし、面白そうなことは飛びつくが、結局最後まで事件の真相を追うことはない。
 極端なことを言うと、新聞もテレビも広告媒体でしかないのだ。(あくまで個人的な考え)
 そんなことはわかっていても、せめて物語の中では真実を追う事件記者を応援したい。
 この映画は、イギリスのTVドラマシリーズのリメイクらしいが、自分は未見のため比べたりはできない。
 この映画の新聞記者も上から圧力をかけられたり、広告の出稿の話が出てくるが、へこたれず頑張っている。
 派手なアクションがあったりするわけでもないが、地道に面白い。
 主演のラッセル・クロウは妙にポッチャリしており、中年の悲哀が出ているのだが、あの体は…役作りだよな?(同意してくれる人いない?)
 共演は、ベン・アフレック、ヘレン・ミレン。
 監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。
 面白い映画なのに、劇場はガラガラ。
 消されるのはヘッドラインではなく、上映回数になりそうなので、観ようとしている人は早めに劇場に急げ!

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 4日 (木)

「ラスト・ブラッド」

Lastblood  セーラー服の少女が日本刀を手にヴァンパイアと戦うというシュールなアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」実写化。
 そうなると気になるのはヒロインを誰が演じるのか?なのだが、なんと日本の十代の女優ではなく「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン(B83-W60-H85)だった。
 彼女の実年齢と、あまりに熟した色気からセーラー服を着ると完全に昔のビニ本のモデル状態なのだが、時代設定が1970年なので、そういえばこんな感じのエロ本あったよなあと考えれば、違う意味でリアル。
 それに自分としては「スケバン刑事」大好きなので、スカートの丈が膝下の正統派セーラー服アクションは大歓迎だ。
 一応、彼女のセーラー服には理由付があって、アメリカ空軍関東基地内の高校に潜入するためなのだが、当然アメリカ人の学校なので私服であり、返って目立って意味ね~。
 日本人の女子高生=セーラー服だからという無理無理に納得するしかない。
 それに、セーラー服は戦闘服なので様式美と考えれば問題なし…って、やっぱり苦しいか?
 少なくともブレザーの学校にセーラー服で転校する松浦亜弥(B80-W59-H80)の「スケバン刑事」よりましだ。
 「トランスポーター」や「レッド・クリフ」のアクション監督コーリー・ユンがアクション監督なので、全編気合の入ったアクションが満載で、チョン・ジヒョンが飛んだり跳ねたり、時には「さるとびエッちゃん」のように屋根の上を走りまくり、バッタバッタとオニを倒していく。
 特に狭い路地で、とんでもない数のオニを切るところは最大の見所であり、話は微妙なところもあるが、ここまでアクションがに徹してくれたら、話は申し訳程度でもいいと思ってしまう。
 共演の小雪(B83-W58-H85)は思った程出番はなく、ちょっと期待したがセーラー服姿はない。
 監督は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のクリス・ナオン。
 上映時間も約90分なのでデートにもピッタリ…と思って映画の日に観にいったら、10人以下の客で、親父占有率100%。
 やっぱりマニア向けの映画なのか?

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 3日 (水)

「お買いもの中毒な私!」

Okachu  レベッカ・ブルームウッド25歳。
 夢はファッション誌の編集者。
 憧れのNYライフを満喫している彼女の最大の悩みは…
 お買物がとまらない!!
 
 つうことで、「お買いもの中毒な私!」、通称「おかちゅう」を観にいってきた。
 チケット売り場は物凄い行列だったが、それはTBSのドラマの映画化目当ての人達で、この映画は大変閑散としており、逆に落ち着いて観ることができてラッキー!!(配給会社はアンラッキーなのかもしれないが…)
 まあ毎度お馴染み、主人公のやることが、偶然が偶然を呼んで都合よく進んでいくという、加藤あつしの「カメレオン」みたいな話で、アメリカンコメディの王道なのだが、これが大変面白い。
 調子のいい話ではあるが、それなりに理由付がされているし、勢いのある話展開とテンポのいい編集でどんどん進んでいく。
 コメディはその国の文化が背景を知っているともっと楽しめるのだが、この映画は明らかにアメリカのカード問題のことが背景にあり、日本人だと買い物が過ぎるだけの話なのだが、アメリカでは結構重たいテーマだったりする。
 ただ麻薬中毒やアル中よりも共感しやすいのも確かで、ヒロインの言う通り、魔法のカードとはうまくいったもので、便利すぎて、現金と違って目に見えないので使っている意識がない。
 さらに、最近はネットショッピングでうっかり使い過ぎることがあるので、他人事ではないんだよね。
 しかし、「プラダを着た悪魔」でもそうだが、アメリカの女性の憧れの職業ってファッション誌の編集なの?
 あと「幸せになるための27のドレス」で初めてブラインドメイドを知った自分だが、この映画にもその話があって、これもアメリカの女性物の定番なのかもしれない。
 主演のアイラ・フィッシャーは映画では25歳らしいが、実年齢は30歳を越えているらしいが違和感はなく、少なくとも「グリース」のオリヴイア・ニュートン=ジョンの高校生役よりは無理がない。
 それに小柄ながらも意外に巨乳なのも捨て難い。
 製作がジェリー・ブラッカイマーなので、爆発シーン盛り沢山かと思えばそうでもなかったのが意外!(当たり前か)
 その代わりというわけでもないのだが、ショーウィンドウの人形が動くシーンがあって何気に凄いのだが、調べたらILMが参加していた。
 効果的だがなくてもいいシーンに金をかけるところに、ハリウッド映画の底力を見た。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 2日 (火)

「インスタント沼」

Numa  三木聡監督の映画は好き嫌いがはっきり分れる。
 「脱力系」という言葉は笑わそうと思ってすべっても許される便利な言葉だ。
 三木監督の映画は正にそれだ。
 人を選ぶ。
 ハマったら心地よいが、ハマれなかったら居心地が悪い。
 正直、自分は初期の映画は面白いと思えなかったのだが、ここ最近の作品は波長が合うようになってきた。
 「転々」は彼の監督作品の中では上位に来る。
 そして新作は「時効警察」の麻生久美子(B80-W59-H83)が主演の先が全く読めない話だ。
 この監督は麻生久美子が本当に好きで、「転々」にも本当にちょっとだけなのに出演させている。
 この映画は全編麻生久美子が出まくりなので、彼女のファンにはたまらないものがあるだろう。
 担当していた雑誌が廃刊になり退職することになったOLが、奇妙な骨董屋の実の父親と出会ったのをきっかけに、ドロ沼状態の人生に光を見いだしていく話を、相変わらず小ネタ満載で進んで行く。
 最後まで観ると話に筋は通っているのだが、観ている間は予測不可能で、これはどうでもいいだろうと思っていたネタが後で生きてきたりしていて、気がぬけない。
 ダメな人はダメだろうけど、自分は結構面白く観てしまった。
 共演の風間杜夫と加瀬亮がうさん臭いながらもいい味を出しており、加瀬亮のパンクロッカーぶりは「重力ピエロ」を観た後だと、役者って何でも演じられるんだなあと、当たり前のことに感心。
 当然、「時効警察」のメンバーも出ている。
 おそらく、「時効警察」の映画化の話もあるだろうが、ここ最近のテレビ番組の映画化には食傷気味なので、やめてほしいと切に願う。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年6月 1日 (月)

「ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈ファースト・シーズン〉」

Tscc  昔は外国テレビドラマが多く放送されていたのだが、これは日本のテレビ業界が自社制作をするよりも安くすむからで、今でもBSやCS等開局したチャンネルは外国テレビドラマを放送する場合が多い(それ以外はテレビショッピングね)
 確かに自分も昔は外国テレビドラマを観ていることが多く、日本のドラマも嫌いではないのだが、当時は外国テレビドラマの方が面白いと思っていた。
 しかし、1981年あたりから外国テレビドラマの人気に陰りが出てきた。
 例えば鳴り物入りで始まった「ダラス」も視聴率的に惨敗だった。
 そして、バブル景気あたりから日本のテレビ局も自社制作が増えて、外国テレビドラマの放送がめっきり減ってしまう。
 テレビ東京が「マイアミ・バイス」を放送していたが、本国でヒットしていると言われているのに日本での人気はイマイチだった。
 外国テレビドラマはNHKもしくは深夜に放送されることが多くなり、それさえも今や深夜アニメに侵食されているというのが現状だ。
 しかし、スカパーの外国テレビドラマ専門のチャンネルができて、往年の名作から最新作まで放送されており、今は昔ほど不毛な時代ではない。
 いやむしろ、最近は外国テレビドラマの方が面白いという人も少なくない。
 確かにドラマというよりは映画を観ているような感じだし、さすがに輸入される作品はそれなりに吟味されているので面白いものが多い。
 「HEROES」や「LOST」は日本でもそれなりに人気らしい。
 そして2008年1月に米FOXチャンネルで放送されたのが「ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ」だ。
 「ターミネーター2」の5年後を舞台に逃亡生活を続けるサラ・コナーと高校生の息子ジョンの話だ。
 彼らを守るためにやってきたTOK715は少女型ターミネーターで、名前はキャメロン。
 彼女はジョンと一緒に暮らしながら学校に通う。
 未来から来た美少女型ロボットが一緒に住んで学校にも行ってくれて、強くて敵から守ってくれる…ってどこの少年誌のラブコメなんだよ笑)
 とうとうアメリカのオタク路線もここまで来たか~。
 当然、コナー親子を狙うターミネーターもいるわけで、こっちはT-888、名前はクロマティ。
 名前だけ聞くと野球選手に化けて金属バットが武器のイメージだが、そんな面白い設定ではなく、FBI捜査官を名乗って親子を狙う。
 他にも刺客がいるし、執拗に追うFBI捜査官(本物)、ジョンの伯父さんなどが登場して話が展開していく。
 ターミネーターお約束の裸で時間移動もある。
 結局、どれだけがんばろうが、次々と刺客ターミネーターはやってくるし、ちょっとでも機械が残ればスカイネットはできてしまうし、永遠のループ状態!
 だけど、観ていて面白く、コナー親子にタイムマシンを使わせるために、生身の人間しか時間移動できないから、30年以上前に技術者を送って相当長い年月をかけて完成させて準備する…など妙に細かい設定がツボだった。
 またキャメロンの天然っぷりも面白く、綾波レイや長門有希を参考にして作ったのではないかと思ってしまう。
 彼女の真の目的が何かありそうなのも興味深い。
 この作品が「ターミネーター2」と「ターミネーター4」の間をつなぐ話だと聞いたので観たのだが、セカンドシーズンもあることが発覚!
 しかし、日本でのリリースは2009年6月10日なので公開日までに全部観るのは不可能で、さらには「4」はこのTVシリーズと関係ないという話も聞く。
 自分の努力はどうなるんだ~?と思いつつ、面白いので映画とは関係なしでも観ていくだろうなあ。
 ちなみに「ターミネーター3」はなかったことになっているみたいだが、自分もそれには賛成だ。

参加してます。よろしくで~す
   

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »