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2009年5月15日 (金)

「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」

Duplicity  冷戦時代は007を中心に色々なスパイ映画が作られたが、今や露骨な仮想敵国がなくなり、電子機器が発展しすぎて、変装したり小道具を使ったりするようなスパイもすっかりいなくなってしまった…というより携帯電話が昔だったら秘密兵器だし。
 この映画もスパイ映画なのだが、出てくるのは国家のために命をかけるのではなく、企業利益のために働く産業スパイなのだ。
 トイレタリー業界最大手の老舗メーカー2社から、それぞれ産業スパイとして雇われた元CIAと元MI6の2人の諜報合戦!
 国家を揺るがすような軍事機密ではなく、トイレタリー?
 一昔前ならそう考えたのだが、よくよく考えたら大きな企業になれば法律さえも都合のいいように作ってしまいそうだし、大きな多国籍企業なら、貧乏な国の国家予算よりも金を持っているの可能性も大きい。
 007の新作の敵の組織も国家の要人を含む企業だった。
 そう考えると、この映画の設定ももっともらしく、この不景気な世の中、企業が不景気だと働く人間にも影響が出るので、ある意味緊迫感がある。
 たとえピザのトッピングでも数さえ出れば立派な利益だ。
 ところが、面白い条件が揃っているのに、この映画は寸止めで終わっている。
 話の要所要所で過去のエピソードが入るのだが、それがよくある時間軸を入れ替えて、登場人物のそれぞれの立場を描いている表現かと思えばそうではなく、むしろ時系列のテロップまで入れての親切さなのだが、実はそれがあまり効果的でないのだ。
 そうえいば、監督のトニー・ギルロイは、「フィクサー」も面白くなりそうな条件は揃っているものの、必要以上に複雑にしているとことがあり、やっぱり作風なのか。(でも世間的には評価が高い)
 出演はクライヴ・オーウェンとジュリア・ロバーツ。
 クライヴ・オーウェンのスパイっぷりは、007でいうとジョージ・レーゼンビーの雰囲気。
 ジュリア・ロバーツの劣化ぶりには驚いてしまうが、役作りと信じたい。
 しかし、この2人よりも、企業のトップを演じるトム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティの方が遥かにキャラが立っており、実は冒頭の2人のつかみ合いが最大の見せ場かも。
 血眼になって手に入れようとしている企業の秘密なのだが…確かに実際に販売されたら買うなあ(悲願)

参加してます。よろしくで~す
   

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