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2009年5月31日 (日)

「重力ピエロ」

Juuryoku  母親の命日に実家に戻ってきた兄弟は、連続放火事件の現場に残された落書きに放火犯からのメッセージが込められていることに気づく、
 謎が解き明かされるうちに、意外な真実がわかってくるのだった…。
 「陽気なギャングが地球を回す」や「アヒルと鴨のコインロッカー」等、ここ最近映画化が多い伊坂幸太郎の小説の映画化。
 といっても毎度のことながら原作は未読で、伊坂関係だと「週刊少年サンデー」で連載中の原作漫画「魔王」を毎週つまらないなあと思いながら読んでいるくらいだ。
 放火事件を追いかけるのが中心かと思いきや、実は物凄く重たいホームドラマだった。
 色々な事実がわかってくるに連れて、普通なら気分が重たくなってしまいそうなのだが、あまりにも揺るぎない家族愛でそれを感じさせない。
 予告編でおなじみ「最強の家族」の意味がそこできちんとわかるのだ。
 原作がどうなっているかわからないので比較のしようがないが、自分は映画だけを観る限り面白いと思った。
 放火と遺伝子配列が関係しているのは、推理物でお馴染み決めつけに見えるのだが、この映画ではきちんと意味があるので無理無理感がなかったのもいいし、実はそれ程重要でもない。
 最後のサーカスのエピソードが泣けた。
 出演は、加瀬亮、岡田将生、鈴木京香(B83-W59-H86)、小日向文世、渡部篤郎、吉高由里子(B85-W63-H88)と個性派が揃っており、特に渡部の自覚のない悪者ぶりには背筋が凍るものがあった。
 違う意味で怖いのは吉高由里子なのだが、実は一番役に立っているんだよね。
 小日向文世のズラはもうちょっと何とかならんかったのかなあ。
 あれじゃあ、ドリフの子供役のカトちゃんだよ。
 監督の森淳一。
 「Laundry ランドリー」はつまらなかったけど、この映画はOK!
 原作が良いからか?

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2009年5月30日 (土)

「スター・トレック」

St  今や「スター・トレック」のタイトルですっかり定着してしまった感じがあるが、自分がTVシリーズを見ていた頃は「宇宙大作戦」というタイトルだった。
 ほとんどの話がエンタープライズ号のセットかどこかの惑星のセットの中で進行する意外に金のかかっていないドラマで、有名なエンタープライズ号は最初と最後、もしくはエピソード間のブリッジ的に登場するだけで、しかもバンクフィルムだった。
 つまり、このドラマに特撮なんかを期待してはいけない。
 このドラマはキャラの立っている登場人物と基本的に密室劇だがSF要素満載の脚本に面白さがあるのだ。
 その中でもミスター・スポックはキャラが際立ちすぎており、彼の口癖である「非論理的です」は、マニアの間では流行語大賞物だった。
 1979年ロバート・ワイズ監督により待望の映画化。
 当時として破格の製作費で、見所はやはりUSSエンタープライズ号だった。
 映画館のスクリーンだと実物を思わせる重量感が見所であり、ジェリー・ゴールドスミスの音楽と一緒に出てきた時は感涙物だった。
 ただ、残念なことに話が面白くない。
 劇場版2作目はTVシリーズのカーンの話の続編という、マニア以外はよくわからない不親切さで、結局、映画化で面白かったのは「故郷への長い道/スター・トレック4」だけだったりする。
 その後、賛否両論はありながらも「DS9」や「ヴォイジャー」など新しいシリーズが作られ、現在に至る。
 そして、またもや装いも新たにタイトルもまんまの「スター・トレック」が登場!
 日本映画がテレビ番組の映画化ばかりだと思ったら、ハリウッドも似たりよったりなのは寂しい。
 今回はカーク船長の若い頃の話という、TVシリーズが始まる前の話。
 ということは、当然パジャマみたいなユニフォーム(女はボディコン)復活か?とか、スポックやドクターマッコイとか出てくるの?とか、旧キャスティングは特別出演で出てくるの?…などファンの妄想は膨らむばかりだ。
 自分も同窓会感覚半分で観にいったのだが…こ、これは面白い!
 熱狂的なトレッキーはどう思うか知らないが、自分はありだと思う。
 シリーズを知らなくても楽しめるが、知っていればもっと楽しめること間違いなし。
 エンタープライズのクルーが総出演!
 若い時代の彼らがいかに知り合うかが、ちょっとご都合主義なところもあるがきちんと描かれており、「お、ここで出てくるか」とか「あれはもしかしてあいつか?等考えながら観てしまう。
 そしてユニフォームがTVシリーズのまんまなのには驚き!
 へたに変えてしまうより、少々ダサくても馴染みの格好にしたのは大英断だ。
 オリジナル版キャストは観てのお楽しみだが、もっともらしい設定があるので出てきても違和感がなく、逆にちょっと感涙物。
 当然、過去を振り返るのでメインキャストは絶対に死なないことはわかっているが、それでも手に汗握る展開!
 一方では昔はかっこよく見えたカーク艦長が、社会人目線で見ると、結構いい加減で、行き当たりばったり、全体を統括指揮をしなくてはならないのに、すぐに現場にいってしまうのはいかんだろうと思ってしまう。
 ラストはTVシリーズに続くということからか、「宇宙、それは…」のセリフが入り、TVシリーズのテーマ曲が聞こえてきたのには感無量だった。
 制作側もわかってるなあ。
 監督は「LOST」や「クローバーフィールド/HAKAISHA」のJ・J・エイブラムス。
 おそらく一連のスタトレ映画の中では一番面白いので、特に「宇宙大作戦」が好きだった人は、すぐに劇場にワープしろ!

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2009年5月29日 (金)

「ブッシュ」

Bush  実在の人物の映画化は、既にお亡くなりになっている人、もしくはその業績が遥か昔のことの場合が普通である。
 ところが、社会派映画監督のオリヴァー・ストーンは気合が入っているのかどうか知らないが、ついこの間まで大統領だったジョージ・W・ブッシュの半生(反省?)を映画化している。
 日本で前総理大臣の映画を作ろうと思ったら、相当難しいと思うのだが、良くも悪くもアメリカは自由の国といったところか。
 話は大統領を第一期を中心に若い頃を描いている。
 若い頃は仕事を途中で投げ出すアル中の放蕩息子で、さすがにやんちゃで済まされない状態!
 こんな奴が大統領になったらアメリカもおしまいだなと思わせるものがあるが、本当になっちゃってるんだから現実は凄い。
 彼の親父も大統領で、パパ・ブッシュとは深い確執があった。
 そう、これは父と息子の物語で、国家規模のホームドラマなのだ。
 大統領も一人の人間なんだなと思うか、国家の代表がそんなヘタレっぷりではいかんだろうと思うかは人それぞれだろう。
 神の啓示を受けて大統領になろうと決めたらしいが、神も歴代ワースト1の大統領を作りたかっただけなのか?(笑)
 自分は、リアルタイムの大統領の話として面白く観たし、やたらと上映時間が長い「JFK」より遥かに良かった。(やっぱX大佐が出てきたあたりって眠くなるよね?)
 主演のジョシュ・ブローリンは、メイクもあるだろうが雰囲気は掴んでいた。
 おそらく、多くの映像作家は黒人初の大統領であるオバマの映画を作りたいと思っているはず。
 当然、オリヴァー・ストーンも構想を練っているに違いない。

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2009年5月28日 (木)

「遭難フリーター」

Free  1987年に「フリーター」という映画が公開された。
 おそらくフリーターという言葉が浸透してくるのはこの時くらいで、フリーアルバイターとも言われていた時期もあった。
 ちょうどバブル景気の始まった時期で、メディアは自分の自由な時間ができるとか、正社員と違って責任を取らなくていいなど、フリーターの良さを煽っていた。
 実際、アルバイトの時給がハネあがった時期で、新卒社員よりフリーターの方が月の手取りが多い場合もあった。
 昨年末は非正規雇用労働者が大きく取り沙汰され、派遣村やら再契約されなかった派遣社員がメディアに頻繁に出てきた。
 しかし、その前は派遣の良さみたいなものを煽るだけ煽っていたわけで、今度は全く逆のことを言い出し煽っている。
 そして、派遣でままならぬ人達を紹介しているのだが、それがどう考えてもツッコミ所満載の悪意を持っているとしか思えない報道なのだ。
 それはオタクを特集するのと同じで、もっと多種多様なのに、壁に美少女アニメのポスターがあったり、フィギュアを集めたり等いかにもなイメージで、尚且つちょっと小馬鹿にしたような感じに似ている。
 そうはいいながらも、他人の不幸は蜜の味とはよくいったもので、多くの人がそれぞれの立場でツッコミを入れながら見ているのも否定できない。
 この映画の主人公・岩淵弘樹もそうだ。
 東京に憧れて故郷の仙台の実家を出て、何故か東京でなく埼玉のキヤノンの工場で働く日研総業からの派遣社員(23歳)だ。
 一応、将来は出版の仕事がしたいと漠然と考えているが、何か実行するわけでもなく、ひたすらプリンタのインクに蓋を取り付ける毎日で、ある日非正規雇用労働者の権利を求めるデモやトークイベントに参加したことがきっかけで、関テレやNHKの番組で取り上げられることになる。
 この映画は岩淵弘樹が自ら撮影したドキュメンタリーなのだが、非正規労働者の社会問題を鋭く追求していくものではない。
 むしろ、テレビのニュースが描く「かわいそうな負け組の若者」のような上から目線のどこかバカにしたようなものではなく、当事者リアル目線で作っているのがポイント。
 どちらかというと岩淵弘樹を主人公にした青春映画で、自分のやりたいことと、現実との差に悩む普通の青年の話なのだ。
 一人ボケツッコミの映画なんかどうでもええわ~と思ったが、これが意外に面白い。
 ドキュメンタリー映画だと半分以上インタヴューで、フィックス撮影のため単調な場合が多い。
 もしくはカメラを振り回したりして気持ち悪くなることが多い(これがドキュメンタリーっぽいという勘違いの元なのだが…)。
 しかし、この映画はカメラが動きまくっているものの、酔わせるものではないし、画面にめりはりがある。
 それでいて、先の読めない展開!
 これこそ劇映画にはない、リアルな反応なんだろう。
 関テレやNHKの取材の裏側が面白く、結局どんな大義名分があろうともネタにされているだけなのだが、この映画はネタにしている彼らを逆にネタにしている痛快さがある。
 さらには、主人公にした対して、考えが甘いとか、金がないのに何故自炊せず弁当食ってるんだよ…ツッコミ所の要素もきちんとあって、大手レコード会社で働くに友人にそれを言わせているのもバランスが取れていて良い。
 思った以上に傑作な青春映画!
 「就職戦線異状なし」という映画を今観るとどこの星の話かと思うくらい時代の違いを感じるが、いつかこの映画もどこかの星の話に思えるくらいに景気回復してほしいと節に願う。(←うまくまとめたか?)

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2009年5月27日 (水)

「イル ベント エ レ ローゼ 愛するということ」

Kyoukosan  妙な形の眉毛、カルピスのペットボトルみたいなスタイル…何も知らずに舞台挨拶を見たら、多くの人は「スタートレック」のクリンゴン人のコスプレをしていると思うに違いない。
 何をする芸能人かよくわからない叶姉妹のお姉さんキャラ叶恭子(B96-W56-H90)出演の官能映画公開!
 花屋の少女が花を届けた屋敷に住む女性は、妖艶な雰囲気が漂っており、いつしか彼女は彼女に魅かれていくのだった…という話で、昔ヘラルド映画で大入袋が出た「エマニエル夫人」みたいな感じで、70年代の中学生ならこの映画で何回でもいけそうだが、現在の中学生には実用性はないかもしれない。
 恭子さんの原作の恭子さんがかっこよくみえる映画なので、この映画での彼女は超モテモテ状態だ。
 この映画の恭子さんはセリフはほとんどなく、とりあえず喘ぎ声の方が多い。
 まあ一応、頑張って裸になっているので、そこらへんが見所かもしれない。
 女性スタッフで固めた映画らしいが、女性のための官能映画というよりも、どこまでいっても微妙にキワモノ映画扱いなんだろうなあ。
 あ、一応、美香さん(B98-W58-H91)もエンドロールで名前は出てきます。
 本編には出ていない(と思う)けどね。

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2009年5月26日 (火)

「チョコレート・ファイター」

Chokolatefighter  あ~手加減を知らないアクションが見て~。
 確かにVFXを駆使したアクションも面白いが、やっぱり生身で痛さが伝わってくるのが見たい。
 ところが最近のアクションは組合があるせいなのか契約なのか知らないが、気合が足りない。
 昔の香港時代のジャッキー・チェンの映画は生身の凄みがあったのだが、最近のは年齢を差し引いても香港を出てから迫力がない。
 「ラッシュアワー」のジャッキーのアクションは、もはやアクションに入らない。
 そんな中、今でも手加減を知らない生身のアクションを作っているのがタイ映画だ。
 特にトニー・ジャーの一連の映画は忘れかけていたものを思い出させる。
 そんなタイ映画で華奢な女の子が暴れまくっているのが「チョコレート・ファイター」だ。
 いくらなんでも、あんな小さな体で無敵なんて無理があるだろ!と言われそうだが、そこは、自閉症だがたぐいまれな身体能力で、ビデオで一度観たアクションをすぐに自分の技にしてしまうという設定があり、またそれを裏切らないだけの彼女の動きが物凄い説得力を出している。
 彼女のアクションさえあれば話なんて申し訳程度でもいいのだが、そこは愛する者のために怒り爆発!というシンプルながらも確実な展開を用意し、ひたすらアクション三昧!
 あ~自分が見たかったのはこんな映画だったんだよ~。
 特にラストのビルを使った上へ下へのアクションは必見!
 ラストにはNG特集ありという、昔のジャッキー映画大好き人間にはたまらないものがある。
 主演は、ジャージャーと言われているが、スター・ウォーズをの新三部作を見た後だと良いイメージないなあ(笑)
 監督はプラッチャヤー・ピンゲーオ。
 共演に阿部寛が出ており、美味しいとこ取りなのだが、何故タイ映画?
 とりあえず、タイ映画は加減のないアクション路線をガンガン続けてほしい。
 VFXを使って小さくまとまるのはなしね。
 あと、俳優も組合とか作ったりせず、ひたすら命を削ってがんばってくれ~。

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2009年5月25日 (月)

「60歳のラブレター」

60  定年後は愛人と二人でベンチャー企業を共同経営をしようと考える男とその妻(専業主婦) 
 魚屋を経営する糖尿の夫と、彼の健康管理をする妻。 
 5年前に妻を亡くし娘と2人暮らしの医師と、海外小説の医療監修を依頼されて出会った翻訳家。 
 人生の節目を迎えた3組の夫婦(夫婦未満も含む)の生きざまを描いているが、オムニバスというわけではなく、それぞれがお互い少しずつリンクしている。
 人気応募企画がヒントになっているらしいが、日本一短い母への手紙とか、この手の企画は結構多いようだ。
 実はもっとつまらないかと思ったが意外に面白い。
 メインであるはずの中村雅俊×原田美枝子(B88-W58-H85)の熟年離婚の話は残念ながら一番絵空事で、最後も苦笑はしてもイマイチ感動には至らない。
 ただ中村も原田もなまじ若い時を知っているだけに、こんな年齢になったのには感慨深いものがある。
 やはり一番良かったのはイッセー尾形×綾戸智恵(B83-W58-H83)の魚屋夫婦の話で、集団就職で大阪から出てきてバンドをやっていた旦那と結婚するまでの独白に泣けた。
 タイトルにある通りラブレターが色々な形で出てくるのだが、魚屋夫婦はひねり方がうまく、妻→夫の短いながらも愛情が伝わるし、それに対しての夫→妻のビートルズの「ミッシェル」の熱唱はこの映画の最大の見所だ。
 井上順×戸田恵子(B80-W60-H83)のエピソードは可もなく不可もなし。
 井上順の演技を見るのは「かくし芸」のインディ・ジューンズ以来か?
 監督は深川栄洋なんだけど、ごめんなさい、よくわからないです。
 この手の話は泣かせるための逆算脚本が多いのだが、これは無理が比較的少ないので良し!
 といいながらも、共感できるのは中年以上だろうなあ。

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2009年5月24日 (日)

「BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ!」

Baby3  「ナースのお仕事」のキャスト・スタッフが贈る日本初の出産コメディ。
 個人的には「ナースのお仕事」は面白いと思ったことがなく、更には映画は悪ふざけが激しすぎて好きになれなかったのだが、そもそも随分前に終わったドラマなのに、それが売りになるのか?
 だったら、「ナースのお仕事」の映画最新作でいいと思うんだけどなあ。
 別にTVドラマの映画化はもはや定番でしょ?
 監督が両沢和幸で、出演も観月ありさ(B82-W59-H87)、松下由樹(B83-W58-H83←「オイシーのが好き」出演時)、神田うの(B77-W56-H80)、伊藤かずえ(B83-W58-H85)と揃えるなら「ナースのお仕事」の映画化の方が宣伝もしやすいし、興行成績も期待できると思うんだけどなあ。
 話は観月扮する大手出版社に勤務する女性が、編集長の昇進が決まったのに妊娠が発覚!
 仕事か子供を取るかの選択を迫られる。
 訪れた産婦人科には4人目の子供を産もうとしている(自称)ベテラン妊婦、10代カップル、不妊治療中の夫婦、人目を忍んでやってくるモデルなどがいた…という感じの妊婦の最大公約数的な登場人物が巻き起こすドタバタ劇。
 う~ん、想像通りのベタな展開で面白いわけでもなく、つまらないかというとそうでもなく、ぶっちゃけ映画館で金払って観るようなものでもなく、テレビの2時間スペシャルで十分。
 主人公は仕事か子供か悩むのかと思いきや、あっさり仕事はやめてしまう。
 そこが一番大切なのに、その理由が産休が終わって職場復帰すると嫌いな奴の部下になるから…って、結構重要なテーマを軽く流しすぎじゃないか?
 「ナースのお仕事」の出演者を出そうとしているため無駄に登場人物が多く、その分テンポが悪く、上映時間が長くなっている。
 この手の話はせいぜい100分前後でしょ。
 あと、「ナースのお仕事」でも感じたけど、登場人物のキャラが深みがなく極端すぎて笑うどころか腹が立ってくるんだよねえ。
 いや個人的には観月ありさが好きなんで彼女の出ていればいいんだけど…やっぱり無茶苦茶肥えてる。
 もちろん、役作りだよなあ(そう信じたい)
 松下由樹はも太っているのが当たり前になってきたな。
 他の出演者では谷原章介、斉藤由貴(B86-W59-H86)、MEGUMI(B94-W60-H86)で、谷原はキャラが立ちすぎていてOKだけど、MEGUMIは本当に華がないことを改めて認識。
 やっぱり今でも水着があってナンボのものなのか?
 結局、妊娠に対して伊丹十三映画のような情報満載でもなく、群集劇としても面白くないし困った映画なのである。
 もしかして妊娠経験者には物凄く面白いのか?

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2009年5月23日 (土)

「ミルク」

Milk  「ハーヴェイ・ミルクの映画って今回初めてじゃないんだよ。
 1984年に彼のドキュメンタリー映画があってさ、それを観ると主演のショーン・ペンが物凄く雰囲気が似ているのに驚く。
 それに彼独自のユーモアを入れて、さらに昇華した感じになっているよね。
  そりゃあもらっちゃうよ、アカデミー主演男優賞。
 この映画ってゲイのことばかり強調されそうだけど、本当の面白さはやっぱりマイノリティが公職につくまでの選挙活動の面白さで、彼のブレーンが、ある意味変わり者だけど実力ある人間が集まっているのがポイントだね。
 もちろん、この映画だけ観てもいいけど、ドキュメンタリーを観るともっと面白い。
 時代の変化がよくわかるよ。
 監督がガス・ヴァン・サントなので、もっとカメラがふらつくかなと思ったけどそうじゃなくてよかったよ。
 だけどさ、ハーヴェイ・ミルクはまだいいんだよな。
 皆に「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」として認められているから。
 どちらかというとゲイっておしゃれな感じだし、何となく市民権がありそうじゃん。
 だけどさあ、ロリコンはそうはいかないんだ。
 おそらくロリコンの人が立候補しても絶対に当選しない。
 いや、そんなことよりミルクは相思相愛の恋人もいたんだろ?
 全然OKじゃん。
 ロリはどれだけ好きでも子供とは結婚できないし、何よりも悲しいのは子供は成長してしまう。
 永遠の子供はいないんだよ」

 「はあ~、そうですかあ」

 その後、広末はポケベルのCMまでとか、SPEEDは「Body & Soul」を歌っている時が神とか、辻ちゃんはやっぱ初期型が最高!など、返事が難しい話題を延々と聞かされた自分。
 「●島さんは仕事はできる人なんだけどねえ」と歯切れの悪い言われ方をしているのがわかった気がした。
 「所さんのただものではない」の間下このみの話くらいで意識が遠のき、薄れゆく意識の中で「エイリアン通り」でシャール君がサンフランシスコの名物がゲイだと言っていたことを思い出す。
 ちょうど、ハーヴェイ・ミルクの選挙時期と連載が同じ時期なので多少なりとも影響があったのではないかと思ったが、それがあまり意味のなさないことであるのは言うまでもない。

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2009年5月22日 (金)

「タクミくんシリーズ 虹色の硝子」

Bl  ごとうしのぶの人気ボーイズラブ小説タクミくんシリーズの映画化第2弾…らしいのだが、実は第1弾も観ていないのに、いきなり2作目からスタートの自分!
 この心意気だけでも買ってくれ(苦笑)
 だから1作目とキャスティングが違うとか言われても比較しようがないし、原作も読んでいないので、こだわりもまったくない。
 いやそれ以前にアニメや漫画はともかく、実写のBL物は始めてなのでちょっと緊張!
 そういえば、昔はBL物は要素として匂わす程度だったけど、今はそんなことないのね。
 ああ、昔は「風と木の詩」でも結構ショックだったんだけどな。
 ハロウィンパーティをやるとにしたギイが、1年生の美少年・森田も呼ぶと言い出す。
 ギイとケンカをしている最中の託生は、ギイの心が自分から離れてしまったのではないかと不安になってしまうのだった…という話で、1年生の美少年を呼ぶ理由は、ちょっとベタなのだが、そんなに押し付けがましくないのでOK!
 肝心のBLなのだが、一応からみはあるのが、ソフト系なので、そんなに抵抗感はなかった。
 むしろ、そっち方面の人は学校の寮も、風呂屋も全て一緒なので、男女のカップルよりもいいかもと思ってしまう。(片想いの辛さは「摩利と新吾」が詳しい)
 出演は「テニミュ」でお馴染み浜尾京介と渡辺大輔。
 ここ最近の美少年系は「テニミュ」出身が多い。
 ただ渡辺君はちょっと高校生には見えないんだよね。
 監督は横井健司
 極めて普通のいい話なので、偏見さえなければ観て損はなし。
 

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2009年5月21日 (木)

「おと・な・り」

Otonari  都会の古いアパートで隣り同士のカメラマンとフラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをする女性。
 2人は顔を合わせることもなく、互いの生活音だけを介して次第に惹かれ合っていく…。
 隣り同士がお互いをよく知らないってドテラマンですか?(笑)
 主演は岡田准一と麻生久美子(B80-W59-H83)、共演は谷村美月(B82-W56-H80)、池内博之。
 監督の熊澤尚人は、相変わらず岩井俊二のパチモンぶりを発揮しているが、岩井俊二の映画よりいいのは、カメラを振り回さないところか。
 生活音だけで人を好きになるわけないだろ!というツッコミはもっともだが、あくまでもファンタジーであり、そうでないと、欠陥住宅としか思えない防音設備が全くないも同然のアパートなんかあるわけないし、普通若い女性は住まないでしょ?
 もちろん、何かしら住んでいるもっともらしい理由もないし、それだけでも無理な設定なのに登場人物の行動も不自然極まりない。
 これをファンタジーと言うには厳しいし、そもそもファンタジーはご都合主義のことではない。
 基本的に熊澤監督の映画は「ニライカナイからの手紙」でもそうだが、やりたいことが先走って細かいところにツッコミ所が多い。
 だから彼のやりたいことが観客の心の琴線が触れないと、あのぽわ~んとした世界がかなり居心地が悪くなってしまうのだ。
 自分は「ニライカナイの手紙」は全くダメだったが、「虹の女神 Rainbow Song」は心の琴線に触れたのでOK!
 しかし、この映画は前半がかなり辛くて、これはダメかなと思ったが、後半何とか持ち直しそうになりつつ終わったという中途半端な状態だった。
 二人の意外な関係もいきなりすぎというか、典型的な逆算脚本になっているのが惜しい。
 音にこだわっているのに、音を生かしきれていない。
 もし本当に音に拘るならなら、BGMは使用するべきではない。
 昔、「テレーズ」という、BGMはなく、静かな修道院の中できぬ擦れさえも明確に聞こえるくらい研ぎ澄まされた音の使い方の映画があった。
 少なくとも音を前面に出すなら、もっと工夫が必要で、コーヒー豆を挽く音とか、時計の音とかでもいいが、あまりにも生活感がないし、かといってトイレの音とか生活感を出た時点でリリカルな世界が成り立たない。
 音が漏れ聞こえるという状況の作り方がうまくないのだ。
 そしてそれがこの映画のキモであるのに成り立っていないので、後半にどれだけがんばっても巻き返しができないのだ。
 確かに、登場人物それぞれの相手がいつもいないという構造は面白いのだけどね。
 個人的には谷村美月が演じるカメラマンの部屋に押しかけてくる女が死ぬ程うざく、またただでさえ無理のある設定がさらに無理が出てきてしまった。
 ところが意外にも最終的にこの映画で一番好きになってしまったキャラだったりする。
 でも、最初、上野樹里(B80 W58 H85)が演じていると思ってたんだよね、テヘ(「笑う大天使」を思い出したか?)
 ファミリーマートでこの映画のポスターが貼ってあったのは協賛していたからだとわっかったが、少なくとも多くの人はマイナスイメージになったと思うぞ。

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2009年5月20日 (水)

「鈍獣」

Donjuuuuu  失踪した作家凸川の行方を追う担当編集者がやってきたのは、全てが相撲中心の田舎町で、そこで彼女を待ち受けていたのは、凸川の同級生で町の唯一のホストの江田、警察官の岡本、そして江田の愛人・純子とホステスのノラだった。
 凸川は、江田と岡本の過去をモデルに小説を執筆していて、怒った江田は、凸川を何度も殺そうとしたが、彼は絶対に死なないのだった…。
 話はそれぞれの証言で進んでいく。
 演劇っぽいなあと思ったら、やっぱりそうで宮藤官九郎の脚本で映画化したものらしい。
 当然最大の売りはそこだ。
 相変わらずクドカン節は全開で、小ネタ満載!
 個性的な登場人物、先が読めない話展開!面白くなりそうな要素をは盛り沢山なのに、大変つまらない。
 演出にキレがなく、映画的な流れがないため観ていて居心地が悪い。
 中島哲也の劣化コピーみたいなのが痛々しい。
 普通に演出すればいいのに、あざとい演出が空回り状態なのだ。
 出演は真木よう子(B92-W60-H88)浅野忠信、北村一輝、、南野陽子(B78-W52-H80)、佐津川愛美(B82-W56-H85)、ユースケ・サンタマリア。
 真木よう子の演じるメガネっ娘って、「少年メリケンサック」の宮崎あおい(B77-W57-H82)とキャラかぶってね?
 まあ制作時期とかあるのでどちらが先とかよくわからないけど、どう考えてもあおいちゃんの方が演技がうまいし、何と言ってもあの弾けっぷりが良い!
 つうかキャラ作りがうまいんよね。
 あえていうなら、真木の不自然な大きさの胸が、あおいちゃんの貧乳よりいいところか(あ、もちろん人によって好き嫌いがあります)
 どちらも触っているユースケがちょっとうらやましいぞ!
 それよりも、デヴューしてから20年以上経過しているのに、年を感じさせない南野陽子の美しさには驚き!
 彼女のポスター欲しさにフジカラーのフィルムを買いまくったのも懐かしい思い出だ。
 監督はCM界で活躍する細野ひで晃。
 この監督の演出がイマイチだなと思ったのは、真木よう子の巨乳ネタがあっても、皆が知っていることを前提としているだけであって、映画を観ていても彼女が巨乳だと全くわからないことだろう。
 もっと描き方があると思うのだけどなあ。
 あと、相撲の設定いらんだろ?
 う~ん、偏見と言われてしまうが、やっぱCMとPV出身の映画監督って長編映画って微妙なんよねえ。
 映画の中で浅野忠信が何度も「おしまい?」と聞いていたが、それは見ているこっちのセリフだよ。

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2009年5月19日 (火)

「ニセ札」

Nisesatsu  戦後まもない時期に、村ぐるみで偽札作りをしていた実在の事件を元に映画化。
 「噂には聞いていたが、まさか村が営んでいたとはな」と「カリ城」の銭形警部なら言うであろう。
 話題は木村祐一が監督であることだが、これが意外に真っ当に面白く、同じ芸人監督の松本人志の「大日本人」よりも遥かに面白い。
 偽札映画は、その作る過程と、実際にばれるかばれないかのサスペンスが面白いのだが、この映画にはもう一つ裁判でのやりとりがある。
 お金の意味について語るところは面白い。
 この映画での偽札作りは金儲けというより、村の貧しい人を救うためという大義名分があり、戦中に日本軍が中国の偽札を作っているのと何がどう違うのか?という投げかけも見事!
 さらには偽札作りにスポンサーをつけるというのが意外に盲点とうか画期的で、目から鱗がこぼれてしまった。
 出演は、倍賞美津子(B87-W60-H85←「コント55号とミーコの絶体絶命」出演時)、板倉俊之、宇梶剛士、段田安則、そして監督も自ら出演もしている。
 倍賞美津子が真剣おばあちゃんになってしまったのには驚き!
 若い時は当時としては珍しい豊満な胸の持ち主で、おそらくお父さん連中に聞けば熱く語ると思うが、最後に「それでも原田美枝子の方が巨乳なんだよな」というに違いない(←またこのネタかよ)

参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月18日 (月)

「セブンティーン・アゲイン」

17again  1989年、17歳の高校生マイク・オドネルは、バスケットボールの花形選手で、大学のスカウトも来ている試合でいつも通りの活躍さえすれば。輝かしい未来を約束されたようなものだった。
 しかし、大事な試合の当日、恋人の妊娠を知り、バスケを諦め結婚!
 それから20年、出世もできず結婚生活も破綻、2人の子供たちからもバカにされる日々。
 そんなある日、よく理由はわからないが肉体だけ17歳に戻ってしまう…。
 この映画のテーマは避妊は大切だ…ということも当然あると思うが、表向きのテーマはなんといっても今の知識を持って若い時に戻れたらという、飲み屋で盛り上がりそうな定番のネタだろう。
 普通なら心だけが昔の自分に戻るというのが定番だが、この映画は37歳の自分が17歳の体になる、いわゆる若返りものである。
 主人公は高校に転入して、そこで子供たちの家ではわからなかった学校での生活や悩みを知り、一方では離婚の危機を修復しようとする。
 どうやって転入するんだよ?という疑問は、コンピューター関係の親友がいて、データを改竄して問題なし!(まあ毎度お馴染みコンピューターという魔法ですね)
 いや~これが意外に面白い!
 何しろ、誰しも考えることなので、映画を観ながら自分だったらどうするか?など違う意味で盛り上がってしまう。
 確かに、社会人の知識を駆使すれば、高校生なんかガキなので、うまく丸め込めるし、記憶力と体力が一番ピークの時期で、社会人の要領の良さで勉強すればテストなんか楽勝!(だと思う)
 一方では教室の机で毎日6時間もよく座っていられたなあと感心してしまう。
 この映画の主人公みたいに人生のピークが高校時代というのもきついかもしれないが、多くの人はピークがないまま終わっていくしねえ(泣)
 よ~し、もう失敗はしないぞ~!と思っても根底にある精神構造は変わらないので、意外に人生をやり直しても同じような結果になるかもしれない。
 そう思うと、今の自分は十年後の自分が振り返った自分であり、やっぱり今をきちんと生きないとダメなんだろうなあ。
 主演は「ハイスクール・ミュージカル」でお馴染みザック・エフロン。
 高校が舞台でバスケットボール部員だが、歌わないし踊らない。
 おそらく今は廃刊した「ロードショー」があれば人気投票1位なんだろうなあ。
 その彼が主人公の若い時代を演じており、中年になった妻に言い寄るのが、世のおば様連中をときめかせているに違いない。
 日本だと今が旬の水嶋ヒロあたりで置き換えればわかるだろう。
 また主人公の親友が超オタクで、大人になって稼げるようになると次々と「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」などのグッズを買い漁っているのが、いかにもな末路なのだが、そんな彼が好きになる女性というのが……実際にいたら本当に理想の女性なんだろうなあ。
 そう考えると、すべて人が共感できる要素を含んでおり、本当の意味でのファミリー映画なのである。
 だけど、一番共感ができるのは中年になったお父さんお母さんで、高校生なんか「自分はあんな大人にならない」と思っているんだろう。
 ははは、悪いけど皆のお父さんお母さんも高校生時代はそう思っていたのさ!(笑)

参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月17日 (日)

「天使と悪魔」

Tenshitoakuma  17世紀にガリレオを中心とする科学者によって組織されるも、ヴァチカンの激しい弾圧で消滅した秘密結社イルミナティが復活!
 教皇の最有力候補の枢機卿4人を誘拐し1時間ごとに殺害すると予告、さらには欧州原子核研究機構(CERN)から盗んだ反物質でヴァチカン全体を爆破させようとしていた。
 宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授はローマに飛び、400年の歴史を持つ古代のシンボル=暗号をたどりながらヴァチカンを救う手掛りを探っていく…。
 ダン・ブラウン原作のシリーズでは1作目にあたるが、映画は前後させて「ダ・ヴィンチ・コード」の続編として製作。
 まあこんなことは007シリーズでは毎度のことだから(笑)
 「ダ・ヴィンチ・コード」は詰め込みすぎで展開していくので、観客置いてきぼりだったが、今回は相当映画用に再構築しているようで、盛り沢山の内容なのにわかりやすく大変面白い!
 ただ展開が早く、日本には馴染みがない宗教の話が(一応申し訳程度に説明はあるものの)異常に情報量多く、字幕スーパーでは処理仕切れないみたいなので、日本語吹替版をオススメする。
 それでも、次の教皇を決めるコンクラーベを「根比べ」とか、カメルレンゴを「カメル連合」とか思って途中まで観ていた自分をお許し下さい(いや絶対に自分だけじゃないって)
 普通、大規模破壊といえば核とか何かの爆弾というのが定番なのに「反物質」が出てきたのには驚き!
 そもそも反物質という言葉が「さらば宇宙戦艦ヤマト」以来久しぶりに聞く言葉だった。
 ロバート・ラングドン教授はインディアナ・ジョーンズ博士と違い、そんなにアクティヴではなかったはずなのだが、今回は積極的に体を動かしていた。
 話は「名探偵コナン」と同じで推理というより決めつけで進んでいくのだが、枢機卿の命と反物質を収容しているカプセルを電池切れまでに探し出すという時間との競争が緊迫感を生み、それを勢いのある演出で見せていくので少々のご都合主義とツッコミ所はあまり気にならない。
 監督がロン・ハワードなので、その手のハッタリはお手の物なのだ。
 反物質の行方を探すためにCERNの女性科学者が出てくるのだが、本当はラングドン教授と協力して事件解決にあたるはずが、うまく絡まないのが惜しいところか。
 主演は前作に引き続きトム・ハンクス。
 共演はユアン・マクレガー…なのだが、あれホクロがないぞ!(笑)
 ローマの観光気分も楽しめるし、蘊蓄も多いし、少しトンデモ系でもあるけど、やっぱり映画はこれぐらい大風呂敷を広げて楽しませてくれないとね。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月16日 (土)

「バビロン A.D.」

Ad  「ワイルド・スピード」や「トリプルX」を観たらわかるが、基本的にヴィン・ディーゼルの演じるのは、悪そうに見えるが本当はいい奴というファンタのCMに出てきそうな役が多い。
 この映画もそんな感じで、荒廃した近未来の地球を舞台に、ニューヨークに少女を運ぶ傭兵を演じている。
 「ニューヨークへいきたいか~?」
 「いえ~」(情緒不安定な少女とおつきの女性の声)
 そう、この映画はヴィン・ディーゼルのウルトラクイズなのだ、
 しかし、自分の目的は主演のハゲではなく、ミシェル・ヨーで、映画館に無条件で観にいく男優がジャッキー・チェンだとしたら、女優はミッシェル・ヨーであり、この二人が出演している「ポリス・ストーリー3」は正に神作品だ。
 この映画でも少ないながらもアクションシーンはあるのでOK!
 元ミス・マレーシアもすっかり老けたなあ。
 しかし彼女さえ出ていればもうそれだけでいい…っつうか、それだけしかない。
 何しろ、この映画、上映時間90分というお手頃さはいいが、全体的に説明不足で、ニューヨークに運ぶ少女は何故予知ができるのか?とか、一体何者で、ウィルス保菌者なの?とか、彼女のいた修道院が破壊された理由とか、何故いきなり双子?とか、何故彼女がハゲを撃つの?とか、怪しげなカルト教団は彼女を使って何をしたいのか?…その他にも物語の核心に触れる開に理由付けがされていないので、何がなんだかよくわからず、最後はもっともらしく終わってしまう。
 ひょっとして続編を考えているのかもしれないが、観たい人は少ないと思うぞ!
 じゃあアクションが迫力あればいいや~と思っても、カメラがやたらと動く割りには見にくいだけでキレが悪く、正にヴィン・ディーゼルとミシェル・ヨーの無駄遣い!(あとK-1ファイターのジェロム・レ・バンナとかね)
 さらにヴィン・ディーゼルはグラサンをしてないと、つぶらな瞳で迫力に欠ける。
 監督はマチュー・カソヴィッツ。
 ところが、こんなトホホな映画なのにジェラール・ドパルデューとかシャーロット・ランプリングとか意外な大物が出ているのだ。
 出演者は凄いんだどなあ。
 典型的な頑張る方向を間違っている映画なのだ。

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2009年5月15日 (金)

「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」

Duplicity  冷戦時代は007を中心に色々なスパイ映画が作られたが、今や露骨な仮想敵国がなくなり、電子機器が発展しすぎて、変装したり小道具を使ったりするようなスパイもすっかりいなくなってしまった…というより携帯電話が昔だったら秘密兵器だし。
 この映画もスパイ映画なのだが、出てくるのは国家のために命をかけるのではなく、企業利益のために働く産業スパイなのだ。
 トイレタリー業界最大手の老舗メーカー2社から、それぞれ産業スパイとして雇われた元CIAと元MI6の2人の諜報合戦!
 国家を揺るがすような軍事機密ではなく、トイレタリー?
 一昔前ならそう考えたのだが、よくよく考えたら大きな企業になれば法律さえも都合のいいように作ってしまいそうだし、大きな多国籍企業なら、貧乏な国の国家予算よりも金を持っているの可能性も大きい。
 007の新作の敵の組織も国家の要人を含む企業だった。
 そう考えると、この映画の設定ももっともらしく、この不景気な世の中、企業が不景気だと働く人間にも影響が出るので、ある意味緊迫感がある。
 たとえピザのトッピングでも数さえ出れば立派な利益だ。
 ところが、面白い条件が揃っているのに、この映画は寸止めで終わっている。
 話の要所要所で過去のエピソードが入るのだが、それがよくある時間軸を入れ替えて、登場人物のそれぞれの立場を描いている表現かと思えばそうではなく、むしろ時系列のテロップまで入れての親切さなのだが、実はそれがあまり効果的でないのだ。
 そうえいば、監督のトニー・ギルロイは、「フィクサー」も面白くなりそうな条件は揃っているものの、必要以上に複雑にしているとことがあり、やっぱり作風なのか。(でも世間的には評価が高い)
 出演はクライヴ・オーウェンとジュリア・ロバーツ。
 クライヴ・オーウェンのスパイっぷりは、007でいうとジョージ・レーゼンビーの雰囲気。
 ジュリア・ロバーツの劣化ぶりには驚いてしまうが、役作りと信じたい。
 しかし、この2人よりも、企業のトップを演じるトム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティの方が遥かにキャラが立っており、実は冒頭の2人のつかみ合いが最大の見せ場かも。
 血眼になって手に入れようとしている企業の秘密なのだが…確かに実際に販売されたら買うなあ(悲願)

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2009年5月14日 (木)

「THE CODE/暗号」

Thecode  探偵事務所5シリーズの劇場版…って林海象ってまだこんなことしてたんだなあ。
 デヴュー作「夢見るように眠りたい」が探偵物で、その後も濱マイク・シリーズとか、すっかり探偵映画監督専門のイメージが強いのだが、まさか今でも続けていたとは思わなかった。
 調べてみるとインターネットでショートムービーを配信したりして続いていたらしい。
 いやはや自分の中ではすっかり終っていたので、今更感が強いのだが、とりあえず初日に観にいく。
 上海を舞台に暗号解読の天才・探偵507の活躍を描いたもので、相変わらず黒ずくめのスーツと帽子、60年代の007が使ってそうな秘密兵器など前時代的なアナクロさが漂っている。
 ところが、そんな古き良き探偵だとバカにするなかれ。
 実は意外に面白い!
 昨今、パソコンの普及のおかげで何でもありになってきているが、この映画は一応現在を舞台にしているのに、アナクロ探偵物の要素をうまく取り込んでいる。
 観ていて、少年時代自分が夢中になった探偵物が存在しているのだ。
 ここ最近、現在とアナクロの融合が全くうまくいっていない名探偵コナンは、この映画を観て勉強するべきだ。
 実際、暗号は見てても何が何だかわからないのだが、いかにもなハッタリが利いているので、謎が解けたような気分になってしまうのだ。
 さすがは、探偵物専門監督の林海象であり、ここまで極めてしまったら無理して他のジャンルとかやらなくていいと思ってしまう。
 主演の探偵507を演じるのは尾上菊之助。
 眼鏡をかけた彼を見て、多くの人が物まね芸人のコロッケに似ていると思うに違いない。
 ヒロイン役の稲森いずみ(B84-W58-H87)は久しぶりに見ると美人だけど、年とったなあと思う。
 共演に映画の中では探偵だが、今や実生活は犯人になってしまった加勢大周の姿が!
 おそらく撮影がパクられる前だと思うが、おそらくニュース以外で彼の動いている姿は唯一これだけなので、それだけでも観る価値あり…?!

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2009年5月13日 (水)

「バンコック・デンジャラス」

Photo  毎回髪形が特撮だと言われるニコラス・ケイジの最新作はバンコクを舞台に暗躍する殺し屋の話だ。
 達成率脅威の100%の完全無欠の殺し屋ジョーは自らに果した殺し屋のルールを徹底している。
 予告編では、完璧な計画、痕跡の隠滅、契約の遵守だが、意外にも本編ではあまりそのことには触れてなくて、むしろ、質問をしない、カタギと関わらない、痕跡を残さない、引き際を知るが中心となっている。
 と・こ・ろ・が、この殺し屋、言うだけ番長で、カタギの耳の不自由な女性をナンパしたり、使い捨てのはずだった連絡係を弟子にしたり、引退前だから気持ちが緩んじゃったのかな?みたいな不可思議な行動をしている。
 もちろん、そこに至るまでの心理の変化が描かれていればいいのだが、そんなわけでもないので、オイオイとツッコミを入れざるおえない。
 さらには意外に無計画で、契約も必ずしも守っているかどうかは微妙で、徹底しているのは痕跡の隠滅くらいか。(まあそれも資料を焼くらいなんだけどね)
 また象の鼻が下を向いてると演技が悪いと聞けば、象の絵を上下ひっくり返したりするという、占いを信じる女子中学生みたいな行動をしたり、オチャメなところもある。
 殺し屋物は細かいデティールが大切なわけなのだが、これはもはやニコラス・ケイジの「俺がかっこよくみえる映画」でしかなく、それを優先するため細部に違和感が発生しているのだ。
 観光映画として観る分にはいいかも…と思ったけど、30年以上前の「007/黄金銃を持つ男」の方が遥かに観光映画で、さらにいうと水上マーケットでのボートチェイスも007の方が面白い。
 それ以前に殺し屋の行動としては派手すぎ!
 どこが完璧な計画だよ(苦笑)
 監督のオキサイド&ダニー・パン兄弟…って誰?と思いきや、調べてみたら、この映画そのものが彼らが、初期に手掛けたタイ映画「レイン」をセルフリメイクしたものらしい。
 う~ん、「レイン」と聞くとここ最近観たトホホな殺し屋映画を思い出す。
 ニコラス・ケイジも「ゴーストライダー」といい、キワ物映画ばかり出ている感じもするが、これはもう好きでやってるんだろうなあ、うん。

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2009年5月12日 (火)

「ホルテンさんのはじめての冒険」

Horten_3  勤続40年の生真面目運転士のが、定年退職当日に人生初めての遅刻をしてしまった…。
 タイトルから、遅刻して電車が出発するまでのドタバタが「冒険」かと思いきや、意外にそこらへんはさっさと終わって、その後の主人公の奇妙でシュールな体験がメインとなっている。
 まあ、それも確かに冒険っちゃあ冒険なんだけどね。
 自分の想像と違ったのでペースを掴むのに苦労をした。
 自分が一番笑ったのは坂道をすべっていく人で、これが一番ツボだった。
 おそらく生まれて初めてのノルゥエー映画かもしれない。
 だから監督のベント・ハーメルも、出演者も知らない人ばかり。
 ゲラゲラ笑うものではないが滲み出る笑いは良かったと思う。

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2009年5月11日 (月)

「チェイサー」

Chaser  デリヘルを経営する元刑事と連続猟奇殺人犯との対決!
 韓国映画はベタな話が多くて食傷気味だったが、これは韓国映画、いや普通に映画として観てもかなりの傑作!
 最初、グロ系の話かと思いきや、そうではなく手に汗握る追跡劇で、最初から最後まで気が抜けない。
 この映画が凄いのは犯人が既に捕まっている所からスタートしているところで、犯人は証拠不十分で釈放されると思っているし、主人公の元刑事は自分の経営するデリヘル嬢を探さなくてはいけない。
 この物理的でない平行線上の追跡が、話が進んでいくうちに重なり合っていく構成の見事さ!
 さらには主人公の元刑事が「商品」としてデリヘル嬢を探していたのが、彼女の娘と会うことにより「母親探し」になっていくことによって、さらに緊迫感を生むことに成功している。
 それでいて世界各国共通の警察のいいかげんさなども含んでいる。
 そしてここまで盛り上げているのにもかかわらず、実話をベースにしているからかどうかは知らないが、ラストのまるでやさしくない展開に気分はひたすらブルーに。
 エンドロールの頃には色々な意味で心地よい疲れを感じた。
 監督のナ・ホンジンはこの映画がデヴュー作だそうで、いきなりこのレヴェルの高さは凄い!
 主演のキム・ユンソクは大森南朋に雰囲気が似ているが、それ以上にシリアルキラーを演じたハ・ジョンウの役作りが真剣怖い!
 この二人の異常に熱い演技合戦も見所だ。

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2009年5月10日 (日)

「余命1ヶ月の花嫁」

Yomei1  乳がんで亡くなった女性のドキュメンタリーとしてTBSで放送された実話の映画化だが、今や亡くなった女性のAV出演疑惑やら違う意味で話題騒然!
 まあ良くも悪くも宣伝にはなっているのでTBS的にはOKか。
 そんなわけで見てきた>「余命1ヶ月の花余命」いや「余命1ヶ月の花嫁」。
 ちょっと前に「余命」が公開されたり、似たようなタイトルや内容が多すぎるぞ。
 実話の映画化なので当たり前なのだが、だからこそ演出の技量が問われる。
 ましてやドキュメンタリーの方がリアルだけあって生々しいに決まっている。
 当然、映画は映画としての見所は欲しいし、入場料払うのにテレビの2時間ドラマスペシャル位では困ってしまうのだ。
 しかし、残念ながらおおよそ想定範囲内のベタな展開で終わってしまった。
 毎回思うのだが、難病物に出てくる患者って何故あんなにも元気なんだろう?
 へたしたら普通に生活している人より活発なことが多い。
 自分は一時期、周りの親しい人たちが癌で次々になくなっていくのを経験しているのだが、余命1ヶ月の時なんか真剣寝ているのが精一杯で、周りの人、特に家族なんか疲労困憊だし、気分はひたすら暗くなっていくし、確かに病状によって違うと思うのだが、絶対に映画に出てくる病人は元気ありすぎだと思う。
 この映画に出てくる女性は実際にはどうかわからないが、余命1ヶ月という割には元気なのだが、これは演じている榮倉奈々(B83-W58-H85)のガタイが大きすぎて、必要以上に健康に見えてしまうからだろう。
 彼女の恋人役の瑛太が物凄く小さく見えてしまう。
 そんなわけで、難病モノに懐疑的な自分は本質的に好きになれないし、病気を恋愛のネタにしていることも好きではないので、この映画は自分的には観るべきではなかったのだが、 監督が「ヴァイブレータ」の廣木隆一なのでひょっとして・・・と思ったんだけどなあ。
  それよりも自分は同じ病死でも忌野清志郎が亡くなったことの方が悲しいよ。

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2009年5月 9日 (土)

「劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇」

Ragan TVシリーズは裏で「プリキュア」が放送していたために、最初の数話を観てやめてしまった。
 そんな状況で「紅蓮篇」を観にいってしまったが、基本的にTVシリーズの総集編だったので問題なし!
 つうことでいよいよ完結編!
 前作から7年後、人類は地上を取り戻し、新政府の下、平和と繁栄を謳歌するようになるのだったが、正体不明の敵が現れる。
 シモン、そして大グレン団が再び立ち上がり、最後の戦いが始まろうとしていた……。
 いやはや物凄い勢いで話が展開していき、それでいて過去のロボットアニメを総浚いしていく。
 観ていて、「ああこれはゲッターロボだよな」とか「これはマクロスだよな」とか考えてしまう。
 ある意味正統派の少年ロボットアニメなのだ。
 おそらくTVシリーズを観ていれば、色々とあるのかもしれないが、自分の場合観てないので細かいことはわからないが、前作を観ていれば十分楽しめる。
 どちらかというと6月公開の「エヴァ」の予告編目当てで、そっちの方は新しい登場人物も出てくるみたいで、ちょっと楽しみ!
 

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2009年5月 8日 (金)

「ひぐらしのなく頃に 誓」

Sonohigurashi  前作が何も始まらないうちに終わって、最後「続編企画進行中」の文字が出た時、進行中で制作中じゃないんだよなあと思って帰ったのだが、なんと続編完成してるじゃないですか。
 一応完結っぽいので最後まで見届けるかという上から目線で観にいったのだが、GWのせいか意外に盛況。
 こっそり会話を聞いていると、この後グレンラガンを観にいくといっているので、そっち系の人のための映画みたいだ。
 話は…あれ、前作はなかったことになっているのか?それともパラレルワールド?
 前原圭一のクラスにいる竜宮レナは両親が離婚しており、父親の交際相手は愛人と共謀して竜宮の財産を狙っていた。
 それに一人で立ち向かおうとするレナだが、次第に暴走し始めてしまい、心配した圭一たちは彼女を救おうとするのだが…という話。
 何か昼ドラみたいな展開なっていて、前作とのつながりも何となくわかるようになっている。
 前作がトホホだったので、あまり期待していなかったせいか、思った以上に悪くない。
 この映画のいいところは、前作もそうだが、ホラーっぽい雰囲気はあるものの、怖くないところで、基本的にちょっと猟奇的な「明るいなかま」だったりする。
 田舎の学校で生徒が少ないので男子が一人(?)しか存在しなくて、出てくる女の子が小学校から中学生まで一つのクラスにいる。
 つまり小さな女の子から(教師を入れると)大人の女性まで一つの場所に凝縮されており、正に男子の夢状態!
 小さな女の子は縄で縛られている場面もあり、マニアにはたまらないものがあるだろう。
 クライマックスの屋根の上での金属バットVS鉈の戦いも最大の見所で、ツッコミ所はあるが、これはこれでOKだと思う。
 出演は前作に引き続き前田公輝、飛鳥凛(B83-W58-H86)、松山愛里(B76-W60-H85)、あいか(B85-W56-H84)、小野恵令奈(B76.5-W55.3-H80.5)などが出演しており、前回は森山未來の劣化コピーみたいだった前田君も、今回はそんなこともなかった。
 教師役の三輪ひとみ(B83-W68-H82)は今回も控えめ。
 しかし、一番目立っているのは大杉蓮の怪演であることはいうまでもない。
 監督は前作に引き続き及川中。

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2009年5月 7日 (木)

「ビバリーヒルズ・チワワ」

Chiwawa  日本映画だと動物モノは真剣あざといというか、とりあえず動物出して適当に話作っておけ~みたいな感じの話が多いのだが、さすがにネズミを中心として動物モノで食っているディズニーはちょっと違う。
 ビバリーヒルズに住むセレブ犬のチワワの話と聞くだけで、人間より豪華な犬の生活っぷりとか、ドタバタ物とか、お決まりのパターンを想像してしまう。
 実際、そんな感じの話であることは間違いないのだが、これが意外に面白い!
 子供向きかと思いきや、大人でも楽しめる。
 自分はダメな映画ファンなので「バーン・アフター・リーディング」より面白かったぞ、いやマジで(笑)
 自分は、犬=番犬というイメージがあるので、チワワは全く役に立つイメージがないのだが、それはこの映画もわかっていて、だからこそセレブという設定が生きてくるわけなのだ。
 ビバリーヒルズに住むセレブ犬のチワワが、メキシコで迷子になって悪者に拉致られて、元警察犬に助けられて我が家に帰ろうとするロードムービーなのだが、チワワ=ブンブン、元警察犬=ノラおじさんで、「ほえろ!ブンブン」みたいだなと思ったあなたはちょっとマニアックすぎです(そんな人いるのか?)。
 犬がワンサくんみたいに話したりするのでドン引きの人もいるかもしれないが、冒険アクション物としては意外に手に汗握るものがある。
 主人公のチワワをメキシコで拉致って身代金を要求しようとする話も、犬だから微笑ましいのだが、これを普通に金持ちの若い女性に置き換えたらとんでもなく重たい話で、そう考えると犬の設定も、セレブなお嬢様、彼女の家で働く造園家、心に傷を持つ元警察犬とか人間にすぐにでも変更できそうな設定であり、こういう昇華の仕方がこの映画の面白さなんだろうなあ。
 しかし、自分が一番笑ったのは、電話口でチワワの泣き声を真似する女の子のエピソードで、もちろんベタなのはわかっているのだが、ツボでした~!
 出演は主人公のチワワの声をドリュー・バリモアが担当しているのだが、自分の行動範囲内の映画館では全て日本語吹替版なので、あまり意味がない。
 まあ自分は日本語吹替版推奨派だし、彼女の声を聞いたところですぐわからないし、そんなに気にならないんよね~。
 おそらく、昔ならアイフルが特別協賛がついてたんだろうなあ。(懐かしいなあ、チワワのくぅ~ちゃん)

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2009年5月 6日 (水)

「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」

Photo  まさか、まさかの電王映画第4段。
 仮面ライダーの映画は放送中のTVシリーズを年1本制作するのがお約束なのだが、電王は予想以上の人気のためなのかどうかは知らないが、TVシリーズ放送終了して1年以上経つのにもかかわらず、映画化されており、東映としては久しぶりの金脈発見といったところか。
 今回は大地震の発生で一時的に過去と現在が繋がったのを利用して、恐るべき計画を実行するオニ一族を退治するため、良太郎たちが室町時代にいく…というもので、一応、電王は前回で終わり、この映画から超・電王として復活らしい…ってなんじゃそりゃ(笑)
 一応、タイトルにもある通りディケイドも出てくるが空気状態!
 ディエンドなんか何のために出てきたやら…。
 キバのデザインもたいがいだったけど、ディケイドのデザインがさらに変なのもどうよ?
 本当は初日に観にいく予定だったが、公開日の次の放送と映画がリンクするので、とりあえず朝起きてリアルタイムで観て、映画館いくぜ、いくぜいくぜ~。
 思った通り、リンクしていた(俺って勝ち組か?)
 時間の歪みの影響で、良太郎は子供になっている。
 まあ、本当はすっかり有名になってギャラが高くなりスケジュール調整が難しくなった佐藤健の影響であることは今更言うまでもないのだが、白鳥百合子(B88-W56-H84)が出演できなくなったためハナ→コハナ(この映画からハナまる子ちゃんになった)の設定を生かし、時間の歪みのせいで誰が演じてもOKになってしまった。
 話は、電王大好きな人達のお祭り状態なので適当なところもあるが、今回はキャラ萌えの映画なので深く考えてはいけない。
 今回のゲストキャラの男の子を演じているのが女の子だったのには驚き!
 全然気づかなかった。
 「HINOKIO」の多部未華子(B75-W58-H81)以来の衝撃だ。
 ゲストヒロインは南明奈(B80-W57-H83)。
 室町時代で茶髪はツッコミたいところだが、まあライダー映画の時代劇版はナンチャッテ物なので気にするのが野暮というものだろう。
 物語のキーとなる男の子の母親とアッキーナが似ているという設定なのだが、それが最初でバレさせないために、母親の顔にボカシを入れているのだが、他の演出方法もあるんじゃない?(子供が驚くよ)
 しかし、真のヒロインは夏海役の森カンナ(B87-W61-H87)で、特にニーソックスの絶対領域最高!
 ディケイド14話のウラタロスが入った時のセクシーさも捨て難い。
 子供が前面に出てくるのは、仮面ライダーが子供向きなので仕方ないので、ちょっと萎えたが、ラストのオチで納得!
 ちょっと泣けた。
 しかし、このままシリーズを続けていくと東映名物・劣化して終わり状態になりそう。
 ただ、ディケイドが全30話という短期らしいので、その後に電王の第2シリーズが始まるなら、それはそれで観たい!
 本編上映後、夏の仮面ライダーの告知が入るが、全員集合なので、これはこれで楽しみ!
 一応、タイトルに申し訳程度にディケイドが入っているのだが、おそらく空気なんだろうなあ。

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2009年5月 5日 (火)

「新宿インシデント」

Shinjukuinshident  自分が出演者の名前で唯一無条件で観にいくのがジャッキー・チェンの映画だ。
 彼の加減を知らないアクションを見るためなら地の果てまで観にいくし、一瞬の友情出演でも見逃さない。
 特に香港時代は本当にチョイ出が多く、「え、こんだけかよ」と思うこともあるが、「さすがジャッキーさん、仲間の映画にも義理堅く出てるぜ~」と、まるで「デトロイト・メタル・シティ」の狂信的なファンの状態だった。
 しかし、ジャッキーも年には勝てず、ここ最近はアクションのキレが悪い。
 細胞活性装置(@宇宙英雄ペリー・ローダン)はジャッキーのために必要ではないのか~!
 そんなジャッキーが、アクション演技を封印しシリアス演技に挑む!
 新宿・歌舞伎町を舞台に、音信不通の恋人を探し出すため日本に密入国した男がヤクザの組長や刑事と運命的に出会い、どんどんのし上がっていく姿を描いたもので、日本が舞台といっても、微妙に違和感がないわけでもないのだが、許容範囲。
 共演は竹中直人、加藤雅也、ダニエル・ウー。
 監督はイー・トンシン。
 ジャッキーはアクションっぽいものはあるのだが、いつものアクロバティックなものではない。
 シリアスな演技はまあそれなり…っちゅうか、いつもの熱い演技の延長上だ。
 肝心の話は、う~ん、これが結構微妙なところで、上映時間から考えると駆け足すぎるのだが、だからといって長時間やるような話でもないわけで、基本的にVシネマのヤクザ物にありそうな話だったりする。
 最後は竹中直人扮する刑事とのバディ映画になっていた。
 ジャッキーが日本語を話す時は石丸博也でなかったが、DVDの吹替は彼なのか?
 たまにはこんな話もいいけど、「ドラゴン・キングダム」でもまだまだ動けることを証明したので、やっぱジャッキーにはアクションをもっとやってほしいなあと思う。
 最後にひょっとしてNG特集があるのかと思いきや、当然あるわけもなく、アクション物でないと意味がないことを実感した。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月 4日 (月)

「戦国 伊賀の乱」

Sengoku  織田信長と甲賀の連合軍が伊賀の国に送り込んだ内偵の抹殺を命じられた下忍の活躍を描く忍者アクション。
 忍者という設定が基本的に何でもありの設定なので、話は本当に申し訳程度でいいと思っている。
 もちろん、白土三平先生のような忍者の宿命を描いたりするのもありなんだけど、自分としてはオリンピックに出れば金メダル確実の肉体を駆使した忍者アクションを見せてくれればいい。
 たった、それだけの希望さえもこの映画は叶えてくれない。
 とにかくアクションが妙にユルく迫力がないのだ。
 それに本当はここで血が出るだろうなあと思ったところで出なかったりして、それがさらにアクションをしょぼく感じさせるのだ。
 出演者も一応、「超力戦隊オーレンジャー」の合田雅吏や柏原収史、高野八誠、島津健太郎など、それなりに有名人が出ているのだけど、どういうわけか妙にわざとらしい演技が鼻についてしまう。
 例えていうなら子役の気張った演技というか、アマチュア演劇にありがちな作った感じが強すぎるのだ。(もちろん役者に原因があるのでなく、演出にも問題があるのだが…)
 監督は千葉誠治…って誰?
 あ~たかだか1時間ちょっとの上映時間なのに、本当に退屈だった。
 まあ配給が微妙な小品映画でお馴染みジョリーロジャーだからしょうがないか…ってそんなので納得しててはいかんよなあ。

 参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月 3日 (日)

「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」

E7p  TVシリーズは最初の方は気合入れて観ていたのだけど、自分の日曜日のメインは7:30~9:00のテレ朝枠なので、いつのまにか観なくなてしまった。
 そうこうしているうちに映画化の話が出てきたのだが、しばらく音沙汰がなかったので中止かな?と思っていたのだが、いつのまにか完成していた。
 再編集でも、再構築でもない新たな手法で作られたらしい。
 よくわからないが、総集編とかそんなものではなく、全く新しいもう一つの「エウレカセブン」を作ったというところか?
 正直、TVシリーズの知識がほとんどないので、比べたりすることはできないし、ファン目線でもないのだが、思った以上に面白かった。
 設定は変わっているが、こういうやり方もあるんだなあと感心した。
 話は、半世紀に及ぼうとしていた人類とイマージュの戦いの中、第303独立愚連隊の少年兵レントンは8年前に消息を絶った幼なじみの少女エウレカの行方を追い求めていた…という話で、TVシリーズでお馴染みサーフカルチャー系の話はなく、ひたすらレントンとエウレカのこれでもかというくらいのボーイ・ミーツ・ガールが描かれている。
 この手の話は「未来少年コナン」から延々と続くテーマで、重要なのは、愛する彼女のために何が何でも助けにくるの度合いであり、この映画はこっ恥ずかしいくらい「何が何でもレヴェル」が高い。
 あと、エウレカが意外にデレ度が高く、その意味での萌え度は高い。
 展開もスピード感があり、これはこれであり。
 っつうか、意外に拾いものだと思うので、アニメに抵抗がない人は必見!

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2009年5月 2日 (土)

「GOEMON」

Goemon  宇多田ヒカル(B85-W59-H84)の旦那として世間一般に知られていた紀里谷和明の初監督作品「CASSHERN」は、「新造人間キャシャーン」への思い入れは物凄くわかるのだが、映画としては面白いものではなかった。
 一枚の「絵」として見るとは光るものがあるものの、「映画」としての流れがないのだ。
 そして奥行きが感じられない。
 そのため観ていて居心地の悪さを感じてしまうのだ。
 そんな彼が「宇多田ヒカルの元旦那」という肩書になって、作った長編2作目。
 大泥棒・石川五右衛門が盗み出した南蛮製の箱に隠された重要な秘密がめぐって、石田三成と霧隠才蔵、徳川家康と服部半蔵の壮絶な戦いが始まる…。
 全く期待していなかったせいか思った以上に面白い。
 話はツッコミ所はあるものの、至って簡単でありわかりやすい。
 別の世界の日本の豊臣秀吉の支配する世界の描き方も徹底していて、これはこれでOK!
 歴史を知っていれば、大胆の解釈を楽しめること間違いなし。
 五右衛門のマスクが特撮物のコスプレに近いものがあり、また重力を無視した超人的な動きなど、実はキャシャーンはこうあるべきだったのではないかと思ってしまう。
 しかし、一方では背景があきらかに合成にしか見えず、前作よりは良くなってはいるものの、やはり映画としての流れがないところもある。
 ラストはうだうだになってしまったのが残念!
 うまくやれば2時間以内の上映時間で、もっとテンポが良くなるはずなのに惜しい。
 出演は江口洋介、大沢たかお、広末涼子(B81-W59-H85)、それに佐藤健も出演しており、佐藤君はこの映画よりも「電王」の映画の方を優先してほしかったぞ。
 
 参加してます。よろしくで~す
   

2009年5月 1日 (金)

「レイチェルの結婚」

Rachel  姉の結婚式に合わせて施設から一時退院をした妹に家族や周りの人は腫れ物に触るように接するのだった…。
 主演のアン・ハサウェイが困ったちゃんを大熱演で、アカデミー賞ノミネートされている。
 確かに心の傷があって薬に走った危うい雰囲気は物凄く出ているし、それが物語に緊張感を出しているので、評価されるのはわかるような気がする。。
 役柄で彼女はヘヴィースモーカーなのだが、実はタバコの吸い方が妙にかっこよく、禁煙時代なのに喫煙者が増えそうな感じ(笑)
 この映画は全編手持ちカメラで撮影されており、後ろの方の席で観ないと気持ち悪くなってしまう。
 前から思ってるが、ドキュメンタリータッチって照明はともかくとしても、別に手持ちで画面をふらふらさせるものではないと思うのだけど、何故かドキュメンタリータッチ=手持ちでふらついてるんだよなあ。
 小さなテレビならともかく、映画館の大きなスクリーンでは真剣辛い。
 また、話の半分以上が結婚式の場面で、身内でもない赤の他人の結婚式のホームビデオを見せられている状態で、そこから登場人物の状態を把握していかなくてはならないという極めて不親切な演出なので、好き嫌いが大きく分かれてしまう。
 自分もアン・ハサウェイの緊張感のある演技がなかったら、かなりきつかったと思う。
 逆に彼女があってこそ成り立つ映画だと思う。
 監督は「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ。
 脚本はシドニー・ルメットの娘ジェニー・ルメット。
 シドニー・ルメットの娘だからといって必ずしも社会派の話というわけでもないのね(笑)

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