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2009年4月30日 (木)

「レイン・フォール/雨の牙」

Rain  日米の国家をを揺るがす情報が入っいるメモリースティックをめぐり、日系アメリカ人の暗殺者ジョン・レインがCIAや日本の警察、ヤクザから狙われることになる…。
 原作は元CIA工作員(らしい)のバリー・アイスラーの小説。
 元CIA工作員というのが、スティーヴン・セガールの胡散臭い経歴を思わせるものがあるが、CIAも色々な仕事があるし、必ずしもCIA=殺し&破壊工作ばかりではないだろう。(実際はよくわからないが…)
 原作は未読なのでどうなっているかわからないが、映画は間違いなく駄作。
 どう考えても頭の悪い大学生が無理して作った自主映画にしか思えない。
 演出的にはジェイソン・ボーン・シリーズを意識したような感じだが、結果的には劣化コピーになってしまっている。
 そして、こんな映画に何故かCIAアジア支局長の役でゲイリー・オールドマンが出ちゃってるんだよなあ。
 そうしたんだ?>ゲイリー。
 小遣い稼ぎか?
 そして、殺し屋に見えない(ある意味リアルか?)殺し屋役に椎名桔平。
 彼が守るヒロインに長谷川京子(B80 - W55 - H82)
 あ~伊東美咲(B83-W58-H87)とか、彼女に演技とか言うのは野暮なのは承知しております。
 つうかハセキョーはこの映画では寝ているだけなんですけど~っ。
 一見ショボいがキレ者に見えるだけで、実は何もしていない刑事役に柄本明。
 監督はマックス・マニックス…って誰?
 ツッコミ所は満載で思いつくだけ書きなぐり!
・日米を揺るがすような情報がメモリースティックで簡単に持ち出せている中小企業以下のセキュリティの国土交通省。
・レインがソウル行きの飛行機のチケットを購入したのがわかるのに新幹線の切符を買ったのはわからないCIA。
・昔のヤクルトのおばさん並にあっさり入ることができるCIAの建物。
・謎がCIAの責任者の口頭説明で判明する。
・意外に重要度が低いハセキョー扮するヒロイン。
・物凄く大人数の職場なのに、現場に出てロッカーを壊すCIAの責任者。
・殺しの情報をFAXで送る。
・最後がうだうだ。

 まあ、帰りに居酒屋で話すには絶好のネタ映画だし、GW映画なのに、もう上映回数が減っているので早めに観にいって、この公開(後悔?)される「バンコック・デンジャラス」を観て比較するのが正しい楽しみ方かも。

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2009年4月29日 (水)

「パニッシャー:ウォー・ゾーン」

Punisher  マーベルコミックの中では比較的素っ頓狂なコスプレをしていないヒーローである、パニッシャーの3度目の映画化。
 ドルフ・ラングレン版はあまり面白いとは思えなかったが、2004年公開のトム・ジェーン版は思った以上に面白かった。
 特にキャプテン・ハーロックのようなドクロのマークのシャツを着る理由付けをきちんとしており、やっぱりアメコミのヒーロー物の実写化はコスチュームの格好をする意味付けは必要だ。
 今回は誕生編ではないのでそこらへんの理由付けはなく、パニッシャーはそんな格好をしてマフィアを殺していく自警団として地元で定着している存在だ。
 話は、パニッシャーことフランク・キャッスルが犯罪組織に仕置きの最中に、誤ってFBIの囮捜査官を殺してしまう。
 悩んでいるとフランクにガラス粉砕機で顔面をズタズタにされてデロリンマンのようなツギハギだらけの男が、自らをジグソウと名乗り(うまいね、どうも)、人質を取り、ニューヨーク中の悪者を集めて復讐をしようとする。
 世間的には原作にかなり近いらしいので評判がいいらしいのだが、自分はあまり面白くなかった。
 何故ならこの手の話は、怒りが爆発して敵をぶっ叩くのに爽快感があるのだが、今回は若干そこが弱く、一応、妻子を殺された復讐が根底にあるのものの、彼のせいでFBIの捜査官が死んでいることが足を引っ張り、感情移入をしにくくしている。
 これだと、せっかくの残酷描写が生きないわけで、やっぱり憎たらしい敵が無残にやられるのがいいわけで、そこに考える余地があっては困ってしまうのだ。
 それに後半は悪党達がどこかのホテルに集まり待ち伏せているので、当然、パニッシャーは彼らを次々に倒し、ジグソウのところまでいくものと思いきや、そんな期待している要素はなく、雰囲気だけのハッタリだったのにはがっかり。
 あと、主人公役のレイ・スティーヴンソンが、自分が今回は初めてその存在を知ったのを差し引いても、異常に地味な感じで、あまり印象が残らない。
 まあ中年親父の復讐劇なので、リアルっちゃあリアルなのかもしれないが、ど~も薄いんだよねえ。
 監督は元空手の世界チャンピオンという異色の経歴を持つ女性のレクシー・アレクサンダー。
 正直、いいところまでいっているのに大変惜しいのだが、続編ができたら迷わず見にいくだろうなあ。

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2009年4月28日 (火)

「グラン・トリノ」

Grantorino  かっこいい年寄りになりたい。
 そう考えた時、出てくるのがショーン・コネりー、そしてクリント・イーストウッドだ。
 特にイーストウッドは、若い時はチョイ悪系だったが、今やすっかり落ち着いた感のある雰囲気が漂っており、男たるものこうありたいと思う理想だろう。
 枯れ専の女子の皆さんにもたまらないものがあるかもしれない。
 そんなイーストウッドが80歳近いのにまだエネルギッシュに映画を作っており、その出演作の最後だと言われているのが「グラン・トリノ」だ。
 朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流を通して、自分の残り少ない人生の生き方を考えていく…という話で、とにもかくにもイーストウッドが目茶苦茶かっこえええ~。
 まるで、ダーティー・ハリーがそのまんま年とったような感じで、ある意味この映画はダーティーハリーのシリーズ最新作で完結編であり、もっと言えば、彼が演じてきた刑事物や西部劇の総決算的なものと言ってもいいだろう。
 イーストウッド扮する老人が隣りに住むモン族の気弱な少年をいっぱしの男にしようとするのが、ロバート・B・パーカーの「初秋」を思わせるものがある。
 ただ「初秋」のスペンサーは小説ということを差し引いても語るタイプだったが、イーストウッドは無駄口をたたかず、行動で示すタイプであるのが違いか。
 「チェンジリング」が母親の強さの映画だとすると、この映画は父親の強さの映画であり、この手の力作を時間を空けずに作ってしまうのって、どんだけ元気なんだよ?このじじい(褒め言葉)
 言ってても仕方ないけど、できれば、DVDの吹替は晩年の山田康雄で見たかったなあ。

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2009年4月27日 (月)

「バーン・アフター・リーディング」

Burn  CIAの機密情報(?)が書き込まれた1枚のCD―ROMをめぐり、様々な人々が巻き込まれて大騒動になってしまう。
 実は予告編を見ると明るいコメディみたいだが、コーエン兄弟が監督していてそんなことあるわけもなく、ブラックな話だった。
 ところが多くの人が、宣伝のおバカなブラピ目当てで観にいっているので、そのギャップに対処しきれないようで、上映中は微妙な雰囲気が漂っていた。
 確かにブラピは「ipodバカ」でも「筋肉バカ」でもなかったしね。
 う~ん、真剣つまらない…っつうか自分の考えていた方向性と違うというか…。
 「ノーカントリー」でアカデミー賞作品賞をもらっているコーエン兄弟の映画なので面白いと言えるのがかっこいい映画ファンなんだろうけど、自分には無理。
 おそらく、じっくりじんわりくる話なんだろうけど、全くダメだった。
 「イエスマン」のように、何げない前フリが、後でスポーンと小気味よくはまっていくような爽快感を期待してしまった自分が悪いんだろうなあ。
 だってコーエン兄弟にそんなベタなアメコメを期待してしまう方がどうかしているわけで、自分もまだまだ青いわ。
 出演はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントンとトップクラスが勢揃いで、それぞれ贅沢な使い方!(特にブラピ)
 おそらく、楽しい現場だったんだろうなあと思ってしまう。
 コーエン兄弟の映画で自分が好きなのは、「ファーゴ」と「ビッグリボウスキ」、「ノーカントリー」で、滲み出る笑いが好きだったんだけど、今回は予告編のミスリードにすっかりやられた。
 どうせなら、予告編はシリアスな話と思わせておいた方が良かったのではないかな。
 結局、一番笑えたのはエンドロールの「CIAマン」という歌だった。

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2009年4月26日 (日)

「ピンクパンサー2」

Pinkpanther2  謎の怪盗トルネードを逮捕するため、各国の優秀な警察官を集めたドリームチームを結成!
 しかし、何故かクルーゾーがチームの指揮しているため、捜査は大混乱になってしまう…。
 スティーヴ・マーティンがクルーゾーを演じるリメイクの第2段。
 ピンク・パンサーのクルーゾー=今は亡きピーター・セラーズのイメージが強いのだが、さすがに2作目となると馴染んできたので、スティーヴ・マーティンでもいいかなあと思ってしまった。
 何しろ作りが昔と同じだし、リメイクで一番外せなかったタイトルのアニメがあったので、安心した。
 やっぱ、ピンク・パンサーといえば、タイトルバックのアニメだよ。
 しかし、スティーヴ・マーティンとレスリー・ニールセンを一緒くたにしている人がいるんじゃないのかなあ。。
 確かに見た目やコメディ映画の出演が多いのでわからないでもないのだが…。
 共演はジャン・レノ、アンディ・ガルシアという、普通なら主演級が脇に徹して笑いを取っている。
 コンピューターを駆使する日本人捜査官ということで、松崎悠希が出ているのだが、自分はすっかりカトー役だと思っていたので意外だった。
 監督は、ハラルド・ズワルト。
 3作目も期待したいが、スティーヴ・マーティンって結構いい歳なんよね。
 だけど、今の時代に、こんなベタなコメディも必要なので、是非とも制作希望!

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2009年4月25日 (土)

「マックス・ペイン」

Max  愛する妻子を殺された刑事が復讐するため、犯人を追い続けるうち驚愕の真相が明らかに~っ!
 世界で有名なコンピューターゲームの映画化らしいが、ゲームの映画化で面白いものなしとはよくいったもので、この映画も例外ではない。
 自分は元になっているゲームの存在を知らなかったので、比べたりできない。
 興味があったのは、「最新のスローモーション・カメラを駆使してとらえられたガン・アクション」なのだが、え、どこが?と思ってしまうくらい目新しいと感じないし、そもそもガンアクションそのものが異常に少ない。
 ゲームの映画化なんだから、最初から最後までドンパチしてくれないと困るんですけど~っ!
 話は愛する者を殺された復讐という大変感情移入しやすいものなのに、この映画の場合、他人事にしか思えないんよね(実際他人事なんだけど)。
 主演は「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。
 一応、共演に「007/慰めの報酬」でボンド・ガールを演じたオルガ・キュリレンコが出ているんだけど、カメオ出演か?と思うくらい短い出番。
 おそらく、007でブレイクする前なんだろうなあと思いつつ、「ヒットマン」にも出ていて、ゲーム映画専門女優か?
 監督は「エネミー・ライン」のジョン・ムーア。

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2009年4月24日 (金)

「ラ・ボエーム」

Laboheme  プッチーニの名作オペラを映画化!
 19世紀半ばのパリを舞台に、ボヘミアンな生活を送る詩人とお針子の悲恋物語で、全編歌いまくり。
 すいません、プッチモニしか知らない自分には、これがプッチーニのオペラだということもあまりよくわかってなくて、ましてや出演が、2005年ザルツブルク音楽祭の「椿姫」が大評判となったアンナ・ネトレプコとローランド・ビリャソンだというのも、後で調べてわかったような状態だった。
 おそらく、自分が考えるに、これはオペラのフィルムコンサートみたいなもんだろう!
 話は恋人が不治の病にかかったりしてベタなのだが、どちらかといえば芸を見るものなので、そこにどうこう言うのは野暮だろう。
 さすがに映画館の音響設備は、歌声が腹に響くものがあり、まあこれだけでも十分価値がありかな。

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2009年4月23日 (木)

「映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国」

Otakebe  かつてはハズレなしだった「クレヨンしんちゃん」の映画は、原恵一が監督の時にピークを迎え、監督交代後は失速していく。
 ここ数年は完成度にムラがありすぎであり、もはや普通に面白ければいいかなという程度になってきた。
 ところが、今回の新作は自分の心のボーダーラインが低かったせいか、意外に面白かった。
 しんちゃんが河原で拾った謎のドリンクを飲んでしまったひろしとみさえは動物に姿を変えてしまった!
 一方、カスカベで盛んになるエコロジー活動の裏で進行する「人類動物化計画」。
 野原一家に、謎の組織が襲いかかる!・・・という話で毎度お馴染み映画版はスケールが大きくなっている。
 今回の敵がSave Keeping Beautiful Earth、略してSKEBE(スケッベ)という組織のネーミングが、かつてのYUZAMEとかと同じくだらなさがあり笑えた。
 SKEBEの正体がわかるまでの引っ張り方が面白く、また足漕ぎ自動車とウィンドサーフィン(?)との追っかけなどアクションも迫力があり、昔のノリに戻ったみたいで面白かった。
 本来、クレしん映画の面白さというのは、子供向きなのに大人でも十分楽しめる要素があることなのだが、今回は久しぶりにそれが復活していた。
 とにかく前半は満点に近い。
 その分、後半の若干の腰砕けぶりが惜しい。
 みさえの回想シーンは、明らかに「オトナ帝国」のひろしの回想の二番煎じにしか見えないし、今回のヒロインの正体と彼女が武器を調達に整合性がないのが残念。
 そうはいいながらも、子供の反応はよく、意外にもひろしの焼き鳥のシーンがバカウケ。
 子供は正直なので、つまらないとじっとしていない。 
 その意味では今回はそれなりに子供の心を掴んでいるのではなかろうか。
 ゲスト声優は人気芸人の山本高広に、黒人演歌歌手のジェロ。
 だけど、SKEBEのボスの声が山寺宏一で彼の劇中のエコの話に妙に説得力があり、今更ながら一流の声優の底力を知った。
 監督のしぎのあきらは鴫野彰のことなんだけど、この人、この業界長いし、クレしんのシリーズにも昔から係わっているのに、どうしてもっと早く劇場版やらなかったのかなあと不思議に思ってしまう。
 できれば次回もお願いしたい。

 あと予告で「戦国大合戦」の実写版を見たのだけど、別物と考えればそれなりにいけるのかな?…と思いつつ観ないとわからないので公開が楽しみだったりする。

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2009年4月22日 (水)

「鴨川ホルモー」

Kamohoru  京都を舞台に、オニを操る学生サークルの4大学(京都大学、京都産業大学、立命館大学、龍谷大学)対抗バトル!
 万城目学の小説が原作らしいが自分は未読。
 オニといっても、永井豪の「凄ノ王」に出てくるような迫力のあるものではなく、「ドテラマン」に出てくるオニゾウのようなかわいい感じ。
 このオニのVFXが意外によくできていて、日本映画もここまできたかと感無量。
 しかし、この映画の見所はそこではなく、オニを操って競技するサークルを、普通の大学にあるサークルと同じ扱いにし、基本はあくまで大学生の極めて普通の青春映画なのだ。
 だからこそ、オニを操るという奇想天外にして滑稽、されどエネルギッシュな競技とのギャップが何ともいえないおかしさを生み出しているのである。
 また、途中までサークルがどんなものかよくわからないというのも、主人公に感情移入できる要素が大きく、何気に話運びがうまい展開だったりする。
 主演は「クローズZERO」とか、学生役を演じまくりの山田孝之。
 共演に栗山千明(B81-W56-H83)、濱田岳、石田卓也など個性派が多数出ているのだが、その中でも主人公の憧れるヒロイン役が誰だったかなあ?と思ってエンドロールを見て、芦名星(B83-W58 H87)だと気づく。
 世間的には「シルク」で大注目なおだろうが、自分的には「仮面ライダー響鬼」の姫のイメージしかないので、普通に出てきてもわからないよ(笑)
 あと、久しぶりに見たなあ>鶴光
 動いている鶴光って「おとなの子守唄」以来か?(おそらくそんなことないと思うが・・・)
 監督は松竹の喜劇映画御用達の本木克英。
 予告編を観ると、ドタバタっぽいが実はよくできた青春映画なので、ちょっと五月病気味の人は気分が良くなりそうなので観るべし(医学的根拠なし)。

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2009年4月21日 (火)

「スラムドッグ$ミリオネア」

Slumdog  インドの国民的人気番組「クイズ$ミリオネア」で、史上最高額まであと1問と迫ったジャマール(そういえば似たような名前の求人雑誌あったよなあ)。
 スラム育ちでまともな養育を受けていない彼が、何故そこまで辿りつけたのか?
 それには彼の波瀾万丈な人生が関係していた…。
 「クイズミリオネア」って日本独自の番組かと思いきや、実は世界的に有名な番組だったことを初めて知る(本当に物知らなくてすいません)。
 予告を見るとスラム育ちの青年が何故全問正解なのか?それを探るミステリーっぽい雰囲気なのだが、実は怖いくらい直球の純愛映画だった。
 クイズで史上最高額を手に入ろうが関係なく、ジャマールの目的は愛するラティカと結ばれることのみであり、これこそ初期の宮崎アニメでお馴染み、一杯の水のために国家を敵にまわしてお姫様を救ったり、天空の城の宝物より愛する女の子を救うなど黄金のパターンなのだ。
 それこそ言葉どおり糞まみれになろうとも不屈の精神で挑んでいくのだ。
 これがアカデミー賞?と一瞬思ったが、巧みな構成と編集で見せているため、だからこそアカデミー賞なのかと思ってしまう。(実際の事情はよくわからないが…)
 監督のダニー・ボイルは、今だに「トレインスポッティング」の監督と言われているが、これでその呪縛から解き放たれるに違いない。
 エンドクレジットがインド映画でお馴染みのダンスで終わったのが笑えた。
 やっぱり、インド映画はこうじゃないとね。

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2009年4月20日 (月)

「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」

Conan13  物語の時間ではどれだけ経過しているかわからないが、漫画とアニメは10年以上!
 さすがにここまで来ると、ドラえもんやサザエさんのようなループ方式には無理が出てきており、米花町は住民のほとんどが犯人と被害者という治安の悪さで、意外に多くの人が知っているコナンの正体、しかし何よりも作品の長期化で一番苦しいのはトリックのインフレ化で、物凄い偶然の要素に頼るものが多く、またそれを解くコナンの推理も決めつけであり、普通だったらそんな突飛な推理をする方が一番怪しい。
 さらに映画は必ず建設物が派手に破壊されてしまう。
 しかし、毎年映画化されているということは、それなりに興行収入があるのだろう。
 そんなわけで、劇場版第13弾。
 東京を中心に発生した6件の広域連続殺人事件の捜査をするコナンの前に、宿命の敵である黒ずくめの組織が立ちはだかる…。
 困った時のコナンネタといえば、怪盗キッドか黒ずくめの組織と決まっている。
 その他にも、蘭との恋愛ネタ、西の高校生探偵ネタとか色々あるのだが、これも長期化の恩恵か。
 劇場は久しぶりの満席表示が出ており、劇場版コナンの底力を見た。
 しかし、話は微妙で、黒ずくめの組織とのメールアドレスの操作音の音階が「七つの子」に聞こえるとか、そういえばそんな設定あったなあと思い出したが、反面、暗躍する組織が着信音や操作音を出すか~?
 いや、今回も前よりましてツッコミ所満載で、まあそれはコナンを楽しむ要素のひとつではあるとはいえ、今回は広域連続殺人事件の動機とかトリックがいつにもまして無理ありすぎで、さらには蘭が銃の弾丸をよけるとか脱力してしまうエピソードも盛り沢山だ。
 殺人事件と黒ずくめの組織と一緒に話を進めるよりも、どちらかに絞るべきだろう。
 黒ずくめの組織といえば、ジンが頭悪すぎだし、組織も町中で建物を壊すような銃撃戦をするようなこともしないと思うのだが、もう原作の設定とか完全無視なのである。
 話を考える人も大変だなあとしか言いようがない。
 ゲスト声優として人気ミュージシャンのDAIGOは、賛否両論だろうが、自分は「ウォンテッド」の日本語版で免疫ができているので気にならなかった。
 実はテレビで放送した「ルパン三世VS名探偵コナン」こそ映画に向いていたのではないのかと思ってしまった。

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2009年4月19日 (日)

「おっぱいバレー」

Opv  予告編の仲村トオルのセリフ「ナイスおっぱい」が、あまりにもバカバカしいものの、ツボにハマってしまい、初めて見た時は声を出して笑ってしまった。
 久しぶりに予告編で本編が観たくなった。
 つうことで、初日に劇場に行く。
 「何をご覧になりますか?」
 「おっぱい」

 もはやセクハラの域に突乳いや突入しているやりとりが日本全国でやりとりされていることを考えると嬉しくなってしまう。
 1979年、北九州が舞台。
 中学校の新任国語教師が男子バレー部の顧問になるが、部員は性欲だけが先走っているどうしようもない生徒の集まりだった。
 ひょんなことから、試合に勝ったら、おっぱいを見せるという約束をしたとたん、部員は別人のようにやる気を出して練習に励むのだった…。
 実話をもとにしているらしい(本当か?)
 こんな話内容なので、「パンツの穴」系の話かと思いきや、実は目茶苦茶真っ当な青春映画だった。
 確かに十代の性欲の強さは半端なものではなく、もし何かを達成すればスケベなことができるとなれば、大抵のことはやりとげてしまえるだろう。
 これを受験などの教育システムに取り込むことができたら、日本の教育水準は世界一となり、ゆとり教育というバカなシステムは生まれないはず。
 だから、この映画の中学生がおっぱい見たさに練習に励むというのは理にかなっているのだ。
 しかし、そんないかがわしいエロコメ要素は、言葉としてのギャグパートとして使われるだけで、視覚的エロシーンは微塵もない。
 例えば、本来なら胸の谷間とかが出てきてもよさそうだが、それさえもない健全さであり、エロコメと思って観にいった観客はそのギャップに驚くのはいうまでもない。
 主人公の女教師は、おっぱいは見せたくないが、顧問として勝ってほしいという矛盾した考えがあり、一方では過去の諸事情があって嘘はつきたくないという、おっぱいの約束の裏にはもっと深刻な状況があるという意外性、不純な約束で成り立っていた教師と生徒の関係が、いつのまにか信頼関係になっていく…など語り口がうまい。
 1979年という時代設定も正解で、もしこれが現在の設定であれば、女の裸を観るのに苦労しない。
 映画の中でバレー部員が夜中にこっそり「11PM」を見るエピソードがあるのだが、エロビデオやネットで動画が簡単に見ることができる現在と違い、当時は動いている女の裸を見るには、「11PM」しかなかったのである。
 劇中ではエロ特集ではなく、釣り特集でがっかりするのだが、、それを見て、彼らが見たのは金曜日と気づくのは、40歳前後だろう。
 基本的に「11PM」は火曜日と木曜日にエロ特集が多く、それも時間は23:45前後なのだ。
 当時、テレビは居間に1台しかなく、親が寝静まってから、こっそり音を立てずに見るのだ。
 いつ親が起きてくるかわからないので、神経は張り詰めっぱなしだ。
 自分の知り合いは、中途半端にロシア語ができる。
 それは、親を来た時に「11PM」の裏で放送しているNHK教育の「ロシア語講座」を見てごまかしていたからで、なまじ中学時代の柔軟な頭は、ついつい知らない間にロシア語を覚えていたというもの(実話)
 また当時の歌謡曲の使い方がうまく、内容にぴったり合っていて映画を盛り上げる。
 実は、この映画は若者よりも中年以上が一番共感できるのかもしれない。
 主演は綾瀬はるか(B88-W61-H91)
 彼女が巨乳であることは今更言うまでもなく、ここ最近は水着にならないのでお嘆きの貴兄も多いはず。
 監督は、「海猿」シリーズ、「銀色のシーズン」とトホホな作品が有名だが、一方では「逆境ナイン」など隠れた傑作もあるの羽住英一郎。
 1979年にリアルタイムで、この映画ができていたら誰がヒロインをやっているだろう?
 当時が中高生だったお父さんに聞けば、おそらく原田美枝子(B88-W58-H85←1978年当時)の名前を出し、「トラック野郎 突撃一番星」の話を延々とするにちがいない。

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2009年4月18日 (土)

「いのちの戦場 -アルジェリア1959-」

1959  「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」の劇中に出てくる戦争は、昔は第二次世界大戦のことかと思っていたが、つい最近デジタルリマスター版を観て、それがアルジェリア戦争であることに気づいた。
 フランスと独立を目指すアルジェリア人との間に続いた戦争だが、フランス的には触れてほしくない暗部であり、フランスは1999年までそれを戦争と認めてなかった。
 当然、「戦争」と認めてないので、拷問や虐殺、使用禁止兵器の使用など、何でもありの戦いになってしまい泥沼化状態になってしまったのは言うまでもない。
 この映画はアルジェリア民族解放戦線(FLN)とフランスの生々しい戦争を描いており、正にフランス版プラトーンなのである。
 やっぱり戦争関係は50年~100年経過しないと、客観的な見方はできないと実感した。
 何しろ「シェルブールの雨傘」では、さも戦争は当たり前のような感じの描き方になっている。
 時代を感じるためには、リアルタイムに作られた映画とこの映画を連続で観ることが正解かもしれない。
 主演はこの映画の立案者でもあるブノワ・マジメル。
 監督は「ホステージ」のフローラン=エミリオ・シリ。
 アメリカがヴェトナム戦争ネタで多くの映画を作るように、フランスもアルジェリア戦争の映画が増えているのかもしれない。

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2009年4月17日 (金)

「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」

Strangers  友人の結婚式の帰りに、ムード満点に盛り上げた別荘でプロポーズをしたら、断られてしまい、気まず~い雰囲気になってしまった男女のところに、真夜中にもかかわらず、「タマラはいますか?」とわけのわからないことを尋ねてくる少女がやってくる。
 そんな奴いねえよと返事をしたが、しつこくドアをたたき、さらにはマスクをかぶった仲間っぽい連中も現れて、恐怖のずんどこ、いやどん底に叩き落とされるのだった…。
 同じ時期に「パッセンジャーズ」とか似たようなタイトルの映画が公開されていたりして、すっかり見逃すところだったよ。
 この映画の最も怖いところは、わけのわからない理不尽な暴力に遭うことだろう。
 確かに理由もなく殴られたりしたら怖い。
 だけど、今の世の中、いきなり町中で暴れている人もいるので、あながち映画の話で済ますこともできないわけで、だからこそこの映画の怖さがあるわけなのだ。
 しかし、設定はいいのだけど、斬新なものはなく、今までの怖い映画を寄せ集めたような感じだった。
 主演はリヴ・タイラー、スコット・スピードマン。
 監督はブライアン・ベルティノ。
 理不尽な怖さはいいけど、理不尽な展開の映画がそのうち出てくるんだろうなあ。

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2009年4月16日 (木)

「昴-スバル-」

Subaru  曽田正人の漫画の映画化。
 ちょうど、自分の中では「ビッグコミックスピリッツ」がMAXにつまらなかった時期に連載していた。
 その中でもこの漫画はまだ面白い方だった。
 しかし、不定期連載だったような感じ(記憶が曖昧)だったし、この漫画と「20世紀少年」だけで「スピリッツ」を買い続けるのは無理だった。
 やっぱ「スピリッツ」で隔週だろうが不定期だろうが必ず読まそうと思ったら「めぞん一刻」くらいの漫画がないと無理だな。
 当然「ヤンマガ」は「AKIRA」だったんだけど。
 そんなわけで、曽田正人の暑苦しい絵をどうやって実写化するか確認するために劇場へいく。
 いや、通はスバってきました~っというべきか。(同じようなのにジブるやらハウるやらあるらしい)
 話は双子の弟を病で亡くしたすばるが、場末の小劇場のオーナーの五十鈴に見守られながらダンスを覚え、上海で開かれるバレエ・コンクールに出るまでを描いている。
 確か原作はバレエの話なのだが、映画はバレエは少なく、どちらかというとストリートダンスが中心(にしか思えない)。
 まあここらへんはエイベックスが思いっきり入っているので、当然だろう。
 自分はダンス映画が好きなので、躍動感があって迫力があれば少々話なんて申し訳程度で全然OKなんだけど、残念なことにこの映画は思った以上にダンスシーンがよくない。
 踊りを見せる映画でそれはまずいだろと思うが、じゃあ話が面白いかというと、これが本当に申し訳程度なので、どうしようもない。
 本来、この漫画の面白さは、ヒロインのバレエへの異常とも思われる執念なのだが、残念なことに映画はそれが描けていない。
 だから、何も伝わってこないのだ。
 主演の黒木メイサ(B80-W58-H82)は、がんばっているのだが、ダンス勝負とか本筋と違うところの演出がバカっぽいので間抜けに見えてしまう。
 それにやっぱ、彼女の顔はシベリアンハスキー顔でちょっと怖い。
 彼女よりも桃井かおり(B86-W64-H87)や前田健のキャラが立ちすぎている。
 Araの変な日本語は、そういう設定とはいえ、ここぞとばかりの時にかなり不自然なので勘弁してほしい。
 監督は「不夜城」のリー・チーガイ。
 世界4カ国を巻き込んだドリームプロジェクトなのに空回り感の強いのが残念。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年4月15日 (水)

「ダイアナの選択」

Diana  郊外の高校でいきなり銃乱射事件発生!
 トイレにいたダイアナとモーリーンの前に現われた犯人は銃口を向けて、「どちらかひとりを殺から選べ」と、残酷な選択を迫ってくる──。
 さすがにアメリカは銃社会だけあって、校内暴力も半端ねえ。
 この映画に出てくる高校生なんかマシンガンで、さらに用意周到に予備のマガジンも持っている徹底ぶり。
 日本の高校生の最強兵器が金属バットなので、やっぱ戦勝国は違うよなあ。
 しかし、この映画の感心するところはそこではない。
 話の構成と編集のうまさだ。
 そこまでしか言えない。
 何故ならこの映画は何の知識も入れずに観ることが大切であり、特に公式ホームページは絶対に見てはいけない。
 あのホームページは、観客動員を下げるためにあるとしか思えない。
 観た人同志で話し合うと盛り上がることは言うまでもない。
 あたりさわりないところだと、ダイアナの高校生活の描き方がリアルで、若気の至りのやんちゃっぷりが見事に描けている。
 すっかり落ち着いた大人からは懐かしいものがあり、「お父さんお母さん、あの時はすいません」と謝りたくなってしまう(笑)
 高校時代と現在の結婚して子持ちのダイアナの時間の移行のさせ方がうまく、あまりにも違和感がないので感心!
 高校時代のダイアナをエヴァン・レイチェル・ウッド。大人時代をユマ・サーマンが演じている。
 エヴァン・レイチェル・ウッドは本当にかわいいのだけど、あの貧乳がなあ…と嘆く貴兄も多いに違いない。
 ところが、彼女が大人になると豊満なユマ・サーマンになるのが納得できないところもあるが、成長したと脳内補完するしかない。
 しかし、自分が一番怖かったのは高校内の乱射よりも、ユマ・サーマンがよそ見しながら運転している場面が一番怖かった。
 とりあえず、未見の人は情報を入れず劇場に走れ!

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2009年4月14日 (火)

「鎧 サムライゾンビ」

Yoroizombie  基本的にゾンビに話はいらないので、申し訳程度でもOK!
 いつでもどこでも、何体でもとりあえず人間を襲ってくるのをドキドキハラハラさせてくれればいい。
 たったそれだけのことなんだけど…。
 「VERSUS ヴァーサス」の北村龍平が原案・脚本・プロデュースを手掛け、「魁!!男塾」の坂口拓が監督なので期待したのだが、全く面白くなかった。
 サムライゾンビ(現在に蘇った落武者)が人間を襲う!という単純軽快な話をいかに面白く見せるのか?
 実はこれが大変難しいのかもしれない。
 この映画と同じようにほとんど森の中で作ってしまったような北村龍平「VERSUS ヴァーサス」はアクションのキレが良く大変面白かった。
 ところが、この映画はアクションにキレもなく、ゾンビ映画に必要不可欠なお化け屋敷的な怖さもなく、時々入るギャグもアクセントになるどころか滑りっぱなし。
 まあ「魁!!男塾」もCGを使わない生身のアクションというわりには迫力がなかったので坂口拓の演出の問題か?(実際は誰が演出しているかわからないが…)
 出演は植田浩望…って誰?と思って調べたら、桜塚やっくんのことだった。
 「エンタメ」系のキャラネタやっている人は、それ以外だと本当に印象がないことを実感した。
 共演は、やべきょうすけ、AVカムバックの声も高い夏目ナナ(B90-W58-H85)。

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2009年4月13日 (月)

「クローズZERO II」

2  「クローズZERO」の続編…ってそれなら、ただの「クローズ」じゃないの?
 1作目がきれいにまとまっていたので、まさか続編ができると思わなかったが、大ヒットの映画なので続編を作りたくなるのも人情だろう。
 もはやヒット作の続編は映画業界の定番である。
 そんなわけで、続編は鈴蘭高校と鳳仙学園の抗争がメインで、ひたすらどつきあっているというもの。
 たかだか、高校の、それも3年間という短い時間の中で、誰が頭とか、しめるとか、どうでもいいじゃん…と思うのだが、そんなものに熱くなれるのが若者の特権だろう。
 そして損得を越えたプライドに一生懸命なところに、逆にうらやましくもあるのだ。
 どっから見ても不良なのに学校にきちんと通い、喧嘩もタイマンが基本のところが、健康優良不良少年の心意気なのだ。
 その意味では、同じ時期公開の「ドロップ」の中学生が将来のことを気にしているのに、この映画の高校生は将来のことなど微塵も考えていない。
 まあ、こいつらにとって喧嘩は部活みたいなものなのだろう。 だからこそ、この映画はひたすら面白いのだ。
 全編緊迫感が溢れており、喧嘩は迫力満点!
 普通だったら間違いなく死んでいそうな喧嘩っぷりだが、まあ映画的な面白さ優先っちゅうことで。
 それ以前に高校生に見えないおっさんばかりなので、そういう世界の話なのだ。
 上映時間が130分以上あるのだが、これはバンドの歌っている場面が長いからで、実は必然性があまりない。
 ここらへんは大人の事情か?
 出演は、前作に引き続き小栗旬、山田孝之、やべきょうすけ、上地雄輔、黒木メイサ(B80-W58-H82)。
 それに、RIZEの金子ノブアキと三浦春馬が新しく登場している。
 黒木メイサは全く必要のない空気キャラだった。
 それ以前にこの映画に女はいらない。(きょうこりんはギリギリセーフ!)
 上地雄輔は「ドロップ」にも出て、不良映画御用達になりつつあるかも!
 あと久しぶりに「デビルマン」でお馴染みのFLAMEの伊崎兄弟を見た。(笑)
 監督は前作に引き続き三池崇史。
 一応、完結っぽいけど、次の世代ということで違うキャストで新作を作っていくんだろうなあ。
 しかし、昨今は喫煙シーンは極力なくしていく方向なのに、この映画は裏でJTが支援しているのか?と思えるほど喫煙しまくり。(それも高校生)
 確かに飲酒・喫煙・不純異性交遊は不良の必須アイテムだが、酒飲んでベロベロだとかっこわるいし、不純異性交遊は一部の人のみしか恩恵を受けれない。
 それに性生活の充実している高校生には誰も共感できないでしょ?
 そう考えるとタバコが一番の不良アイテムなんだろうなあと改めて実感した。
 ちなみに、この映画の高校生は物凄い本数を吸っているが、世のお父さんだって、あそこまで吸ってないぞ!

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2009年4月12日 (日)

「レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」

Redcliff  実は世間で言うほど前編が面白いとは思えなくて、後編もあまり食指が動かなかったが、途中で投げ出さず最後までやりとげましょうと学校の先生にも言われたので観にいった。
 ここ最近、金曜日封切りの作品が多くなってきたが、この映画もその一本。
 正直、全く期待していなかったのだが、ボーダーラインが低かったせいか、目茶苦茶面白いぞ!
 いや~観て良かった。
 前作は自分自身が三国志をわかっていなかったのと、状況設定と中心とした人間ドラマで、結局は赤壁の戦いが始まる前に終わってしまって肩透かし状態だったが、今回はいよいよ本番!ということで、5万の劉備・孫権連合軍VS80万の曹操軍の合戦の様子が迫力満点に描かれている。
 本編前に登場人物と状況説明があるのだが、これが以外に簡潔でわかりやすく、そのまま気負うことなく物語りに入ることができた。
 まあ、それ以前に前編を観ているのと、東村あきこの「ひまわりっ健一レジェンド」で、ウィング関先生が出てきたあたりから三国志ネタが頻繁に出てきているからかもしれない。
 戦いの迫力もさることながら、三日間で矢を十万本用意するとか、曹操軍の武将の謀殺など「小さなバイキングビッケ」に出てきそうな作戦も面白く、長い上映時間が意外にもあっと言う間だった。
 出演は前作に引き続き、トニー・レオン、金城武、中村獅童など。
 監督は当然、ジョン・ウーで、毎度お馴染みのハトもムードメイクでなく、<メール>としての役割があって不自然さはなかった。
 上映時間が5時間を越えるので前編と後編に分けたらしいが、後編だけでも十分面白いし理解できる。
 まあ個人的には後編だけで十分なんだけどね。

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2009年4月11日 (土)

「フロスト×ニクソン」

Frostxnixon  1974年。ウォーターゲート事件で、アメリカの歴史上、初めて任期途中で自ら辞任した大統領であるリチャード・ニクソン。
 イギリスの人気テレビ司会者で、全米進出の野望を抱くデビッド・フロスト。
 フロストはニクソンの単独インタビュー番組を作り、ニクソンから謝罪の言葉を引き出そうとしていた。
 しかし、腐っても世界を相手にかけひきをしてきた海千山千の元大統領ニクソン、法外なギャラを要求しつつ交渉を有利に進めようとしていた。
 借金までして番組制作をしていたフロストは、番組を放送局に売るためには、ニクソンから謝罪の言葉を引き出さなくてはいけない。
 フロストVSニクソンは、それぞれのブレーンを巻き込み壮絶な駆け引きを展開していく…。
 息詰る心理合戦だが、よくよく考えてみたら、ただのトーク番組なんよねえ。
 だけど、今のテレビ番組とは違ったユルユルな予定調和のではなく、お互いのガチンコ勝負なのである。
 日本なら、田中角栄とタモリみたいなものかもしれない。
 ニクソンといえば同じ時期に公開されている「ウォッチメン」にも登場し、合わせて観ると楽しめること請け合いだ。
 全編会話しているだけとはいえ、異常な緊迫感が漂っており、ここらへんは「13デイズ」に似ているものがある。
 ニクソンも歴代大統領ですっかり悪者だが、実はヴェトナム戦争の終結や、中華人民共和国の承認など意外に業績はあるのだけど、そこらへん軽くスルーされているのが悲しいところで、結局ウォーターゲート事件の真実もわからず、ケネディの暗殺の次くらいに謎が多かったりする。
 この映画の面白いところは、結局できなかったが政界への復帰への野望や、メディアを使ってもイメージ戦略など、ニクソンからの立場も描いていることだろう。
 一方では借金まで作って背水の陣で挑んだフロストの心理状態など、どちらにも共感できるのだが、サラリーマンにとってはボスがこけると自分も危ないというブレーンの立場も痛いほどわかってしまうのだ。
 さすがにロン・ハワードは職人監督だけあって、演出が手堅いなあと感心!
 まあそれ以上に、原作者であるピーター・モーガンの脚本によるものが大きいだろう。
 ニクソンをフランク・ランジェラ、フロストをマイケル・シーンが演じており、この二人は舞台版と同じ配役だそうだ。
 特にフランク・ランジェラのニクソンは迫力満点であり、身体の大きさもあって、正に怪物である。
 だからこそ、最後の「あの顔」が生きるわけなのである。
 しかし、「フロストVSニクソン」でなく「フロスト×ニクソン」って、BLっぽくてちょっといやだ(考えすぎ?)

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2009年4月10日 (金)

「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

Yesman  何でもノーで済ませてきた男があらゆることにイエスと答えてみると、意外にも明るい人生になってきた…はずだったのに!?
 久しぶりのジム・キャリーの新作は、ダニー・ウォレスが実際に全てにイエスと答え続けた6ヵ月間に渡る体験記の映画化。
 アダム・サンドラーが日本未公開の作品も多いのに、何故かジム・キャリーの映画は地道に公開されているのは喜ばしいことである。
 全てにイエスと答える。
 う~ん、まるで小学生が今日一日誰とも話さないとか、くだらないことを決めて実行しているような感じなのだが、ところが映画は思った以上に面白く、バカバカしいはずなのに、恋愛の要素やアクション、小ネタなどを盛り込み、張り巡らされた伏線もきっちり回収し、コメディとしては意外に侮れないものとなっている。
 その時だけ笑わせるためだけのエピソードかと思いきや、必ずどこかでそれが生きてきており、例えば、ギターや韓国語を習ったり、イラン人女生徒のお見合い(?)もイエスと答えていくうちにこうなりましたという結果だけではなかったわけで、どうでもよさそうなエピソードが意外なところで重要な要素になていくのは痛快だ。
 主人公が参加する自己啓発セミナーのカリスマ主宰者が実はテレンス・スタンプというのが一番笑えた。
 そりゃあゾッド将軍の言うことだったら聞いてしまうよなあ(笑)
 あとはいい年こいて、ハリポタや「300<スリーハンドレッド>」のコスプレパーティーに参加している主人公の上司ね。
 ハリポタのかっこうで、DVDを連続で観ているのが笑える。
 一昔前だったら絶対に「スター・ウォーズ」なんだろうなあ。
 ジムは実年齢はいい年だと思うのだが、相変わらず喋りと動きのキレは悪くない。
 監督は「チアーズ!」のペイトン・リード。
 この映画に関しては「面白いか?」と聞かれたらイエスと答えさせてもらいます。

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2009年4月 9日 (木)

「クローンは故郷をめざす」

Clone  クローン技術が進んだ近未来を舞台に、クローン人間として生まれ変わった主人公の心の葛藤を静かに淡々と描いているので、当然、爆睡ぶっこいている人もいたが、イビキさえなければ、携帯電話を使われるよりマシだと思っている。
 クローン再生される主人公と、幼少の頃に死んだ彼の双子の弟の話をリンクさせていくのは面白いと思うのだが、意外性はあまりない。
 まあクローンのネタの時は、オリジナルとは?とか生と死の基準とか毎度お馴染みの話が多いから仕方ないと思っている。
 主演は及川光博、共演に永作博美(B82-W58-H84)、石田えり(B90-W64-H90)、嶋田久作など。
 やっぱミッチーは「プライド」に出演した時みたいに漫画っぽいいかにも系の感じがいい。
 監督はこれが商業映画監督デヴューとなる中嶋莞爾。
 2006年度のサンダンス・NHK国際映像作家賞受賞のオリジナル脚本を、その時の審査委員長ヴィム・ヴェンダース製作総指揮の下で映画化したのが、この映画らしいのだが、いやはや久しぶりに聞いたなあヴィム・ヴェンダースの名前。
 「ベルリン・天使の詩」の時は物凄くもてはやされた時期もあったけど、あの映画も個人的には世間が言うほど目茶苦茶面白いとよ思っていないので、今回もヴェンダースの名前を聞いてもピンと来なかったし、彼が関係しているから寝ている人がいても仕方ないと考えてしまう。(好きな人には申し訳ない)
 登場人物の誰もがぼそぼそと話すので音響設備のしっかりした劇場で観ないと辛い。
 相変わらず嶋田久作は何喋っているか聞き取り憎いしね。

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2009年4月 8日 (水)

「トワイライト~初恋~」

Twilight  女子高生ベラは、転校先で美青年エドワードと出会い恋に落ちる。
 しかし、エドワードは不死のヴァンパイアだった…という少女漫画では今更ながらの話なのに全米では、これでもかというくらいに大ヒットで、続編の制作も決定しているらしい。
 アメリカには少女漫画という概念がないので逆に新鮮なのかもしれない。(実際はよくわからないが…)
 とにかく出てくるヴァンパイアが超イケメン!
 動物の血が唯一の栄養源なので、性の対象としてではなく、食欲の対象として見られるのが困りものだが、エドワードは強い心でそれを自制し、時には、恋人が他のヴァンパイアに襲われそうになると命を懸けて助けてくれる。
 性欲が服を着ている十代の高校生とは違うのだが、そこが女心をがっちり掴んでいるのだろう。
 ヒロインも映画の中ではイケてない設定なのだが、当然一般世界に存在していれば、とびきりの美人であり、ここらへんは映画のファンタジーというところか。
 お耽美要素を含み、腐女子の心をがっちりと掴むはずなのに、日本ではその手の話が飽和状態なのか、自分の観にいった劇場は客入りはあまり良くなかった。
 映画というよりテレビドラマを観ているような感じで、確かに種族を越えた障害の多い恋愛は色々な意味で萌えるものがあり、後半のたたみこむような展開は面白いのだが、続編を想定しているような含みが、連ドラっぽくて裏目に出たか?
 まあこれは昨今の映画ではありがちなので仕方ないし、映画会社としてもヒット作の続編の方が美味しいだろう。
 続編ができれば登場人物のキャラも立ってくるはずなので、シリーズ化はどこかで化ける可能性があるので期待大!
 主演は「パニック・ルーム」の子役のクリステン・スチュワートと「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に出演しているらしいが、自分的には全く記憶にないロバート・パティンソン。
 監督はのキャサリン・ハードウィック。
 イケメン映画なので女子向きなのだが、ヒロインの同級生のメガネっ娘がかわいいので、そっち方面が好きな男子も見逃さないように!

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2009年4月 7日 (火)

「ザ・バンク 堕ちた巨像」

Theinternational  違法行為に手を染める欧州拠点の国際銀行IBBCを追跡するインターポール捜査官だが、捜査は執拗な妨害工作に遭い難航していた…。
 映画に出てくる敵といえば、世界大戦中はドイツ軍、冷戦時代はソ連、それ以外だと麻薬密売組織など非常にわかりやすかったのだが、昨今の悪者、いやもはや法律さえも手玉に取るため、悪者の概念さえ適用されないのが多国籍企業だ。
 多国籍企業相手のシリアスな社会派サスペンスだと思っていたら、単純明快なアクションサスペンスで、007をちょっと地味にしたような感じ。
 「007/慰めの報酬」で、政府の要人までがメンバーにいるクオンタムという組織が出てきたが、IBBCは正にそれに近いものがある。
 そういえば、この映画のイタリアのエピソードは、もろ「007/慰めの報酬」と同じような場所だった。
 逮捕権がないインターポールの捜査官という設定が、主人公の動きに制限を作り、逆にサスペンスを盛り上げる。
 まあ、それ以前にインターポールの名前を久しぶりに聞いた。
 おそらく、「ルパン三世」の銭形警部以外に出てこないからねえ。
 主演が「シューテムアップ」のクライヴ・オーウェンなので全編ドンパチあるのかと思いきや、意外にそうでもなかった。
 最初は比較的地味に捜査活動をしていたが、一転、美術館での銃撃戦は迫力満点!
 これだけでも見る価値は十分ありだ。
 共演は「キングコング」のナオミ・ワッツ。
 普通だったら主人公と恋仲になりそうだが、それがないのも逆に新鮮で良い!
 監督が「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。
 

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2009年4月 6日 (月)

「ノン子36歳 (家事手伝い)」

36  元売れないアイドルで、バツイチ、出戻りとダメダメ度の純度が高いヒロイン(36歳)の先の見えない人生を描く、お疲れ気味の人を全く元気にしない非サプリ映画。 
 とにかく、主人公以外にも見ていて痛い登場人物がわんさと出てくる。
 特にノン子が心ほだされる年上の青年は凄い!
 神社のお祭りでヒヨコを売って一儲けしようとしているのだが、カラーヒヨコではなく自然のままの状態で買ってほしいと言い出し、さらに全て雄で、あげくの果てに神社で出店の許可を取っていないが、当日責任者に土下座でもして頼めば義理人情に厚いので何とかなるとユルい考えを持っている。
 世間知らずで一途と言えば聞こえはいいが、頭の悪い痛い奴なのである。
 あと、どうしようもないノン子の元夫とか、痛々しくて香ばしい連中が沢山出てくるのだ。
 一応、「映画芸術」のベストテン1位なのだけど、まあこれは「キネマ旬報」でもそうだけど、出版社の意志が働くので、軽く流さなくてはいけない。
 この映画の見所はノン子を演じる坂井真紀(B80-W56-H86)の濡れ場だが、これが妙に生々しく、坂井の体が実際にあの年齢にいそうな感じだった。
 あ~あの坂井真紀がなあ…と若くてかわいい時代(今も美人なんだからね!)を知っている世代には感無量なものがある。(坂井の胸が本当に「青春☆金属バット」くらい豊満であればなあとは言うまい。)
 ヒヨコで一発当てるつもりがノン子と一発やってしまった年下のダメ男に星野源。
 監督は「青春☆金属バット」でも坂井真紀と仕事をしたの熊切和嘉。
 正直、観ていて痛々しいのだが、大人の<青春映画>としては不本意ながら共感してしまうのだ。
 そういえば、女性は無職でも家事手伝いという便利な言葉があってうらやましい。
 その点、男には適応する言葉がなく、一応、「自宅警備員」という言葉があるのだけど、履歴書に書けないからなあ。
 もっとも家事手伝いには、家のみんなが寝ている間に料理したりポットにお湯を足したりガスレンジをきれいにしたりすることから「妖精」という言葉もあるらしいが…(よしながふみの「フラワー・オブ・ライフ」で初めて知った)。

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2009年4月 5日 (日)

「ドロップ」

Drop  人気漫才コンビ・品川庄司の品川祐が自ら脚本・監督を手掛けて自伝的小説を映画化。
 不良中学生の喧嘩の日々を延々と綴ったもので、いわゆる日本映画独自のジャンルというべき不良(ヤンキー)映画である。
 そういえば、嘉門達夫も言っているけど、昔はどこの街にも必ず生息していたヤンキーも最近は全く見かけなくなった。
 だけど、ヤンキー映画はやたらと作られている。
 「愛と誠」の時も思ったが、物凄い不良でも何故か学校は来ているんだよなあ(笑)
 一応は少年誌で登校を完全否定はまずいという配慮もあるのだろう。
 まあ今は不登校はヤンキーに限らずなので、これも時代の流れか。
 映画は思った以上に面白い。
 正統派健康優良不良少年物で、喧嘩シーンもいいが、どちらかというと登場人物のユルユルの会話が面白く、さすがにお笑い芸人の映画だけあるなあと感心!
 出演が、今や絢香と結婚で世の中を騒がしている水嶋ヒロ、成宮寛貴、上地雄輔、 綾部祐二…ってどう考えても中学生じゃないじゃん!とお怒りの方もいるかもしれないが、なまじ青臭いどこの誰かわからないジャリタレを使っているより、ベテランを使って、この映画の世界の中学生は、20歳過ぎに見えるんだよ~んと徹底している方が潔いし面白い。
 まあ自分としては「グリース」で30歳回っても高校生を演じていたオリヴィア・ニュートン=ジョンを見ているので、免疫ができてしまっているのかも。
  少なくとも一人だけ若い役で浮きまくっている吉永小百合の映画よりマシだ。
 だから本仮屋ユイカ(B78-W54-H82)の中学生よりも、たとえビニ本のモデル化していても中越典子(B78-W56-H82)の制服姿が見たいと思う人も多いはずだ。
 しかし、水嶋ヒロはさすがに仮面ライダーを演じていただけあって足が上がるなあと改めて感心。
 エンディングロールで実はレーザーラモンが出ていたことを知る。
 う~ん、いつものあの格好でないと誰かわからないなあ。
 あと、鳶職って意外に儲かるんだなあ。

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2009年4月 4日 (土)

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

Marley  ラッシーとかベンジーとか賢い犬の話があれば、当然バカな犬の話もあるわけで、この映画もタイトルに「おバカな」とついているくらいなので、バカ犬の話だと思っていた。
 予告編を観たらそんな感じだしね。
 確かにこの映画に出てくるラブラドール・レトリーバーのマーリーは、他の犬や飼い主に飛びかかったり、家具を噛みちぎったり、犬の訓練学校でも矯正不可能と言われるどうしようもない犬だ。(ちなみに、マーリーというのは、ボブ・マーリーから来ている。)
 ところが、この映画はバカ犬の騒動がメインではなく、男女が知り合って子供を作り家族ができていく話なのだ。
 その間に夫婦の危機があったり、転職があったりするという、どこの家庭にもありそうな話を描いており、犬も家族の一員としてそばにいるという、至極当たり前だが忘れがちなことを描いている。
 今、犬を飼っている人、もしくは過去に飼ったことのある人にとっては、心に来るものがある。
 そういえば、昔は子供の最初の仕事は犬のエサやりと散歩だったなあ。(それ以外だと妹とか弟の世話になる)
 出演は主演は「ダージリン急行」のオーウェン・ウィルソンとTVドラマの方の(今この注釈がいる人はほとんどいないと思うが)「フレンズ」のジェニファー・アニストン。
 監督は「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル。
 予告とタイトルだとドタバタ映画にしか思えないが、実はきちんとしたファミリー物なので、先入観なしに観にいくべし。
 

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2009年4月 3日 (金)

「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」

Keroro4  あちゃ~いつのまにか4月だよ。
 世間は新生活が始まるし、映画業界もゴールデンウィークに向けてシフトしていく。
 当然、春休みの子供用映画も上映終了もしくは、上映回数が減ってしまう。
 何だかんだと後回しにしていた「ケロロ軍曹」もそろそろ上映が終わりそうなので劇場にいってきた。
 親子連れがチラホラいる。
 そういえば、子供はまだ春休みなんよね。
 ケロロ誕生10周年、劇場版第4段。
 ケロロ軍曹も何とか定着してきた感がある。
 今回はフランスを舞台に、ケロロ小隊が巨大ドラゴンとなってバトルを展開する…というもので、3作目が劇場版屈指の面白さだったので、それを越えることはできなくても、同じくらいの水準は期待していたのだが、残念なことに劇場版の中では一番つまらない。
 突如、世界中の都市に出現した“竜のしっぽ”と呼ばれる巨大なアーチが出てきて、それがいつの間にか誰も気にしなくなるという展開が、「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」のペナントを思わせるものがあって期待したのだが、意外に淡々として盛り上がりもなく、ギャグもアクションも少なめで、どちらかといえばTVシリーズを薄めたような感じだった。
 ケロロ小隊が巨大ドラゴンになるよりも、普通にそれぞれのキャラの特徴を生かした活躍をしてほしかった。
 明らかに同時上映の短編の方が面白いというのもなあ。
 まあ自分としては、冬樹の声が桑島法子ではなく、川上とも子だったのが良かった。(桑島も悪くないけど、やはり川上の早期カムバック希望!)
 エンディングの歌がギロロ?と思ったらKiroroでした、テヘ。

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2009年4月 2日 (木)

「魔法遣いに大切なこと」

Mahotsukai  魔法遣いが当たり前にいる現代…と言っても、都市伝説でお馴染み30歳まで童貞だったら魔法が使えるとかではなく、きちんと職業として認められ、そのための法の整備がされている世界を舞台に。正式な魔法士になるための研修で北海道から上京してきた女の子が研修指導員の事務所にホームステイしながら研修をして、少しずつ成長していくという話。
 一応、漫画やアニメ、小説もあるらしいのだが、すいません、全く知りませんでした。
 魔法物というと、昔は一般人にはひた隠しにしなくてはならないというサリーちゃんの時代からえんえんと続くお約束があったし、実写化するとかなり痛い展開になることが多いのだが、CGの発達と世界観を構築できるようになったので、昔ほど違和感がなくなってきた。
 そうでないと、何でもありになってしまうしね。
 この映画は、魔法遣いにもランクがあったり個体差があったり、それを管理する司法機関があったり、実は万能でなかったりと制限を設けて、それなりのリアリティを出している。
 少なくとも「コメットさん」時代から進んだと思った。
 しかし、その設定はともかく、ヒロインの設定にがっかり。
 いや、原作通りなのかどうかは知らないけど、またそのネタかと思うと悲しくなってきた。
 あ~魔法が使えたら、この映画をもっとよくしたい!…とはいうまい。
 主演は12代目リハウスガール(宮沢りえしか覚えてないが…)の山下リオ(B79-W57-H83)。
 実は彼女のポスターがかわいかったので観に行きました。テヘ。
、共演は、最近映画出まくりの岡田将生。
 監督は「櫻の園」のセルフリメイクで大失敗の感もある中原俊。
 でも小説やアニメ、漫画はどうなっているのか知りたくなったので、メディアミックスとしては成功か?

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2009年4月 1日 (水)

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」

Yonezawa  フジテレビが「踊る大捜査線」で高視聴率を稼ぎ、映画でも未曾有の大ヒットを飛ばし、しばらくはドラマの再放送と映画の放送で当分やっていけるのを見て、他のテレビ局も金のなる自社コンテンツを模索していた。
 不景気の昨今、広告収入が激減する中、テレビ局はCMとは違う何かで稼がなくてはならない。
 その中の一つが映画だ。
 自社で作って自社のチャンネルで宣伝、公開が終わったら自社のチャンネルで放送!というコンテンツ不足まで解消する方式は今や業界の常識となっている。
 その証拠に今年の東宝のラインナップを見れば、テレビ欄かと思うくらいテレビ番組の映画化が多い。
 そんなわけで、どこのテレビ局も映画参入に躍起になっているのは言うまでもない。
 今まではフジテレビの天下だったが、ここ最近は作る映画は、かつての勢いはなく、ここ最近はTBSや日本テレビに追い上げられている状態だ。
 ところがテレ朝が「ドラえもん」以外に金脈を見つけた。
 それが「相棒」だ。
 水谷豊主演で地道に人気を獲得し、ついに映画化にもなった。テレ朝としても、やっと見つけた金になるコンテンツである。
 そして、本来なら映画の続編かと思いきや、いきなりスピンオフ作品が登場!
 何故いきなりスピンオフ?と思う人も多いかもしれないが、東映の大人の事情があるために仕方ないのだ。
 シリーズの人気キャラクターの一人である警視庁鑑識課の米沢守を主人公に、「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」のサイド・ストーリー。
 逃げられた妻に酷似した女性の変死事件を追って、その女性の元夫の刑事と真実を探る…という話。
 極めて普通に面白い。
 しかし、一方では金払って映画館で観るものでもなさそうな感じもしないわけでもないが、テレビ番組の映画化を構成する要素である、家でテレビを観ている安心さという面ではいいかもしれない。
 米沢と行動を共にする刑事が熱血といえば聞こえはいいが、頭悪そうにみえるのが困りものだが、まあ軽く流そう。
 主演は当然、六角精児、共演に萩原聖人。
 スピンオフとはいえ、右京さんと亀山が出てくるかファンとしては気になるところだが、一応要所要所で出てくるのだがセリフはなし。
 申し訳程度か?と思ったが、最後にきちんと会話があって良かった。
 エンドロールの後にミッチーが出てくるので見逃すな!
 

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