2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「パッセンジャーズ」 | トップページ | 「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」 »

2009年3月31日 (火)

「ウォッチメン」

Watchmen  世界の重大事件に関わり、人々を見守り続けてきたウォッチメンと呼ばれたスーパーヒーローたちが存在していたもうひとつのアメリカ。
 ウォッチメンの一人が暗殺されたことをきっかけに、他のヒーローも次々と姿を消していく…。
 アメリカでは有名なグラフィック・ノベルの映画化!
 しかし、日本人には、80年代にあった時計屋を思い出している人が多いかもしれない。
 ♪信じる者は得をする、信じられないこの値段、ウォ~ッチマン…そう、それはウォッチメンではなく、ウォッチマンやね。(ベタネタ、すまん)
 原色派手派手のアメコミのヒーローは漫画ならいいが、実際に存在すると、どう考えてもコスプレパーティーの仮想にしか見えず、もし犯罪現場に現れたら真っ先に連行されること間違いなしだ。
 そのため、映像化する時は彼らの格好はスタイリッシュに、その格好を扮する意味を描かなくてはならない。
 それで成功したのが「バットマン」(もちろんティム・バートンが監督の方)だったり、「スパイダーマン」だったりする。
 そして、その中の頂点が「ダークナイト」であることは言うまでもない。
 「ウォッチメン」は、アメコミヒーローのコスチュームの意味にも言及はしているが、それ以上に実際に存在した場合、歴史的にどうなるかをつきつめている。
 タイトルバックで、ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機などに関与したもう一つの歴史をうまく描いている。
 出てくるヒーローも、オリジナルだが、モデルになっているものがきちんとわかるようになっている。
 しかし、この映画はそれに輪をかけてヒーローの現実の生々しさを描いており、例えばバットマンを思わせるナイトオウル2世は、すっかり中年の親父だったりする。
 まあ確かに中身は人間なので年は取るだろうしね。
 だからこそ親子で世襲制のヒーローもいたりするわけだ。
 この映画に出てくる中ではDR.マンハッタンが最強だが、それを除くと最強はロールシャッハだと思う。
 しかし、DR.マンハッタンは股間に一物をぶらさげ真っ裸で歩き回っているが、股間の物はやっぱりCGなのか?
 しかし、何気にロールシャッハの模様が変わるマスクも凄いんだけどね。
 一方では、警察そっちのけで好きなことをしているヒーローの自警団に批判が高まり禁止になるというのも至極もっともなこともリアルだ。
 また、アメコミのヒーローは全人類のためでなく、アメリカのため限定で戦っており、ここが日本のウルトラマンや仮面ライダーと違うところだろう。
 その背景には戦勝国で世界の警察のアメリカと敗戦国の日本の違いがあるのかもしれない。
 今までのヒーロー物とは違う話を、かっこいい映像でガンガン見せていくのは、「300 <スリーハンドレッド>」のザック・スナイダー監督ならではなのだが、アメコミ独自の擬音をアニメで入れていた「バットマン・オリジナルムービー」に比べたら遥かに洗練されたなと感じた。
 また、スタッフに相当な日本のアニメマニアがいるのか、都市が壊滅するところは「AKIRA」、火星のスマイルマークは「カウボーイビバップ」の中のエピソードを思わせるものがある。(考えすぎ?)
 上映時間163分。
 真剣長いし寝ている人もいたが、アメコミヒーロー物が好きな自分としては、大変面白かった。

参加してます。よろしくで~す
   

« 「パッセンジャーズ」 | トップページ | 「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/44516689

この記事へのトラックバック一覧です: 「ウォッチメン」:

» ウォッチメン [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『知ってはならない、真実がある─。』  コチラの「ウォッチメン」は、歴史の闇に潜む秘密を暴く3/28公開の衝撃のリアル・ミステリー超大作なのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜♪「Vフォー・ヴェンデッタ」の原作者アラン・ムーアの原作をデイヴ・ギボンズが作...... [続きを読む]

» 「ウォッチメン」 風刺・比喩・象徴に富んだ異色ヒーローストーリー [はらやんの映画徒然草]
しかし、よくぞこんなにカルトなファンが喜びそうな濃い作品を堂々と作ったなあ。 自 [続きを読む]

» 塩の柱 [MESCALINE DRIVE]
「ウォッチメン」を観た。 1985年の10月。ある夜、ひとりの男が死んだ。老齢にさしかかって尚、頑健... [続きを読む]

» 「ウォッチメン」 風刺・比喩・象徴に富んだ異色ヒーローストーリー [はらやんの映画徒然草]
しかし、よくぞこんなにカルトなファンが喜びそうな濃い作品を堂々と作ったなあ。 自 [続きを読む]

» ウォッチメン [だらだら無気力ブログ]
アメリカの同名グラフィック・ノベルを『300』のザック・スナイダー監督が 映画化。 数々の歴史的事件を陰で見守ってきたquot;ウォッチメンquot;と呼ばれたヒーロー達が 何者かに次々と消されていく事件が起き、その事件をウォッチメンの一人が 真相を追うが、そ..... [続きを読む]

» 映画『ウォッチメン』(お薦め度★★) [erabu]
監督、ザック=スナイダー。脚本、デヴィッド=ヘイター、アレックス=ウェー。原作、 [続きを読む]

» 『ウォッチメン』 [『映画な日々』 cinema-days]
ウォッチメン 1985年 ウォッチメン抹殺の裏には、 壮大な陰謀が隠されていた.... 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞) 原題:Watchmen ... [続きを読む]

» 『ウォッチメン』'09・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ世界を揺るがす事件の裏に、ウォッチメンと呼ばれる“監視者”たちがいた。そして彼らが次々と消されていくなかで、巨大な陰謀が明らかになっていく・・・。感想15歳未満... [続きを読む]

« 「パッセンジャーズ」 | トップページ | 「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」 »