「ホノカアボーイ」
ハワイ島の北部にあるホノカア村で、映写技師見習いとして働く日本人青年のまったり過ごす様を描く、いわゆる癒し系映画。
同じ時期に同じように南の島が舞台の「カフーを待ちわびて」と混同していた。
う~ん、やっぱり予告も真剣に観なくていかんなあと反省~っ!
「かもめ食堂」や「めがね」をフジテレビと電通が気合を入れて作った感じの映画で、だから出演者も岡田将生、倍賞千恵子(B82-W59-H84←1966年時)、長谷川潤(B82 -W 60 - H90)、蒼井優(B82-W58-H82)、深津絵里(B83-W57-H83)、松坂慶子(B83-W57-H85←「家宅の人」出演時)とやたらと豪華。
ついでにエンディングの歌も小泉今日子(B80-W58.-85)だ。
基本的にエッセイを映画化しているようなものなので、大きな事件はない。
月に虹がかかる時、願いが叶うという話が出てくるのだが、言うほどメインではない。
基本的にまったりと言えば聞こえはいいがだらだらした雰囲気を感じる映画だと思う。
つまり波長が合わないと、ダメなのだ。
自分も海のあるところが好きで、一時はグアムやらサイパン、バリなど行きまくっていた時期があった。
今は休日の釣りが精一杯だが、昔は海のきれいな場所に住みたいと思い、総合的に考えるとフィジーがいいとか、日本だったらやっぱり沖縄かなとか、真剣に考えていた時もあった。
ところが、自分の場合、映画館がなかったり、テレビ東京のアニメが観ることのできない場所での生活は無理なんよねえ。
あ~きれいな海があって、シネコンとミニシアター系の映画館があって、テレビ東京が受信できる場所ってないかなあ。
すいません、まったりから程遠いところにいる自分です。
おっと脱線、映画に話を戻すと、自分は可もなく不可もなくといった感じで、主人公が映画の上映を失敗したのが不愉快だっただけかな。
食べ物はどれも美味しそうだった。
主人公は自分探しに来たみたいだが、やっぱ自分探しより自分を知ることが大切だよね。
登場人物で一番好きなのは「同性愛」と書いてあるシャツを着た爺さんで、喜味こいしがいい味を出している。
しかし、何が悲しいって、松坂慶子が完全にデブ女優になってしまったことだろう。
今の若い人に言っておくが、20代の頃の松坂慶子は、それはそれは美人で体重も今より軽い。
お父さんに聞けば、「愛の水中花」のレコードを引っ張り出してきて、「青春の門」やら「火宅の人」で裸になったことを熱く語るだろう。
そして最後に「でも原田美枝子の方が巨乳なんだよな」と言うに違いない。
若い人の中には、ひょっとして長谷川潤もいつかは…と不安になるかもしれないが、気にせずいこう。
美人は年取っても美人だ。
ちなみに倍賞千恵子も若い時はとんでもなくかわいいので、とりあえず「男はつらいよ」の1作目観てチェックだな。(すいません、もはや映画の感想でも何でもないですね)
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「ホノカア ボーイ」★★★☆
岡田将生 、倍賞千恵子 、長谷川潤、
喜味こいし 、正司照恵 、松坂慶子 出演
真田敦 監督、2008年、120分
「大学を休学した主人公は、
ひょんなことからハワイの北、
ホノカアの映画館で映写技師として
働き始めた、
そのゆるい、ゆるい生活」
「カモメ食堂」あたりの、なんだかちょっと幸せという、
ゆるい雰囲気の映画が好きなら
この映画も楽しめる。
でも、映画的な「何か」が起こることを期待すると
そんなものはこの映画... [続きを読む]
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