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2009年2月26日 (木)

「シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版」

She  今は名画座や二番館がなくなってしまったと嘆く人がいるが、DVDが普及し、好きな時に好きな映画を観ることができて、ホームシアターが充実している昨今、名画座や二番館が成り立たないのは当たり前の話だ。
 昔、せっせと名画座や二番館に通っていたのは、ビデオがなく、スカパーの映画専門チャンネルがなかったからだ。
 その意味では今の若い人はうらやましいと思う。
 ビデオ録画も、タイミングを見計らって放送中にCMをカットしたりして気の休まる暇はなかったが、当時の映画ファンは、こんなバカバカしいことを平気でやていたはず。
 そのビデオは画質が悪かろうが今でも自分の宝物だ。
 名画座はなくなったが、時々往年の名画がデジタルリマスター版として公開される。
 作品によってはDVDと画質は変わらないのだが、それでも劇場にいくかどうかは、その人の考え方次第だ。
 「シェルブールの雨傘」は今でも語り継がれている有名フランス映画だ。
 主演カトリーヌ・ドヌーヴ、音楽ミシェル・ルグラン。
 80年代初頭に「ロードショー」を読んでいた世代にはフランス映画=「ラ・ブーム」で、フランスの映画女優はソフィー・マルソーなのかもいれないが、多くの人にとってはフランス映画といえば「シェルブールの雨傘」、女優=カトリーヌ・ドヌーヴだろう。
 ミシェル・ルグランと聞いて「火の鳥」や「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を思い出している人は…面白いからOKだけど、やはり「シェルブールの雨傘」と答えておくのが無難だ。
 話は傘屋の娘と自動車修理工の青年は愛し合っていたが、青年が兵役でアルジェリアにいく。
 残された娘の体には二人の子供が宿っていた。
 彼のいないのに耐えられない娘は前から求婚されていた、男(妊娠しているのも承認済み)と結婚する。
 そして、2年後、負傷した青年が帰ってくる…という話を全編セリフが歌で進んでいく。
 話は思いっきりベタなのだが、その手の映画がこの映画をお手本にしていると考えるべきかもしれない。
 カトリーヌ・ドヌーヴの異常な美しさを改めて認識!
 始まってから30分位のところで服越しに彼女の乳首がわかったのも、今回の再発見だろう。(アホですね)
 当時の時事ネタも盛り込んでいて、確かにフランスがアルジェリア戦争の真っ最中であったことも感慨深い。
 さすがに40年~50年前の映画は、どれだけCGが発達しようが今では再現が難しいものがあり、特に人の動きや、意外な細かいところが見逃される。
 やはり当時のリアルタイムに撮られたものには、その時代の雰囲気というのがあり、歴史的な確認をする意味でも貴重だ。
 一方では、大昔観た時と印象が違うのも確かだ。
 昔は娘の立場で観ていたけど、今は彼女の母親の言うこともわかるし、赤の他人の子供を妊娠していることがわかっていても結婚してくれる宝石商の懐の深さと彼女に対する愛情とか、生活能力もない若者はちゃんと避妊をしなくてはいかんなあとか、考え方が変化している。
 だからこそ、ラストのガソリンスタンドのエピソードは、ある程度年を取らないと悲哀がわからないと思う。
 肝心の画質だが、自分の観た劇場はプロジェクターのせいか、若干字幕がぎらついていた。
 まあ許容範囲ですよ。
 そんなわけで、カトリーヌ・ドヌーヴと来たら、やはり今度はソフィア・ローレンを観たい。
 ということで、デジタルリマスターで「カサンドラ・クロス」の上映希望…え、やっぱりソフィア・ローレンは「ひまわり」ですか?、すいません。

参加してます。よろしくで~す
   

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