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2009年2月21日 (土)

「ヘブンズ・ドア」

Heavensdoor  例えばあなたが38度以上の熱を出した時のことを思い出してみよう。
 あなたは普段通りの生活ができるだろうか?
 例え重要な仕事があったとしても、できないしやる気もないと思う。
 自分なんか、38度の熱が出たら何もかもどうでも良くなって、ただひたすら健康な状態になりたいと思うばかりだ。
 ところが、映画に出てくる病人はやたらと血色が良く元気だ。
 特に余命わずかな病人は、思い出作りに頑張りまくっており、実は、普通の人より体力があるのではないかと思ってしまう。
 自分は、親しい人を癌で亡くしているが、末期は体が動かないし、やりたいことは「静かに寝ていたい」だけの場合が多い。
 自分自身も人間ドックでデキモノが発見されたので再検査になったことがあり、幸い良性だったのだが、結果が出るまで気分が大変ブルーで、もしここで余命わずかと言われたら、混乱するし、思い出作りの気分にならないし、へたしたら死ぬ前の色々な処理で時間が費やされてしまう可能性は大きい。
 ところが、映画に出てくる病人って精神的にも妙に落ち着いている場合が多い。
 この映画もそうだ。
 脳に腫瘍で余命3日の28歳の男と先天性心臓疾患で骨肉腫の14歳の少女が、病院を抜け出し盗んだ車で海を見にいくことにする。
 ところがその車には拳銃と箱一杯の札束があった…という話で、実は1997年のドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のリメイク。
 自分はオリジナルを観てないので比較ができない。
 あまりにも元気な病人という設定が受け付けないのに、間抜けな警察や、悪徳会社などの設定がさらに嘘臭く、ファンタジーという誠に便利な言葉は、本来よくよく考えてみたら嘘臭い設定をもっともらしく見せているものであり、適当で整合性が取れない話をごまかすためのものではない。
 病人だから車を盗んだり、強盗したり何をやってもいいわけではないし、もしもそうならそうするだけの刹那的な理由付けがいる。
 ところが、あまりにも元気な病人の設定が、そういう理由付けを許さないのである。
 そのため、どこまでいっても余命わずかな人間の行動にならないのである。
 本当は色々あってバッサリ切っているのかもしれないが、観客は上映されているものが全てなのだ。
 出演は長瀬智也と福田麻由子(B70-W54-H82)。
 福田は「Little  DJ 小さな恋の物語」でも入院している役だった。
 監督は「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス。
 彼の初の実写だから観にいったんだけどね。
 この映画は好きな人は好きだろうが、ダメな人はダメと相当人を選ぶ。
 自分は全くダメだった。
 あと、チケット売り場で「シティへブン大人1枚」とかマジで言っているおじさんには、ちょっと癒されました。

参加してます。よろしくで~す
   

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