「悲夢」
「カナシム」と読むのかと思ったら「ヒム」と読むのね。
予告編がちょっとH臭いのでいそいそと劇場に観にいったら、そんなこともなく、そういえば、昔「土曜ワイド劇場」の長ったらしいタイトルや次回予告を見て、実際に放送を見たら意外に大したことがなかったという経験が誰にしもあるはず。
まあ規制の多いテレビ番組でありえねえだろと言われそうだが、昔は意外に昼真っから乳首を見ることができるくらいユルい時代もあったのさ。
夢に翻弄される男女の話で、正直あまりにもつまらないので、こっちが寝て夢を見てしまうかと思ったよ。
夢ネタは、それこそ夢オチで何でも終わってしまうので、うまくやらないと物語の緊張感がなくなってしまう。
この映画も男女が一緒の時間に練ると夢に悩まされたりするとか設定があるのだが、時間ずらして寝ろよとか色々言いたくなってしまう(本編の中にその指摘あり)
キム・ギドクの監督作品って「サマリア」でもそうだけど、自分はあまり好きになれんかなあ。
主演はオダギリジョー。
共演はイ・ナヨン。
オダジョーは日本語で話し、イ・ナヨンを含む他の韓国人の出演者は韓国語で話しているがコミュニケーションがとれているという設定は面白いかもしれないが、スピルバーグの「1941」で、三船敏郎扮する帝国海軍の将校が日本語を話し、ドイツ人はドイツ語を話しても、会話が成り立つ設定があったからなあ。(記憶ミスだったらすいません)
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キム・ギドク ×オダギリジョー
日韓の才能が集結!
3月21日公開。公開初日の鑑賞となりました。めったに公開初日に行くことないのですが・・・・。夕方からの2回上映のみ。何で?他の作品はかなり多く上映回数多いのに。この作品の上映回数は少ない。やはり一般受けしないのかな?
あのキム・キドク監督作品に、オダギリ・ジョーが主演として登場するのだから、見逃がすわけにはいかない。奇跡のコラボレーションが遂に実現。何でもオダギリ・ジョーは日本を代表する俳優として韓国でNO。1の人気を誇る存在らしい。そんなオ... [続きを読む]
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