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2009年1月20日 (火)

「その男ヴァン・ダム」

Jcvd  90年代、アクション・スターとして大活躍だったジャン=クロード・ヴァン・ダムも今や50近い年齢で、最近はアクション・シーンをこなすのも一苦労だ。
 アクション俳優なのにダブルスタントが多いと言われているのに本当に体に無理が利かないとなるとどうしようもない。
 作品もビデオスルーが多いし、私生活は娘の親権争いで抗争中。
 そんな彼が郵便局に押し入って強盗?
 ジャン=クロード・ヴァン・ダムが彼自身を演じる。
 それも落ち目のアクションスターという役で。
 正にヴァン・ダム版自虐の詩というべき映画で、かつては彼のアクション映画を楽しみに観にいっていた自分としては、彼がそんな映画に出ていることが悲しかった。
 ところが、映画を観て考えが変わった。
 これは正に彼の最高傑作であり、彼の新境地の映画だった。
 実は今年になってから面白い映画があまり出てこなかったのだが、これは間違いなく面白い!
 練りに練られた脚本は先が読めず、さらには最後まで緊張感があって面白い。
 そして何より、ジャン=クロード・ヴァン・ダムがいてこそ成り立つ話であり、脚本や演出が彼に対しての愛情に満ちあふれているのが良い。
 ハリウッドにジョン・ウーを呼んだのはヴァン・ダムだったが、ジョン・ウーは「フェイス/オフ」にヴァン・ダムを呼ばなかったとか笑っていいのか悪いのか迷うようなネタが面白く、そういえば確かにジョン・ウーの「ハード・ターゲット」に出ていたことを思い出した。
 あの頃のジョン・ウーは知る人ぞ知る監督で、ヴァン・ダムがメインの売り方をしていた。
 今や立場は逆転し、ジョン・ウーは有名監督だ。
 もっとも香港時代の方が良かったと思う人も多いはずだ。
 最後の彼の独白は泣けた。
 監督は「三つ目がとおる」の写楽が唱えている呪文(「アブドル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベルエス・ホリマク」だったかなあ)みたいな名前のマブルク・エル・メクリ。
 あと、今回初めてヴァン・ダムがベルギー人ということを知った。
 ベルギー人の有名人ってエルキュール・ポアロだけじゃなかったのね(笑)
 しかし、これだけ面白いのに某地方のシネコンでは客は自分一人の貸し切り状態だったのが悲しい。

参加してます。よろしくで~す
   

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