「猫ラーメン大将」
そにしけんじの人気4コマ漫画を映画化。
キャットアイドルである父・将軍のスパルタ教育に反発し、日本一のラーメン屋を開店した猫の大将と、そんな彼の前に再び立ちはだかる将軍との親子ラーメン対決を描く。
「特製パペットを駆使した驚異の特殊視覚効果<スーパー・ギニョール>方式を採用」とあるので何かと思ったら、単なるぬいぐるみだった。
CGの技術が進んでどんな映像でも作れる現在に、ぬいぐるみとは…と思ったが、河崎実が監督なので真面目に考える方がおかしいというもの。
大将の声を古谷徹、その父親の声を加藤精三という「巨人の星」の星飛雄馬と一徹父子が担当というあまりにも狙い過ぎなところも仕方ないと許せてしまうから不思議だ。
さらに黒沢年雄が自身の歌の替え歌を歌ったりして、まあ映画館でヴァラエティ番組を観るような感じで、大勢でテンションを上げて観ていると、滲み出るように笑えてくる。
但し、この手の映画でよくありがちなバカ笑いをしているような奴は劇場に来なくてよし!
これなら「月刊アフタヌーン」の「ファンシーGUYきゃとらん」も映画化できる。
あと「ザリガニ課長」とかね。
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