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2009年1月31日 (土)

「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」

Hellboy21  伝説の最強軍団ゴールデン・アーミーを甦らせて人類滅亡を企む魔界の王子に立ち向かうヘルボーイとその仲間たちの大活劇を描くアメコミの映画化続編。
 ここ最近やたらめったらアメコミの映画化が多いが、この映画は思った以上に面白い。
 アクションや特撮もそれなりに迫力があるし、何といっても登場人物のキャラが立ちまくっている。
 一方では恋愛映画の要素も含んでおり、水棲人のエイブの恋には泣けた。
 この映画を観ていて、かつて楽しかった何かを感じていた。
 そして、ふと思い出したのが、このワクワク感は、「帝国の逆襲」までのスター・ウォーズに似ていると思った。
 おそらくエイブのキャラがC-3POを思い出させるかもしれない。
 そういえば、ヘルボーイのキャラはハン・ソロだよなあ。(無理ありすぎか?)
 エピソード1~3がダース・ヴェイダーの誕生までを描くために、帳尻を合わすのに精一杯なのと、何か高尚な話にしようとしてつまらなくなかったが、楽しく明るいスペオペを求める自分としては大変不本意だった。
 しかし、この映画を観ながら、本来のの面白さはこんなノリだったんだろうなあと考えてしまった。
 いつかなくした夢がここにだけ生きている(by水木一郎)とは正にこのことだけど、こんなことを考えている奴は世界に自分しかいないんだろうなあ。
 監督は前作に引き続きギレルモ・デル・トロ。
 やっぱりこの人は相当なオタクだと思う。

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2009年1月30日 (金)

「ワンダーラスト」

Wonderlust  今や重鎮の感もあるマドンナだが、やはり「ライク・ア・ヴァージン」でデヴューした頃は歌もさることながら、モンローの再来と言われた容姿で物凄い人気だった。
 「マテリアルガール」のPVは正にそれを意識した作りになっている。
 成田美名子の「CIPHER」でアニスのママがマドンナにそっくりというだけで盛り上がっていたくらいだから、いかに彼女が美人であったかわかるだろう。
 個人的には彼女の歌は「マテリアルガール」と「ビジョン・クエスト/青春の賭け」の主題歌である「クレイジー・フォー・ユー」がお気に入り。
 ちなみに当時の中学生で「ライク・ア・ヴァージン」を「初めてが好き」と訳しているバカがいて、日本の教育の低さを思い知ったことがある。
 歌ってよし、見た目も良しの彼女なので映画出演の話が来ない方がおかしい。
 そんなわけで、「マドンナのスーザンを探して」を観にいったが、タイトルにマドンナとあるのに彼女は主役でもなく、映画の内容もトホホな感じだった。
 よくよく考えてみると自分が観た彼女が関係している映画で面白いものは「エビータ」 くらいかなあ。
 「007/ダイ・アナザー・デイ」はシリーズで1、2位を争うくらいつまらなかったしなあ。
 そんなマドンナの初監督作品「FILTH AND WISDOM」だが、何故か邦題が「ワンダーラスト」になっている。
 これがここ最近の日本独自のカタカナ表記タイトルというやつやね。
 SMの調教師をして生計を立てているミュージシャン、生活のためにストリッパーで稼ぐバレリーナ、アフリカの貧しい子供たちを助けるという夢を持ちながらも実は万引き常習犯。
 夢はあるが厳しい現実に生きる三人の青春物語。
 予告編を観ると面白そうな要素があるのだが、残念なことにしこたまつまらない。
 面白くなりそうな要素を使い切ってないし、何より編集に流れがないので、ぶつ切り状態なので観ていて辛い。
 ラストの歌の場面で、マドンナはこれがやりたかったんだろうなあと思ったし、この映画の中ではそこが最大の見所でもある。
 しかし、90分もない上映時間でそこに至るまでにすっかりダレてしまう。
 結局、またもや自分の中ではマドンナの映画で面白いものはなしと強く認識してして終わりになってしまった。

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2009年1月29日 (木)

「ピューと吹く!ジャガー ~いま、吹きにゆきます~」

Pyu  実写版の要潤はがんばっていたが、今一つ笑えなかった。
 またもや映画化と聞いて懲りないなあと思っていたら、実はアニメで、それもFLASHアニメだった。
 「秘密結社 鷹の爪」のFROGMANが作るとなれば観ないわけにはいかない。
 シネコンの案内アニメは色々あるが、ワーナーマイカルは創立以来変わらないバックス・バニーだし、109シネマズの「彼氏に内緒で観ちゃってます」は観ていてムカつく。(内緒で観る意味がわからないのだが…。カードを別々に持てよ)
 やはり「秘密結社 鷹の爪」のTOHOシネマズが一番面白い。
 これより本編が面白いかどうかが判断基準だったりする。
 ところが、残念なことに、この映画は面白くない。
 話は異世界に迷い込んだジャガーやピヨ彦たちが、フランツ帝国の王女キャサリン・アルトの危機に立ち上がるというもので、漫画と同じようなチープで脱力系ギャグ満載で描いていくというもの。
 ところが、このチープとか脱力系にFLASHアニメが更に悪い意味でマイナス効果を生み、本来は動きが単純なFLASHアニメを逆手に取るはずだったのが裏目に出てしまい、単調なものになってしまった。
 結局、面白さを出すのは登場人物のセリフだけになってしまうのだが、当然それだけでは間が持たないので、観ている側は居心地が悪い。
 当然、中には寝ていた人もいたがそれはやむおえないだろう。
 また、意外に笑い声が少ないのもお笑い映画としての価値を物語っている。
 個人的考えではFLASHアニメは長編の場合、相当な演出がいると思う。
 声の出演は真木よう子(B92-W60-H88)、板東英二、伊武雅刀。
 真木よう子は「ミツコとハッチン」でも声の出演はをしているので問題なし。
 板東英二は本人役なのでどうこう言うものではない。
 久しぶりの伊武雅刀はやはりうまい。
 でもこの映画がそれなりに観ることができるのは、ジャガーさんが藤原啓治であることが大きいと思う。
 FLASHアニメの限界とは言わないが上限を感じた映画だった。

おかげさまで、1000本目の記事です。
   

2009年1月28日 (水)

「ファニーゲーム U.S.A.」

Funny_games_usa  夏のバカンスを楽しむために湖の別荘にやってきた三人家族。 そこへ二人の美青年がやってきた。
 彼らはゲームと称して家族を監禁、容赦なくいたぶるのだった…。
 とにかく観ていて不愉快極まりない。
 ひょっとして何とか助かったり逆襲ができるのではないか?と思い最後まで観るのだが、伏線になるだろうと思われるものも、何の意味もなく最後の最後まで何の救いもなく、不愉快な気分だけが残ってしまう。
 正に典型的なデートには向かない映画である。
 ただ、観ている方が最後までいたぶられている感覚に陥るのがポイントで、その徹底ぶりは、ある意味成功しているといえる。
 その意味では不本意ながら認めざるおえない。
 個人的には「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の方が生理的に受け付けなかったので、この映画はまだマシだと言える。
 主演のナオミ・ワッツは相当長い時間を下着で頑張っていた。
 監督はミヒャエル・ハネケで、この映画は97年に発表した「ファニーゲーム」の完全セルフ・リメイクらしいが自分は未見。
 レンタルDVDがあれば借りて観て比べるのも一興だが、さすがに同じようなものをもう一度観て不愉快になる程、人間ができていないので、まあどうでもいいや。

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2009年1月27日 (火)

「未来を写した子どもたち」

Photo  「闇の子どもたち」とか「永遠のこどもたち」とか似たようなタイトルが多くて混乱してしまう。
 この映画は第77回アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞。 
 インドのカルカッタの売春窟で生まれた子どもたちは、親の仕事を継ぐしかない、
 フォトジャーナリストのザナ・ブリスキは、子どもたちがカメラに興味を持つことに注目し、彼らにインスタントカメラを買い与え、写真教室を始める。
 意外にも斬新な視点の写真が集まり、中にはプロも認めるくらいの才能のある子どもも現われる。
 自分たちの可能性を知った子どもたちは、写真を通して将来に夢と希望を抱くようになるが、彼らの現実がそれを許さない。
 ザナは子どもたちを救い出そうとするが、彼らの生まれ育った境遇から抜け出させることは容易ではなかった…。
 ドキュメンタリーといっても当然演出はあるわけで、素材を撮るだけでは、ホームビデオと変わらないし、観ていて面白くない。
 ビッグマックをひたすら食べ続けたり、キャラの立ち過ぎた神軍平等兵を追いかけたりして、テーマを表現するための演出があって、また劇映画にない本物の面白さが感情移入をさせるのだ。
 この映画のテーマは子供の未来だ。
 すっかりやさぐれた自分でも子育ては一番重要で責任があるものだと思っている。
 子供は親を選べないしし、とことん非力だ。
 だからこそ親の責任は大きい。
 ところが、どういうわけか、親の条件を満たしていないのに親になってしまうと、子供はきちんと育てることはできない。
 その子供が親になっても、その子供が…という感じで正に負のスパイラル状態になってしまうのだ。
 極端なことをいうとヤンキーの子供はヤンキーになる確立は極めて高い。
 この映画のカルカッタの子供達は負のスパイラルが延々と代々続いているような状態だ。
 この映画は子供達が果たして救われるかどうかが最大の見所だ。
 中でも一人写真の才能がある子がいて海外に招待されようとするが、母親が死んだり、パスポートを取るのにうまくいかなかったりする。
 この子供のエピソードが一番緊張感を感じた。
 目の前に明るい未来が開きつつあるのに、もう少しなのに届かないもどかしさ。
 おそらく親の立場にいる人なら誰しも見入ってしまう。
 そして改めて子供を育てる責任の重大さを感じることだろう。 
 我々は世界中の全ての子供達を救うことができない。
 この映画のたった8人の子供でも一苦労だ。
 ましてや、自分の家庭の子供はどうなのか?
 考えさせられるのだが、残念なことにこの手の映画はひっそり公開されて終わってしまうんだよなあ。

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2009年1月26日 (月)

「劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」

Go  ゴーオンジャーとゲキレンジャーが協力して悪に立ち向かう!
 ご存知の通り、東映としては「ふうけもん」を公開する予定だったが、諸事情により中止になり、仕方なく本来ならDVDの発売のみだった「VSシリーズ」を劇場公開することになったという大人の事情があるのだが、これは逆に良かったのではないか思われる。
 というのも、結構親子連れが多く、入場料が大人1200円で、上映時間が予告編を入れても1時間程度なので回転率も良く、実は「ふうけもん」を公開するよりも興行成績は良いかもしれない。(実際はよくわからんが・・・)
 ウルトラマンや仮面ライダー、最近ではプリキュアに至るまで歴代のヒーロー又はヒロインが大集合しというのは燃えるものがある。
 さすがにゲキレンジャーとゴーオンジャーを合わせて12人もいるので変身シーンだけで上映時間がなくなるだろうなあと思ったら分割画面で処理をしていた。
 話はまあ申し訳程度で、あくまでファンのための番外編として楽しむものと割り切りが必要。
 そう考えるとバトルの連続は観ていて飽きないし、やっぱり上映時間が短いのが良い。
 おそらく子供用は入場料若干安めにして上映時間を短くして、沢山上映回数を増やした方が良いのかもしれない。
 しかし、何だかんだいっても一番キャラが立っているのは理央とメレなんだよなあ。
 同時上映作品は「'08真夏のゴーオンライブ!」と、「'09ニューヒーロー戦力ファイル!」。
 「'08真夏のゴーオンライブ!」は2008年夏に行われたトークライブショーのダイジェストで、G3プリンセスのヒラヒラした格好は本編と違う雰囲気なのでが若干違和感あり。
 それにやっぱり及川奈央(B86-W56-H88)は一人だけ熟しすぎている色気があるな。
 「'09ニューヒーロー戦力ファイル!」は「侍戦隊シンケンジャー」と「仮面ライダーディケイド」のプロモーション映像を見せる。
 「仮面ライダーディケイド」はその日の朝に第1話を観たのでそれほど新鮮さはないが、改めて今回のデザインはキバ以上にかっこ悪いと思った。
 シンケンジャーはハリケンジャーみたいな感じか?
 ところで、またもや入場者プレゼントがもらえなかったんだけど、大人料金払っている希望者には渡すようにするべきだと思うぞ!

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2009年1月25日 (日)

「誰も守ってくれない」

Nobody_to_watch_over_me  かつては日本映画の興行成績を塗り替え、作品的にもそれなりに面白かったフジテレビの映画だが、ここ最近は何か勘違いというかズレた感じのものが多く、「西遊記」とか「少林少女」なんか公共の電波を使っているとは思えないくらいの宣伝をし、さらには面白くないという状態。
 まあ日本に限らず映画はもはやテレビ局が関係していないと成り立たないし、そうでない場合はひっそり公開されて終わりというような状況だ。
 「誰も守ってくれない」はフジテレビが関係する映画で、映画公開日にスピンオフのドラマをやったりして盛り上げている。
 タイトルが今の状況と重なって面白い。
 今は「誰も守ってない」「誰も雇ってくれない」状態で、偶然ながら時流に乗っている。
 兄が殺人犯となった妹と、彼女をマスコミや世間の目を避けるための保護することを命じられた刑事の逃避行を描いた作品だ。
 被害者ではなく、加害者側の人間を守るというのがミソ。
 久しぶりにフジテレビが関係の映画で面白いと思った(当社比)。
 内容が内容だけにそれぞれの言い分はあるわけで、観ている方としてはどんな落としどころで見せるのかが興味深々というところだ。
 自分としては、加害者は当然自分だけでなく家族も責められると思うし、仕方ないと思う。
 もちろん、何も罪を犯してない家族は関係ないのはわからないでもないのだけどね。
 映画は当然結論は出ないし出ない。
 ところ残念なことにツッコミ所は満載で、パトカーとマスコミのカーチェイスとか、警察が犯罪者の家族を保護するのに、少女を隠すセーフハウスがないとか、ネットの誹謗中傷が、あまりにも一方的な決めつけのイメージだったりとか、その他にもご都合主義が目立つ。
 主演は刑事役に佐藤浩市、保護される少女に志田未来。
 この二人は本当にいい味出している。
 未来ちゃんは、マジでかわいい。
 共演は松田龍平、佐々木蔵之介。
 松田の素行の悪そうな刑事役がかっこいい。
 佐々木は本当に「007/慰めの報酬」の敵役に似ているので、この映画と合わせて観ると笑えること間違いなし。
 ただし、この映画では何のための登場人物かはよくわからず、いじめで不登校の息子の話が何も生かされていない。
 監督は「踊る大捜査線」の脚本家・君塚良一。
 この人は脚本は面白いのに演出をするとイマイチなのだが、今回は今までの彼の監督作品の中では一番面白いと思う。
 ドキュメンタリー・タッチということらしく、ほとんどのシーンが手持ちカメラなので、あまり前の方で観ると気持ち悪くなる可能性があるので注意!
 というか、何故リアルとかドキュメンタリーっぽいとかになると手持ち撮影になるのだろう?
 それってただの思い込みで言うほど緊迫感は出ていないと思うし、ドキュメンタリー・タッチという割りにはご都合主義と誇張が目立ち過ぎ。
 ネットに書き込みしている奴とか、掲示板や動画のサイトが記号化とデフォルメしてわかりやすくしているといえば聞こえはいいのだが、少しやりすぎの感じもあり。
 ただ取り扱っているテーマが誰にでも考えさせられるものなので最後まで観ることができてしまうのだ。
 個人的には面白かったのだが、おそらくきちんと演出ができる人だと、もっと面白くなると思う。

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2009年1月24日 (土)

「猫ラーメン大将」

Neko  そにしけんじの人気4コマ漫画を映画化。
 キャットアイドルである父・将軍のスパルタ教育に反発し、日本一のラーメン屋を開店した猫の大将と、そんな彼の前に再び立ちはだかる将軍との親子ラーメン対決を描く。
「特製パペットを駆使した驚異の特殊視覚効果<スーパー・ギニョール>方式を採用」とあるので何かと思ったら、単なるぬいぐるみだった。
 CGの技術が進んでどんな映像でも作れる現在に、ぬいぐるみとは…と思ったが、河崎実が監督なので真面目に考える方がおかしいというもの。
 大将の声を古谷徹、その父親の声を加藤精三という「巨人の星」の星飛雄馬と一徹父子が担当というあまりにも狙い過ぎなところも仕方ないと許せてしまうから不思議だ。
 さらに黒沢年雄が自身の歌の替え歌を歌ったりして、まあ映画館でヴァラエティ番組を観るような感じで、大勢でテンションを上げて観ていると、滲み出るように笑えてくる。
 但し、この手の映画でよくありがちなバカ笑いをしているような奴は劇場に来なくてよし!
 これなら「月刊アフタヌーン」の「ファンシーGUYきゃとらん」も映画化できる。
 あと「ザリガニ課長」とかね。

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2009年1月23日 (金)

「永遠のこどもたち」

Eienkodomo  「闇の子どもたち」と似たようなタイトルで混乱してしまう。
 予告編を見ると、子供にしか見えないものがあるみたいな感じだったので、シックス・センスもしくはピーター・パン系かと思っていたのだが、観ていると実はホラーであることがわかってきた。
 自分の場合、予告編はトイレタイムなので真剣に観ていないからなあ。
 話は孤児院再建をしようとする女性が、突然姿を消した我が子を探すうちに、孤児院に潜む不気味な因縁を知るというもの。
 心の準備をしていないことを差し引いても真剣怖かった。
 特にソーシャルワーカーのおばさんのところは客席の半分以上が飛び上がっていたので、その怖さがわかるというもの。
 もっといえば、町中で主人公がこのおばさんに会った時に発生する事態に驚くのに、さらに輪をかけて予想もしない展開には真剣心臓が止まるかと思った。
 ところが、ラストは今まで張り巡らされていた伏線が一気に回収されてしまう。
 ピーター・パンとウェンディの話を昇華し、ウェンディの視点を描いたのはうまいと思うし、「大人になってる」のセリフには泣けた。
 巧妙に張り巡らされた伏線の、心臓が飛び出るくらいの恐怖から一転し、心に染みる展開!
 このギャップの加減が絶妙であり、また人によって様々な解釈ができる余地もあるのも良い。
 監督はこれが長編デヴューーのJ・A・バヨナ。
 しかし、映画の雰囲気は製作のギレルモ・デル・トロの色が濃い。
 間違いなくファンタジーとしての傑作だと思う。

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2009年1月22日 (木)

「劇場版 カンナさん大成功です!」

Kannasandaisippaidesu  いや、どう考えても大失敗でしょ。

 鈴木由美子の人気コミックの映画化。
 全身整形で美人に生まれ変わったヒロインが様々な騒動を繰り広げていくという話で、2006年に韓国でも映画化されている。
 さすがに韓国は整形が美容院に行くような感覚で行われているので定着しているのと、韓国映画ならではのハッタリが利いているので思った以上にできが良かった。
 それに比べて今回の日本版は、主人公の過去が人形劇で、主人公の目線が8ミリフィルムという描写が凝っているようで効果的ではない。
 さらにはテロップなどの使い方にセンスがなく、深夜の安ドラマを観ているような感覚で、映画館で金払って観ていると思うとかなり損をしている感覚が拭い切れない。
 主人公の心の声をナレーションで処理するのは、確かに原作通りなのだが、映像にするための昇華というものがない。
 そもそも鈴木由美子の漫画は過去に何度も映像化されており、その表現方法も既に良い意味でも悪い意味でも確立している。
 ただ残念なことに鈴木の漫画の面白さは絵的なものでなく。言葉の面白さであり、映像化するのであれば、そのための工夫が必要だ。
 そうでなければ、漫画を読めば済んでしまう。
 この映画は、21世紀になっても20世紀のドラマと変わりがなく、今更感が強い。
 また、全くの素人が新規プロジェクトのプロデューサー兼モデルに抜擢とか、現実味がなく、この手の話はよくあるのだが、実際働くとそんなことはまずないので、一気に冷めてしまう。
 そもそもこの映画は、整形を題材にしているものの、何がいいたいか明確でなく、安直に「要は気持ちの持ち方」みたいな展開になっているのはあまりにもお粗末。
 あまりにも時代とずれおり、この映画を観るくらいなら、韓国版を観ておけば良い。
 出演は山田優(B85-W60-H84)、南海キャンディーズの山崎静代(B102-W82-H102)、中別府葵(B81-W61-H80)。
 一応、山田の水着シーンはあるので、それ目当てでも大丈夫。
 静ちゃんは不細工でもないので、キャラ的にどういうポジションなんだ?
 ちなみに、自分は整形推奨派で、特に男でも女でも見た目でスタートラインが相当違うので、もしあまりにも損するようならばどんどんするべきだと思っている。
 シネコンによっては上映前に高須クリニックのCMがあると思うのだが、この映画で効果あるのか?

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2009年1月21日 (水)

「プライド」

Pride  少女漫画界の重鎮であり、描く漫画よりも本人の方が華やかだと言われている一条ゆかり。
 その一条先生の漫画家デビュー40周年記念作品として同名漫画を映画化。
 育ちも性格も違う二人が、お互いのプライドをかけて歌に恋に競い合う。
 正に懐かしのキャッチコピー「女は競ってこそ華 負けて落ちれば泥」が良く似合う。
 最初、あまりにもドロドロしたベタな展開に、昔の大映ドラマ、もしくは今の東海テレビ制作の昼の連ドラを思わせるものがあった。
 華やかな一条先生の世界も実写化すると、単なる俗っぽいベタな話になってしまうのか?
 そういえばテレビドラマの「有閑倶楽部」(「月曜ドラマランド」ではない方)もトホホなできだったしなあ。
 映画館で金払って昼の連ドラ観てもなあと思っていたが、話が進むうちに、そんな次元を遥かに越えたものであることがわかってきた。
 大変面白い!
 一条先生の漫画の世界を単になぞるだけでなく、「映画」としての昇華が凄まじく、正に手に汗握る展開であり全編緊張しっぱなし。
 さすが、「DEATH NOTE デスノート」の金子金子修介だけあって、コミックの映画化のツボを知っている。
 さらに金子監督と言えば怪獣映画。
 主役二人の戦いが、怪獣映画に近いものがあり、これがドロドロさを感じさせない要因だろう。
 またホラー映画としての一面も持っており、登場人物の業の深さが、怨念に近いものがあるのだ。
 主演はお嬢様・史緒を演じるのがスティファニー(B87-W61-H86)、萌を演じるのが満島ひかり(B76-W58-H89)。
 このスティファニーというのが、胸は大きく、足が長くて綺麗なのに、顔が微妙に美人の誤差修正範囲内からずれている。
 言われなければ鈴木蘭々(B76.5-W60.5-H82)かと思ってしまう。
 演技力はないと言っても過言ではないが、逆にその大根ぶりが浮世離れしたお嬢様っぽくてよい。
 彼女の目がギョロリとしているところが、怪獣映画を思わせるのかもしれない。
 満島ひかりは「DEATH NOTE デスノート」に出演していたらしいが、あまり記憶になく、それよりも調べてみたらFolder5にいたことが驚きだ。
 この二人が一緒に歌うところが思わず聞き惚れてしまう。
 少しミュージカルっぽいところがあって、へたすると失笑物なのに、全くそんなことはなく、むしろ最大の見所になっている。
 「歌劇なバトル」はうまいキャッチコピーだと思う。
 他にも多数女性陣が登場するがどれも美しく撮られており、世間的には美少女映画=大林宣彦のイメージが強いが間違いなく金子監督の方が女性を魅力的でエロく(←ここ重要)撮れると思う。
 レコード会社の副社長役で及川光博が出ているが、メガネをかけると普通の人なんだよなあ。(明石家さんまがタケちゃんマンでやっていたサラリーマンと同じような雰囲気)
 渡辺大の女装にも注目!
 予想していないできの良さなのだが、残念ながら上映劇場が少なく、さらには上映回数が異常に少ない。
 おそらく知る人ぞ知る映画になってしまうので、近くの劇場で上映されていたら迷わず観るべし!

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2009年1月20日 (火)

「その男ヴァン・ダム」

Jcvd  90年代、アクション・スターとして大活躍だったジャン=クロード・ヴァン・ダムも今や50近い年齢で、最近はアクション・シーンをこなすのも一苦労だ。
 アクション俳優なのにダブルスタントが多いと言われているのに本当に体に無理が利かないとなるとどうしようもない。
 作品もビデオスルーが多いし、私生活は娘の親権争いで抗争中。
 そんな彼が郵便局に押し入って強盗?
 ジャン=クロード・ヴァン・ダムが彼自身を演じる。
 それも落ち目のアクションスターという役で。
 正にヴァン・ダム版自虐の詩というべき映画で、かつては彼のアクション映画を楽しみに観にいっていた自分としては、彼がそんな映画に出ていることが悲しかった。
 ところが、映画を観て考えが変わった。
 これは正に彼の最高傑作であり、彼の新境地の映画だった。
 実は今年になってから面白い映画があまり出てこなかったのだが、これは間違いなく面白い!
 練りに練られた脚本は先が読めず、さらには最後まで緊張感があって面白い。
 そして何より、ジャン=クロード・ヴァン・ダムがいてこそ成り立つ話であり、脚本や演出が彼に対しての愛情に満ちあふれているのが良い。
 ハリウッドにジョン・ウーを呼んだのはヴァン・ダムだったが、ジョン・ウーは「フェイス/オフ」にヴァン・ダムを呼ばなかったとか笑っていいのか悪いのか迷うようなネタが面白く、そういえば確かにジョン・ウーの「ハード・ターゲット」に出ていたことを思い出した。
 あの頃のジョン・ウーは知る人ぞ知る監督で、ヴァン・ダムがメインの売り方をしていた。
 今や立場は逆転し、ジョン・ウーは有名監督だ。
 もっとも香港時代の方が良かったと思う人も多いはずだ。
 最後の彼の独白は泣けた。
 監督は「三つ目がとおる」の写楽が唱えている呪文(「アブドル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベルエス・ホリマク」だったかなあ)みたいな名前のマブルク・エル・メクリ。
 あと、今回初めてヴァン・ダムがベルギー人ということを知った。
 ベルギー人の有名人ってエルキュール・ポアロだけじゃなかったのね(笑)
 しかし、これだけ面白いのに某地方のシネコンでは客は自分一人の貸し切り状態だったのが悲しい。

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2009年1月19日 (月)

「感染列島」

Kansen  恐るべき致死率の未知のウイルスが日本列島に侵入、人類は、未曾有の感染パニックに終止符を打つことができるのか?!
 インフルエンザが流行し、実際に病院で集団感染もあった現在、あまりにもタイムリーなネタ映画と言える。
 人によってはこの映画を観るために寒い外に出るくらいなら家にいた方が良いのではないかと思うかもしれない。
 しかし、体調もさることながら、この映画は精神衛生上観ることをオススメしない。
 何故ならあまりにも面白くないからだ。
 上映時間が異常に長く、それでいてドラマを数本つなげたように切れが悪い。
 また話が異常につまらない。
 最初、ウィルスが蔓延して大騒ぎになるまではまあそれなりなのだが、途中ウィルスの発生場所と思われる外国に行き、問題が解決すると思いきや、さらに登場人物の恋愛話など、流れからして蛇足としか思えないエピソードが続き、悪い意味で先が読めない状態になっている。
 ウィルス蔓延の怖さも伝わってこないのが致命的。
 そうでなくてもツッコミどころが満載で、そもそも大規模な感染で医者の手が足りないのに、その医者が海外にいく。
 それも大都市は廃墟と化しているのに空港は通常営業みたいだし、一応解決策がわかって終わりかなと思いきや、その後、キレの悪い恋愛話が続いている。
 正直、観ていて辛かった。
 主演は妻夫木聡と檀れい(B85-W59-H87)。
 この二人が恋仲というのも、年齢差がありすぎ…というか別にそんなカップルもいるだろうが何故か不自然で、扱いは吉永小百合に近い。
 それもそのはず、この映画は檀れいを持ち上げるための映画でしかないからで、そのための演出がさらに不自然さを生むのだった。
 共演は佐藤浩市(友情出演なのでチョイ出)、国仲涼子(B81-W58-H85)、爆笑問題の田中裕二など。
 国仲扮するナースが院内で普通に携帯電話をバシバシ使っているのが気になったが、今は医療用PHS以外でも使ってOKなのか?
 それ以外に有名無名総出演で、自分的には仁藤優子(B80-W56-H83)がどこに出ているかわからなかった。
 監督は瀬々敬久。
 「フライング☆ラビッツ」は割合面白かったんだけどなあ。

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2009年1月18日 (日)

「007/慰めの報酬」

007nagusame  歴代のジェームズ・ボンド役者の中ではスマートさが感じられず、完成前は評判が芳しくなかったダニエル・クレイグだが、いざ作品が完成すると、007になる前の若きボンドという意味ではハマリ役だった。
 「007/慰めの報酬」はダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの第2作目であり「007/カジノ・ロワイヤル」の完全なる続編。
 前作の1時間後から映画は始まる。
 今までの007シリーズは、脇役を含む登場人物を中心として、一話完結として続編のような雰囲気はあったものの(ペッパー保安官やジョーズなど)、完全なる続編は今回が初めてとなる。
 また漢字の入っている日本語タイトルも「007/美しき獲物たち」以来となる。
 ちなみに今回は原作の短編「ナッソーの夜」からタイトルをいただいる。
 原作はボンドが誰かの話を聞いているだけなのだが、これが泣かせる話なのだが、当然映画は原作通りではない。
 今回は、ヴェスパーの復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ追求するうちに、その裏に潜む予想もしなかった複雑かつ危険な悪の組織の存在を知る…という話。
 プレタイトルはいつも趣向を凝らしており、へたすると本編より面白いことも多い。
 例えば「007/オクトパシー」の小型ジェットでの脱出劇は明らかに本編以上である。
 今回は単純にカーチェイスのみ。
 しかし、物凄く細かいカット割りで、迫力を出している。
 少し寄りの絵が多すぎてポール・グリーングラス監督の「ボーン・アルティメイタム」を思わせ、やりすぎ感もあるが、全編この調子ではないのでOK!
 特に敵の車を崖から落とす場面は絵の作り方と編集が大変うまいので物凄く短い時間ながら最大の見所。
 今までも007シリーズは編集のうまさが評判だったが、それは当時の撮影事情を考慮したものであり、特に動かないロジャー・ムーアを動いているように見せるための編集テクニックの凄さは並大抵のものでない。
 今回はボンドが動ける役者であることや、特殊効果が発達しているので昔とは編集方法は違うのだが、作品の雰囲気には合っていると思う。
 その後にタイトルが入るのだが、昔は女性のシルエットが中心だったが、前作よりボンドを中心としたものとなっている。
 ボンドの若い時代という設定(厳密には00ナンバーを取得したての頃)なので、今までのスマートさからはほど遠い。
 とにかく行動が短絡的で人を殺しまくっている。
 これには賛否両論かもしれないが、ボンドの若さ故の無鉄砲さと、実はボンドが意外に冷徹であることを考慮すると自分はありだと思っている。
 もちろん、この2作だけに限ってはである。
 今回の敵はボリビアの水の独占を目論み、それを機に世界支配を企んでいる組織である。
 組織の幹部ドミニク・グリーンは表の顔は、環境保護のため土地を買収する慈善団体グリーン・プラネットのCEOである。
 演じるマチュー・アマルリックは佐々木蔵之介を思わせるが明らかに弱そうで、大物感がない。
 筋肉隆々のダニエル・クレイグのボンドが絶対に勝つに決まっているのだが、そんな弱々しい敵がふんぞりかえっているのを倒すのが気持ちいいというとある意味21世紀的か?
 敵もシリーズ当初はスペクターや、冷戦という時代なので、ソ連(またはソ連のタカ派)というパターンが多かったが、今回は表向き多国籍企業であり、もっといえば明らかにベクテル社をモデルにしていることは言うまでもなく、昨今は007の敵作りも苦労することを感じる。
 一方では今回の目のつけどころは悪くないと思った。
 ボンドガールは、グリーンと共謀しているボリビアの将校に愛する家族を殺され、復讐しようとしており、同じような境遇ということもあり、ボンドは行動を共にする。
 彼女の名前がカミーユであり、おそらく日本のガンダムファンはその名前が本当に女性の名前だということを知ることだろう。(「女みたいな名前でどこが悪い」@カミーユ・ビダンinZガンダム)。
 演じるオルガ・キュリレンコは「ヒットマン」にも出演しており、モデル体型なので、シリーズ初期のボンドガールのようなムチムチ感はない。
 しかし、今回父親が失脚した軍人で苦労しているので痩せ細いという設定であればありだろう。
 彼女の背中が妙に肌が荒れているので日焼けが原因かと思って、メイクさんも何やってんだか?と思いきや、実は子供時代に家が焼かれたので火傷の後という何気に細かい演出だった。
 上映時間はシリーズとしては久しぶりに珍しく2時間以内で、ひたすらアクションだけで全編進んでいく。
 前回は長いのを感じさせなかったが、今回は短いのを感じさせない濃厚な内容になっている。
 上映時間が短いのは前作の続きだからであり、まとめて観るのが望ましい姿かもしれない。
 できれば、「20世紀少年」のように500円で復習上映をして欲しかった。
 何しろ前回の粗筋とかそんなものは全くなく、いきなり始まってしまうのだ。
 スター・ウォーズでも設定と粗筋は星の彼方に字を飛ばして説明するのにと思ったが、実は登場人物の会話で一応状況はわかるようになっている。
 ただ、やはり事前にDVDを観ておくことは大切だ。
 今回もQやマネペニーは出てこない。
 当然、秘密兵器は出てこないが、ボンドの使っているスマートフォンがもはや秘密兵器であり、今の時代に秘密兵器というものは存在しないのかもしれない。
 このスマートフォンやMのオフィスの大きなディスプレイが、視覚的な説明をしているので、テンポが良くなり、上映時間が短くなっているのかもしれない。
 おそらく、「007/消されたライセンス」をうまく作ればこういう話になったのかもしれない。
 そういえば、今までのシリーズの名場面を再現しているとことも多く、ファンだとニンマリするとことも多いことだろう。
 特に石油まみれで死んでいる女性の姿は「ゴールドフィンガー」である。
 しかし、トスカの劇場で敵を落とすところが「私を愛したスパイ」で似たような場面があったことを思い出すのは相当なマニアだ。
 実はミスター・ホワイトさえも「ダイヤモンドは永遠に」のウィラード・ホワイトを思い出して、ひょっとして繋がるかもと意味のないことを考えている自分だったりする。
 屋根の上の追跡画面が「カリ城」と同じで笑えた。
 監督のマーク・フォースターは今までアクション映画の演出をしていないので心配だったが、基本的に人間ドラマを描くのが中心なので問題なし。
 スペクターのような新しい組織も登場し、いよいよ次回から新しい冒険の幕開けなのかもしれない。
 自分は今回の新作は原作の雰囲気に近いし、アクションだらけでダレなかったので面白く観ることができた。
 ただあくまで前作と今回は番外編であり、次回からはいつものシリーズの路線希望。
 それは決してマンネリにしろというわけではなく、お約束を踏まえているが新しさを感じさせて面白いということである。
 次回のタイトルは今の路線だと、おそらく短編から「The Hildebrand Rarity」(小説タイトル「珍魚ヒルデブランド」)だと思うが、どうだろう?

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2009年1月17日 (土)

「アンダーカヴァー」

Undercover  1988年のニューヨーク、警官一家なのに、それを隠してナイトクラブのマネージャーとして働く男に、警官の父と兄が捜査協力を求めてくる。
 彼の店のオーナーの甥が麻薬を取り扱っているらしい。
 しかし、彼が協力を断るのだが、兄が撃たれ父親にも危機が迫っていると知った彼は警察に協力し麻薬工場へ潜入する…。
 出演は、ホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグ
 ここ最近は原題をカタカナ表記かと思いきや、全く違うという物があって、「ワールド・オブ・ライズ」がそうだ。
 原題は「アンダーカヴァー」ではなく「WE OWN THE NIGHT」。
 そして、潜入捜査官の話かと思いきや、潜入はするのは警官でもなく、さらにいうと潜入のエピソードは意外に短い。
 潜入のいつばれるかのサスペンスが中心ではなく、どちらかといえば「ゴッドファーザー」に近い家族愛を描いている。
 だからタイトルが「アンダーカヴァー」で、マーク・ウォールバーグが出演しているので「ディパーテッド」ような感じを期待すると肩透かしかもしれない。
 ところが頭を切り替えて観ると、ちょっと地味な感じはするが意外に面白かった。
 特に土砂降りの中のカーチェイスは迫力があり新鮮だった。
 何故か時代が1988年なので使用されている当時の歌が懐かしい。
 共演のエヴァ・メンデスは体当たり演技だし色っぽい。
 父親役のロバート・デュヴァルは随分年とった感じがして、ギルゴア中佐は遥か昔のことであることを実感した。

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2009年1月16日 (金)

「ブリュレ」

Ulee  放火癖のある姉とその妹の一卵性双子が13年ぶりに再会。
 ある大事件をきっかけに逃避行することになる…。
 監督は昨年11月1日に急逝し、この映画がデヴュー作で遺作になってしまった林田賢太。
 本物の一卵性双子の姉妹を使って夏と冬の長期に渡る撮影を行ったらしい。
 昨今の技術ならひょっとしてCGで合成かなと思っていたが、似ているけど微妙に違うのは本物の効果だったわけやね。
 監督がお亡くなりになっているので大変心苦しいのだが、リリカルな世界を描きたいのはわかるし、それは成功しているんだが、それ以外の話展開や演出が微妙に中途半端。
 雰囲気が岩井俊二の監督作品に似ているが、彼の作品が狙いすぎている位計算高いのに、この映画はやりたいことから逆算したような感じだ。
 ある意味、純粋とも言える。
 ちょっと、こっ恥ずかしいところもあるが、自分は嫌いじゃない。
 だけど…惜しい映画なんだよなあ。

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2009年1月15日 (木)

「悪夢探偵2」

Akumu2  サミュエル・ホイ主演のの続編。
 今回はロボットが登場したりしたりして、日本アニメの御家芸をやっているのが見所なのだが、どういうわけか日本では未公開である。
 まあ、香港映画の場合シリーズ物といっても必ずしも面白いわけでもないし、もっといえば全くつながりがないのにシリーズ扱いにしていることも多く、実は「Mr.BOO」も色々あるけど、別に続編とかスピンオフとかでもないしね。
 もっといえば、このシリーズは広川太一郎がマイケル・ホイの吹替していなければ、面白さ半減なのだ。…ってそれは「悪漢探偵2」だよ!
 前フリ長っ!
 こんなこと書くのに、ビデオ見直したり、昔のパンフ引きつりだしたりしている自分が情けない。
 そういえば1作目も似たようなこと言ってたような。
 っつうことで、この映画は塚本晋也監督、松田龍平主演の他人の夢の中に入ることが出来る青年の活躍を描いた続編。
 いじめた同級生が毎晩夢に出てきて眠れない女子高生と、悪夢探偵の母親のエピソードが同時進行で進んでいく。
 そういえば松田龍平といえば、太田莉菜(B76-W59-H86)とできちゃった婚おめでとうございます
 自分としては結婚祝いっちゅうことで、この映画を褒めちぎりたいのだが、真剣つまらないので困ってしまう。
 この映画の便利なところは、夢が題材なので、映画やドラマ、漫画ではやらない方がいいと入門書でも言われている夢オチをやりまくっても問題がないところだろう。
 そのため話展開に意外性がなくなり、本来なら驚くべき意外なことが「どうせ夢オチだろうな」と思えてしまうし、実際にそうなので緊張感に欠けてしまう。
 しかし、この映画が自分に取って全く受け付けない最大の理由は、手持ちカメラで画面が揺れすぎて気持ち悪くなってしまったからだ。
 演出とはいえ、初めてのホームビデオのお父さんやお母さんでもあそこまでふらついていないと思うぞ。
 これこそがもはや悪夢であり、悪夢探偵に解決してもらわないととマジで思ってしまった。
 塚本晋也監督や松田龍の熱心なファンは観て面白いかもしれないが、自分はもう無理だった。

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2009年1月14日 (水)

「ミーアキャット」

Meerkats  昔、「野生の王国」という番組が好きで毎回楽しみに観ていた。
 動物と自分の子供は見ていて飽きないとはよくいったもので、物凄いドラマがあるわけでもないのだが、逆にその素朴さが良かった。
 ここ最近、動物をテーマにした番組が少ない。
 あっても、テロップと芸能人のコメントでまみれていて、じっくり見ることができない。
 こんなことを言っていると年寄りだと言われそうだが、今のテレビ番組って集中して見たり、見て何か考えるものではないのだろうなあ。
 そんな「野生の王国」マンセーの自分にとり、この映画は久しぶりの動物映画である。
 アフリカ・カラハリ砂漠に生きるミーアキャットの生態を描いたもので、、コロと名付けられた子供のミーアキャットの成長を物語としている。
 おそらく、どんなわがまま俳優よりも動物は言うことを聞いてくれない。
 「戦場のメリークリスマス」の時に大島渚がトカゲがNGを出したので怒っても言うことを聞いてくれないという心温まるエピソードからも明らかだ。
 この映画も物凄く時間をかけて撮影をしただろう。
 そしてそれらの莫大な量の素材を集めて編集をしたと考えると、スタッフの苦労も並大抵のものではないはずだ。
 確かに話はあまりにも素朴だが、この手の映画は動物のアイドル映画でもあるので問題なし。
 むしろ、「きつねと私の12か月」のように中途半端な人間ドラマにしようとしているだけマシである。
 いや、正直、「チェ 28歳の革命」を観た後だと、何観ても面白く感じるから不思議だ。
 ミーアキャットがどこか人間に似ているというのはちょっと無理があるが、感情移入するためには表現的にありだろう。
 ナレーションは、これが遺作となったポール・ニューマン。
 日本語吹替え版は、何故か三谷幸喜。
 ポール・ニューマンの声なら川合伸旺は亡くなっているので無理としても 津嘉山正種か羽佐間道夫だろと思ったが、意外にも三谷の喋りがうまかったので。これはこれでOK!
 変な芸人やへたな声優よりはよっぽどいい。

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2009年1月13日 (火)

「きつねと私の12か月」

12  きつねときつね萌え少女の1年間の物語。
 そうはいいながらも最初の冬に少女が骨折をして外に出れないので、きつねと接触している時間はもっと短い。
 「童貞ペンギン」いや「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケが監督なので動物の場面はお手の物なのだが、ドラマとしてはイマイチというか、正直言わせてもらうと少女のシーンはいらない。
 好きになると所有することは別というテーマはあるのだが、これが申し訳程度というか、子供の道徳でもすぐに終わってしまいそうな話を、無理無理水増ししたような話なのだ。
 正直、少女はいらんのですよ。
 きつねだけで十分。
 まあ、そこらへんは大人の事情とかあるとは思うのだけど、無理して話を作らなくてもいいのにと思ってしまう、いや、マジで。
 というより、この監督が演出できない。
 きつねといえば、「子きつねヘレン」でも北海道出身の人達がきつねの危険性をめぐって物議をかもしだしていたが、この映画も最後は日本向けの注釈あり。
 まあ、これで映画の余韻が一気に冷めるのはいうまでもないが、外国人はここらへんって無頓着なのか?

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2009年1月12日 (月)

「40歳問題」

40sai  新成人の皆さん、おめでとうございます。

 日本では基本的に20歳で成人となっているが、どう考えても20歳は子供でしかなく、やはり仕事もそれなりに落ち着き、家族も持ち始めて、体も無理がきかなくなりつつある40歳こそ本当の成人ではなかろうか。
 この映画はタイトルからして社会派ドキュメンタリーだと思っていたが、実際はもっとユルい話だった。
 80年代にデヴューし、今や40代を迎えたミュージシャン浜崎貴司、大沢伸一、桜井秀俊。
 この3人に40代をテーマに歌を作らせ、それを密着取材するのがこの映画。
 何のことはない、昔だったら「浅草橋ヤング洋品店」でモー娘を追っかけたりしていたのと同じで、テレビではお馴染みタレントに何かやらせてそれを追いかけているのと変わりない。
 ただ、映画なので司会と雛壇に並んだタレントのコメントがなくて、テロップがないだけなのである。
 まあ確かにそこまでやられたら映画館でテレビを観ていることになってしまう。
 そうでなくても映画館でテレビドラマを観ているような状態が多いので、それだけは勘弁してほしい。
 この映画は40代の抱える社会の仕事、結婚、体調、育児、人によっては離婚、親の介護など様々な状況を描いている。
 華やかなミュージシャンも実は私生活は一般の人と変わりはないのだ。 
 まあそれはいいのだが、3人のミュージシャンが歌を作るのにもめたりするのかと思いきや、意外にもそれ程問題があるわけでもなく、40過ぎると大人だなと思った。
 これだったら40歳になってもミュージシャンになれずバイトで食いつなぐ人の方が不謹慎ながら面白いと思う。
 監督は「ナビィの恋」の中江裕司。
 途中で入る40代の各界の有名人の中で新田恵利(B82-W56-H83←あ、これは新田恵美のスリーサイズだ)が、若い頃は芸能界で大活躍、結婚して子供に恵まれ旅行に行ったりしているという話を聞くと、あまりにも人生の勝ち組状態にうらやましくなってしまった。
 ただ、自分はおニャン子クラブ全盛の時は、あまりにも素人臭いのとそれを過剰に売り出そうとするフジテレビのやり方が好きではなかったことを付け加えておく。

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2009年1月11日 (日)

「チェ 28歳の革命」

Chetumannaiya  ♪忘れちゃいなと風が吹く~
 橋幸夫の「CHE CHE CHE」を思い出してしまったが、この映画は当然、橋幸夫の歌謡映画ではなく、革命家チェ・ゲバラの伝記ドラマ。
 歴史物なので、ある程度知識がないといけないので、映画を観る前に珍しくびっちり予習をしていったら、映画が始まる前に物凄く軽くだが人物の説明があった。
 「レッド・クリフ」でもそうだが、日本人に馴染みのない歴史物に説明を入れるのは賛否両論だと思うが、自分は本編を改竄しない限りOKだと思っている。
 ところが、びっちり予習をしていったのにもかかわらず、映画は面白くなくて132分がかなり苦痛。
 チェ、つまんないや(←日本中で使われているネタ)
 映画は国連のスピーチとスカトロ、いやカストロ達とメキシコで出会った時代、グランマ号でキューバに上陸が交互に描かれている。
 全体的に登場人物の動きを淡々と映し出しているだけなので、ドラマ性はなく、まるで映像素材を観ている感じだった。
 何故とかそんな疑問には説明がなく、義務教育と違うんやからわからん奴は置いてくぞ状態!
 時々、客席から寝息が聞こえてきたが、その人達を責めることはできない。
 例えば、赤の他人のホームビデオを見せられているような状態に近い。
 まあ、監督がスティーヴン・ソダーバーグなので、ある程度まで仕方ないと思っている。
 一番心配だったのは手持ちカメラだったのだが、今回はそれが少なくて助かった。
 主演はベニチオ・デル・トロ。
 この人って「007/消されたライセンス」で鼻血出していた殺し屋役だった人のはずだけど、いつの間にか出世したなあ。
 第2部がすぐに公開されるらしいのだが、この映画を観て来る人はかなり少ないと思うぞ。
 全くデートに向かない映画なので、カップルの人は注意!
 とりあえず、「モーターサイクルダイアリーズ」観て、カストロつながりで「ぜんぶ、フィデルのせい」を観て無理無理盛り上げて第2部を観るようにしなくては。

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2009年1月10日 (土)

「GOTH」

Goth  またもや乙一の小説の映画化。
 昔、赤川次郎の小説がやたらめったら映像化されていた時代を思い出す。
 人間の死と死体の魅力に取り付かれた高校生の男女が猟奇殺人に魅せられ、調べていくうちにお互いの心の中を知っていく…。
 静かな音や抑揚のない淡々とした高校生の男女の会話が、昔の学生が作ったようなアフレコでセリフや音を入れた8ミリを思い出させてくれて懐かしかった。
 マグネコーティングの2トラックの場合はセリフと必要最低限の効果音と音楽、それに出演者の演技が下手な場合はセリフを言うのが精一杯であんな風な無機質で淡々とした喋りになるのだ。
 もちろん、この映画はそんなマニアックな演出をしたわけもなく、耽美で切なく無機質な世界を狙っただけなのだ。
 ちょっとやりすぎで苦笑するところもあるのだが、最後のオチもそれなりに面白いしOK!
 映画の中でラヴクラフト全集が出てきたのは懐かしかった。
 今でもあるんだなあ。
 高校生時代ってああいうのを一晩で読んでしまうんだよなあ。。
 だけど自分は金がなくて創元推理文庫しか買えなかった。(泣)
 ちょっと懐かしかった。
 今、あれだけへヴィーなのは読めない。
 主演は「青い鳥」にも出演していた本郷奏多。
 共演は正統派美人の高梨臨(B80-W59-H82)
 監督は高橋玄。
 お耽美路線が好きな人は必見かも。
 
 

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2009年1月 9日 (金)

「アラトリステ」

Alatriste  17世紀スペインを舞台に、13歳より己の腕だけを頼りにたった一人で生きてきた孤高の剣士アラトリステの愛と冒険の物語。
 アルトゥーロ・ペレス=レベルテの大河ロマン小説の映画化らしいのだが、映画を観るまでアラトリステという人物が実在している歴史物だと思っていた。
 こういう歴史物はある程度知っていることが前提として話が進んでいる。
 ところがその国では当たり前でも日本人にはよくわからないこともある。
 まあ確かに今の大河ドラマの「天地人」の直江兼続も日本人でもそんな人物がいることを初めて知った人もいるし、浅野忠信を戦国武将のことだと思っている人もいるくらいだから、遠い外国の人のことなんか知る由もない。
 この映画の場合、スペインの歴史を知ってないと辛い。
 しかし、そんな予備知識があろうがなかろうが、この映画はあまり面白くない。
 実は「マスク・オブ・ゾロ」みたいなチャンバラアクションだと思っていたが、そんな要素は微塵もなかった。
 色々な話が盛り沢山の割りには、どういうわけか展開が遅くて、上映時間が2時間以上だったので結構きついものがあった。
 主演は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」や「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。
 監督はアグスティン・ディアス・ヤネス…って誰?
 本当はシリーズ物にするといいのかもしれないが、この話展開だと続編ができない可能性もあるので、これでいいのか。

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2009年1月 8日 (木)

「ちょ~短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ!」

55  人生どこかで卒業というものがあって、昔だと「少年ジャンプ」は中学時代だし、「コロコロ」は小学生時代だ。
 そこから青年誌に行ったり、漫画を読まなくなるのだが、中には社会人になって金も自由に使えて通勤距離が長いので再入学してしまう人もいる。
 確かに子供の時は死ぬような思いでかき集めた金で買って何度も読み返した雑誌も、大人になると別に大した金額でもなく、1回読んで捨ててしまえるのだ。
 それにやたらとエロ描写の多い青年誌より少年誌位の方がちょうど良かったりするわけだ。
 あ~大人になって良かった。
 だけど、自分の子供には漫画読むのに苦労してもらうぞ。
 雑誌はともかく、特撮物やアニメも今更ながら再入学…というか自分の場合は休学していた状態で、またもや復帰したような状態だ。
 そんなわけで日曜の朝は7時から9時まではHDDは録画しまくりだ。
 プリキュアは「スプラッシュ☆スター」でやめるつもりだったが、「プリキュア5」で面白くなったので続けて観ている。
 でもさすがに映画はどうよ?と思ったが、今回オールスターズで歴代プリキュア総出演となれば観ないわけにはいかない。
 やっぱり歴代ウルトラマンや歴代仮面ライダー総出演となれば燃えるでしょ?
 話は何かのライヴ会場にいったら敵がやってきて、変身して戦おうとしたら、何と自分ら以外の連中も戦おうとしている。
 「私たちの他にもプリキュアが?」
 つうことで、プリキュアは独占企業(?)じゃないんだなということがわり、あとはそれぞれの変身と必殺技と歌で大盛り上が大会!
 本編より遥かに面白く、これだけでも観る価値あり。
 なんと4月にはオールスターズの映画化があるみたいで期待を膨らませていた自分だが、つい最近「フレッシュプリキュア」の「エウレカセブン」のようなキャラデザインを見て、プリキュアは今のシリーズが終わったら卒業しようと真剣に考えたのは言うまでもない。
 

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2009年1月 7日 (水)

「青い鳥」

Youkosokokohewatashinoaoitori  おそらく70年代なら桜田淳子(B80-W58-H84←「病院坂の首縊りの家」出演時)の歌謡映画だと思う人も多いかもしれないが、今だとひょっとしてCGをガンガンに使ってメーテルリンクの小説を映画化したと思う人は意外に多いかもしれない
 しかし、これは重松清の小説を映画化したもの。
 いじめ問題が深刻化した中学校に現われた吃音の臨時教師が、いじめに関与した生徒たちと真正面からぶつかり合う人間ドラマ。
 自分は原作を読んでいないので、先生がいじめでいなくなった生徒の机を運び込み、いないのに執拗に挨拶する理由がわからず、その興味だけでぐいぐい引き込まれてしまった。
 これは手法としてはうまいと思う。
 だけど見所は、最後の先生と生徒の会話であり、最大の見所である。
 今更感もあり永遠に解決しないいじめ問題だが、映画やドラマ化するとどうしても中途半端になってしまう。
 この映画はいじめの直接の被害者でも加害者でもない周囲にいた生徒の心情を描いているのがミソである。
 人には色々な伝達方法があり、例えば先生は吃音でも一生懸命伝えようとするし、笑っているからといって本人が傷ついていないわけでもない。
 自分の都合のいいように解釈すると、それが人を傷つけたりすることもあるということだ。
 それらが理解できるのが望ましいし、理解できるように努力するべきかもしれない。
 しかし、だからといって人間誰しも都合のいいように考えてしまうので難しい。
 この映画は簡単だが奥の深いものを追求しており、それに踏まえて、ことなかれ主義でどこかずれている学校の状況を描いている。
 主演は大河ドラマにも出演している阿部寛。
 彼の大きな体と吃音、そしてそん不気味ともいえる行動が妙な緊張感を生んでいる。
 共演は本郷奏多。
 監督はこれがデヴューらしい中西健二。
 どちらかといえばいじめの当事者よりも、関係のない人の心に響く映画だと思う。

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2009年1月 6日 (火)

「ROCKERS【完全版】」

Photo  「パンクロックの封印を解く」ということで「NO FUTURE」、「THE PUNK ROCK MOVIE」、「ROCKERS【完全版】」と連続上映されたが、自分は最後のこれしか観てない。
 1978年、失速した日本のロック・シーンを自らの手で打破するために、ミュージシャンたちが集結!
 FRICTION、LIZARD、Mr.KITEなど、下北沢ロフトをはじめ、日本各地でギグを繰り返したそのムーヴメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、衝撃を与えていく…。
 1978年といえば「スター・ウォーズ」や「さらば宇宙線間ヤマト愛の戦士たち」が公開され、空前絶後のSF&アニメブームの真っ最中で、R2-D2のラジオが欲しくてコーラを飲みまくったりしていた年で、音楽というとピンク・レディーと沢田研二だった。
 おそらくヤマトのエンディングを沢田研二が歌ったのが、今でこそ珍しくない、アニメソングをミュージシャンが歌った最初ではないかと思っている。
 そんなあまりにも一般的な生活をしていた自分には日本のロックが失速していたことなんか知る由もなく、この映画で初めて状況を把握した状態だ。
 映画は演奏とインタヴューで構成されていて、実は30年前に作られたものだが、ストラングラーズの演奏シーンを加えて完全版として甦ったものらしい。
 なるほど~…って実はそっち方面の音楽に興味ないので思い入れもなく、普通にドキュメンタリーとして観てしまいました。
 何しろ、「自殺」とか「SPEED」とか「8 1/2」とか「SS」とか絶対にバンドの名前とは思わないって。
 自分には「8 1/2」はフェリーニの映画だし、「SS」はナチの親衛隊というイメージしか思い浮かばなかった、
 じゃあ、どうして観にいったんだよ?と言われそうだが、たまたま時間が合って、観ていないのがこの映画だったというわけなのさ、エヘ。
 ところが意外に面白く、特に撮り方が今風でない分、少し新鮮に感じた。

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2009年1月 5日 (月)

「ミラーズ」

Mirrors  テレビがつまらないのは昨日今日始まったわけではないが、年末年始はいつもの輪をかけてつまらない。
 家でテレビを見ているくらいなら、インターネットで遊ぶか、普段読めない本を読む、もしくは映画を観にいくしかない。(え、初詣?何ですか、それ?)
 そんなわけで、2009年一発目の外国映画ですよ。
 近くのシネコンで公開している映画で観ていない映画は「たまごっち」だけだと思っていたら、昨年末に公開されていて観ていないことが発覚!
 早速観てきた。
 夜警の仕事についた停職中の刑事が職場で巨大な鏡に触れてしまうと、激痛に襲われ鏡には焼けただれた女性の姿が映し出された。
 鏡の謎を調べるうちに50年以上前に病院で起こった忌まわしい事実にたどり着く・・・。
 鏡に映らないものが映し出されて、毎度お馴染み「志村、うしろうしろ」状態テンコ盛り。
 オバケ屋敷映画なのでビックリしたりしている分には面白い!
 そうはいいながらも驚くのは話の流れとは関係がなく、大きな音なんだけどね。
 これで話が面白ければ鬼に金棒なんだけどな・・・と「私は貝になりたい」の中井君ならいいそうだが、とにかく話があまりにもツッコミ所満載でショボい。
 物凄くサスペンス要素は出てくるのだが、あまり意味がなくミスリードにもなっていないものが多い。
 調べてみたら韓国映画のリメイクらしい。
 韓国映画と知った時点で、無理無理な話展開も仕方がないと納得してしまった。
 まあそれ以前に海外の作品を自分の国でリメイクする時は、お国柄とか考えなくてはいかんよな。
 グロいシーンも意外に多く、特に顎が引き裂かれるのは観ていて痛々しい。
 主演は「24 TWENTY FOUR」のキーファー・サザーランド。
 この人、何やってもジャック・バウアーでしかなく、「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」とか微妙な映画に出演している。
 彼の妻役のポーラ・パットンは無意味に胸の谷間を強調した服ばかりで、最後は水に濡らして体にピタピタにするくらいの徹底ぶりのエロ要員だった。
 子供部屋に「ネギま!」や「ツバサ・クロニクルのポスターが貼ってあるのは笑った。
 そんなマニアックな子供なんかいないよ(笑)
 せめてアメコミにしておかないと、子供が鏡の前でぶつぶつ言っていても仕方ないと納得してしまって恐怖感がなくなってしまう。(別の意味で子供の行く末が怖いが)
 ラストはとってつけたような「世にも奇妙な物語」系だが、特撮ファンとしては「仮面ライダー龍騎」なんだよなあ。
 タイトルを聞いてアンナミラーズを思い出している人も多いと思うが、一時凄くブームだったけど今でもあるのかなあ?
 

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2009年1月 4日 (日)

「映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?」

Tamagotti  2009年一発目の映画がこれかよ(泣)
 だけど仕方ないんだよなあ、シネコンで公開されている新作は年末で封切られていて、その中で観てないのはこれしかなかったんだよ~。(アニメ映画好きだからいいんだけど)
 たまごっちのキャラクターたちを主人公にした劇場用アニメの第2弾。
 まめっちたちが通うたまごっちスクールにやってくる空飛ぶ移動図書館の本は呪文を唱えるとだれでも物語の中に入って主人公になれる。
 まめっちは本を読んで感じるハッピーな気持ちをヒントにハピハピっちを発明!
 ハピハピっちはハッピーを集めて落ち込んでいる人に届ける能力がある。
 ある時、不思議な絵本の一冊から助けを求める声が聞こえてきた。
 それはたまごっち星を巻き込む大冒険の始まりだった・・・。
 子供向きのアニメ映画なのに、幸せの定義を求める重たい内容なのには驚いた。
 そういえばらまごっちって一時買うこともできない程ブームだったよなあ・・・と思いを馳せていたら、今はDSになっているらしい。
 最後はそこらへんを宣伝していて、実は映画そのものが巧妙な宣伝であることがわかった。
 昨今、ここらへんは巧妙だよね。。
 そんなことより、自分は杉山佳寿子が声の出演でいたのには驚いた。
 ここ最近全く、ご無沙汰だったので真剣驚いたよ。
 自分的には「うる星やつら」以来なんだよね。

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2009年1月 3日 (土)

2008年のダメ映画

 ダメ映画というか、自分的にダメだった、もしくは期待はずれだった映画ね。
 だから世間の評価とは大きく違うところもある。
 っつうか、世間の評価なんかどうでも良くて、自分が良ければいいのさ・・・というか2008年は300本以上劇場で観ているのでダメな映画も出てくるのは仕方ないかも。
 
 日本映画ワースト1 「崖の上のポニョ」
 技術的に凄いと思うところもあるんだけど、話がつまらないんだよねえ。
 これも普通なら軽くスルーなんだけど、宮崎駿の作品だと思うと期待度が高すぎて、がっかり度が高いっちゅうことで。

 外国映画ワースト1 「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
 いや絶対的につまらないわけでもないし、普通の映画の水準以上なんだけど、インディ・ジョーンズとして往年のファンの自分としてはちょっとがっかり度が高い。

 その他の自分的にダメ映画順不同

「銀色のシーズン」
 話がつまらないし、スキーシーンもイマイチ。
「私をスキーに連れてって」より劣化しているのもどうよ?

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」
 予告編観た時は期待したんだけどなあ。

「真・女立喰師列伝」
 押井守の趣味の自主映画にはつきあいきれません。

 「L channge the world」
 Lのキャラクターが壊れてますけど。

 「Mr.ビーン カンヌで大迷惑」
 実はテレビ番組も面白いと思っていないので、映画が面白くなるわけもなく、映画化が大迷惑!?

 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
 思いっきり伏線とか解決せずに終わってるけど、続編できるの?

 「クリアネス」
 携帯小説が原作だから仕方ないのか?

 「カンフーくん」
 これ面白いと思って企画が通ったことが凄いと思うぞ。

 「クローバーフィールド」
 生理的にこういうのダメっつうか、ハンディカメラがリアルという考えはやめてほしい。

 「マイブルーベリーナイツ」
 盛り上がりに欠けて眠くなったので、起きているのが精一杯だった。

 「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」
 企画が先にありとはいえ、無理して映画化しなくても。

 「少林少女」
 フジテレビ映画の勘違いぶりが最高潮!
 
 「隠し砦の三悪人」
 マジで裏切りごめんですよ。

 「僕の彼女はサイボーグ」
 綾瀬はるか(B88-W61-H91)が出てなかったら映画としてはどうしようもない。

 「ミラクル7号」
 「少林サッカー」のチャウ・シンチーを期待して大失敗!

 「20世紀少年」
 原作まんまはOKだけど、映画としての構築はしようよ。

 「パコと魔法の絵本」
 演劇をそのまま映画にしてCGを駆使してもダメなんだよなあ。

 「フレフレ少女」
 漫画版の方が絶対に面白い。

 「ICHI」
 綾瀬って本当に映画に恵まれないよな。
 
 「七夜侍」
 もはや河瀬直美の映画はつまらないのが当たり前なので今更ですが。
 長谷川京子(B80-W55-H82)は良かったんだけどね。

 「櫻の園」
 作る意味あったの?

 「X-ファイル 真実を求めて」
 それ以前に誰も映画化を求めてないと思うのだけど。

 「トロピック・サンダー史上最低の作戦」
 物凄くテンポが悪いし、どうもネタが内輪ウケっぽいんだよね。

 「ブラインドネス」
 話が重たくて気分が滅入った。

 「ラブファイト」
 大沢たかおの大沢たかおによる大沢たかおがかっこよく見える映画。
 
 「東京残酷警察」
 映画が残酷だった。

 「「D-WARS ディー・ウォーズ」
 世界を狙ったはずなのに…。

 「大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─」
 全然大丈夫じゃないんだけど。

 そんなわけで、2009年はダメ映画が1本でも少なくなるように願います。
 ほら、映画料金は高いし時間も長時間拘束されるんだから、できる限り面白い映画を観たいのは誰しも思うことだよね。
 あくまで自分が面白ければOK!
 他の人の評価とか、興行成績とか全く関係ないから。

参加してます。よろしくで~す
   

2009年1月 2日 (金)

2008年外国映画ベストテン

 昨日に引き続き今日は2008年外国映画ベストテンです。
 今年はどちらかといえば外国映画の当たり年です。
 本当は感想のリンクを貼ればいいんだけど、面倒臭いのでお好きな検索エンジンを使って読んで下さい。

 
 第10位 「幻影師アイゼンハイム」
 恋愛物としても良かった。
 
 第9位 「ミスト」
 先が読めない展開と緊迫感!

 第8位 「バンク・ジョブ」
 脚本と演出が見事!

 第7位 「宮廷画家ゴヤは見た」
 本当に見ているだけなんだけどね(笑)

 第6位 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」
 公開されて良かった。

 第5位 「ドラゴン・キングダム」
 ジャッキー・チェン復活!ジェット・リーとの夢の共演に感涙。

 第4位 「ノーカントリー」
 あの髪形が笑える。

 第3位 「JUNO/ジュノ」
 ただのティーンエイジャー妊娠ものではない。

 第2位 「WALL・E/ウォーリー」
 フルCGアニメの技術はもちろん、見せ方がうまい。SFとしても最高!

 第1位 「ダークナイト」
 まさか「ビギンズ」を越えるものが出てくるとは思わなかった。
 アメコミを最高の犯罪ドラマとして昇華している。

 ベストテンには入らないものの良かった映画は以下の通り。

 「28週後・・・」 
 「俺たちフィギュアスケーター」
 「テラビシアにかける橋」 
 「シューテム・アップ」
 「インクレディブルハルク」
 「スターウォーズクローンウォーズ」
 「セックス・アンド・ザ・シティ」
 「ブーリン家の姉妹」
 「デスレース」
 「ザ・ローリングストーンズ シャイン・ザ・ライト」
 「エグザイル/絆」
 「ティンカー・ベル」

 そういえば、今の時代、資本の入り方が複雑で、何をもって「外国映画」というのかが微妙だ。
 情報量が多すぎるため、字幕スーパーには限界があるので、もっと日本語吹替版が出て欲しいと思う。
 

参加してます。よろしくで~す
   

2009年1月 1日 (木)

2008年日本映画ベストテン

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 2008年日本映画ベストテンを発表します。
 自分の場合、話が面白くて、ちょっとでも自分の心の琴線に触れることが最優先で、映像がきれいとかは二の次なんでそこんとこよろしく!
 本当は感想のリンクを貼ればいいんだけど、面倒臭いのでお好きな検索エンジンを使って読んで下さい。

 第10位 「グミ・チョコレート・パイン」
 これはある世代の一部の人には懐かしく切なく泣かせる。

 第9位 「ジャージの二人」
 まったり感がたまりません。

 第8位 「ハッピーフライト」
 普通の日常業務を描いた傑作。

 第7位 「闇の子供たち」
 グロいし観ていて気分が滅入るんだけど、目が離せない。

 第6位 「トウキョウソナタ」
 役所広司のシーンさえなければ傑作なんだけど・・・。

 第5位 「西の魔女が死んだ」
 おばあちゃんの言葉が全て納得できてしまう。

 第4位 「歩いても歩いても」
 何気ないホームビデオっぽい中に物語あり。食べ物がどれも美味しそう。

 第3位 「おくりびと」
 心に染みます。

 第2位 「ぐるりのこと」
 上映時間は長いが、再生物語としてはかなり傑作。

 第1位 「アフタースクール」
 「運命じゃない人」を先に観るとインパクトはないんだけど、やっと大勢の人に監督が認識し、やっぱり面白かったよ。

 上位10本に入らなかったけど面白かった映画(順不同)

「チーム・バチスタの栄光」
「結婚しようよ」
「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」
「東京少女」
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
「休暇」
「デトロイトメタルシティ」
「ひゃくはち」
「容疑者Xの献身」
「空の境界/第五章 矛盾螺旋」
「ホームレスが中学生」
「劇場版MAJOR メジャー 友情の一球(ウイニングショット)」

 2008年は日本映画がイマイチの年だった。
 特にフジテレビを中心としたテレビ局主導型はどれもはずしっぱなしだし、期待作が根こそぎ良くなかった。
 反面、微塵も期待していなかったのが良かったり、映画はつくづく観ないとわからないことを実感した。
 2009年は日本映画復活を期待したい!

参加してます。よろしくで~す
   

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