2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月31日 (水)

「赤い糸」

Akaiito2  携帯小説に感動できて、スティッチがかわいいと思えないと若いとは言えない。
 そう言われたら自分は若いとは言えない。
 何しろライトノベルよりも携帯小説は抵抗があるし、スティッチがかわいいとは思えない。
 しかし、携帯小説は今やジャンルとして存在し支持されているし、スティッチは子供の女子高生の心をガッチリ掴んでいるので、そういう時代なんだろう。
 「赤い糸」もケータイ小説が原作らしい。
 話は幼い時にすでに出会っていた男女が次第に惹かれあっていくが、2人の間に隠された悲しい過去があったり、友達が飛び降りたり、いじめがあったり、大切な人が死んだり等、盛り沢山なベタな展開。
 話は「恋空」で免疫ができているせいか、「恋空」に比べたらまだましなのが救い。
 携帯小説は、物凄く無理なご都合主義で話が進んでいくし、学生物だと物凄く頭の悪い学校が舞台で、登場人物も頭悪そうな感じがしてならないんだけど…(笑)
 正直、「恋空」のせいで三浦春馬君は凄く頭の悪い奴にしか見えず、ここ最近の「ブラッディ・マンデイ」でやっとリハビリができて普通の男子に見えてきたくらいだ。
 この映画も観にいくのに時間がかかったのは、同じキャスト・スタッフによる連続ドラマも同時期に放映され、映画と連動した物語が展開しているので、とりあえず録画して観てからいこうと決めていたからだ。
 ところが、このテレビ版がベタな展開に慣れるまでに時間がかかってしまい、全部観るのに相当根性がいるので時間がかかってしまった。
 テレビと映画の連動は今までも色々行われているが、人気があって映画化以外は成功していない。
 何故なら、映画を観るために番組を観るのは面倒臭いし、放送日が決まっている番組を観ていないのに連動する映画を金払って観るわけもなく、この段階で実は相当な無理がある。
 しかし、この映画はこれから放送する内容の総集編という、普通なら今まで放送の総集編とは逆のパターンであり、結末はドラマでというある意味画期的なのである。
 何しろ、ドラマをそのまま映画にしているので、予算的には安くついたのではなかろうか。
 これが使い回しワンソースマルチユースってやつだね。
 出演は、「シャカリキ!」に出演し、堀北真希(B78-W58-H83)のパチモンの感じがしないでもない南沢奈央(B80-W58-H85)とTV「ハチワンダイバー」の溝端淳平。
 それ以外にもこれからを担いそうな若者が多数出演しているので、それを確認するのにはいいかも。
 その他にも「仮面ライダー響鬼」や「キバ」でお馴染みうさん臭い役をやらせればハマリ役の松田賢二が出ているので特撮ファンはチェックだ。
 実は、しょうもない話だなと思いつつも、まだセックスや妊娠など生々しいところがないのが救いと言えば救いで、時々共感できるところもある。
 しかし、無理な話展開を詰め込みすぎで、ここらへんをもっと整理した脚本と演出であれば、それなりにきちんとした作品になるのではないかと思ってしまう。
 韓国ドラマや大映ドラマみたいなベタな展開が逆に若者には新鮮なのか?
 ところで、予告編でお馴染みホテルの屋上から飛び降りる学生がいるけど、映画を観ている分には物凄く短い期間で完治している気がするのだけど、そういう世界観の話なの?
 この映画の一番いいのは主題歌で、これは拾い物。
 グリコが特別協賛なので、やたらめったらチョコレートを食べるシーンが多い。
 当然、携帯小説なのでドコモがついているので、携帯電話を使うシーンがやたらと多いのも言うまでもない。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月30日 (火)

「ラースと、その彼女」

Lars  雪に覆われた小さな田舎町に住む青年ラースは。純粋すぎるためか極端にシャイで、女の子とまともに話せない。
 そんな彼にできた彼女は等身大のリアルドールのビアンカだった。
 絶対にオリエント工業が協賛していて、劇場ロビーにはビアンカが展示されていて、パンフには通販でリアルドールが買えると広告が出ているとマジで思った。
 そもそもリアルドールって言うけど、ぶっちゃけダッチワイフのことで、日本なら「ドライブにも連れてって」のキャッチコピーでお馴染みラブちゃんと同じではないか。
 ちなみにラースはマジでドライヴにも連れていってたけどね。
 ただ当時のビニール人形とは全く違う。
 意外にこの手の負の技術というのはもっと評価されてもいいと思うぞ。
 そういえば昔リアルドールを皆で金を出し合って買おうという企画があったのだが速攻中止になってしまった。
 やっぱり使い回しというのにも抵抗があったが、よくよく調べると掃除というか「手入れ」が大変なのだ。
 話を元にもどすと、リアルドールをめぐる喜劇かなと思いきや、実は後半はシリアスな展開!
 そもそもど~考えてもギャグにしかならない話を、途中少し中だるみはするものの、納得できてホロリとさせるのはうまいと思う。
 いくらラースが心優しい青年でも、あんな人形を連れていたらあぶない人でしかないし、この映画のように周りの人が彼に話を合わせてくれるかといえば普通はありえない。
 どこまで行ってもファンタジーでしかないのだが、そこに至るまでの描写が丁寧なので、ありえそうだと思わせてしまうのが見事だ。
 リアルドールは性欲処理というより、内気なラースにとってはコミニュケーション手段の一つであり、実は会社の同僚がフィギュアや熊のぬいぐるみを大切にしているのもあまり変わらない。
 あ、ラースが熊のぬいぐるみを蘇生させるにはちょっと笑った。
 でも、熊のぬいぐるみのいやがらせは、持ち主の彼女が悪いわけで、自分がフィギュア野郎にやった仕打ちの報復で、ここまでひどいことはやってないと思っても人によっては感じ方が違うのだ。
 あと、意外にビアンカがかわいくて、膝の上に子供を乗せているのは絵的に笑えた。
 そういえば黒人のリアルドールはあまり売れないらしいぞ。
 主演は「きみに読む物語」のライアン・ゴズリング、
 監督はクレイグ・ギレスビー。
 街中の風景が奇麗で、これがファンタジーを成り立たせている要素でもあるのは言うまでもない。
 この映画を観て思ったのは「ちょびっツ」の実写化はちょっと厳しいことだな。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月29日 (月)

「ワールド・オブ・ライズ」

Worldoflies  危険な現場で活動する凄腕工作員と安全な場所から冷酷に命令を下すベテラン局員。
 対照的な2人のCIAのエージェントが 正体不明の爆破テロ組織のリーダーを捕まえるため、味方をも欺く嘘ハッタリをかましながら頭脳戦を繰り広げていく…。
 この映画を観て、どちらに感情移入ができるかによって、その人の今の地位がわかるというもの。
 パッと見、現地工作員の方がかっこいいけど、やっぱオフィスで指示出している立場の方がいいよなあ。
 予告編がやたらと面白そうなので観にいったが、世界を救う嘘みたいなことを言っているが、そんな話ではなくて、そもそもタイトルそのものが「BODY OF LIES」で、毎度お馴染み原題カタカナ表記でないことが嘘ってやつか?
 話はまあそれなりっつうかそんな凄い面白いかと言えばそうでもない。
 ただ監督がリドリー・スコットなので、映像的ハッタリがうまいのでそれなりに見ることができてしまうんだよなあ。
 でも同じようなネタなら弟の「スパイ・ゲーム」の方が面白い。
 出演は現地工作員にレオナルド・ディカプリオ、オフィスで電話で指示のベテラン局員にラッセル・クロウ。
 ディカプリオは「ブラック・ダイヤモンド」でもそうだが硬派路線を走っており、彼の童顔には似合わないと思う人もいるかもしれないが、自分は意外に硬派路線はハマリ役だと思う人が。
 ラッセル・クロウは肥えすぎだろと思うが、もちろん役作り…だよな。
 しかし、この二人が主役なのに、マーク・ストロング扮するヨルダン情報部員役の方がかっこいいし、行動も共感できるところがあり、実は陰の主役は彼なんだよなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月28日 (日)

「ティンカー・ベル」

Chinkaberu  「ピーター・パン」に登場するティンカー・ベルの誕生に秘められた物語で、「ティンカー・ベル ビギンズ」または「ティンカー・ベルはじめました」というタイトルがぴったりの昨今流行の誕生物だ。
 この映画の試写会募集の申込フォームに「ティンカー・ベルに出てくる好きな妖精は何ですか?」みいな質問があって、そんなに何匹も妖精がいるのか?と思ったのだが、映画を観て納得!
 水の妖精やら光の妖精やらいて、雰囲気としてはセーラー戦士とかプリキュア5のような状態。
 またこれらの妖精はきちんと「萌え」の要素があって、何だかんだいってもディズニーも日本のアニメを意識していることを実感した。
 ただCGアニメとしては同じ時期に公開されている「WALL・E/ウォーリー」の方が遙かにできが良く、それは制作サイドもわかっているので、キャラを中心とした展開になっている。
 ディズニーの女性キャラは長らく成人女性も胸の膨らみがなかったが、「ターザン」から胸の膨らみを出すようになっている。
 今回はさらなる女性の体を強調しているのだが、残念ながら胸の谷間の線を入れるのには至っておらず、これがディズニーの越えられない壁なのだと思う。
 今後ディズニーがやらなくてはならないのはフルCGの技術ではなく、胸の谷間であり、その先には乳揺れという最大の難関がある。
 日本であれば普通にテレビアニメで見ることができても、ディズニーには難しいことであり、これを越えればディズニーも新しい道が開くと思うのだが、まだまだ先の話か。
 意意外にキャラ萌えアニメというだけでなく話も面白かったのだが、4部作というのはどうよ?と思ったのだが、まあディズニーで毎度お馴染み残りはDVD販売のみとかになる可能性も大きいのではないかと思ってしまう。
 日本ではとりあえず販売前に申し訳程度に劇場公開というパターンか?

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月27日 (土)

「エグザイル/絆」

Exiled  おそらく歌のグループだと思って観にいこうと思った人が北半球には10人くらいいそうだが、それはそれで昨今流行のライヴ映画としてはありだと思うのだが、この映画はジョニー・トーの監督作品。
 返還目前のマカオを舞台に、ボスの命を狙った男を始末するためにやってきた男2人と彼を守るためにやってきた男二人。
 5人はかつては固い絆で結ばれており、のっぴきならない状態になっていた…。
 正にメキシカン・スタンドオフ状態で先の読めない状態が緊迫感を生む。
 しかし、この映画はそれだけではなく、ちょっぴり笑えたり男同士の泣かせる友情など男汁が全編に溢れている。
 銃撃戦も迫力満点!
 出演はアンソニー・ウォン、フランシス・ンなどをはじめ、ジョニー・トー映画のお馴染みの面々。
 アンソニー・ウォンの顔が藤田まことに似ていると思うのは自分だけ?
 香港ノワールに西部劇とロードムービー的要素を入れているのが新鮮な感じがした。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月26日 (金)

「死にぞこないの青」

Sinizokonainoaho  ここ最近映画化作品が多い乙一の小説が原作の学園ホラー。
 田舎を舞台に担任の先生に目をつけられたことから、理不尽な扱いを受けるだけでなく、クラス全員からいじめられる小学六年生の男子。
 そんな彼の前に現れたのは全身真っ青で傷だらけの不気味な少女だった・・・。
 実は谷村美月(B82-W56-H80)が出演しているので観にいったのだが、普通かわいい制服の女子高校生役の彼女を期待してしまう。
 ところが、これが全身真っ青で傷だらけのかわいいから程遠い役なのである。
 確かに某アニメの影響で包帯萌えの人はいるかもしれないが、そんな人でもこれは厳しいぞ。
 逆にこの役を引き受けた谷村は凄いと思う。
 あ、一応主演は「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」の須賀健太。
 彼は「釣りキチ三平」にも出演するそうで今から色々な意味で楽しみ。
 虐待教師役の城田優は意外にハマリ役で、彼のさわやかさが逆に腹黒さとギャップがあって面白い。
 監督は安達正軌。
 話を谷村にもどすと、結局、彼女は青いままで、この徹底ぶりに彼女の役者根性を見た。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月25日 (木)

「劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」

Gegege  メリークリスマスhappy01
 テレビや漫画ではやたらと盛り上がっているクリスマスだが、実際はどうだろう?
 イヴは好きな人と過ごさなくてはいけないとか、そのために独り者は恋人をクリスマスまでに作ろうとするとか、それってテレビや雑誌のネタ作りのためだけに言っているだけじゃない?(いやマジで)
 学生時代は冬休みに入る時とシンクロするから何となく浮かれるけど社会人は仕事だからなあ。
 それに天皇誕生日が23日になってから有難みがないわけで、まあ小さな子供のいる家はイヴェントとして大切だけど、それ以外は夜中に惰性で「明石家サンタ」観るくらいじゃね?
 ケーキだって今や四六時中食べることができるし、何も特別なものはないと思う。
 ただ、中学生になってもサンタクロースがいると信じている子供は適切な指導が必要だぞ。
 それに今年のクリスマス・イヴがいきなり飯島愛(B86-W56-H85)死亡の報道というのはちょっと悲しい。
 そんなクリスマス・イヴにぴったりな映画ということで、上映時間75分という手頃さも嬉しい「劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」えお観た…って意味のない前フリ長っ!
 漫画もアニメも10年以上続けば、その時観ていた子供が親になり、その子供に見せることに抵抗がない。
 それ以降も繰り返しになるので安泰だ。
 その典型的な例が「ドラえもん」だ。
 さすがに30年以上続いているので、三世代越えているので何の抵抗もなく、当たり前のように浸透している。
 「ゲゲゲの鬼太郎も2008年で40周年記念なんだよなあ。
 ところが時代によって鬼太郎のデザインも違うわけで、自分の場合白黒なんだけど、今の若者は夢子ちゃんのいる世代なんだよな。
 この映画の鬼太郎は今放送中の新作ヴァージョンで、すっかりさわやかな鬼太郎になっている。
 さらには猫娘が萌えの要素が強く、腰のラインなんか妙にエロい。
 こんなの鬼太郎じゃない!と言いたいが、時代によって変化しているので仕方ない。
 話は公式ホームページとか情報誌で確認してもらうとして、今愛が初の長編映画と聞いて意外な感じがした。
 また、京極夏彦が監修として参加し、6つエリアに分け、その地域でしか観ることのできない地域限定のご当地特別版を上映しとり、全部観たいなら全国を回らなくてはいけない。
 もっとも、そこの部分のみ差し替えなので、内容は当たり障りがないようになっている。
 おそらく、これはDVDの特典で全て観ることができるんだろうなあ。
 新しい鬼太郎は仲間と協力して動いており、自分の中では鬼太郎は一匹狼のイメージが強いのでちょっと意外だった。
 話はそれなりに面白いし、お子さん同伴のお父さんは昔と今を比べると面白いかも。
 しかし、「朝は寝床でグーグーグー」とか、「夜は墓場で運動会」「学校も試験も何にもない」って、今や妖怪ではなく、ニートやヤンキーのことだよなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月24日 (水)

「大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─」

Daijoubuda  「えっと、言いたいことは一つです。生きろ、生きろ、生きろ生きろ~

 予告のこのシーンを観て失礼だとは思ったが、正直かわいそうな人なのかと思った。
 実はCoccoは名前こそボンヤリ聞いたことがある程度で、歌も聞いたことがないし、顔も今回でやっと認識したような状態。
 そんな奴が何故この映画を観にいったかというと、是枝裕和が監督だから観にいっただけだ。
 内容はCoccoの全国ツアーを中心とした音楽ドキュメンタリー。
 ただし、フィルムコンサート的なものを期待すると超肩透かしなので注意!
 彼女の熱狂的なファンはどうか知らないが、ほぼ彼女に対しての知識が皆無で興味がない自分から見ると何か痛々しいものを感じてしまう。
 自分の世界ができていると言われればそれまでなのだけど、ど~も自分とは波長が合わないというか、ミュージシャンだからいいものの、これが職場にいたら不思議ちゃんでしかなく、ちょっと辛いだろうなあと思う。
 ごめんなさい、ファンの人には申し訳ないけど。
 沖縄米軍基地、青森六ヶ所村の核再処理などの話も盛り込んであるが、それが彼女と大きく関係があるとも思えず、何が言いたいのかよくわからなかった。
 物凄くCoccoファンでないと、是枝裕和監督作品だけの理由で観るのはかなり厳しいものがある。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月23日 (火)

「その日のまえに」

Sonohinomaeni  大林宣彦監督の映画は良い映画とつまらない映画の二種類しかなく、中間というのは存在しない。
 「転校生」や「時をかける少女」のような傑作もあれば「漂流教室」のようなどうしようもない映画もある。
 それは正に宝くじを買うようなものであるが、ここ最近はハズレっぱなし。
 しかし、当たれば感動も半端ではないので新作の度に観にいく人は多いはず。
 この映画は、何の病気か明確ではないが余命わずかの妻とその周辺の人が「その日」を迎えるまでを描く人間ドラマで、最近この監督は病気ネタがお気に入りか?
 正直、病気で身内を亡くしている自分としては、この手の余命少しものは好きではなく、ましてや自分自身が一度病気でえらい目にあったことがあって、その時感じたのは映画やドラマの病人はへたしたら普通の健康な人以上に元気なことで、病気にもよるけど、死ぬまでカウントダウン状態の人はやりたいことは静かに寝ていることが一番で、世界の中心にいったり生きている証しなんか残したりしたいと思わないぞ、いやマジで。
 まあだからこそ病気ネタは泣かせるのは手っ取り早いんだけどね。
 この映画は病気の妻が夫と思い出巡りをしたりして、健気な妻の精一杯の生きざま大林節全開で見せていく。
 セリフ回しとか、わざとチープな特撮とか大林監督の伝統芸を楽しむことが重要であり、これがダメだと長い上映時間が大変辛くなってしまうのだ。
 宮澤賢二ネタはちょっと狙いすぎかなあ。
 正直、大林監督もわかってやっているし、もはや何やってもOKの人なので、観客もそれがわかっていれば問題なし。
 ただ自分はもうちょっと食傷気味かな。
 ただ「転校生 さよならあなた」「22才の別れ」よりは面白かったけど。
 主演は南原清隆と永作博美(B82-W58-H84)。
 共演は毎度お馴染み大林映画面々だ。
 ナンチャンを映画で観るのは「ナトゥ/踊るニンジャ伝説」以来か?(実際はどうなんだろう?)
 永作はもうすっかり映画女優だな。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月22日 (月)

「地球が静止する日」

Omosirosagaseisisuru  観てきました「地球が精子する日」いや「地球が静止する日」。
 おそらくこんな無理な変換をしている人も多いと思うが、「子宮が精子する日」までいくと何が何だかわからないぞ。
 あと「ジャイアント・ロボ」ネタも禁止ね。
 1951年のSF映画の古典「地球の静止する日」をリメイク。
 ここ最近テレビ番組の映画化と往年の作品のリメイクばかりは日本だけでなく世界中どこでも共通のようだ。
 この映画も有名ではあるものの今更映画化するようなものかどうかは疑問だ。
 大方の予想通り特撮シーンがCGを駆使して50年以上前に比べたら良くなっていた。
 ゴートがよりリアルになってペプシマンになってしまったのはご愛嬌だ。
 まあ、これは当然の話で特撮が前よりショボくなるわけがない しかし問題は話だ。
 宇宙人が環境破壊をやめないと人類を抹殺すると警告(前は核兵器の放棄)という今更感の強い話を現在に成り立たせるのには相当な演出がいるのだが、この映画はいさぎよいくらいのひねりがなく、演出が古臭いまんまなのだ。
 特撮シーンさえ凄ければ話なんかどうでもいいよと思っていたが、見所が予告編で全て見せているトホホな状態だった。
 主演のキアヌ・リーヴスは毎回微妙な映画ばかり出ているのでもう少し考えた方がいいと思うぞ。
 共演はジェニファー・コネリー、キャシー・ベイツ。
 ジェニファー・コネリーの巨乳ってどこへいったの?
 子役のジェイデン・スミスはウィル・スミスの息子だそうで、役柄とはいえいけすかない奴だ。
 彼がマコーレ・カルキンのようにならないように祈る。
 監督はスコット・デリクソン。
 しかし、この映画が面白くなくてもそれほど気にならないのは、予告編の「ドラゴンボール」がかなり地雷臭がしたので、その衝撃に比べたらまだマシだったからかもしれない。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月21日 (日)

「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」

K_201 K_202   北村想の「怪人二十面相・伝」が出た時にすぐに買って読んだのだが大変面白いと思った。
 江戸川乱歩の原作をもとに独自の解釈をしたもので、怪人二十面相が存在するための理由をもっともらしく描いており、特に変装の概念には感心したことがある。
 変装といえば「ルパン三世」の影響か(実は「スパイ大作戦」の方が古いのだが)、顔にマスクをかぶってベリっとはがすというのが定番なのだが、実際にやってみると不可能で、顔は一回り大きくなるし、表情があまりにも不自然で、映画やドラマはOKでも現実はどこまで頑張っても東急ハンズのパーティーグッズのかぶりものにしかならない。
 ところが、この小説の変装の概念は、マスクをかぶるというものではなく、人のイメージを利用して予めそういう人間を仕込んでおくというものだった。
 これには納得するものがあった。
 この原作を、バットマンのようなプロダクションデザインで映画化して欲しいと思ったが、今やっとその夢が実現して嬉しい限り。
 映画は第二次世界大戦を回避した架空の日本が舞台になっている。
 原作と同じように大正時代から始まるのかと思ったがそういうわけでもない。
 まあ確かに原作通りの大正の時代からだと難しいかもしれない。
 かといって現代を舞台にすると怪人二十面相の存在を描くと安っぽくなりがちで、やはり江戸川乱歩の原作の時代設定が夜は外灯がなければ真っ暗で、浮浪児がたむろしている時代であり、だからこそ「怪人」という存在が成り立つのだが、色々と制限も多いので、そう考えると架空の日本でレトロフューチャーな世界で正解かもしれない。
 ちなみに今は一部の図書館では江戸川乱歩の小説が書庫にあっても表にはないそうな。
 ポプラ社のホームズ、ルパン、江戸川乱歩の小説は図書館の子供用のマストアイテムじゃないのか?と思ったが、なんと今や江戸川乱歩の小説は時代劇の域に突入しており、今の子供にはよくわからないことが多く読みにくいらしい。
 もうそんな時代になっているのか~。
 話は二十面相に嵌められ、濡れ衣を着せられた曲芸師の男が、自らの汚名をそそぐべく奔走するという話で、原作はベースにしてあるがほとんど別物と言っていいかもしれない。
 映画はバットマンやスパイダーマンを一生懸命パクリましたみたいなところもあって、これはこれで面白かったしアクションもそれなりに迫力があってよし。
 ただギャグパートは少しスベリ気味だ。
 上映時間が少し長すぎるので、もう少し余分なところを切ってテンポ良く見せるべきだったかもしれない。
 出演は金城武、仲村トオル、松たか子(B85-W59-H85)。
 金持ちの令嬢役の松たか子がかわいいので注目!
 個人的には二十面相は団時朗にも演じて欲しかった。
 監督は佐藤嗣麻子。
 気楽に観ている分にはそれなりに面白いのだが、個人的には原作通りではなかったのが残念!
 正直、原作の方が話も練られていて、江戸川乱歩ファンも取り込めるし、知られざる怪人二十面相の歴史物のような面白さもあって良いと思うのだけどなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

 

2008年12月20日 (土)

「ブロークン・イングリッシュ」

Broken_english  30代・独身。親友は自分が紹介した相手と結婚、男性との付き合いがうまくいかない、親には行く末を心配されている。
 そんな彼女の前に現れたのは情熱的なフランス人(年下)だった。
 彼を好きになっていく彼女だが、彼は突然フランスに帰ることになってしまった…。
 2008年の流行語に選ばれたアラサーやらアラフォーといわれる人達をターゲットにした宣伝展開だが、基本設定がレディースコミック系なのに、妙に生々しく痛い展開なので、映画を観て気分一新したいとか思う人にはあまり向かないと思う。
 監督はジョン・カサヴェテスの子供であるゾーイ・カサヴェテス。
 物凄い娯楽作品ではなく淡々と進んでいく。
 ちなみにこの監督の母親がジーナ・ローランズだそうで、この映画にも出ているが年はいってもかっこいい!
 主演のパーカー・ポージーは、30代のイケてないいかにもいそうな感じのナイスキャスティングだと思う。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月19日 (金)

「バンク・ジョブ」

Bankjob  銀行強盗先で、イギリス王室のスキャンダルを知ってしまった実行犯達は、政府高官、裏社会の顔役、汚職警官らに狙われるハメになってしまう。
 八方塞がりの彼らに起死回生のチャンスはあるのか?
 1971年にロンドン・ベイカー街のロイズ銀行で発生した大規模な貸金庫強奪事件は、最初はトップ・ニュースとして大きく報じられたが、その後事件は一切報道されなくなってしまった。
 それはイギリスで今まで数回しか発令されていないD通告(国防機密報道禁止令)による完全な報道規制がなされたためではないかと言われているが真実は闇の中である。
 この映画は、事件を綿密に調べて作り上げたフィクションである。
 随分前からこの映画の話は聞いていたが、公開されるとは思わなかったので、やっと観ることができたのは嬉しい限り! 
 凄いのはイギリス王室ネタ、それもあまりにもスキャンダラスな話を映画化してしまったことだろう。
 例えば、これを日本で皇室に置き換えてできるかといえば無理な話である。
 最初は銀行強盗が成功するかどうかがメインの話だと思っていたが、実はそうではなく、その後の複数の組織と思惑が入り乱れてた攻防がメインであり、ドンパチがあるわけでもないのに手に汗握る展開!
 これだけの人の出入りがきちんと整理されているのは重要である。
 また、この手の映画だとカットバックや分割画面などを映像効果を使って描くことが多いのだが、この映画は正攻法で演出しており、わかる人にはわかる70年代の映画の雰囲気が出ており、少し懐かしいものがあった。
 もちろん、これは古臭いという意味ではない。
 主演は「トランスポーター」シリーズなど、アクションのできるハゲでお馴染みのジェイソン・ステイサム。
 2008年の秋は「デス・レース」も公開されて、すっかりジェイソン・ステイサム祭り状態だ。
 監督は「13デイズ」や「世界最速のインディアン」のロジャー・ドナルドソン。
 これ程面白いのにあまりにも少ない劇場数で公開なのは残念だが、近くで公開されたら迷わず観るべし!

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月18日 (木)

「空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―」

Sukuinotubasa  航空自衛隊の航空救難団初の女性救難ヘリパイロット奮闘を描いたレスキューアクション!
 自衛隊が全面協力しているためか自衛隊のPRっぽくなっているのが気になるが、自分としてはその分、自衛隊の航空機などを大きなスクリーンで見ることができて大満足!
 え?お話ですか?
 まあ、話は新人ヒロインが頑張ったり落ち込んだりして、時々かっこいい(?)スローモーションがあったりする定番の話で取り立てて何というわけでもない。
 一応、2006年に放送されていたアニメ「よみがえる空 RESCUE WING」の実写版ということになっているのだが、正直アニメの方が遥かに面白い!
 実際の航空機を使っていると思うのだが絵的なケレン味がなくて、アニメだからというわけでもないが、アニメの方が絵的にかっこいいなあと思ってしまうことがある。
 主演は映画初出演で亡くなった父親が本当に自衛官の高山侑子(B85-W56-H86)。
 話ができすぎだろうと思ったが本当の話らしい。
 監督は「戦国自衛隊1549」「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の手塚昌明。
 すっかり自衛隊関係の映画御用達の映画監督の感じが強いが、この映画はゴジラの出ていないゴジラの映画みたいだった。
 とりあえず自衛隊機を見る分にはOKの映画かも。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月17日 (水)

「劇場版 BLEACH ブリーチ Fade to Black 君の名を呼ぶ」

Beach  いつの間にか、「BLEACH ブリーチ」も冬休みの定番になっていて劇場版第3弾だよ。(ちなみに夏休みの定番は「NARUTO」か?)
 さすがに「ドラえもん」程定番が浸透しているわけでもないが、劇場は結構混雑していた。
 今回は尺魂界の中心である瀞霊廷が巨大な霊子爆発を起こして壊滅!
 さらにルキアの身に大きな異変が起きていた…。
 知らせを聞いた一護はひとり立ち向かうが、尺魂界の死神たちは一護とルキアに関する記憶をなくしていた…。
 瀞霊廷を壊滅させた犯人として追われる羽目になった一護は行方不明のルキアを探しながら事件の真相を追究しようとする…。
 たたみこむように事件が発生し、アクションも盛り沢山!
 何故一護だけルキアの記憶があるのかという理由がシリーズならではの理由付けでうまいと思った。
 ゲスト声優は平野綾(B83-W53-H84)と神谷浩史。
 まあ、ここ最近は平野綾を入れておけばOKみたいな感じがするけど。それも興行成績を上げる手段か。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月16日 (火)

「天国はまだ遠く」

Tengokuhanadatoku  自殺を決意し都会から静かな田舎町へとやって来たヒロインが、山奥で旅館を経営する青年との出会い癒やされていく…。
 予告編の「襲わないで下さい」のセリフが自分的にツボだったので観にいった。
 瀬尾まいこの小説を映画化だが自分は未読。
 「幸福の食卓」の時も映画観た後に小説を読んでしまったから、自分の中ではこの作家とは波長が合うのかもしれない。
 この映画も観た後に小説が読みたくなってしまった。
 淡々とした展開が良く、ヒロインと旅館の青年の会話のボケツッコミのような会話が面白く、実は自殺とか重いテーマを描いているのに必要以上に深刻になることもなく、登場人物だけでなく、観客も癒されていくのだ。
 また食べ物がどれも美味しそうで、この映画に出てくるような朝食が食べたいものだ。
 一泊千円ならこんな田舎暮らしもいいなあと思ってしまうが、自分の場合、映画館がないと辛いので最大3日が限界かなあ。
 主演は加藤ローサ(B83-W58-H85)とチュートリアルの徳井義実。
 意外に徳井義実がいい男なのには驚き!
 監督は「夜のピクニック」の長澤雅彦。
 あまり使いたくない言葉だが、それでも「癒し」という言葉がしっくりくる映画なのだ。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月15日 (月)

「劇場版MAJOR メジャー 友情の一球(ウイニングショット)」

Photo  「こち亀」が「週刊少年ジャンプ」最大長期連載の漫画だとすると「週刊少年サンデー」は「MAJOR」だろう。
 ず~っと「犬夜叉」だと思っていたのでちょっと意外だった。(まあ「犬夜叉」も連載終了したわけだが)
 「MAJOR」がアニメ化すると聞いて驚いた覚えがある。
 あの長い、それも野球漫画をどうやってアニメ化するのか?
 いや、それ以前に萌え全盛期の時代に、あんな泥臭い話が受け入れられるのか?
 自分としては疑問だったが、それは見込み違いで、さすがにNHKが作るだけあって、意外にも良質な作品となり、視聴率もそれなりにあるという。
 野球漫画といえば「巨人の星」や「ドカベン」のような根性と体力だけで乗り切るような話は過去の話らしい。
 今や「大きく振りかぶって」のように戦略にこだわる時代なのだろう。
 しかし、映画化するようなものか?
 さすがにNHKのアニメだけあって宣伝もできないし厳しい。
 そうはいいながら「カードキャプターさくら」の映画化の時は小さなお友達から大きなお友達かまで長蛇の列だった。
 とりあえず「メジャー」を初日に観にいったのだが、「カードキャプターさくら」の時の異常さはなかったが、それなりの客入りだった。
 今回の劇場版は、原作で語られなかった空白期間である主人公・吾郎の少年時代が明らかにされ、何故なぜ、吾郎はサウスポーになったのか?を描いている。
 これが意外にも良くできていて、ジャンプ系のアニメだと押し付けがましい友情・根性の話になるのだが、この映画はそうではなく、自然の流れの中でそれらが語られており、また原作もアニメも知らなくてもわかる作り(そんな複雑な設定はないが)になっている。
 野球シーンが効果とかで逃げずにきちんと描かれているのには感心した。
 たかだか少年野球ごときで悔いを残したくないからといって、これからの人生が長いのに右腕を壊したりするのは疑問だが、肩を壊し失意にある吾郎への義父の言葉が泣けた。
 この手の劇場版のお約束として声のゲストとして、蓮佛美沙子(B80-W56-H83)、エド・はるみ(B83-W59-H84←「キネマの天地」出演時)、世界のナベアツが出演!
 エド・はるみとナベアツは当たり障りのない箇所での登場だし、エド・はるみは「ヤッターマン」に出た時に意外にうまかったので良いのだが、問題はがっつり話に食い込んでいる役の蓮佛美沙子だろう。
 ど~贔屓目に考えても下手すぎだろ!
 「ケロロ軍曹」の福田沙紀(B79-W58-H80)もたいがいだったけど、それに輪をかけてひどい。
 つうか、この娘って(個人の好みはあるとしても)物凄くかわいいわけでもないし、何故こんなに全面に出てくるの?
 大人の事情があるのかどうかはわからないけど、ちょっとひどいぞ!
 まあ、それ以外は真っ当な良作アニメなので、冬休みに家族で観るにはオススメ!

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月14日 (日)

「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」

Shinealight  もはや伝説となっているのに今でも活動を続けているザ・ローリング・ストーンズ
 そのドキュメンタリー映画の監督がマーティン・スコセッシとなれば、さぞかし結成から現在までを時代背景を考えながら描いていくと思ってしまうが、実は純粋なライブ・ドキュメンタリーで、どちらかといえば昔よく市民会館で観たようなフィルムコンサートに近い。
 ストーンズといえば日本に来る時もそうだが、とてつもない大規模なライヴになってしまう。
 この映画ははストーンズとしては「小規模」である収容人員2,800人のビーコン・シアターでのライヴを撮影したらしい。
 撮影場所が変更になったり、本番直前までリストが来ないと大騒ぎしたりして、ストーンズとスコセッシとの攻防があるのだが、おそらくこれは演出だろう。
 時々インタヴューや昔の様子が入ってくるが、基本的にはライヴが中心の構成で、さすがに18台のカメラを使用しているだけあって、昔のフィルムコンサートとは違って迫力がある。
 しかし、何よりも60歳を越えて爺さんと言われても仕方ないのに、あの異常なパワーはどこから出てくるんだろう?
 特にミック・ジャガーの歌う踊るのを見ると薬やっていると言われても仕方がないくらいだ。
 これが世界第一線の凄さだということを実感した。
 この映画をただのライヴDVDを家で見ているのと変わらないという人もいるかもしれないが、それは否定はしない。
 だけど、やはり大音響で彼らの音楽を聴くことができるし、普通にライヴに行くと豆粒位の大きさの彼らを大画面で見ることができるのは貴重ではないか?
 劇場は意外に人が入っていて、おそらくファンだと思われる気合の入った年配の人もいた。
 体を揺らしたり足を鳴らしたりしている人もいたし、中には歌を口ずさんでいる人もいたが、この映画に関しては許す!

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月13日 (土)

「D-WARS ディー・ウォーズ」

D_wars  韓国の伝説で、500年に一度、運命の女性を巡って正邪の戦いが勃発し、人類が滅亡の危機に直面するというのがあって、その鍵を握る男女が何故かアメリカ人で、伝説は現実化し、ロスに怪物がやってきて壮絶なバトルになってしまう。
 怪獣映画と言えば、ゴジラやガメラを中心に日本映画の伝統芸であるが、外国でもその手の映画がないわけでもない。
 ただ、怪獣への考え方が微妙に違っており、日本は自然災害に端を発した神がかり的なものがあるのだが、アメリカはあくまで巨大生物なのである。
 そのため、「GODZILLA」に違和感があったのは、映画としてつまらないだけでなく、怪獣の考え方が違うからだ。
 それでは韓国はどうか?
 どちらかといえば日本とアメリカの中間に近い思想なのだが、根本的な文化の違いがあるので全く同じとはいえない。
 そんなわけで、アメリカでの市場を視野に入れたのかどうかはわからないが、「D-WARS ディー・ウォーズ」はアメリカが舞台で、出演者もアメリカ人の韓国怪獣映画。
 韓国での太古の伝説が妙に浮いており、せっかくの話の導入部なのにここから話が破綻しており、うだうだのまま終わってしまう。
 肝心の怪獣が実はツチノコみたいな蛇で、顔がゴジラに似ていて、頭の後ろにある模様が、ど~見ても平成ガメラの甲羅なのである。
 「WXⅢ」まんまの「グエムル」の国なので、パクリはお手の物ということを改めて実感した。
 「グエムル」はまだ韓国が舞台なので違和感がないが、この映画はアメリカなので何もかも違和感があり、昔の映画によくあった外国人が作る日本が舞台の映画に感覚が似ている。
 監督は「怪獣大決戦 ヤンガリー」のシム・ヒョンレ。
 結局、韓国映画の怪獣ものでそれなりに面白かったには「グエムル」かなあ。
 次は「ブルカサリ」かな…ってあれは韓国のお隣の国の映画か。
 ただ怪物よりも群衆シーンの尋常でない人の数は迫力満点なので必見!
 あ、「D-WARS ディー・ウォーズ」はDVDでも十分。
 いやむしろDVDは早送りやチャプターがあるだけマシだよ。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月12日 (金)

「斬~KILL~」

Kill  今でこそネットで動画配信など当たり前の世界で、映像作家はそお気になればすぐに自分の作品を世界に発表できてしまう。
 ところが、昔はどこかの会場を借りて上映会がちまちまと行われていた。
 自分も若い時期は時間はあったし世間知らずでもあったので、そういう上映会に行ったこともあるのだが、面白い作品に出会えるのは99.9999%、NASAの安全基準と同じ確率でありえない。
 物凄いボーダーラインを下げたり、その時に上映される作品の相対的な比較で面白いとかマシだと思うことが多い。
 よく、自主映画作家の人が他の自主映画を観て勉強するといっているが、確かに悪い例はわかるが、基本的に商業映画の劣化コピーが多いので、それだったら普通に商業映画を観た方が良い。
 ところが、商業映画なのに、ダメ自主映画レヴェルの作品があるので困ってしまう。
 それが、「斬~KILL~」だ。
 押井守が総監督で、チャンバラをモチーフに4人のクリエイターによるオムニバス映画で、最大の売りはやはり押井守が参加していることだろう。
 少なくともそれだけで観にくる人は多いはずだ。
 ところが、これがどれも死ぬ程つまらなくて、観ているうちに昔の自主映画の上映会を思い出してしまった。
 そんなわけで、とりあえずそれぞれの作品の感想を少しだけ。

「キリコ」辻本貴則監督作品

 姉を殺され、自分も瀕死の傷を負った妹の復讐話。
 高校生が考えるような話で、最初からこれはかなりきつい。
 アクションができる水野美紀(B80-W58-H87 )の無駄遣いとは正にこのこと。


 「こども侍」深作健太監督作品

 転校先の同級生のいじめを止めたためにクラスのリーダーと対立する小学生の話。
 サイレント映画で活弁方式もよくあるので今更感が強いが、これは4本の内でまだ観ることができる方。


 「妖刀射程」田原実監督作品

 妖刀と呼ばれる二振りの刀を手にした兵士の話。
 物凄く期待したんだけどなあ。
 意外に尻すぼみ。


 「ASSAULTGIRL2」押井守監督作品

 美しい草原にいる白い格好の女を、黒い格好の何者かが襲い掛う。
 一応、押井監督の名前で売る企画なのでトリは彼の作品なのだが、これが4本の中でぶっちぎりのつまらなさで、「アヴァロン」のような色彩とか相変わらず。
 いやもう皆そろそろ押井監督は実写の才能はないことを知るべきだと思うぞ。
 アニメも原作などで制限をかけたものにして、完全に自由にやらせると本当に違う意味で自由な作品を作るからさ。


 いや~もう、ビデオ好きな親父が酒を飲みながら自分らの作品をプロジェクターで観ているんじゃないっつうの。
 正直、もっとチャンバラの面白さがあるかなと期待していたのに、ここまでつまらないとは思わなかった。
 今年色々観たけどオムニバスに面白いものなしだな。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月11日 (木)

「DISCO ディスコ」

Disco  若い時は体力があってあまり深く考えないし、なまじ時間があるので、バンド組んだり、同人誌作ったり、自主映画作ったり、ダンスぬ夢中になったりするのだが、中にはプロになる人もいるだろうが、大抵の人は就職だったり結婚だったりでどこかで見切りをつけなくてはならない。
 そして実は人生のピークがあの時だったと振り返るわけだ。
 この映画の主人公もかつてのダンスフロアの帝王だったが、今や無職で過家庭は崩壊の40歳の中年で、優勝商品の旅行券で息子をオーストラリアに連れて行くために、かつての仲間とダンスコンテストに出場するのだ。
 これはかつての若者から観ると実に共感できる反面痛い。
 皆さんの職場にもいませんか?
 かつては、バンドマンだったり、作家だったり、ダンサーだった人が。
 今や微塵もそんな片鱗を見せないが、皆、昔の思い出を胸にしまって黙々と働いているんだよねえ。
 ただ、この映画に出てくる中年親父は、よくありがちないつまでも役者志望とか、メジャーデビューを夢見るバンドマンとかではないので安心!(無職だったり家庭崩壊という個性的なところもあるが)
 中には「俺はそんな大人にはならねえ」と言っている若い方もいらしゃるだろうが、間違いなくそんな大人になる可能性は大きい。
 何故なら世の中の半分以上がそんな大人ばかりで、そんな大人になるためにも相当な努力がいることを若い時代はわからないのだ。
 この映画はそんなしょっぱい思いをさせられるところもあるのだが、それ以上に懐かしのディスコミュージックに泣かされる。
 ビージーズやアースウィンド&ファイヤー、ドナ・サマーの歌を劇場の大音量で聞けるだけでも嬉しい限り!
 そして改めて「サタデー・ナイト・フィーバー」が後に音楽やダンス、若者文化に相当な影響を与えたことを感じた。
 そうはいいながら、多くの人が勘違いしているが、「サタデー・ナイト・フィーバー」はダンス映画というよりも青春映画なんだよね。
 郷ひろみのトラヴォルタの吹替は良くなかったことを思い出している人は絶対に35歳以上だ。
 主演はフランスでは有名なコメディアンらしいが、ここ最近の日本のお笑いも疎いのにフランスの芸人なんか知る由もない・・・・っていうか、この映画がフランス映画なのが意外だ。
 それよりもエマニュエル・ベアールがダンスのインストラー役で出ていることに注目したい。
 「愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン」で出てきた時にかわいいなあと思っていたが、いまやすっかり40歳を越えているのに、このかわいさは異常!
 この映画の彼女の魅力は尋常ではない。
 残念なことに、話がとっちらかっているし、意外にユルい展開が残念!
 何が何でもダンスコンテストで優勝しなくてはならないというような緊迫感はないんだよね。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月10日 (水)

「最強☆彼女」

Saikyo  幼い頃から武術の天才の名をほしいままにしてきた女子大生が、好きな男ができて、強い女はモテないと思い、武術をやめて普通の女子っぽく生きることを決心する。
 しかし、彼女は武術のエリートであり何としてでも後を継いでほしいと思っている父親は、彼女の幼なじみを送り込み、武術の世界に引き戻そうとする。
 一方、そっち方面の世界では長老たちが次々と襲われていた…。
 主人公が武術の達人で、学校へ行く時も「さるとびエッちゃん」のように家の屋根の上を飛びはねていく。
 バトルのシーンは「グリーン・ディスティニー」くらい飛びまくっている。
 彼女の最初に所属しているクラブが怪力部という何をしているサークルかよくわかない。
 設定がよくわからないまま進んでいくが、実は字幕の限界?それとも韓国では説明しなくてもわかっていることなのか?
 ヒロインの憧れの先輩と幼なじみの間で心が揺れ動くのかと思いきや、意外に後半は幼なじみとの話が中心で、先輩なんかそっちのけになってしまう。
 過剰なパワーを持つところなど「少林少女」を思い出すが、まああれに比べるとまだマシかな。
 監督は「猟奇的な彼女」や「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨン。
 う~ん、やっぱりこの監督は女を撮らせれば凄いのだが、女中心に映画が回っているので、話もそうだが、男優なんかそっちのけなんだよな。
 そうはいいながらも、ベタすぎる韓国映画が多い中では、これはまだ良い方ではないかな。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 9日 (火)

「東京残酷警察」

Tokyo  近未来の東京は民営化された警察と肉体に改造を施したミュータントとの戦いが繰り広げられていた…。
 警察の民営化ネタは「ロボコップ」以来今更感もあるが、何でもありの設定にするのなら一番手っ取り早い。
 そういえば、昔、国鉄がJRになり、電伝公社がNTTになった時、「近い将来は国立大学も民営化するかもしれないな」と言っていた奴がいたが、それはただの私立大学だっつうの。
 さて、何でもありのお膳立てが揃っているのに、この映画は残酷シーンが延々と続くところにポイントがあるだけで、話も面白くないし演出もウダウダ。
 それなのに上映時間がやたらと長い。
 いやだからこそ上映時間が長く感じられるのか。
 「片腕マシンガール」に続きアメリカ資本で製作された逆輸入作品らしいのだが、こんなのばかりでも困ってしまう。
 「片腕マシンガール」は、面白かったし、メジャーにない心意気みたいなものを感じたが、この映画は制作している身内が面白いと思っているが、見ている方(特に自分)の心と全くシンクロしていない。
 主演は「オーディション」でキチガイ女を演じたのしいなえいひ(B82-W59-H84)。
 彼女ってスタイルはいいんだけど、目は一重瞼っぽいし、典型的な外国人の考える東洋美女なんだなあ。
 監督は特殊メイクや特殊造型が本業の西村喜廣。
 本作品が初監督らしいのだが、どちらかというと本業方面に力が入り過ぎているので、演出をがんばってほしい

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 8日 (月)

「特命係長 只野仁 最後の劇場版」

Tokumei  テレビへの広告が減っていく現在、テレビ局としては新しい金銭収入の道を見つけなくてはならない。
 その一つとして映画制作があり、最近やたらめったらテレビ局関係の映画が多いのは、コンテンツを持つためだけでないのだ。
 そうはいいながらも、「相棒」と「特命係長」の映画化にはちょっと意外だった。
 両作品とも家でのほほんと見ている分にはいいけど、わざわざ金払ってまで見るものでもないでしょ?
 ところがいざ劇場に行くと「相棒」は意外に入っているんだよね。
 じゃあ、「特命係長」は?
 初日に劇場に行ったのだが、自分の行ったシネコンは思ったより空席が目立っていた。
 今更ながら説明すると「特命係長 只野仁」は、高橋克典主演の大ヒットTVシリーズで、大手広告代理店の窓際係長、しかし実は社内外のトラブルを秘密裏に解決する会長直属の特命係長・只野仁が活躍する話で、原作は柳沢きみお先生の漫画。
 別に昼間にダメ社員を演じる必要ないじゃんというツッコミはなしね。
 柳沢先生は、コミックスを買うまでには至らないが、床屋や定食屋にあると読んでしまう類いの漫画で、意外に映画化やドラマ化されている。
 個人的には「大市民」が好きなのだけど、これは映像化は難しいだろうなあ。
 話しているだけだし。
 最後の劇場版(最初の劇場版でもある)は、社運をかけたイベントのメインキャラクターをつとめる人気グラビアアイドルに脅迫状が届いたため、只野は彼女の護衛と身辺調査の特命を受けるというもの。
 このグラビアアイドルを演じるのが「仮面ライダー電王」のナオミさんを演じていた秋山莉奈(B83-W57-H88)で、オシリーナと言われるだけあってお尻を強調していたことは言うまでもない。
 その他に西川史子(B76-W58-H85)、赤井英和、K-1のチェ・ホンマンが出演。
 西川先生はベッドシーンまでこなすがんばりようだ。
 無駄なオッパイ要員もいるが、昔のテレビってこんなんだったよなあと思って少し懐かしかった。
 基本的にテレビ・シリーズと同じノリなので、ある意味安心して観ていられるのだが、金払って観る密度かというと微妙なものがある。
 まあ、こういう映画は観客が沢山いて、でかいスクリーンでテレビ局観ている感覚で楽しむのが正解だろう。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 7日 (日)

「252 生存者あり」

252  関東に直下型地震が発生して数週間後都心の機能は回復しつつあったが、地震の影響で海水温度が急上昇し、太平洋上に巨大台風が発生!
 巨大な雹や高潮による洪水が凄まじい勢いで都心を襲う!
 必死に救助活動をする東京消防庁のハイパーレスキュー隊。
 一方、新橋の地下に元ハイパーレスキュー隊員を含む数人の人間が閉じ込められていた。
 彼らを救う時間は18分!
 ちなみに252というのは、まだ1回もストレートが出ていない(2008年12月6日現在)ナンバーズ3の番号ではなく、「生存者あり」を示すレスキュー信号のことらしい。
 ハァ~(溜息)なんだかなあ。
 壮大な話なのに、やっていることは超身内の話でツッコミ所満載!
 物凄くご都合主義で、それを感じさせない演出ならいいのだが、そうでもないので観ていて辛いものがあった。
 そもそも2・5・2で音を出せば救難信号だから助けが来るって、別に根拠があるわけでもなく決めつけなんだよなあ。
 最初の洪水シーンとかはそれなりの迫力なのだが、その後は単なるユルい密室劇で、かといって極限状態の心理状態というより、どちらかというと登場人物の過去の話が中心。
 見所(?)であろう18分の救出劇もヘリコプターが使えるのが18分というだけで、見ていると別にヘリを使わなくても良さそうだし、時間との競争なのに話し込んでたりしているので緊迫感なし。
 さらにラストは・・・・・感動で締め括らなくてはならないのに笑わせてどうする?
 つうか、これだったら救助なんかいらんだろ、いやマジで。
 主演の伊藤英明は「海猿」でも同じような役なので、またかというイメージが強い。
 その他に内野聖陽、山田孝之、オダギリジョーの嫁・香椎由宇(B82-W60-H88)、桜井幸子(B78-W57-H82)が出演している。
 監督は水田伸生。
 この人の「舞妓 Haaaan!!!」は面白かったんだけどなあ。
 フジテレビの丸いアレが壊れて浮いているところに制作側の日本テレビの意地を見た!
 やっぱり、この手の映画はもっと勢いよくハッタリをかまさないとダメだなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 6日 (土)

「WALL・E/ウォーリー」

Walle  人類のいない地球で700年もの間働き続けるゴミ処理ロボットのウォーリー。
 長い年月の中で、いつの間にか感情を持ちはじめてゴミの中から(自分なりの)宝物を見つけてコレクションにしたり、夜はビデオを観ていたりしている。
 ある日、ウォーリーの前に白く輝くロボット・イヴが現われる。
 イヴのを好きになったウォーリー。
 しかし、イヴは宇宙船に連れていかれてしまい、彼女を救うためウォーリーは宇宙へ旅立つのだった…。
 今までのピクサーのアニメとは少し毛色が違うが、SF映画としてはかなり傑作!
 しかし、それ以上に恋愛映画としては屈指の完成度の高さである。
 何しろ、人間の男女ではなく、ロボットの恋愛なのだ。
 それも人間の形ではなく作業用なのだ。
 ところがきちんと成り立っているし、観ていて共感が持ててしまう。
 また恐ろしいことに、セリフがほとんどなく、普通ならナレーションや独り言をぶつくさいいながら状況説明をするのだが、それを動きで見せていく。
 さらにはロボットなのに微妙な動作で表情を感じることができることに衝撃を感じた。
 さすが、ピクサー!
 今やCGアニメは珍しくもなんともないのだが、ピクサーはその最先端である。
 しかし、それは技術だけでなく脚本や演出によるものが大きく、ここ最近は技術的にはアニメというより実写に近くなってきているのだが、それでもアニメ的表現が飛び抜けているからだ。
 自分がこの映画で最も感動したのは、宇宙に出たウォーリーが土星の輪を手で触れるところで、このイマジネーションを映像化してしまったのは凄いと思う。
 一方で機械に頼りすぎて人間が動かないため太っているというSF警告ネタも深刻にならず押し付けがましくないのも良い。
 小ネタだが、ウォーリーの太陽電池充電完了の音がマッキントッシュの起動音というのが笑える。
 そういえば、ビデオを観るモニターもipodだった。
 大変良い作品なのだが、ほとんど会話がなく、その分映像に情報量が多いので相当集中して観なくてはならないので、今までのピクサー作品と同じような感じで子供を連れていくと途中でへこたれてしまうかも。
 もちろん、テロップの洪水のテレビ番組にどっぷ漬かっている人も同様なので、そんな人は途中で話したり携帯をいじりだす可能性が大きいので劇場に来ないように!

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 5日 (金)

「秋深き」

Akifukaki  真面目な中学教師とホステスが結婚!
 不器用ながらも幸せに生活する二人だったのだが、妻が乳癌になってしまう・・・。
 中学教師役に八嶋智人、その妻に佐藤江梨子(B88-W58-H88)。
 げげ、八嶋智人ってず~っとサトエリの胸を触りっぱなしじゃん。
 おそらくリハーサルを入れると相当長い時間だと思われる。
 あ~俺も俳優になっておけば良かった…と映画を観ながら思った貴兄は多いはず。
 それはともかく、不器用な夫婦を描くはずが、後半の妻のために帆走する夫がなりふりかまわず一生懸命というよりは、馬鹿にしかみえず、それも愛すべき馬鹿ならまだしも、純度の高いバカというのが見ていて悲しいものがある。
 全体的に競馬場のシーンは必要以上に長い。
 佐藤浩市が演じる登場人物は悪くはないんだけどね。
 身寄りもなく一人で生きてきた女が、自分を愛する男性とやっと幸せになれると思ったのに、いきなり乳癌になってしまう。
 旦那は乳房をこよなく愛している。
 乳房を取らないと死んでしまう。
 しかし乳房を取って見捨てられて死ぬより辛い。
 実は妻のここらへんのどうしようもなく滑稽で、だけど切実な気持ちをもうちょっと出ていたら良かったのではないかと個人的には思う。
 だけど、旦那の間抜けな姿の方が目立つんだよなあ。(え、自分だけがそう思うだけ?人それぞれっちゅうことで)
 監督は池田敏春。
 脚本も演出も、あと少し頑張ればと考えてしまう惜しい作品。
 でもサトエリはかわいかったので、これだけでも良しとする。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 4日 (木)

「コドモのコドモ」

Kodomonokodomo  小学5年生の女の子が妊娠・出産!
 とはいいながらも昔、「ママは小学四年生」というアニメがあったのに、そんな衝撃ないなあ。(いや、もちろん本当に小四の女の子が出産する話ではありません。SFアニメとしてはかなりレヴェルが高いので必見!)
 さそうあきらの漫画を映画化したもので、自分も「アクション」で連載されていた時は読んでいたのだけど、あの雑誌って注意していないと微妙にいつ発売されているかわからなくて、結局女の子のおばあちゃんが死んだあたりまでしか読んでいない。
 そんなわけで、漫画のオチを知りたいのもあって、映画を観にいった。
 う~ん、映画は妙にリアリティがなくて、おそらく演出であえて生々しさを出していないと思うのだけど、それが裏目に出てしまっている。
 いやさすがにあれだけ腹が大きくなって仲のいい家族が気づかないわけないっしょ。
 どうしても同じような題材なので今年公開の「JUNO」と比べてしまうのだが、高校生の妊娠というありがちの話とはいえ、「JUNO」の方が面白く、何よりも共感できる内容であった。
 しかし、「コドモのコドモ」は小学生が妊娠・出産という設定が現実味がないのに、そこに至る過程がファンタジーなので、観ていてどんどん冷めていくのだ。
 またゆったりとした演出が間延びして余計なことを考えさせてしまう。
 日米妊娠&出産対決は日本の惨敗である。
 監督は前にもさそうあきらの漫画の映画化した「神童」の萩生田宏治。
 「神童」の方が遥かに面白い!
 主演はオーディションで選ばれた新人の甘利はるな。
 いや子供は興味ないからという人には麻生久美子(B80-W59-H83)と谷村美月(B82-W56-H80)、宮崎美子(B84-W60-H86←ミノルタのCM出演時)が脇を固めている。
 「14才の母」とか低年齢の出産ネタは人々の興味があるのかもしれないが、今後はぜひとも高齢出産ネタで盛り上げてほしいのだが、おそらく誰も興味ないんだろうなあ(色々な意味で)
 あと、子供たちがやたらと、語尾に「~し」とつけたり、「超うける」というのは、今や当たり前のことなのか?

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 3日 (水)

「ワイルド・バレット」

Photo  始末したはずの1丁の拳銃とそれを隠した少年を巡って、イタリア系、ロシア系双方のマフィアや警察など、さまざまな組織や人が繰り広げるクライムサスペンス!
 ひっそり公開されているが意外な傑作!
 映像がスタイリッシュで、二転三転する話も面白い!
 クライムサスペンスといいつつも実は根底がホームドラマというのがミソである。
 残念なことに上映時間が長すぎる。
 この映画の展開だとやっぱり90分~100分でテンポよく見せるべきでしょ。
 特にペドフィリア夫婦のエピソードが浮き上がっており失速してしまう。
 主人公の妻の見せ場としては必要なんだけどね。
 主演は「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー。
 彼の妻を演じるヴェラ・ファーミガが妙に色っぽいのも注目!
 監督はウェイン・クラマー。
 インディーズ系で有名らしいのだが、自分は全く知らないが、この映画を観る限り次回作に期待したい!
 ところで原題の「RUNNING SCARED」が何故「ワイルド・バレット」になったのセンスのなさを感じる。
 まさか、「ワイルド・スピード」に出演していたポール・ウォーカーが主演だからという安直な考えだったら映画会社のセンスを疑う。
 それじゃあ、出演作がどんな作品でも「沈黙」とつくスティーヴン・セガールと同じじゃん。
 セガールの場合はもはやそれさえも狙っているのでいいんだけどね(苦笑)

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 2日 (火)

「小森生活向上クラブ」

Komoriclub  犯罪という程の規模でもないが、周囲に迷惑をかける輩を社会正義のために次々と殺していくサラリーマンの小森課長とそれに賛同する部下たち(次々増殖中)による過激な世直しサークル(?)活動を描くブラックコメディ。
 そりゃあ確かに世の中死んでほしい奴は多かれ少なかれ誰にでもいるはずである。
 しかし、当然そんなことはできるはずもなく、皆、心に闇を抱えながら沸々と生きているわけである。
 せめて映画やテレビの中でもスカッとしたいなあと思うわけで、そんな人のためにお誂え向きなのが必殺シリーズだったりするわけだ。
 ところが、この映画にそんなものを求めると、逆にフラストレーションが溜まって大失敗!
 夢や妄想、イメージ映像を駆使して色々頑張っているのだけど、それが効果的ではなく、映画の一番大事なことである流れがない。
 そのため観ていて居心地の悪さを感じてしまう。
 これだったら正攻法の演出で良かったのではないかと思う。
 古田新太の映画初主演作品を前面に出しているが、それって大々的な売りになるのか?
 せっかく彼が主演なのに生かしきれていない。
 共演は栗山千明(B81-W56-H83)、忍成修吾、有森也実(B83-W58-H86)、佐野史郎、豊原功輔など。
 栗山のクールなメガネっ娘ぶりは萌え度が高い。
 逆に有森の劣化ぶりには悲しいものが。
 「星空のむこうの国」や「キネマの天地」の時は若くて美人だったんだけど、今や普通のおばさんになっていた。
 いや、もちろん当たり前なんだけどね(溜息)
 監督は片嶋一貴。(誰?)
 面白そうな要素はあるんだけど大変惜しい映画なんよね。

参加してます。よろしくで~す
   

2008年12月 1日 (月)

「トラ・コネ ~Triangle Connection~」

Tora_kone  数学の天才大学生と女子高生3人組、そして突如現われた往年のヒーロー番組(不祥事で打ち切り)の人気ヒーロー・キャラターが、テロリストから大阪の街を守るために力を合わせて活躍する・・・。
 あ~懐かしい。
 ビデオカメラが普及していない1980年代は8ミリフィルムで自主映画を作っていた人が多く、各地で上映会をしていた。
 大抵はどうしようもないフィルムの無駄使いの作品ばかりなのだが、時々、映像もピントも露出も合っていて、音声も聞きやすく、出演者の演技も達者でそれなりに話が面白いという作品が極稀に出てくる。
 そんな8ミリ映画を作った人は上映後でお話を聞いたり、あっちこっちで上映をさせてくれのオファーがあったり、狭い世界では一躍有名になってしまう。
 この映画は一応商業映画なのだけど、とてつもなく一昔前の8ミリフィルムで作った自主映画のような懐かしい感じがする。
 設定は派手なのに話展開は意外にこじんまりしていたり、登場人物の会話ごとにカット割りされていて、それに流れがないところは本当に昔懐かしの8ミリフィルムの世界ですよ。
 あと、特撮物が入るところもね。
 主演は「ウルトラマンコスモス」(略してマンコス)で色々話題になって今や辻ちゃんとできちゃった婚でお馴染み杉浦太陽。
 女子高生3人は佃井皆美(B78-W54-H78)岩田ゆい(B85-W58-H84)、澤田祐衣(B76-W56-H82)など、これまた芸能人としては微妙だが8ミリ映画だったら間違いなく美人クラスであることは言うまでもない。
 時々有名人が出てくるのだが久しぶりに宮村優子(B80-W57-H84)を観た。
 大葉健二がプロデューサーでT×Tプロの手前味噌な感じの映画なので過度な期待をすると脱力してしまうが、昔懐かしの8ミリフィルムの自主映画を観る感覚で観ると意外に面白いかも?

参加してます。よろしくで~す
   

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »