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2008年11月14日 (金)

「ボーダータウン 報道されない殺人者」

Bordertown  NAFTA(北米自由貿易協定)のため、急速に進出・拡大してきた外国資本の工場群が建ち並ぶファレスは、アメリカと国境を接するメキシコの街で、10数年前から女性の殺人事件が急増していた。
 しかし、そのほとんどが未解決のままで、さらに行方不明の女性は推定5000人以上にも及ぶと言われている。
 ところが事件の捜査は進展しないし、アメリカのメディアでは決して取り上げられることはなかった。
 物語はジェニファー・ロペスが扮する女性記者が、連続女性殺害事件の取材を命じられ現地へと向かい、奇跡的に生還した事件の被害者の少女と出会い、彼女の証言を元に事件の真相を探ってくというもの。
 ところが、政府をも取り込む大企業が背後にいるため圧力がかかって記事も掲載されないし、少女の命さえもあぶない。
 警察も当然味方ではなく、一方ではこの件から手を引けば念願の海外特派員に抜擢という美味しい条件も提示されるが、新聞記者魂もあるわけで、ヒロインの心の葛藤はハンパねえ状態!
 ひっそりと公開されているが大変面白い社会派サスペンスである。
 昨今、世の中で一番力を持っているのは国ではなく企業であり、メディアを動かし時には人の命さえもどうにでもなってしまう。
 そんな状況での生還した少女の恐怖と絶望、そんな彼女を助けたいがままならぬ主人公の心理状況、さらにこれが実話を元にしていることが緊迫感を高める。
 工場に入り込んだ主人公が企業のえらいさんに物申して去っていく時にちょうど工員の交替時間で、女性の工員が彼女の後ろをついていくような場面が、彼女の行動に賛同した人がついてきてくれるようなイメージを映像化したみたいで感動した。
 ジェニファー・ロペスがこんな重たい映画に出ていることが意外だが、彼女や共演でアントニオ・バンデラスが出ないと、良い作品になのに、ますます目立たない映画になってしまうんだろうなあ。

参加してます。よろしくで~す
   

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