「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」
自分の場合、舞台とかを簡単に観ることができる環境に住んでいないし、ましてやブロードウェイのミュージカルなんて夢のまた夢!
そもそもブロードウェイという言葉なんか「キャンティ・キャンディ」を読むまで知らなかったくらいだしね。
それでもダンスは好きなので、そういう要素が含まれている映画は積極的に観るようにしている。
「コーラスライン」も映画化された時に観にいった。
ブロードウェイの劇場で、コーラスラインのオーディションに参加する若いダンサー達を描いた物語で、役に選ばれるのも大変だなあと思っていたのだが、よくよく考えてみたら、当然、コーラスラインのオーディションに参加する若いダンサーの役を演じるためにオーディションに参加している人もいるわけだ。
この映画は2006年の「コーラスライン」の再演に向けて行われたオーディションの模様を描いたドキュメンタリー。
実際のオーディションと「コーラスライン」がシンクロしていく構成が面白く、正に実録コーラスライン。
普通ならナレーションで処理してしまいそうなところを、それぞれの会話と細かい編集で構築している。
応募者数3000人の中から選ばれるのは19名。
おそらく選考する方も大変だと思う。
人によってはDVDの特典映像みたいに感じるかもしれないが、自分は思った以上に面白かった。
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