「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
自分の中での、ここ最近の押井守の監督作品は、哲学的といえば聞こえはいいが、小難しい言葉をこねくりまわし、自分の世界ができているというより身内受けの独りよがりで、実写は100%面白くないというイメージがある。
それがいいという人もいるだろうが、「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」や「劇場版パトレイバー」、「攻殻機動隊」が好きな自分としては、ここ最近の監督及び関係作品は面白くない。
もちろん、嫌いではないので新作が発表されたらいそいそと観に行くのだが、昔のようなわくわく感はない。
新作ごとに自分のハードルが低くなっていたせいか、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」は思った以上に面白かった。
森博嗣が原作の映画化らしいが、自分は未読。
話は、平和を実感させるための見世物として「戦争」が行われている現代に似たもうひとつの世界を舞台に、思春期の姿のまま戦闘機のパイロットとして永遠に生き続けることを定められたキルドレと呼ばれる者たちを描いている。
例えるならエマニエル坊やみたいなものか?>キルドレ(←全然違う)
確かに毎度お馴染みの会話劇なのだが、比較的わかりやすく(←ここ重要)、ダレそうになると空中戦が始まるので飽きるようなことはない。
この空中戦が妙に迫力があり、また実写と間違えそうなくらい気合が入っている。
一方、地上の風景や登場人物は絵本っぽい感じで、この差が映画の狙った世界観なのだろう。
声はここ最近定番の声優以外が中心で、菊地凛子(B83-W62-H85)、加瀬亮、栗山千明(B81-W56-H83)は、思った以上に悪くない。
延々と繰り返される日常ということで、「ビューティフルドリーマー」みたいなものとして観るのが適当かも。
もちろん、必要以上に深読みもOKだと思うが・・・・・・。





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