「ラストゲーム 最後の早慶戦」
出陣学徒壮行早慶戦の映画化。
野球は敵性スポーツとみなされ、六大学野球連盟は解散、リーグ戦も中止となってしまい、学生の徴兵も始まり学徒出陣がいよいよ間近に迫ろうとしていた1943年、出征前にもう一度試合がしたいという部員たちの願いを受け止めた慶應義塾野球部が早稲田大学野球部に早慶戦を申し入れる。
しかし、早稲田大学総長は、諸問題を考慮して実施を頑として認めようとはしなかった…。
岡本喜八の「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」のリメイクではないらしい。
おそらく、野球に対する情熱を感じとるべきなのだろうが、反対する早稲田の総長の気持ちの方に共感してしまう。
戦時下に野球をするということも言われてみれば変な話だし、試合だけだたら、お互いに球場を持っているのだから、草野球状態でこっそりやればいいんじゃないの?と素人考えで思ってしまう。
もちろん何か色々あると思うのだが、この映画はそこらへんの状況が説明不足なので、どうしても野球をやらなくてはいけに理由が伝わらないのだ。
それさえ考えなければ、夏に必ずテレビや映画で1本作られるあたりさわりのない戦争物だったりする。
まあ、この映画に限らず、現在から振り返る戦時中なので、物凄く反戦思想が漂っているのだが、一国まるまる情報統制した洗脳状態で、そんなこと考えている人が果たしてどれくらいいるのかなと思ってしまう。
そう思うと、当時の戦時中の戦争高揚映画を観る方が、戦争のあり方についてよく考えられるのではないのかな。
監督は神山征二郎。
出演は渡辺大、柄本明、石坂浩二、藤田まこと、富司純子など。
映画が終わるとこの映画に協力(協賛?)している人名や企業がど~んと出てくるのだが、やっぱり企業のトップは早稲田と慶応が多いんだろうなあ。
やっぱり●▲大学とか■×大学出身だと、映画に金を出すどころか、自分の生活だけで精一杯なのか?





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