「ハンコック」
空を飛び並外れたパワーで事態を解決、いわゆるスーパーマンと同じような能力を持っているのに、解決過程と言動が問題で嫌われ者となっているスーパーヒーローの成長を描く。。
アメコミのヒーロー物の映画化が多い昨今のアンチテーゼ的な話で、確かに世界平和のために働いているのには、破壊総額は計り知れないものがあるし、組織だって動いていないから同時多発的なものは無理だし、事件の選択の仕方は本人の気分次第だし、意外と世界中のヒーローって役に立たないのではないかと思ってしまう。
この映画でも線路で動かない車の中の人を救うために、電車を壊して脱線させるのだが、明らかに死んでるでしょ?>電車の運転手
ここらへんは藤子先生の漫画あたりで追求されており今更感は
あるのだが、この映画はそこまで追求はしていない。
前半はイメージ回復のために頑張るのだが、後半はとってつけたような無理無理な展開。
意外というよりも、話の流れから少しおかしい。
さらに重要な設定も実は曖昧で説明不足。
結局、この映画の見所は予告編が全てなのだ。
主演は出演作品の多くが世界を救う男の役のウィル・スミス。
当然、トム・クルーズと同じで「俺の俺による俺のための俺がかっこよくみえる映画」になってしまうのは仕方ない。
共演にシャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン。
シャーリーズ・セロンが出演なのに、普通の主婦役はありえないだろと思っていたら、やっぱり…。
しかし、彼女も「イーオン・フラックス」といいキワ物が好きなのか?
監督は「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。
上映時間も短いし、それなりに勢いがあるので楽しい映画ではあるのだけどね。





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