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2008年8月31日 (日)

「20世紀少年」

20_2  浦沢直樹の同名ベストセラー・コミックを映画化。
 実はこの漫画が連載が始まった頃の「ビッグコミックスピリッツ」はそれまでに比べると最もつまらなくなった時期で、自分もこの漫画が気になりつつも、購読をやめてしまった。
 まあ後から考えると8年も連載していたから、連載ペースだと立ち上がりが遅く、他に読むものがない「スピリッツ」を買うのは辛かったので、この漫画のみコミックスで追いかけることになったのも仕方ないだろう。
 そんなわけでコミックスで20巻を越える長編をいかに映画化するのかが興味深々!
 無謀だという声もあるだろうが、まあ別物として楽しむのがベストだろう。
 映画は、ケンヂ役を唐沢寿明、オッチョ役を豊川悦司、ユキジ役を常盤貴子(B83-W58-H86)を中心に、香川照之、宇梶剛士、宮迫博之、石塚英彦 佐々木蔵之介、黒木瞳(B80-W58-H85)、さらには、チョイ出のばあさんが研ナオコだったり端役までむやみやたらと豪華な役者で揃えている。
 そして漫画を意識した画面作りとなっている。
 こういうのはへたすると「月曜ドラマランド」や70年代の東映実写トホホ路線になってしまう。
 さすがに今の時代にそんなことにはならないと思うが、逆に漫画を意識した画面作りは微妙で、映画は映画としての昇華が必要であることを実感した。
 それと同時に浦沢直樹の漫画としての語り口がうまいことを改めて認識した。
 壮大な話なので映画は全3部作になるらしく、記念すべきこの1作目は謎を出しまくって、何も解決せずに終わっている。
 毎週放送のテレビドラマや週刊漫画でさえも、長期でやる場合はその度にクライマックスを作り次につなげるようにするのだが、これは金払う映画として、いくら3部作とはいえ、作り方としてはうまくないと思う。
 監督は「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦だけに、いつもの彼の独自の演出が全開!
 エンドロール後の予告編が「エヴァンゲリヲン」くらい面白いので、次回作を観ようかなあという気持ちになる。
 まあその時は「金曜ロードショー」で1作目の放送は確実だろうなあ。

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2008年8月30日 (土)

「闘茶 tea fight」

Rea  京都の老舗茶屋の父娘が、代々家に伝わる茶の呪いが、古代中国で行われた“雄黒金茶”と“雌黒金茶”との闘茶に祖先が深く関わっていたことを知り、呪いの謎を解き明かそうと、台湾へと向かう…という話。
 闘茶というだけあって、お茶の味をめぐって、究極のメニューと至高のメニュー位盛り上がるのかと思いきや、全編物凄くダラダラと進んでいく。
 そして話の中心となるお茶が微塵も美味しそうに思えないところで、その時点でこの映画は既に終わっているのである。
 出演は香川照之、戸田恵梨香(B77-W56-H78)、ヴィック・チョウ。
 戸田の京都の言葉は何か微妙なんだよなあ。
 監督のワン・イェミン…って誰?と思ったがこれがデヴュー作の人だった。
 音楽はショーン・レノン。
 よくわからないが、この人も手塚眞と同じ、肩書は「ジョン・レノンの息子」になるのかな?
 予告編でやばそうな匂いはしていたのだけど、オープニングのアニメーションを、4℃が担当しているので、それ目当てに観にいった。
 アニメは悪くないんだよなあ、アニメは。

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2008年8月29日 (金)

「カンフー・ダンク!」

Dunk  カンフーの学校で育てられた孤児が、バスケットボールで活躍するスポーツ・アクション・コメディ。
 今年は「カンフーくん」、「カンフーパンダ」とキワ物カンフー映画が多い。
 この映画は、VFXを駆使して、カンフーを基本とした超人的プレイ描き出すもので、どちらかといえば少林拳を駆使してラクロスをする(のが見せ場だと思われていた)「少林少女」に近い物があり、違うところは「少林少女」よりは遥かに面白いことだ。
 話は主人公の出生の秘密や、チームメイトの話、恋愛や疑似父子関係など、87分の上映時間に目茶苦茶詰め込んである。
 それらはうまく消化できているかというと微妙だが、それ以上に試合シーンに迫力があり、それだけ観ることができたら、あとはもうどうでもいいかなと思ってしまえるのだ。
 まあ、それ以前にあれをバスケといっていいかどうかは微妙だ。
 最後のオチが凄まじく、いきなりその展開はないだろと思ったが、確かに最初の方に伏線があったとはいえ、普通真っ当なスポ根として勝負するよなあ(笑)
 主演は「頭文字D THE MOVIE」「王妃の紋章」のジェイ・チョウ。
 ところが、彼よりもその周りの方がイケメン揃いなんだよなあ。
 

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2008年8月28日 (木)

「ラストゲーム 最後の早慶戦」

Last  出陣学徒壮行早慶戦の映画化。
 野球は敵性スポーツとみなされ、六大学野球連盟は解散、リーグ戦も中止となってしまい、学生の徴兵も始まり学徒出陣がいよいよ間近に迫ろうとしていた1943年、出征前にもう一度試合がしたいという部員たちの願いを受け止めた慶應義塾野球部が早稲田大学野球部に早慶戦を申し入れる。
 しかし、早稲田大学総長は、諸問題を考慮して実施を頑として認めようとはしなかった…。 
 岡本喜八の「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」のリメイクではないらしい。
 おそらく、野球に対する情熱を感じとるべきなのだろうが、反対する早稲田の総長の気持ちの方に共感してしまう。
 戦時下に野球をするということも言われてみれば変な話だし、試合だけだたら、お互いに球場を持っているのだから、草野球状態でこっそりやればいいんじゃないの?と素人考えで思ってしまう。
 もちろん何か色々あると思うのだが、この映画はそこらへんの状況が説明不足なので、どうしても野球をやらなくてはいけに理由が伝わらないのだ。
 それさえ考えなければ、夏に必ずテレビや映画で1本作られるあたりさわりのない戦争物だったりする。
 まあ、この映画に限らず、現在から振り返る戦時中なので、物凄く反戦思想が漂っているのだが、一国まるまる情報統制した洗脳状態で、そんなこと考えている人が果たしてどれくらいいるのかなと思ってしまう。
 そう思うと、当時の戦時中の戦争高揚映画を観る方が、戦争のあり方についてよく考えられるのではないのかな。
 監督は神山征二郎。
 出演は渡辺大、柄本明、石坂浩二、藤田まこと、富司純子など。
 映画が終わるとこの映画に協力(協賛?)している人名や企業がど~んと出てくるのだが、やっぱり企業のトップは早稲田と慶応が多いんだろうなあ。
 やっぱり●▲大学とか■×大学出身だと、映画に金を出すどころか、自分の生活だけで精一杯なのか?

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2008年8月27日 (水)

「同窓会」

Doushiyoukai  初恋の高校時代のクラスメイトと結婚した映画プロデューサー。
 しかし、今は女優と不倫関係にありあっけなく離婚をしてしまう。
 新作のロケで故郷の長崎に帰ってきた彼に、かつてのクラスメイトから、元妻の体に異変が起きたことの連絡が入る。
 そして彼は彼女のために高校の同窓会を計画するのだった…。
 全編面白くなりそうな要素はあるのだが、うまく生かしきれていない。
 アクションつなぎの画面展開もテンポが悪く、時々入ってくるギャグもすべりっぱなし。
 特に主人公の過去の話が画質まで変えて差別化を狙ったわりには効果的でなく、実は色々な意味で重要なのにもかかわらず、生かしきれてない。
 笑わせたり泣かせたりするする構成のためのミスリードは、比較されるであろう「アフタースクール」には遠く及ばず、これは演出力の徹底的な差だと思う。
 あと、地方の言葉も、リアルかどうかはともかく何を話しているか聞き取れないところもある。
 ひょっとししたら、他の人の演出だったらもっと違った面白さがあったかも!
 共演の永作博美(B82-W58-H84)は妙に老けているのには驚いたが、役作りと思いたい。
 一番面白かったところが「元気が出るテレビ」の勇気を出して告白のコーナーの再現だけかなあ。


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2008年8月26日 (火)

「ハンコック」

Hancock  空を飛び並外れたパワーで事態を解決、いわゆるスーパーマンと同じような能力を持っているのに、解決過程と言動が問題で嫌われ者となっているスーパーヒーローの成長を描く。。
 アメコミのヒーロー物の映画化が多い昨今のアンチテーゼ的な話で、確かに世界平和のために働いているのには、破壊総額は計り知れないものがあるし、組織だって動いていないから同時多発的なものは無理だし、事件の選択の仕方は本人の気分次第だし、意外と世界中のヒーローって役に立たないのではないかと思ってしまう。
 この映画でも線路で動かない車の中の人を救うために、電車を壊して脱線させるのだが、明らかに死んでるでしょ?>電車の運転手
 ここらへんは藤子先生の漫画あたりで追求されており今更感は
あるのだが、この映画はそこまで追求はしていない。
 前半はイメージ回復のために頑張るのだが、後半はとってつけたような無理無理な展開。
 意外というよりも、話の流れから少しおかしい。
 さらに重要な設定も実は曖昧で説明不足。
 結局、この映画の見所は予告編が全てなのだ。
 主演は出演作品の多くが世界を救う男の役のウィル・スミス。
 当然、トム・クルーズと同じで「俺の俺による俺のための俺がかっこよくみえる映画」になってしまうのは仕方ない。
 共演にシャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン。
 シャーリーズ・セロンが出演なのに、普通の主婦役はありえないだろと思っていたら、やっぱり…。
 しかし、彼女も「イーオン・フラックス」といいキワ物が好きなのか?
 監督は「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。
 上映時間も短いし、それなりに勢いがあるので楽しい映画ではあるのだけどね。

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2008年8月25日 (月)

「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」

Sw  かつては9部作といわれていたが、いつのまにか6部作。
 それどころか、制作期間があまりにも開き過ぎて、エピソード1が公開されたら、「ガラスの仮面」くらい時代感覚がずれており、往年のファンをがっかりさせてしまったスター・ウォーズ・シリーズ。
 今やすっかりキャラクター商売になっており、感覚としてはディズニーに似ている。
 ミッキーマウスは知っているが、作品を観たことがない人が多いのと同じように、ダース・ベーダーは知っていても映画は観たことがない人も多くなっているようだ。
 そんな時代の中、誰も待ってはいないのに初の劇場用長編アニメーションが登場!
 エピソード2とエピソード3の間の時期に当たるクローン戦争を舞台に、ジェダイ騎士の活躍を描く。
 アナキン・スカイウォーカーが、彼のパダワンになったばかりのアソーカ・タノと一緒に、(大人の事情で不本意ながら)誘拐されたジャバ・ザ・ハットの息子を救出に向かうというの超おおまかな粗筋。
 ワーナーのマークで始まるのだが、やっぱこのシリーズは20世紀フォックスじゃないと違和感がある。
 その後も文字が流れていってほしいし、テーマ音楽が少しヘタレでがっかり!
 CGは実写版と同じ位質が高く、これだったら別に普通に続編作ればいいと思ってしまう。
 だからこそ、CGの登場人物が妙に浮いてしまうのだ。
 それに、このシリーズ、物凄く日本のアニメを研究しているのに重要なことが欠けている。
 それはやはり「萌え」の要素で、せっかくアナキンのパダワンが女の子なのに、「萌え」の要素がないのだ。
 ロリとか巨乳とか、ちょっとでも入れれば大きく変わったのに残念でならない(え、自分だけですか?)。
 まあアニメに関してはカートゥーンネットワークで放送されていた「クローン大戦」もトホホなできだったので求めても無駄なのかも。
 話はシリーズを観ていることが前提となっており、知らない人にはかなり不親切だが、エピソード1~3のアナキンの恋愛ウダウダ話に比べたら遥かに面白い。
 本来のシリーズの面白さって、こういうものじゃないの?
 しかし、すっかり社会人の目線で見ると、本当にジェダイっていきあたりばったりで、こいつらに任せていたら、そりゃあダメだろうなあ。
 あと、ジャバ・ザ・ハットってあんな身動きも取れない状態で銀河の一大勢力なのが全くよくわからない。
 調べたらこのアニメでアメリカでは、全100話のTVアニメシリーズとしてもカートゥーン・ネットワークとTNTで放送らしい。(大丈夫か?)
 まあ、過去に「イウォーク・アドベンチャー」とか観にいって騙された自分としては、あれに比べればまだマシかなと思ってしまう。
 ちなみに劇場は泣けるくらい人が少なく、シネコンが普及していない時代に6時間前から並んでエピソード1の先行を観た自分としては、悲しいものがあった。
 いつまでもジェダイにこだわらずハン・ソロ周辺のスペース・オペラに徹した作品が観たいと思うのは、自分だけではないはずだ。
 吹替版のヨーダの声が永井一郎だったので良かったよ。

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2008年8月24日 (日)

「デトロイト・メタル・シティ」

Dmc  これは悩めるスーパーヒーロー映画だ。
 「ヤングアニマル」連載の若杉公徳の漫画を映画化。
 オシャレなポップミュージシャンを目指すが、なぜか悪魔系デスメタルバンドとして大活躍してしまう青年の話。
 彼の求める世界と現実のギャップが、正にスパイダーマンなどのアメコミでお馴染み悩めるスーパーヒーロー物と同じなのである。
 バットマンやスパイダーマンなどアメコミの映画化による昇華は、今や「ダークナイト」でピークを迎えている。
 そして毎回思うのは、日本の特撮物もこのレヴェルまで達していないことの心苦しさだ。
 「仮面ライダーTHE FIRST」には期待したが、残念ながらまだまだその領域には達していなかった。
 しかし、まさか特撮物ではないところから、悩めるスーパーヒーロー物が出てくるとは夢にも思わなかった。
 「デトロイト・メタル・シティ」は、正義の味方でもないが、デスメタルで一部の人々を救い、好きな女性には正体を明かせず、私生活は目立たないというよりはさえないのに、メイクをして舞台に立てばカリスマ!
 正にアメコミのスーパーヒーローを思わせるものがある。
 そして、それらに出てくるヒーローと同じように自分のやるべきことを見つけるのだ。
 原作はダークサイドの一面も見せているのだが、今回の映画化はそこに至っていないのが残念!
 やっぱダークサイドに落ちるのはヒーロー物の定番だしね。
 小説は読まないが漫画は読み倒している自分としては、どうやって映画化するかを楽しみにしていたが、原作の1~2巻を中心にうまくまとめていると思う。
 よく原作と違うと大騒ぎしている熱狂的なファンもいるが、せっかく映画化するのであれば同じものでは芸がない。
 やはり再構築して原作の主旨が壊れないように映画化するのなら良いと思う。
 その意味ではこの映画は合格ではないかと思っている。
 主演の松山ケンイチはクラウザーさんに成り切っていたのでOK!
 共演は加藤ローサ(B83-W58-H85)、松雪泰子(B80-W54-H84)で、特に松雪さんの弾けっぷりは原作のイメージにかなり近い!
 ただグリとグラが犬になっていたのは残念!
 監督は「お父さんのバックドロップ」の李闘士男。
 残念なのは、言葉での説明過多なところかな。
 全編「ファック」やらを叫んでいて、光の点滅が激しいのでテレビ放映の時は特別編とかいって修正するんだろうなあ。

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2008年8月23日 (土)

「歩いても 歩いても」

Aruku  自分も仕方なしにお盆や正月は親戚の集まりに顔を出すのだが、結局毎年どうでもいい会話に終始して終わってしまう。
 まあ身内の集まりとはこういうものなのかもしれない。
 例えば、そんなものをビデオカメラで撮影して見せられても赤の他人には面白くもなんともない。
 ドラマだと話を進めていくための会話であり、とりとめもない日常を見せられても困ってしまう。
 ところが、どんん場合も例外はあるものだ。
 「歩いても 歩いても」は、長男の命日のために、老いた両親に家に久々に顔を揃えたある一家の話で、ホームビデオかと思わせる、あまりにもなにげない会話の積み重ねで話が進んでいく。
 ところが、そのなにげない会話が妙なリアリティを生み出し、さらにはそれでいて物語として成り立っている。
 これは凄い!
 逆に観る方も相当な集中力を要求されてしまう。
 昨今のテロップの入ったテレビ番組に慣れてしまった人には無理な映画なのである。
 出演は、原田芳雄、阿部寛、樹木希林(B84-W64-H89←「寺内貫太郎一家」出演時)、夏川結衣(B81- W58- H83)、YOU(80- W54- H84←江原由希子時代)で、こんな濃い連中ばかりなのにきちんとバランスが取れている。
 特に長男の死因を作った男への表向きはソフトだが、内心は誰よりも腹が煮えくりかえっている母親を演じる樹木希林がシャレではないが、鬼気迫るものがある。
 監督は是枝裕和。
 この人の映画は「誰も知らない」でもそうだが、淡々と進む中でも妙な緊迫感があり、今回も家族間の思惑が実際にありそうな感じがあって他人事ではない怖さがある。
 そして、この映画に出てくる料理はどれも美味しそうで、特にとうもろこしがマジで食べたくなった。

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2008年8月22日 (金)

「闇の子供たち」

Yamiko  中学生の初めてのデーとはやっぱりハリウッド大作娯楽映画や、フジテレビが作って東宝で公開しているような明るく楽しい中身がない映画が一番だ。
 少なくとも背伸びして、「闇の子供たち」なんかは観にいってはいけない。
 業界ではより優雅に「やみこ」って言うんだぜ~と言っていても空しさが漂うだけである。
 幼児の人身売買、売春という生々しい内容で、記事にすることにより事実を世界に知らしめることにより子供を救おうとするジャーナリストと、目の前にいる一人の子供を守ろうと命を張るボランティアの少女の、二つの視点から描いている。
 もうひたすらにやりきれない映画で、観た後はどよ~んとなってしまうことは避けようがない。
 この映画の後、食事してホテルでも行こうとしたら、彼女に「私は自分にいいわけしたくない」と叫ばれてしまいそうだ。
 デートには明らかに不向きではあるが、映画としては大変面白く、内容が内容だからか知らないが、全編物凄い緊張感がある。
 そして子供を商売にしているのを非難しているわけでもなく、それを利用することも問題としている。
 宮崎あおい(B78-W57-H78)扮するボランティア少女に真剣嫌気がさしてしまうのだが、これも傍観者としての描き方としては効果的である。(さすがに劇場で彼女を観て「篤姫様よ」の声は聞こえなかったが)
 やさぐれた社会人だと子供のために臓器を買う親の気持ちの方に共感してしまう。
 監督は、ムラが激しいが結構何でもこなしてしまう坂本順治
 出演は宮崎以外にも江口洋介、妻夫木聡、佐藤浩市など、意外に豪華だが、それさえも生々しい内容には霞んでしまうのだ。
 ただ「トラフィック」や「ナイロビの蜂」など海外ではこの手の社会ネタの映画は多いので、日本映画でもこういう作品がでてきたことは良いことだと思う。

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2008年8月21日 (木)

「アマレット」

Ama  ドリカムの物真似をしている売れない歌手をドリカム自身が演じていて、上映時間が1時間ない映画と聞いて、歌手が遊び半分で作ってしまったつまらない映画だろうと思っていた。
 しかし、これが意外に良くできた映画で、ドリカムの2人もそれなりに演技は悪くなかったし、話もきっちり筋が通っていて面白かった。
 それに映画館のきちんとした音響設備でドリカムの歌を聞けるのも悪くない。
 ダチョウ倶楽部の肥後克広が中村正人役で出ているのが笑える。

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2008年8月20日 (水)

「深海獣レイゴー」

05  第二次世界大戦下、日本海軍が誇る戦艦大和と、伝説の怪獣が南方諸島を舞台に大バトルを展開!
 原案・企画・脚本・監督は落語家の林家しん平。
 制作スタッフに、雨宮慶太、原口智生など特撮関係では有名どころを揃え、出演も黒部進や杉浦太陽という新旧ウルトラマンの中の人の夢の競演!
 その他にも平成ガメラでお馴染み螢雪次朗などが参加している。
 おそらく特撮怪獣映画が好きな人が企画を立てたんだろうなあと思いつつ、これで面白ければ言うこと亡いんだがなあというのが本音だ。
 予算が少ない特撮映画の場合はカット割を細かくするというのが常套手段である。
 しかし、映像的な「流れ」がないとダメなわけで、この映画はカットごとにきれいな流れがないので物凄く居心地が悪い!
 ネタ的にもせっかくの大和と怪獣という夢の競演なのにうまく生かし切れていない。
 それに大和も怪獣もそうだが、見ていて重さを感じられないのが残念でならない(CGの弊害というより見せ方の問題か?)。
 あと出演者も特撮関係目白押しなのだが、お遊び的にはOKだが、映画として効果的かどうかは微妙!
 それに昔は傷害・恐喝事件の容疑者、今は辻ちゃんの旦那の太陽くんの髪形が明らかに今時なのが悲しい。
 まあ落語家が作った怪獣映画だからシャレで済ませるのが一番なのかな。
 自分はもう少し期待したので残念!

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2008年8月19日 (火)

「あの日の指輪を待つきみへ」

Anohi  アイルランドの丘で発見された指輪には50年間眠り続けた愛の秘密があった…。
 いや、これ韓国映画だったらもっとベタで、へたすると死んだと思った恋人が実は記憶喪失で生きていたとか物凄い展開になってしまうだろう。
 そうならないのは、韓国映画じゃないからと言ってしまうと身も蓋もないのだが、この映画もIRAの爆破や、実は登場人物が巧妙に関わっていたりと盛り沢山の内容!
 1人の女性をめぐって3人の男が勝手に物事を決めてしまう。
 俺が死んだら、彼女を頼むぞ…ってよくあるパターンだけど彼女も物じゃないんだから(笑)
 自分一人のために複数の男性が動いてくれるのは女性の夢なのか?
 長年一途の恋って聞いた感じは良さそうだけど、実際はどうかなあ。
 まあだからこそ、映画の中では永遠の愛が成り立つもっともらしい状況で夢見させて欲しいのだが、この映画は前半が結構タルいので、後半でやっと盛り上がってきても、ちょっと辛い!
 あれでは主人公の一途な気持ちがわかりにくいし共感しにくい。
 娘の気持ちに感情移入してしまう。
 それ以前に母娘の確執が何も解決していない感じがするんだけど…。
 監督はリチャード・アッテンボロー。
 正直、演出は韓国映画の寸止め状態!
 実話の映画化なのに、これほど嘘臭いのはどうよ?
出演はシャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマーと平均年齢高すぎ!
 数少ない若手のミーシャ・バートンなヌードにもなってがんばってくれており、これだけでもまあいいか。

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2008年8月18日 (月)

「ユリョン」

Yuryon  2001年、「シュリ」の大ヒット以来、大都市のミニシアターまで行かなくても韓国映画が観ることができるようになった。
 多くの人が「シュリ」を観て韓国でもアクション映画があるんだなあと感心していたと思う。
 多くの人がアメリカ映画と極稀に日本映画を観ているだけなので、韓国映画に新鮮なものを感じたのだろう。
 逆にお隣の国に日本でも制作しないような作品があるのが意外だったのかもしれない。
 もちろん、アメリカも韓国も当然駄作はあると思うのだが、それらは日本で公開されないだけなのだろう。
 「ユリョン」は韓国版「クリムゾン・タイド」または「沈黙の艦隊」といった感じで、敵はアメリカと日本だ。
 海軍将校を殺した罪に問われた男が死刑を宣告される。
 記録上は死んだはずの彼は密かに南海の核兵器基地に送られていた。
 そこにいる男たちは全員記録上死んだことになっており、彼らはロシアから秘密裏に入手した原子力潜水艦「幽霊(ユリョン)」に搭乗し、政府による極秘任務の指令のもと日本海に向け出航した……。
 かつてアメリカの敵はソ連という設定の映画が多い時があって、ソ連側から観るといやな話だろうなあと思っていたが、露骨に日本が敵として描かれると複雑な気分である。
 潜水艦の映画と言うと息詰まるような狭いものを想像しがちなのだが、この映画は意外に広く感じるのはおそらく原子力潜水艦だからか?
 逆に巨大な潜水艦なのに異常に乗組員が少ない感じがする。
 やっぱり存在しないことが条件の乗組員確保がちょっと難しかったのか?(それとも自動化が徹底されている?)

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2008年8月17日 (日)

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」

Ham3  人気(?)シリーズ第3弾。
 舞台は中国になってしまい、もはやハムナプトラでも何でもないのだが、原題の「ザ・マミー」だと子供用の飲み物や小学館の幼児用雑誌みたいだし、「ミイラ」を前面に出してもインパクトは少ないし、そもそも日本の映画会社も続編ができるとは思ってなかったろうし、ましてや中国が舞台になるなんて誰が想像できただろうか?
 もっとも原題が「ミイラ」なのでミイラがあればどこでも舞台になるといえばそれまでなんだけどね。
 「あれ、インディ・ジョーンズじゃないぞ」の声が劇場で聞こえたが(シネコンだったからマジで間違えた可能性大)、確かに微妙な公開時期とかを考慮すると、パチモンにしか思われなくても仕方ないだろう。
 中国を舞台に皇帝のミイラと戦うのが今回の話。
 昔のアクション・アドヴェンチャー物は、独身男が主人公のパターンが多かったのだが、ここ最近はインディ・ジョーンズでもそうだが、すっかりホームドラマになっている。
 この映画も緊迫感というよりユルユルな展開で進んでいく。
 途中で雪男が出てきた時は、もうこの映画は何でもありなんだなと思ってしまった。
 出演は主人公のブレンダン・フレイザーやジョン・ハナは変わらないが、主人公の妻役がレイチェル・ワイズに代わりマリア・ベロになってしまった。
 監督も「トリプルX」や「ステルス」などB級路線まっしぐらのロブ・コーエンにバトンタッチ。
 一応、自分としてはジェット・リーとミッシェル・ヨーの夢の競演目当てで観にいったのだが、正にジェット・リーの無駄遣い状態で、一応申し訳程度に彼とミッシェル・ヨーのアクションはあるのだが、物凄く短く剣の戦いだけだ。
 スタッフは「ドラゴン・キングダム」を観て、ジェット・リーの使い方を勉強しろ!
 自分は日本語版を観たのだが、話題の上地雄輔が主人公の声かなと思ってびびっていたのだが、いつも通り森川智之だったのでほっとした。
 一応、上地の声は主人公夫妻の息子で、まあそれほど気になるくらい悪くもなかった。
 次回作はおそらくペルーになることが何となく臭わせているので、次回作もハムナプトラでも何でもないんだろうなあ。
 エンディングが「カンフーパンダ」とそっくりなのにはちょっと驚いた。
 上海のシーンが「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」の劣化コピーみたいだったり、良くも悪くも正統派B級路線なんだろうなあ。

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2008年8月16日 (土)

スペシャルドラマ「めぞん一刻」完結編

Mezon2  意外にお盆というより、夏休みや年末年始の休みは大作が公開されると、あまり動きがないので観たい映画が少ない。
 そんな時は、とりあえず掃除しながら録画していた番組を観ている可能性が大きい!
 というわけで、2007年に放送されたドラマ版「めぞん一刻」の続編を観た。
 今回は一気に最後までいくので、当然出てこない登場人物やなくなるエピソードもある。
 登場人物で言うと原作でも、その存在の意味を問われていた二階堂、2時間だとこずえちゃんとキャラがかぶりそうな八神、それだけで2時間は作れそうな明日菜は出てこない。
 あと郁子ちゃんもね。
 逆に三鷹は話の流れ上、出てきて当然なのだが、一の瀬さんの旦那が出てきたのには驚き!
 いや普通なら絶対にカットでしょ(笑)
 話は原作を読んでいる人はわかると思うのだが、連載期間が長かったので登場人物がやたらと多い。
 それを2時間にまとめるのはあまりにも無謀すぎるというもの。
 できれば朝の連ドラあたりか、もしくは何作かスペシャルドラマを作るのが望ましいのだが、前作の視聴率があまり良くなかったらしいから、そうもいかんのだろうなあ。
 出演はレギュラーは前作とほぼ変わらず。
 こずえちゃんが榮倉奈々(B83-W58-H85)から南明奈(B80-W56-H83)に変更。
 これは榮倉が朝の連ドラに出たからかどうかは知らないが、どちらも明らかにミスキャストなんよね。
 榮倉は体が大きくてもっさりした感じだったし、南明奈は雰囲気が違う。
 三鷹役の沢村一樹は、年取りすぎかなあ。
 レギュラーの四谷さんの岸部一徳は文句なしだが、高橋由美子(B82-W56-H82)の朱美さんはやっぱり微妙!
 響子さんの伊東美咲(B83-W58-H87)は美人なので悪くないのだが、伊東美咲のため演技に関してはあきらめなくてはならないのは仕方ないことだろう。
 本当は結婚式のエピソードなんかは原作では結構泣けるところなんだけど、ドラマはそこらへんは軽く流していたのが残念!
 自分は原作とドラマは別物としてみているけど、原作原理主義の人はそういうわけにはいかないんだろうなあ。
 昔の「月曜ドラマランド」よりは遙かにいいんだけどなあ(比べることがダメですね)
 今度やるなら絶対に連ドラ希望!

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2008年8月15日 (金)

「敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~」

Tekitomo  ある時はアメリカ陸軍情報部隊の工作員。
 またある時はボリビアの武器商人。
 果たしてその実態は、ナチス・ドイツの親衛隊中尉クラウス・バルビーだ~。(クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハだったらNATO情報部の腕利きスパイなんだけどね)
 この映画は当時の映像や写真、記事、インタヴューで構成され、クラウス・バルビーの人生を通して各国の身勝手さを描くドキュメンタリーだ。
 業界ではこの映画をより優雅に「敵友」(てきとも)というらしい・・・・・・って本当か?
 知っている人は誰でも知っている人物なので、余程面白く見せてくれないと困るのだが、意外な切り口はなく、史実をなぞった感じの映画だった。
 おそらく、日本はドイツと同盟国だということもあり、あまり実感がないのかもしれないが、ナチス・ドイツといえば欧米の国にとっては時効なしで地の果てまで追いかけなくてはならない程憎むべきものだということは良くわかったが、それを自国のために利用するアメリカもどうよ?
 映画は戦時下で、やっていることは個人の意志ではないことも含んでいるのだが、だからといってそれによって死んだ人の怒りが収まるわけでもない。
 それ以上に、アメリカが彼を利用していたことが衝撃的であり、世の中単純ではなく、闇の中ではドロドロしているのだ。
 バルビーがボリビアにいけたのも、アメリカの協力があったからで、まあこの国が自分たちの国の都合のいいように動いているのは、今始まったわけでもないのがよくわかる。
 しかし、このバルビー氏って、アメリカやボリビアでの活躍を考えると、実は世が世ならそれなりに活躍できるくらいの才能の持ち主じゃないのかなあ、いやマジで。
 彼のやってきたことはともかく、実力がある人はどんな状況でもうまくいくんだなと実感した。

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2008年8月14日 (木)

「髪がかり」

Kamigakari  学園の総務課に勤める気の弱いOL、就活中の学生、美術館の受付嬢が、女主人が営む散髪屋で髪を切って前向きな人生を歩み始める物語。
 それぞれは別々に話が進んでいくが完全なオムニバスではなく、さりげなく話に絡んでくる。
 ここ最近は床屋という言葉も放送禁止用語らしい。
 その割には放送禁止用語だった「鉄道屋(ぽっぽや)」はOKなのはどういうことなんだろう?(基準がよくわからない)
 山本甲士の小説が原作らしいが、毎度お馴染み当然未読。
 ポイントは「日本以外全部沈没」、「ヅラ刑事」、「ギララぼ逆襲」など、いつもキワモノ映画を監督している河崎実がハートフルな話を演出したということだろう。
 ギャグ漫画家がたまにはシリアスな話とかを描くみたいなものかもしれない。 
 ここ最近だと森下裕美や村上たかしの漫画がそんな感じだ。
 こういうのも描けるんだぜ~ってな感じかな(よくわからないけど)
 残念ながら河崎実の演出は意外に泥臭くてテンポが良くない。
 実は今までのキワモノ映画もそうなのだが、ギャグで押し切ってしまっているのであまり目立たないのだが、この手のお笑いが入っていないのは、それが露骨にわかって辛い。
 話も髪を切るぐらいで本当は何が変わるわけでもないのだが、気分の持ちようとはいえ、それなりに説得力が欲しいのだけど、ちょっと調子の良い話になりすぎている。
 出演は女理容師役に夏木マリ夏木マリ(B88-W60-H88)。
 気の弱いOLに野波麻帆(B82-W56-H86)、就活中の学生に加藤和樹、美術館の受付嬢に宮地真緒(B85-W56-H85)。
 個人的には「仮面ライダーカブト」の加藤和樹の仕事を確認したということでええかな。

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2008年8月13日 (水)

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」

Hotfuzz  イギリスの片田舎で巻き起こるポリスアクション。
 優秀すぎるため上司の反感を買い、田舎の警察に左遷されてしまった警官が、そこで次々と発生する不審死の捜査を開始する。
 しかし、何故か村人も警察の仲間も、事件を「事故」として片付けようとするのだった…。
 日本ではなかなか劇場公開が決まらず、有志の署名運動により劇場公開を実現させたらしい。
 自分はこの映画がかなり面白いと思ったのだが、劇場公開が決まらなかったのが不思議なくらい。
 ポリスアクションのパロディでもあるのだが、決してバカにしているわけでもなく愛情がある。
 それでいてホラー映画の要素もあるし、特撮の要素もあって盛り沢山!
 最後の銃撃戦も迫力があるが、敵が敵だけに死ぬほど笑える。
 自分が何気にびっくりしたのが、4代目007のティモシー・ダルトンが、たいがいな役で出演していることで、普通出ないだろ~と思いつつ、まあこの人、「フラッシュ・ゴードン」とか「ロケッティア」とかに喜々として出ている人なんで不思議ではないのかもしれない。
 ただ、物凄く老けているのには驚いた。
 まあボンド役の時に40歳回ってたから当然か。
 監督は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト。
 そういえば「ショーン・オブ・ザ・デッド」もDVDスルーだったし、この監督って諸事情があるかもしれないけど日本では微妙な扱い?

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2008年8月12日 (火)

「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!」

Kivagoon_2 Photo スーパー戦隊シリーズ32作目かあ。
 自分が観ていた戦隊物で、その人の年齢がわかるとはよくいったもので、おそらく日本の大半の子供達は子供時代にどれかのシリーズを観ているのだろうなあ。
 まあいい大人の自分が観ているのもどうよ?といった感じなんだけどね。
 自分的にゴーオンジャーはあまり面白くなくて、どうもアニメが出てくるのにちょっと違和感を覚えるし、いくら元AV女優の及川奈央(B88-W56-H87)が出ているとはいっても、風のシズカの時も思ったが、頭にかぶり物はちょっと萎えるんだよなあ。
 そう考えるとナイとメアとか、メレは良かった。
 一応、夏の映画も観るので、やっぱり予備知識はTVシリーズの映画化には必要だろう。
 っつうことで、ほとんど義務で観ている。
 そんなにいやだったらやめろと言われそうだが、何だかんだいっても日曜日は戦隊物と仮面ライダーとプリキュアくらいしか(以下略)
 そんなわけで、この日のためにがんばってきた劇場版!
 ガイアーク三大臣の企みによって、ヒューマンワールドと別の次元がつながってしまった!
 3人を追うゴーオンジャーとゴーオンウィングスは、 炎衆と名乗る3人組炎神キャストを奪われてしまう。
 取り戻すため、江戸時代に似たサムライワールドへと飛び込んだのだが、そこは魔姫という謎の女が住人たちを支配していた…。
 サムライワールドで、東映なので京都で撮影なのか?
 基本的に35分位なのか、自分のボーダーが低かったのか、意外に面白かった。
 炎衆3人組が、半田健人や、春日純一、菊地美香、菊地美香(B78-W56-H80)という特撮ファン泣かせのキャスティング!
 最後の菊地のセリフにほろり(泣)
 悪役がソニン(B88-W62-H88)が、劇場版ゲキレンのインリン・オブ・ジョイトイ(B86-W59-H86)程のインパクトはないが、結構いい味を出している。
 何だかんだ言っても、劇場版見てよかったよ。

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2008年8月11日 (月)

「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」

Kivagoon Kiva 電王が異常に面白かったせいか、キバは全く面白くない。
 ヒーロータイムもせめて、戦隊物か仮面ライダーのどちらかが面白ければいいのだが、今年はどちらも面白くないのが残念!
 自分的にキバが好きでない理由は、「こどものおもちゃ」のバビットみたいなキバットの存在で、これがどうも仮面ライダーの雰囲気に合ってなくて、さらにはこれを使って変身というのが歴代平成仮面ライダーの中で一番かっこわるい。
 やっぱり変身シーンはそれなりに「決め」なのでかっこよくあってほしいし、変身ベルトが死ぬほどかっこわるい。
 「555」の時はいい年して変身ベルトを買ってしまったが(当然つけることはできない)、これはさすがに金があっても欲しいとは思わない。
 ちなみに余談だが、大人の女性が変身ベルトをつけれたら、細い腰が証明されるので、彼女に試してみよう!
 さらに2008年と1986年の時代の見せ方がスムーズでなく、わかりにくい。
 それにキバットの他にキャッスルドランとか、仮面ライダーというより戦隊物の雰囲気に近いのがどうも納得できない。
 さらにボーナス時期を過ぎるとフォームが変わるのは毎年お馴染みだが、今回のマントはかなりダメだと思う。
 いやそれ以前にキバよりイクサの方がかっこいいというのはどうよ?
 正直、もうやめようかなあと思ったのだが、「響鬼」の斬鬼さんが出ているし、ここ最近は「555」の芳賀優里亜(B82-W58-H83)が出てきたのでつきあっている。
 それに一応、夏の映画も観るので、やっぱり予備知識はTVシリーズの映画化には必要だろう。
 っつうことで、ほとんど義務で観ている。
 そんなにいやだったらやめろと言われそうだが、何だかんだいっても日曜日は戦隊物と仮面ライダーとプリキュアくらいしか楽しみないんだよなあぁぁぁ。
 そんなわけで、この日のためにがんばってきた劇場版!
 刑務所から脱走した死刑囚が、突如甦ったレジェンドルガと出会い、巨大な王・仮面ライダーアークへと覚醒!
 彼を追う渡は、22年前のある事件にレジェンドルガ復活の要因があることを掴み、過去へいく…。
 ここまで聞いたらわかる通り、キバのファン大会的な番外編で、見所は音也と渡の父娘、ゆりと恵の母娘、夢の競演だろう。
 特にWイクサはかっこいい!
 毎度お馴染み(前回はなかったが)、現在放送中の前のシリーズの出演者のチョイ出は、さりげないのがいいのだが、今回は電王を全面的に出し過ぎている。
 つうか、全体的に電王を引っ張りすぎだろ?
 話題の飛行態は意外にかっこよくて悪くなかった。
 ボーダーが低すぎたせいか、今回は意外に面白かった。
 ただ、せっかくの時間ネタなのに生かしきれていないのが惜しい。
 とりあえず、来週からTVシリーズは継続視聴だな。
 あと、入場者プレゼントって中学生以下って納得いかないなあ。
 入場料が一番高い大人は、本人が希望すればくれてもいいと思うんだが・・・。

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2008年8月10日 (日)

「トラフィック」

Photo  公開当時の初日の最終回に行ったのだが客席はガラガラで、映画の中間あたりからいびきや寝息が聞こえてくる。
 寝る奴の気持ちはわかる。
 だってこの映画、全然盛り上がらないんだもん。
 スティーブン・ソダーバーグの映画なので、「エリン・ブロコビッチ」みたいにシャキシャキ進んでいく娯楽映画かなあと思ったら、妙にドキュメントタッチで、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」みたいにカメラを振り回さないだけマシだけど、かなり面白みに欠けると思うよ。
 もちろん、巨大麻薬コネクションをめぐる事件の群集劇というやりたいことはわかるし重いテーマを扱っているのは重々承知している。
 それにアカデミー賞4部門もらったと聞いた日には、それなりに期待しているお客さんも多いとわけだ。
 麻薬を取り扱った映画と聞いたら、陰謀がうごめいてドラマチックに盛り上がるものだと思うでしょ?(少なくとも自分はそう思っていた)
 ところが、いざ観てみると画面が黄色かったり青かったり、いつもだったらくどいくらい入る音楽が極力抑えられていたり、撮影はほとんど手持ちで、編集もドキュメントっぽい映画だと毎度お馴染みいきなりぶっつりと切ったりしているわけだ。
 やっぱり普通一般の観客は萎えると思うよ。
 自分も正直起きているのが精一杯な状態だったことを告白する。
  と、いうか自分は予備知識なしで観たのでこんな映画だって知らなかったんだよ~。
  ちょっと社会派の娯楽映画だと思っていたのでそのギャップが大きかったのさ。
 麻薬もアメリカではメジャーな犯罪なのかもしれないが、日本では馴染みないよねえ。
 自分の周りではシンナーをやってた奴はいたけど、麻薬をやってた奴はいなかったなあ。
 麻薬も拳銃も所持していなかったし、黒人も高校に入るまで実際に観たことがなかった・・・・・・というわけで多分アメリカ人には凄く共感できる内容だったかもしれないが、自分はチャキチャキの日本人なんでこの映画の良さがおそらく理解できなかったんだな。
  つまらなかったわけではなかったんだけどね。(あ~あ、また映画ファンから袋叩きになりそうだ)

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2008年8月 9日 (土)

「ジャージの二人」

Jaji  そういえば、ジャージっていつからダサいの代名詞になったんだろう?
 出てきた時は今までの体操着から考えたらとてつもなくかっこよかったし、何しろ、「007/黄金銃を持つ男」でスカラマンガが着用していた位だから、昔はダサいというイメージはなかったはずだ。
 しかし、最近はそうでもなく、特に二本線で小豆色は何故かかっこよくない。
 この映画もジャージは外したアイテムとして使用されている。
 無職の息子とグラビアカメラマンの父親の山荘での奇妙な二人暮らしの日常を綴った話で、ユルい話展開で進んでいく。
 原作は長嶋有の小説らしいが、当然未読(そういえば、ここ最近は小説の完読ってないなあ)
 いわゆる脱力系なのだが、いかにも狙って本当に外した感じではなく、どことなく滲み出るような笑いが良い。
 東京が暑いとガッツポーズを取るのが笑える。
 まあ実際、40度近い猛暑で、23度となればうらやましいと思ってしまう。
 とにかく観ていて心地よい。
 というか、いい大人がのんびりとやっているのがうらやましい。
 出演は「篤姫」の堺雅人とシーナ&ロケッツの鮎川誠。
 堺雅人が出た時、客席から「家定様よ」の声には笑えた。
 鮎川誠はドンピシャの役だった。
 ちなみにシーナ&ザ・ロケッツって今でも活動していて、偶然見たテレビのライブで感動!
 監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」「チーム・バチスタの栄光」の中村義洋。
 この人って、もっと評価されてもいいんじゃないの?(自分が知らないだけで、世間的に評価されていたらスイマセン)

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2008年8月 8日 (金)

「ブレス」

B  昔はそれなりに吟味された良作のみが公開されていた韓国映画だが、韓流ブームのおかげで、韓国映画が浸透したのはいいが、反面ろくでもない映画も多く入っていた。
 もともと韓国映画は、日本で言うところのベタな話が多い。
 その中の一部が傑作なのであって、それ以外は微妙なものが多い。
 ここ最近の自分の観る韓国映画は、はずればかりだったので、しばらく観るのをやめていた。
 その意味では、「ブレス」は自分の中では久しぶりの韓国映画である。
 自殺願望を持つ死刑囚と夫婦仲が壊れた孤独な主婦の面会室で繰り広げる奇妙で切ないお話。
 刑務所というわりには妙に警備がユルかったり、死刑囚が他の囚人と同じ雑居房だったり、主婦が面会室に壁紙を貼って四季を演出し歌い出したり、ツッコミどころはあるのだが、大人の寓話というべきファンタジーなので、この異様さが許容できるかどうかで、この映画の判断が決まってしまうのだ。
 自分の場合、いきなり歌い出された時はさすがに痛いものを感じたが、徐々にこういう世界の話なんだろうなあと思うと、それなりに観ることができた。
 自殺未遂で喉をついて声が出ない設定なので、仕草と表情で死を待つ囚人を演じるチャン・チェンは凄いと思った。
 喋らないからこそ、中国人役者なのに韓国映画にも出ることができるわけやね。
 主婦役のチアは、こんな奴いそうだなあという鬼気迫るものがあった。

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2008年8月 7日 (木)

「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 絆」

Naruto   東宝には「ドラえもん」「名探偵コナン」以外にも、地道に儲けているアニメ映画がある。
 それが「NARUTO -ナルト-」と「BLEACH」だ。
 明らかにファミリー向きではないが、ファンの支持の元地道に集客している。
 そんなわけで、劇場最新作、疾風伝シリーズの劇場版第2弾。
 空忍に襲われて大惨事となった木の葉隠れの里。
 凄腕の医師・神農らが怪我人の治療にあたる中、火の国のはずれの村から神農の弟子・アマルがやってきた。
 空忍に襲われた村を助けるため、神農を探しに来たのだった。
 ナルトはアマルと神農、サクラ、ヒナタと共にさっそく村へと向かう。
 一方大蛇丸と行動を共にするサスケも、大蛇丸から再生の術を記した巻物探索の命を受け、アマルの村へと向かっていた……。
 空忍の襲撃の時の爆破音が心地よく、これだけでも劇場に来て良かったと思った。
 さすがに、このシリーズも登場人物が多すぎて、それぞれの見せ場が異常に少ない。
 かといって削ってしまうと、ファンが怒るし大変なんだろうなあ。
 ちなみにサスケは申し訳程度の登場なので、やたらと期待すると肩透かしかも。
 もっといえばサクラとヒナタも出てきた割には活躍しない。
 アマルは男だと思っていたら実は女だったという設定なのだが、声にくまいもとこを起用したのは正解!
 メインのナルトよりも意外にサイ達の活躍の方が面白かったが、これは自分が空中戦が好きだったからかもしれない。
 実は前作がちょっと辛かったのだが、今回は普通に観ることができた。
 コアなファンから観ると微妙かも!?

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2008年8月 6日 (水)

「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」

Skycrawlers Sc  自分の中での、ここ最近の押井守の監督作品は、哲学的といえば聞こえはいいが、小難しい言葉をこねくりまわし、自分の世界ができているというより身内受けの独りよがりで、実写は100%面白くないというイメージがある。
 それがいいという人もいるだろうが、「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」や「劇場版パトレイバー」、「攻殻機動隊」が好きな自分としては、ここ最近の監督及び関係作品は面白くない。
 もちろん、嫌いではないので新作が発表されたらいそいそと観に行くのだが、昔のようなわくわく感はない。
 新作ごとに自分のハードルが低くなっていたせいか、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」は思った以上に面白かった。
 森博嗣が原作の映画化らしいが、自分は未読。
 話は、平和を実感させるための見世物として「戦争」が行われている現代に似たもうひとつの世界を舞台に、思春期の姿のまま戦闘機のパイロットとして永遠に生き続けることを定められたキルドレと呼ばれる者たちを描いている。
 例えるならエマニエル坊やみたいなものか?>キルドレ(←全然違う)
 確かに毎度お馴染みの会話劇なのだが、比較的わかりやすく(←ここ重要)、ダレそうになると空中戦が始まるので飽きるようなことはない。
 この空中戦が妙に迫力があり、また実写と間違えそうなくらい気合が入っている。
 一方、地上の風景や登場人物は絵本っぽい感じで、この差が映画の狙った世界観なのだろう。
 声はここ最近定番の声優以外が中心で、菊地凛子(B83-W62-H85)、加瀬亮、栗山千明(B81-W56-H83)は、思った以上に悪くない。
 延々と繰り返される日常ということで、「ビューティフルドリーマー」みたいなものとして観るのが適当かも。
  もちろん、必要以上に深読みもOKだと思うが・・・・・・。

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2008年8月 5日 (火)

「たみおのしあわせ」

Tamio  やっと結婚が決まった、どちらかといえば引きこもり気味の息子とその父親の姿を描いた話で、予告編を観るとコメディっぽいが、げらげら笑うようなものではなく、滲み出るような感じだった。
 岩松了の久々の監督作品。
 主人公はさえない青年の設定なのだが、オダギリジョーが演じると、それでもかっこよく見えてしまう。
 これあ普通だったら、物語が進まない位にダサくなってしまうのは言うまでもない。
 話は淡々と進んでいくのだが、登場人物全員がクセ者ばかりなので、どこか違和感がある。
 まあニューヨークに住むおじさんの設定とか、息子の結婚式に父親の元恋人が鉢合わせしてたり(普通招待せんでしょ)、無理なところもあるのだが、最後の意外な展開に全てが許せてしまった。
 映画はこのラストに向かってひたすら走っていたのだと納得した。
 「純喫茶磯辺」にも出演していた麻生久美子(B80-W59-H83)がこの映画でも、かなり変な役を演じている。
 父親役の原田芳雄がかっこいい。
 やっぱ年取ってもこれくらいかっこよくなれたらと思ってしまう。
 オダジョーと麻生なので「時効警察」と同じようなものを期待すると肩透かしかも。
 

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2008年8月 4日 (月)

「インクレディブル・ハルク」

Hulk  実は周りで誰も観てなかったけど、自分はTVシリーズの「超人ハルク」を観ていた。
 アメコミの中では一番不細工なヒーローだが、ジキルとハイド的な話が面白く毎週楽しく観ていた。
 2003年に映画化は楽しみにしていたのだが、大変つまらなくてがっかりした覚えがある。
 そして、またもや映画化の話を聞いて正直どうでもいいと思ったが、アメコミ好きの自分としては無視ができない。
 そんなわけで映画の日に観にいった。
 実はその日から公開にもかかわらず、上映回数が異常に少ない。
 ついでにいうと観客も少ない。
 前回のアン・リーの監督作品はおそらくなかったものになるとはいえ、また最初からはきついなあと思っていたら、最初のオープニングの2~3分で緑色の巨人になるまでを紹介!
 そこからは、ひたすら軍との追いかけっこに徹してひたすらアクション満載なのが良い。
 それでいて、主人公の悩みもきちんと描かれているのは見事!
 TVシリーズネタもきちんと取り込んでいるのはファンにとっては嬉しい限り!
 普通なら、今回はハルク対軍隊で1本作ればいいのに、ハルク対変身したブロンスキーまで入れ込んで1本で2本分の贅沢な展開になっている。
 というか、後半あたりはもはや怪獣映画の域に突入している。
 ハルクといえば、巨大化しても破れないズボンがいつも話のネタになるが、今回は一応、そこらへんももっともらしく説明があって、ファンには一安心(?)なところもある。
 心拍数が200を越えると変身するので、恋人とHができないという笑っていいのか悪い微妙なところも面白い!
 主演のエドワード・ノートンの無駄のない体形には驚いたが、演技派の彼が演じるバナー博士は説得力もあり、この映画はアメコミ版「ファイト・クラブ」というところか(笑)
 監督は「トランスポーター」シリーズのルイ・レテリエ。
 最後に「アイアンマン」ネタが入っているが、日本では公開が逆だし、イマイチ知名度がないので、わからない人が多いかもしれないが、まあ本編前に「アイアンマン」は予告編があるので、気づく人は気づくということでいいか。
 日本語版は水嶋ヒロが声の出演らしいが、「おばあちゃんが言っていた」とか言いそうで・・・・・・やっぱ言わないだろうなあ。

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2008年8月 3日 (日)

「ダークナイト」

Darkknight  アメコミの映画化は、現実にいればいかに嘘臭い登場人物をもっともらしく見せるかが大切である。
 何しろアメコミのヒーローは正体不明なのに、原色派手派手のコスチュームで目立ちまくっている。
 これも漫画の世界なら許されるのだが、現実にいたらかなり怪しい。
 アメコミの実写化する場合は、そのコスチュームの意味とヒーローが存在する理由を明確に描かなくてはいけない。
 そして、観ていて「かっこいい」と思わせなくてはいけない。 歴代のアメコミの映画化の成功作品は、それらが見事クリアされている。
 その中でもバットマンは、ティム・バートン監督作品2作で大成功している。
 何しろ、それまでのバットマンは、TVシリーズではネズミ色の全身タイツで、さらにSMショーのマスクをつけたロビンと一緒に活躍しており、お世辞にかっこいいとはいえない。
 もちろん、当時はこんなものだと思っていたし、それでもバットマンカーなどのメカのかっこよさは飛び抜けていた。
 そのイメージから考えるとティム・バートン監督のバットマンは実に画期的だった。
 バットマンのコスチュームは黒光りの鎧となり、夜を舞台にしているので、照明をうまく使って重量感を出し、かっこよく見せている。
 また、TVシリーズではマクドナルドのドナルドみたいだったジョーカーも、メイクとジャック・ニコルソンの怪演で迫力があったし、あの白い顔の意味もきちんと理由付けがされていたのは見事だった。
 ところがアメリカで大ヒットにもかかわらず、日本では興行的に大失敗で、同時期公開の「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に惨敗している。
 そしてティム・バートン版の2作目である「バットマン・リターンズ」は、アメコミを怪奇映画に昇華した傑作だった。
 もっともティム・バートンが監督でなくなってからは駄作が多く、語るものはあまりない。
 そして、今までのバットマンをリセット、もしくはアナザーストーリーとして、「バットマン ビギンズ」が登場!
 「バットマン始めました」というタイトル通り、バットマンができるまでを描いているもので、何故、コウモリのコスチュームなのか装備はどうやって調達しているのかを2時間以上かけて描いている。
 あまりにも説得力のある話展開はティム・バートン版とは違った面白さがあり、解釈の違いにより作家ごとのバットマンがあることを認識。
 もはやバットマンは古典の域にあり、その設定を使ってうまく見せるか見所なのかもしれない。
 この映画の最後にジョーカーの存在を匂わすものがあり、ファンをにやりとさせるところがあるのだが、「ビギンズ」の続編である「ダークナイト」は、バットマン対ジョーカーの戦いとなる。
 スーパーマンでもそうだが、あまりにも有名で古くからあるアメコミは、話筋を誰もが知っているわけで、新しく物語を作る場合は新しい解釈をしなくてはならない。
 それはもはや歴史物を作るのと同じようなものがあり、実在している歴史上の人物を史実をもとにどうやって描くかに似ている。
 特にバットマンはアメリカ人にとっては有名すぎるくらい有名な話で、そこに至るまでをどう描くかが大切なのである。
 ところが、歴史物と違い漫画なので、リアルに実写化しようと思うと説得力がある理由付けが必要なのである。
 特に、今回はジョーカーという有名なバットマンの悪役が登場!
 さらにはジャック・ニコルソンのある意味完成品があるので、ハードルはかなり高い!
 そんなわけで、先行に行ってきたのだが、ほぼ満席状態なのには驚いた。
 話は、バットマンとジョーカーの戦いがメインなのだが、それだけでも盛り沢山なのに、ハーベイ・デントまで登場する!
 これでは上映時間が152分というのも当然なのだが、映画はアメコミの中ではある意味最高峰とも言える位の傑作!
 いやもっと言えば、アメコミという形を借りた犯罪アクション映画である。
 まるで壮大な歴史物を観ているような感じで、それでいて全編に緊迫感が溢れている。
 ジョーカーのジャック・ニコルソンとは違う解釈がされており、「ダークナイト」のジョーカーは完全に頭がイっており、何を考えているかさっぱりわからない。
 そのため行動の予測が不可能で怖い。
 ニコルソン版は薬品槽に落ちて肌が白くなった設定だが、今回のジョーカーは本人の意図的なメイクであり、後半あたりになると落ちて汚くなっている。
 しかし、それが鬼気迫るものがある。
 これは演じているヒース・レジャーの功績が大きい。
 若くして亡くなり、この映画が遺作なのは惜しい。
 できれば彼のジョーカーをもう少し観たかった。
 もう1人の重要登場人物であるハーベイ・デントは今更説明するまでもなくトゥーフェイスになるのだが、本当は彼の話だけで映画1本作れてしまうはずなのに、贅沢にもこの映画で使い切っている。
 またトゥーフェイスも妙にリアルであり、トミー・リー・ジョーンズ版はなかったものとしてもいい位だ。
 デントは検事として犯罪撲滅に命をかけており「光の騎士」と呼ばれている。
 そうなるとバットマンは逆の立場にあり、その意味では「暗闇の騎士」であり、今回のタイトルにあえてバットマンの文字がないのは納得できる。
 バットマンは単純明快な正義の味方ではないという位置付けも重要で、だからこそ存在意義そのものを問い直され、彼自身が心の葛藤を持っている。
 そして、それこそが他のアメコミのヒーローとは違い、超能力を持たない普通の人間が自分の肉体の限界と財力を駆使しているところに共感が持てるのかもしれない。
 ここまで完成度が高いと続編が難しいが、次回作があるなら是非観たい!
 できればダークな雰囲気がいいので、ロビンやバットガールは出てこない方がいいかも。
 今年の夏は金魚の映画人気シリーズ第4弾じゃなくて、これでしょ!

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2008年8月 2日 (土)

「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」

D  正直、この映画は物凄く話が適当で、こういう時に「バカ映画」という便利な言葉があるのだが、何か居心地が悪い。
 後でネットを駆使して調べてみると、ジャック・ブラックとカイル・ガスは実際にコンビを組んで、テネイシャスDというバンドをやっているらしい。
 おそらくアメリカでは物凄く誰でも知っている当たり前のことで、ある程度説明がなくてもお約束があって笑ったりできるのだろう。
 自分はそこらへんが全くわからなかったため、観ていておそらくここらへんは笑うところなんだろうなあと思いつつも、状況がわからず置いてきぼり状態だった。
 いや、ジャック・ブラックはともかくカイル・ガスというハゲもこの映画を観るまで知らなくて、彼が最初、ロン毛で出てきたところでもうアメリカではドッカンドッカン笑いが取れているのだろう。
 ロックスターがみんな同じピックを使っているという驚愕の事実(!)だけが唯一笑えたかな。

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2008年8月 1日 (金)

「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」

Girara  随分前から松竹のギララと日活のガッパが映画化の話があったが、やっとギララが復活!
 遥かな昔、自分は映画館でギララを観ている。
 当時、怪獣ブームに便乗して、東宝も大映も成功しているので、無理無理作ったような感じの話だった。
 はっきりいってショボい。
 怪獣映画がわかっていない輩が作っている。
 まあ、それ以前にギララもガッパもダメなところは、怪獣がかっこよくない。
 これは致命的だ。
 今回、復活の話を聞いた時に、どう映像化するのか期待したのだが、トルネードフィルムで河崎実監督と知った途端に平成ガメラのような復活ではないことがわかった。
 洞爺湖サミットのため主要8ヵ国の首脳が集まっている時に、札幌に宇宙から飛来した大怪獣ギララが現われる。
 サミットの中止も検討されたが、首脳たちはギララと立ち向かうことにする。
 一方、サミット取材にやって来た東京スポーツの女性記は湖畔の神社に残された古文書から、タケ魔人がこの危機を救ってくれると確信するのだが…。
 「日本以外全部沈没」の延長線上にあるような話で、小ネタ満載のいつもの河崎実の映画だった。
 おそらくレイトショーでマニアが集まってバカ笑いしている分には面白いのだと思う。
 タケ魔神は、その名の通りビートやけしに似たような造形のハマヌーンのパチモンみたいなやつで、声だけビートたけしなのかもしれない。
 これを笑えるかどうかだが、自分はちょっとふざけすぎて笑えなかった。
 やっぱあくまで昭和特撮のノリで最後まで行くべきだと思ったし、タケ魔神は必要ないと思った。
 そこだけが、昭和特撮ではなく、ただのバラエティのコントになっていた。
 ギララの命名の仕方や、やたらと物知りでご意見番の博士などお約束をきちんと守っているのは良かったんだけどね。
 洞爺湖サミットは一瞬タイムリーだったが、時期をはずすとあまり面白みはなく、時事ネタは映画には向かないということを認識した。
 そもそもオリジナルがトホホなできなので、本格的怪獣映画に昇華したものを観たかったので残念!
 この映画の最大の見所は加藤夏希(B83-W58-H85)のコマネチと今は亡き水野晴郎先生の元気なお姿か。

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