「花より男子ファイナル」
「のだめカンタービレ」のドラマ化を狙っていたTBSが諸事情によりできなくなったため、出てきたのが「花より男子」らしい。
真実はよくわからないが、これが意外にも高視聴率を稼いでしまった。
正直、ドラマ化の話を聞いて今更感が強かったのも事実だ。
原作の漫画は遥か前のものだし、アニメ化もドラマ化もされている。
特にドラマは韓国版も制作されている。
そう、この漫画そのものが既に古典に分類されてしまうのだ。
そもそも貧乏の女の子と超金持ちの男子の話というのが目新しくもないのだが、おそらく世代が代ってしまったので、若い人には新しく、それ以外の人には懐かしいのかもしれない。
これをはずすと、ドラマ版の「有閑倶楽部」みたいに、とんでもない状態になるわけやね。
おそらく権利の問題でもめている「キャンディ・キャンディ」が再アニメ化できたら、親子巻き込んでとんでもないヒットを見込めるのと同じなのかもしれない。
そうはいいながらも、劇場で映画化の予告編を観て、またもやテレビ番組の映画化かと思ったのも確かだが、もうそういう時代なのだろう。
かつては名画座でなければ観ることができなかった映画が、家で気軽にDVDで観ることができるなら、映画館でテレビ番組を観る時代なのかもしれない。
初日の劇場は女の子の佃煮状態だった。
話は、婚約の記念に贈られた幻の名宝、“ビーナスの微笑”が盗まれてしまい、取り戻すため、道明寺とつくしが世界中を探し回るというもの。
よくよく考えてみたら、東映でぼくらの映画シリーズという3回でなくなった企画の中で映画化されていたよなあ。
ちなみにその時のつくし役は内田有紀(B82-W58-H83)。
何故、本人たちの過失でもないのにテイアラを二人で取り返さなくてはならないかの説得力に乏しいし、上映時間が131分というのは長過ぎで、香港のエピソード以降はダレてくる。
そして、最後が、こんな安直なオチだったらいやだなあと思っていた、まんまの展開だったのでちょっと驚き。
ツッコミどころはあるのだが、 典型的なファンのためのお祭り映画なので、野暮なことは言うべきではないだろう。
出演は井上真央(B79-W60-H80)、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力、藤木直人(1995年版の「花より男子」では花沢類役)、AKIRA 北大路欣也、デビット伊東など。
結局、大勢でテレビを観ているみたいなもので、昔の街頭テレビと同じなのだと思う。
そういう映画もありだけど、そんなのばっかりでも困る。
もちろん、面白ければOKなんだけどね。
あと、テレビ感覚でも劇場なんで携帯の使用と喋るのは禁止な。





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