「ザ・マジックアワー」
街を牛耳るギャングのボスに手を出してしまった手下のホテル支配人の助かる唯一の条件は、5日以内に幻の殺し屋を連れてくること。
しかし幻といわれるだけあって簡単に見つかるはずもなく、映画の撮影と騙して無名の俳優に幻の殺し屋を演じさせるのだった・・・。
三谷幸喜の監督最新作で、出演は佐藤浩市、妻夫木聡、西田敏行、深津絵里(B83-W57-H83)、綾瀬はるか(B88-W61-H91)、香川照之など「THE 有頂天ホテル」と同じように豪華な出演者が共演している。
この映画の最大の見所は、殺し屋を演じる売れない俳優を演じる佐藤浩市の演技につきるだろう。
特に彼とギャングのボスを演じる西田敏行との絡みは大変面白い!
彼のどんな状況でも映画撮影だと疑わない徹底ぶりが良く、周りがそれに翻弄されていくのが痛快!
正直、最初はどうかな?と思ったが佐藤浩市が出てきてから俄然面白くなってくる。
「僕の彼女はサイボーグ」で輝いていた綾瀬はるかは、この映画は超脇役で、正直彼女が絶対に演じなくてはならないものでもないのだが、セーター越しにも確認できる巨乳を見ることができたので良しとする。
今までの映画もそうだが、監督が舞台の人だけあって、空間を限定した話が多く、今回も港町という広いながらも限定した空間で話が進んでいく。
限定された世界の中で、物凄い量の情報量があり、それらがきちんと整理されているのが三谷映画の醍醐味だと個人的に思っている。
今回も面白いのだが、出演者の演技や話展開が必要以上に舞台っぽい。
もちろん、そういう演出なんだろうが、もう少し映画っぽくてもいいのにと思ってしまった。
最後の港のシーンはちょっとやりすぎ・・・・・・というかいらないような気がした。
基本的に無理な設定なのだが、それなりに観ることができるのは出演者の演技と演出だと思う。
市川崑には少し泣けた。
伏線を全て収拾しているせいなのか上映時間がちょっと長いので、もう少し刈り込んでも良かったと思う。
2時間以内が一番美しいのだけど・・・。





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