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2008年6月30日 (月)

「ミラクル7号」

Cj7  貧乏な父子のところにやってきた地球外生命体が巻き起こすSF(?)コメディ。
 「少林サッカー」や「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー監督作品なので、期待して観にいったのだが、あまり面白くない。
 よくよく考えてみたら「少林サッカー」も「カンフーハッスル」も話が基本的にベタなのである。
 それを補うほど勢いのあるアクションがあるので面白いのだと思う。
 ところが、この映画はベタな話で終わってしまうのだ。
 確かに地球外生命体はかわいいのだけど、正にかわいいだけなのである。
 これではまるでキョンシーの子供がかわいいだけの「霊幻道士2/キョンシーの息子たち!」と同じである。
 お国柄の違いといえばそれまでなのだけど、設定に無理がありすぎて、一応物語の中で説明しているものの、あそこまで貧乏なのに、費用のかかる学校にいかなくてはいけない理由もわからないし、
 下ネタも笑うに笑えない。
 ファンタジーだからといえば、それまでなのだが、それでももっと説得力はほしいところだったりする。
 まあこういうのって少数意見なんだろうなあ。

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2008年6月29日 (日)

「花より男子ファイナル」

Photo  「のだめカンタービレ」のドラマ化を狙っていたTBSが諸事情によりできなくなったため、出てきたのが「花より男子」らしい。
 真実はよくわからないが、これが意外にも高視聴率を稼いでしまった。
 正直、ドラマ化の話を聞いて今更感が強かったのも事実だ。
 原作の漫画は遥か前のものだし、アニメ化もドラマ化もされている。
 特にドラマは韓国版も制作されている。
 そう、この漫画そのものが既に古典に分類されてしまうのだ。
 そもそも貧乏の女の子と超金持ちの男子の話というのが目新しくもないのだが、おそらく世代が代ってしまったので、若い人には新しく、それ以外の人には懐かしいのかもしれない。
 これをはずすと、ドラマ版の「有閑倶楽部」みたいに、とんでもない状態になるわけやね。
 おそらく権利の問題でもめている「キャンディ・キャンディ」が再アニメ化できたら、親子巻き込んでとんでもないヒットを見込めるのと同じなのかもしれない。
 そうはいいながらも、劇場で映画化の予告編を観て、またもやテレビ番組の映画化かと思ったのも確かだが、もうそういう時代なのだろう。
 かつては名画座でなければ観ることができなかった映画が、家で気軽にDVDで観ることができるなら、映画館でテレビ番組を観る時代なのかもしれない。
 初日の劇場は女の子の佃煮状態だった。
 話は、婚約の記念に贈られた幻の名宝、“ビーナスの微笑”が盗まれてしまい、取り戻すため、道明寺とつくしが世界中を探し回るというもの。
 よくよく考えてみたら、東映でぼくらの映画シリーズという3回でなくなった企画の中で映画化されていたよなあ。
 ちなみにその時のつくし役は内田有紀(B82-W58-H83)。
 何故、本人たちの過失でもないのにテイアラを二人で取り返さなくてはならないかの説得力に乏しいし、上映時間が131分というのは長過ぎで、香港のエピソード以降はダレてくる。
 そして、最後が、こんな安直なオチだったらいやだなあと思っていた、まんまの展開だったのでちょっと驚き。
 ツッコミどころはあるのだが、 典型的なファンのためのお祭り映画なので、野暮なことは言うべきではないだろう。
 出演は井上真央(B79-W60-H80)、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力、藤木直人(1995年版の「花より男子」では花沢類役)、AKIRA 北大路欣也、デビット伊東など。
 結局、大勢でテレビを観ているみたいなもので、昔の街頭テレビと同じなのだと思う。
 そういう映画もありだけど、そんなのばっかりでも困る。
 もちろん、面白ければOKなんだけどね。
 あと、テレビ感覚でも劇場なんで携帯の使用と喋るのは禁止な。

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2008年6月28日 (土)

「ほとけ」

Hotoke  「めちゃいイケ」のメンバーで名前も出ている割りには出演していることの方が珍しい武田真治。
 まあ自分としては雛形あきこ(B83-W57-H85「雛形明子」名義の時=B88-W57-H86)さえ出ていれば、武田真治の存在など大久保佳代子(B88-W70-H90)よりどうでも良いと思っている。
 じゃあ「めちゃイケ」に出ない彼は何をしているのか?
 今はどうか知らないが、2001年頃やはり忌野清志郎のバンドでセックスいやサックス吹いてたり、映画に出演したりしているのだろう。
 そしてその映画の1本が「ほとけ」だろう。
 武田が扮する主人公は怒ったことがないので皆から「ほとけ」と言われており、鉄クズを集めて自分の家の小屋に「老人Z」に出てきたような大仏を作っている。
 彼が好きな女は盲目のマッサージャーだが、彼女は彼の兄が好きだが、彼の兄は彼女のことが好きでもなく利用しているだけ。
 ところがマッサージャーの彼女は実は目が見えていて、マッサージをしている相手の隙を見ては財布から金をくすねて缶の入れ物に入れている(お前は「ダンザー・イン・ザ・ダークかっちゅうの)
 もうここまで聞いた段階で大変暗い話なのだが、まさにその通りである。
 公開当時、女の子に人気がある(今はどうかは知らないが)武田真治が出演しているのでデートにもってこいかなと下見を兼ねていたが、さすがにこの展開では後が続かないと思うし、自分自身が2回も観るのは不可能だと結論出し。
 これでは学生時代にやった「2時間後ここに集合」とか言って自分の好きな映画を勝手に観るのを再びするはめになってしまう。
 正直暗い話ながらもとことん暗くならないのは、最悪な展開になる寸前で切って次のシーンにいくからで、編集に独自のテンポがあって不本意ながら引き込まれるものがあるのは認めなくてはならない。
 やっぱり自分の場合、武田は武田でも武田久美子(B85-W57-H82)の方がいい。
 あ~彼女の胸につける貝の水着(「武田久美子写真集 My Dear STEPHANIE」参照 )になりたいなあ。

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2008年6月27日 (金)

「ぐるりのこと。」

Gururinokoto  一見権威のありそうな「キネマ旬報」のベストテンだが、実は大人の事情なのかどうかは知らないが、一般的に公開されていない映画がベストテンに入った時がある。
 一応、日本のどこかで公開されたらしいのだが、あまりにも作為的なために、映画の本来のできとは関係なく、素直に観ることができなくなった、それが橋口亮輔監督の「ハッシュ!」だ。
 カンヌ国際映画祭ほか、数々の映画賞受賞した「ハッシュ!」だが、自分はどうもあまり好きになれず、よくよく考えたら橋口監督の映画は「二十才の微熱」や「渚のシンドバット」にしても世間が言うほど良いとは思えなかった。
 人それぞれなのだが、、どうも作品のテンポが自分に合わない。
 だから橋口亮輔監督の6年ぶりの新作といっても、あまり食指が動かず、「待ってました!」という気持ちはない。
 今回の新作は一組の夫婦が、生まれたばかりの子どもの死という悲劇を乗り越え再生していくまでの10年を描くもので、夫が法廷画家という設定なので90年代を代表する様々な社会的事件を物語の中に入れ込んでいる。
 自分の中のボーダーが低かったからというのもあるかもしれないが、大変な傑作!
 ひょっとしたら橋口監督の映画の中では一番好きかもしれない。
 上映時間が140分と長めだが、これは夫婦の10年を描くためには必要だと思う。
 また、ここ最近やたらと説明過多な映画が多いのに、言葉は少なく、だけど登場人物の何げない動きに物凄い情報量が含まれており、ちょっとしたことで崩れそうな人間の弱さが妙な緊張感を生んでいる。
 夫婦と裁判という、普通なら、2本の映画にできそうなのに1本にしているが、夫婦の状況と世間の事件の異常さをシンクロさせる意味では正解かもしれない。
 実はこの裁判が時間の流れと、ブリッジの役割をしているのだ。
 ここ最近すっかりメジャーな鬱病をこの映画でも取り扱っているのだが、回復していく様子を丁寧に描いているのに感心した。
 主演は「大奥」の木村多江(B84-W59-H87)、「おでんくん」の作者でお馴染みリリー・フランキー。
 実はリリー・フランキーの演技を心配していたのだが、なかなかどうして意外なハマリ役!
 いしかわじゅんでもそうだが、意外に漫画家でも役者やってる人いるよなあ。

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2008年6月26日 (木)

「レイダース 失われた聖櫃<アーク>」

Raiders1  1981年12月、お正月映画として公開されたこの映画は製作総指揮が「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス、監督が「未知との遭遇」のスティーヴン・スピルバーグ、主演がハン・ソロ役のハリソン・フォード、音楽がジョン・ウィリアムスと、これ以上ないという位のヒットの条件が揃っていた。
 ところが、意外にも関係者が思った以上に日本では、この映画はヒットしなかった。
 もちろん、普通の映画よりも遥かに興行成績は良かったのだが、前述したヒットの要素がある割りには伸び悩んでいた。
 実は、この年の正月映画の意外な伏兵が「キャノンボール」と「エンドレスラブ」の2本立てだった(少なくとも地方では)。
 オールスター映画の「キャノンボール」にダイアナ・ロスとライオネル・リッチーの歌が町中でやたら流れた「エンドレスラブ」は、東宝東和のこれでもかというくらいの宣伝で意外なヒットを飛ばしてしまった。
 宣伝の大切さを語るエピソードである。
 さらにいうと英語カタカナ表記タイトルが出てきた時期でもあり、怖いくらいかっこわるいタイトルもこの映画だった。
 とにかく色々な要素が裏目に出ている映画だった。
 そうはいいながらも、若かりし頃の自分は、今みたいに完全入れ替え制でないことをいいことに連続3回観ていた。
 当時はビデオデッキが普及していないので、1日中映画館で粘っているしかなかったのだ。
 まあその分、気合の入り方が違うことは言うまでもない。
 2008年6月22日、「日曜洋画劇場」で、この映画が放送されていたので何げなく観た。
 ここしばらくテレビで放送される映画を観ていない。
 レンタルDVDが普及しているのと、あまりにも愛情のないカットの仕方がいやだったからだ。
 時間内に収めるためとはいえ、昔はもっとうまくカットしていたし、少なくともCM前のしつこい煽りはなかった。
 ヴァラエティではお馴染みのこの方法も映画だと興醒めだ。
 それに最新の映画が多くて、テレビで済ませたい人にはOKだが、劇場で観る自分にはあまりにも新しい映画は逆に観る気が起こらない場合も多い。
 その意味ではテレビ東京の「木曜洋画劇場」は一番良いのだが、その時間に家に帰ってこれることは少ない。
 今回は放送されていたのを偶然観ただけなのだが、おそらく10年ぶり以上だと思うが久しぶりに観た。
 考古学者インディアナ・ジョーンズは、アメリカ政府よからナチスより先に聖櫃を手に入れろとの依頼を受け、聖櫃の争奪戦に臨む。
 往年尾冒険映画の要素をこれでもかと詰め込み、キャラが立ちまくりの登場人物、最初から最後までのノンストップアクション!
 いやはや今更ながら大変面白い!
 実はシリーズ最新作が自分的にはイマイチだった感があったので、今更1作目を観ても仕方ないと思ったが、20年以上前の作品なのに色褪せていない。
 確かに今の映画から考えるとテンポがスローかもしれないが、だからといってダレるわけではない。
 おそらく出演者も制作スタッフもこの時は勢いがあったんだろうなあと思った。
 シリーズ最新作がちょっと残念だったのは、ハリソン・フォードが60歳を回ったというのは仕方ないとしても、スピルバーグの演出が悪いというわけでもないと思う。
 何故なら彼の演出は昔よりも勢いは落ちるが洗練されて良くなっているからだ。
 そうなると、あまりにも面白くないスター・ウォーズのエピソード1~3を作っているジョージ・ルーカスに問題があるではないかと思ってしまう(あくまで個人的な推測)。
 ところでスピルバーグは007が作りたかったらしく、そういわれれば「レイダース」はその思いが強く出ている。
 まあ、今、007を監督したいといったらイオン・プロは大歓迎だと思う。
 というか、マジで観たいぞ>スピルバーグの007。

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2008年6月25日 (水)

「春よこい」

Hal  佐賀県を舞台に、殺人事件を起こして行方をくらました男と、残された妻と息子の姿を描く。
 出演はは工藤夕貴(B83-W53-H83)、時任三郎、西島秀俊、吹石一(B86-W61-H88)、小清水一揮、高橋ひとみ(B80-W61.5-H82)、宇崎竜童。
 監督は「オリヲン座からの招待状」の三枝健起。
 泣かせるエピソードは沢山あるのに、現実味がないところが多くて損をしている。
 別に逃亡している旦那は殺意があって人を殺したわけでもないので情状酌量の余地はあるだろうし、新聞記者もいくら昭和の時代で田舎とはいえ、犯罪者の子供の写真を露骨に大きく新聞に載せるとは思えないし、その記事を見て犯人が出てくるかもという発想が理解できない。
 高橋ひとみが演じる女性もよくわからないし、西島と吹石も兄妹なのに恋愛フラグ立ちすぎ!
 指名手配が毎年更新されてそれを見る子供という設定は絶対的に面白いのに、うまい演出ができなかったのは大変惜しい。
 それ以前にこの映画、いつの間にか公開されていて、公開する劇場も異常に少ない。
 当然、入場者数も少なく、自分が行った劇場は土曜日なのにガラガラ。
 まあ東映も「相棒」で相当稼いでいるので、この映画の補填位問題ないだろう。

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2008年6月24日 (火)

「奇跡のシンフォニー」

Kiseki  生まれつき音楽の才能がある孤児の少年が、まだ見ぬ両親を音楽を通して探し求めていく・・・・。
 奇跡というよりはご都合主義全開の映画で、ちょっと音符を覚えてオーケストラの指揮とか、どれだけファンタジーという言葉がとてつもなく拡大解釈すればこんな話ができるんだろうと感心するやらあきれるやら。
 韓国映画なら仕方ないと思うし自己責任だと思えるのだが、ハリウッド映画でこれはちょっとまずい!
 ところが、そのうちに、これは音楽を聞かせるためのいわゆるミュージカル映画の一種なので、話なんか申し訳程度なのだと思い始めた。
 そう思うと気分がすっきり・・・・・・するわけもなく最後まで違和感を持ちながら観ていた。
 そういえば相当「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を彷彿させるシーンがあったしね。
 最後は感動の親子対面と思いきや、よくよく考えてみると3人一緒のシーンって一つもないんよね。
 正に感動寸止め映画!
 監督は「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」の脚本を手掛けたカーステン・シェリダン。
 自分は「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」が好きなので、それくらいの話を期待したんだけどなあ。
 主役はフレディ・ハイモアは、マコーレ・カルキン君みたいにならないように頑張ってほしい。

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2008年6月23日 (月)

「ひぐらしのなく頃に」

Higurashi  累計50万本を売り上げた人気ゲームソフトを実写し映画化。
 しかし、それ以上に京田辺警察官殺害事件の影響により放送打ち切りの局があったことで有名である。
 前にも述べたが、自分はここ最近全くゲームをしていないし、アニメもこの作品に関しては未見。
 というか、最近アニメ多すぎで、とてもじゃないが全部網羅できない(おそらくそんな奴いないと思うが)
 そんなわけで、ほぼ予備知識なしでみた。
 な、なんと全編状況設定を説明しているだけなのだ。
 おそらく最初ほのぼの青春物→いつのまにかホラーという構成が正しいと思うのだけど、青春物としてはあまりにも安っぽいし(主人公と彼をとりまく女の子達のノリはほとんどイメクラ状態!)、ホラーとしても全く怖くない。
 監督は「富江」の及川中。
 う~ん、この監督なら仕方ないか。
 出演は森山未來の劣化コピーみたいな前田公輝。
 同じ学校の生徒で飛鳥凛(B83-W58-H86)、松山愛里(B76-W60-H85)、あいか(B85-W56-H84)、小野恵令奈(B76.5 – W55.3 – H80.5)などが出演している。
 しかし、先生役で三輪ひとみ(B83-W68-H82)が出ているのに大した役どころではないことが、正に無駄遣いで、せっかく彼女の存在そのものがホラーフラグなのに惜しい。
 最後は「続編企画進行中」の告知が出て終わり。
 まあ制作中じゃないからいいか。
 この映画を観て続編を観たい人がどれだけいるかどうか疑問。
 ひょっとしてゲームとかやり倒していると面白いのか?

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2008年6月22日 (日)

「西の魔女が死んだ」

Nishimajo  登校拒否になった女子中学生が、田舎に暮らす英国人の祖母に預けられ、日々成長していく姿を描く。
 梨木香歩の児童書を映画化。
 当然自分は未読だが原作を読みたくなった。
 思った以上に傑作!。
 この映画に出てくるおばあちゃんは魔女というよりも誰よりも世間をわかっている人で、彼女の言うことは孫娘の女子中学生に向けてというより、社会人の方が身に染みる。
 「女子のつきあい方って独特なんだよね」と女子中学生は言うが、社会人なんかもっと独特すぎていやになってしまう。
 だからこそ、この映画が思春期の子供だけでなく、大人の世界をも取り込み、説得力があるのだ。
 魔女修行は大人になるまでに終わらせておくべきだったことを実感!
 田舎暮らしの食事シーンが妙に美味しそうなのも、この映画の特徴!
 ここ最近の喫茶店はカリカリのトーストが出ないので、この映画はカリカリ好きの自分としては理想的なトーストが出てくるので羨ましい。
 この映画を観ていると、田舎暮らしもいいなあと思ってしまう人も多いかもしれない。
 自分は昔、とてつもない田舎に住んでいたのだが、テレビの局数も少ないし、映画は遠い町まで行って尚且つ単館系は上映されないし、店はないし・・・よく見えるのは映画の中だけなので人によっては厳しいかも。
 夏場は雑草が繁殖し、薮蚊は多いし、不便すぎで、まあ時々リゾート感覚で行くのが正解かな。
 あと、この物語の女子中学生みたいに心のケアで長期の休みがを取ることができるのもうらやましい。
 昔はほとんどの子供が無理無理でも登校していたような気がするなあ。
 出演はおばあちゃん役にシャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー、女子中学生役に高橋真悠、彼女の母親役にりょう(B83W60-H83)、隣に住むいやな中年男に木村祐一。
 シャーリー・マクレーンの娘ってそんなババアじゃないのにと思ったらメイクだった。
 どちらかというと魔女っぽい顔の怖さはりょうで、あの顔だと絶対に娘を虐待していると思われても仕方ない。
 あ、この映画では普通の母親役でした。
 木村は誰が見てもハマリ役のイヤな奴で、だからこそ女子中学生が嫌悪感を抱くことに観客側も感情移入できる。
 2年後の彼女が彼に対して見方が変化していることにより、少し成長していることを描いたのはうまいなと思った。
 監督は長崎俊一で、よく考えたら全然種類の違う「黒帯」とかも演出しているんだよな。
 最後はちょっと泣ける。
 おそらく観る世代によって変わるが、どちらかというと社会人の人が必見かも!

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2008年6月21日 (土)

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

Did  世の中には良い映画だが好きになれない映画というものがあって、自分にとってはまさにこの映画が該当する。
 確かに賞ももらっているし、やりたいことだってわかるし理解もできるつもりなのだが好きになれない。
 その原因の一つはあの動きまくる撮影だ。
 実は自分の場合、映画は前の方の座席で観るのだが、この映画は話題なのか満席で後ろの方の座席しか空いてなくてそこで観たのだが、それでも動きまくる画面に気持ちが悪くて仕方がなかった。
 正直これに耐えるのが精一杯だ。
 更に好きになれない原因は、これでもかというくらい悲惨な話展開である。
 そして大変失礼な話だと思うのだが、自分は主役の女性の顔が好きになれない。
 酔ってしまう画面に悲惨な話、そして好きになれない主演の顔・・・・・・これで2時間以上持ちこたえるのは結構辛いものがあって、唯一の救いはミュージカルのシーンでここで休憩ができなかったらおそらく外に出たと思う。
 巷で大絶賛なのにもかかわらず、自分にはそれ以前というのが寂しいのだが、誰にも不得意な映画があるということで・・・・・・(泣)
 

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2008年6月20日 (金)

「JUNO/ジュノ」

Juno  妊娠は無理なく計画的に。

 同級生の男の子と興味本位でしたただ1度のセックスで予期せぬ妊娠をしたヒロインが、中絶または養子縁組かと考えながら揺れ動く様を描いた青春もしくはコメディ映画。
 十代の妊娠というと日本では否定的な考えが多い。
 まあどう考えても計画的ではないし、大抵は人生3倍速といわれるヤンキーに多いからだ。
 最近この手の題材を扱ったものだとドラマでは「14歳の母」、映画だと「恋空」だろう。
 「14才の母」はひたすら内容が重いが、「恋空」は2007年のバカ映画ナンバー1なのでひたすら軽い。
 どちらにしろ、十代の妊娠はよくないことが前提なので、どれも納得できないのだ。
 実はこの映画も、十代の母親になって終わりだと思っていた。
 ところが、最初は中絶を考えるが、考えを変えて子供を生んで養子に出すことに決定!(←プリキュアののぞみちゃんっぽく読んでね!)
 里親探しを始める。
 これはちょっと意外な展開!
 十代の妊娠はどこまでいっても暗い話になるのだが、この映画はひたすら明るく前向き!
 自分の従姉妹もできちゃった婚だけど、子供ができたとわかった時は、かなり暗かったぞ(特に男)
 もちろん賛否両論だろうが、自分は半分これはありだなと思ってしまった。
 まあそれ以前にこの映画は十代の妊娠が前面に出ているものの、それは一つの要素とした青春映画なのだ。
 とにかく登場人物のキャラがこれ以上ないという位立ちすぎで、主役のジュノはヤンキーでもなければオタクでもない、かといって不思議ちゃんでもない。
 話し方が妙にテンポがよく、おそらく字幕では処理できないが、英語がわかる人だと相当面白いのではないかと思われる。
 演じるエレン・ペイジは若い時のソフィー・マルソーを思わせるので、ひょっとしたら「ロードショー」で盛り上げているのかもしれない。(すいません、さすがに自分は今更「ロードショー」や「スクリーン」でもないので調べてません)
 里親になる夫婦の旦那の方が、中年オタクの大人になりきれない困った奴で、最後のヘタレっぷりは情けないが、実はちょっと気持ち的にわからないでもなく、子供に対しての温度差なんだろうなあ…っつうか彼自身が子供なんだよなあ。(だからジュノと仲良くなっていくのは浮気と思わせて、実は精神年齢が同じくらいというミスリードはうまい!)
 あとジュノがあれだけ腹膨らませていても学校って退学とかにならないのだが、アメリカの高校は基本的に妊娠通学OKなの?
 監督は「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン。
 脚本はこれがデヴュー作のディアブロ・コディ。
 この人、元ストリッパーということが話題だが、こんな話を思いつくのが凄い。
 アカデミー賞脚本賞を受賞は納得できる。
 おそらく、日本でこの手の話は無理だろう。
 「恋空」が精一杯なのか?

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2008年6月19日 (木)

「山桜」

Yamazakura_2  ふと考えてみると今、日本映画で一番よく観る女優って実は田中麗奈(B77-W56-H82)ではないかと思ってしまう。
 実は日本映画の制作側のお気に入りなのか、事務所の力なのかはよくわからないが、とにかく彼女は映画女優の一人なのだと思う。
 そんな彼女の初の時代劇は、藤沢周平の短編が原作で、かつて「はつ恋」で一緒に仕事をした篠原哲雄監督と再びコンビを組んでいる。
 最初の夫に先立たれた後、次の嫁ぎ先で夫への愛情が感じられず姑にいびり倒される女性が、かつて縁談を断った実直な侍との偶然の出会う…といってもそこから一気に恋愛モード爆発みたいな話ではない。
 実はこの映画、色々なエピソードがテンコ盛りだが、ほとんど何も解決していない。
 なんじゃこれは~と一瞬思ったが、よくよく考えたら映画やドラマみたいに世の中すっきり解決することはないんだよなあ。
 この映画は乱暴な言い方をすれば「気の持ち方」の話で、姑にいびり倒されている主人公も実は状況はよくなっていないのだけど、最後の晴れ晴れとした顔で救われてしまうのだ(え、自分1人だけが思ってるだけっすか?)。
 幸せへのまわり道とはよくいったものだと思う。
 田中麗奈の時代劇の格好は微妙なのだが、どこかで似たような格好を観たことがあるなと思ったら、「東京マリーゴールド」の劇中CMね。
 共演は40歳回っても少年隊の東山紀之。
 登場場面は少ないし、セリフは少ないが、今回は意外にハマリ役でかっこよく、意外に時代劇が向いているのではないかと思ってしまう。
 永島暎子(B80-W58-H82←1977年当時)が真剣いやな姑役で、いやそれよりも山桜というより姥桜状態になっているのには驚いた。
 昔、裸が観たいので「女教師」を観にいった時は若かったんだけどなあ。
 同じ藤沢周平の「蝉しぐれ」も良かったが、この映画も悪くなかった。
 ただ歌が一青窈(B79-W60-H84)というのは意識しすぎた真似と言われても仕方ないだろう。
 もっとも「蝉しぐれ」は、本編で使われずイメージソングなのだが…。

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2008年6月18日 (水)

「イースタン・プロミス」

Ep  病院で亡くなったロシア人少女の身元を探そうとする助産婦が、いつのまにかロンドンの裏社会に存在するロシアン・マフィアを敵にまわしてしまう。
 彼女とロシアン・マフィアの一員で非情さと優しさを併せ持つ謎めいた男の奇妙な心の交流を描く。
 デヴィッド・クローネンバーグ監督作品で、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に引き続きヴィゴ・モーテンセンが出演している。
 クローネンバーグの映画の面白さは全編に漂う緊張感で、この映画でもそれは健在で、助産婦とマフィアのやりとりなど会話をしているだけで妙な緊張感が漂っている。
 それに加えて、暴力&残酷シーンは容赦がない。
 話題のサウナでの全裸の戦いは無粋なボカシもなく、大変な迫力だった。
 やっぱり完全な無防備で襲ってくる敵と戦う怖さは半端ではない。
 何故、助産婦が結果的に危険な目に遭いながらも赤ん坊の身元を探るのかが、本人の流産の経験からきていること等がきちんと説明されていて説得力があったし、だからこそ最後はちょっとほっとする。
 ナオミ・ワッツが意外にハマリ役。
 ある人物の意外な正体がとってつけたような感じがちょっと違和感ありだが、別の意味ではそうでないと救われない展開でもあるんだな。

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2008年6月17日 (火)

「リボルバー」

Revolver  自分としては「リボルバー」というと、1988年公開の藤田敏八監督で沢田研二主演の映画を思い出す。
 日活がロマンポルノをやめて、名前をシネ・ロッポニカに変更して一般映画を公開した時期の1本だ。
 時代的にはビデオデッキが普及し自宅で動く女の裸を観る時代に突入しており、成人映画が終焉を向かえようとしている時期で、全国にある日活直営の映画館を支えるための企画だったが、今までエロ映画館だったところに、いきなり一般映画を上映しているから入れというのは無理な話で、半年で打ち切り!
 ところがロッポニカ時代の映画は意外に面白い映画が多く、「リボルバー」も個人的には面白かった。
 特に沢田研二は「太陽を盗んだ男」の時も思ったが、味のある役者だと思う。
 個人的には彼の関西弁が好きだったりする・・・・・・って前フリ長っ!
 今回の映画は当然ロッポニカの映画とは全く関係がない。
 ガイ・リッチーとリュック・ベッソンの初コンビのサスペンス・アクションだ。
 自分を陥れた相手へ復讐を図る凄腕のギャンブラーの話で、様々なエピソードが絡みながら展開していく。
 はい、ここでガイ・リッチーが監督なので、スタイリッシュなクライムムービーだと思った人、手を上げて。
 沢山、いらっしゃいますね。
 確かに予告編を観る限りアニメも使って面白そうなのだが、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」のような映画を期待すると思いっきり肩透かしになってしまう。
 全体的にキレが悪くモノローグが多いため、気を抜くと眠気が襲ってくる。
 結論から言うと大変つまらない。
 この原因は、自分の偏見だということは重々認めるが、リュック・ベッソンが参加しているからではないかと思っている。
 ここ最近の彼の映画は「アーサーとミニモイ」や「アンジェラ」にしても頭の悪い中学生が考えたような話ばっかりで、いくら監督を引退宣言して、この映画では製作とはいえ、彼が絡んだ映画が面白くなるとは思えない(あ、もちろん偏見です)。
 まあ2年前の映画が今更公開されていることが、この映画の評価なような気がする。
 アクションができるハゲことジェイソン・ステイサムが出ているのだが、髪の毛があったのですぐにはわからなかった。
 この映画で唯一良かったのは眼鏡の殺し屋で、淡々と人を撃っていくところに逆にプロフェショナル魂を感じた。
 エンディングロールはわからないでもないのだが、当然帰る人の方が多かったのは言うまでもない。

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2008年6月16日 (月)

「ダイブ!!」

Dive  直木賞作家・森絵都のベストセラー小説の映画化だが、自分は、今や連載している漫画よりも「金色のガッシュ!!」の雷句誠先生が小学館を提訴した問題の方が遙かに面白い「週刊少年サンデー」の漫画版を読んでいた。
 ところが小説は角川から出ているのに小学館で漫画化というのがよくわからない。
 普通だったら「月刊少年エース」じゃないの?と思いつつ、「サンデー」の漫画の方も映画の公開前に終わっている。
 まあ、ここらへんは企画物なんで色々あるんだろうなあ。
 赤字経営の自分たちの所属するダイヴィングクラブを存続させるためには、オリンピック代表選手になるしかない!
 アメリカ帰りの美人コーチの指導の下、3人の男子がお互いをライヴァル視しながら、過酷なトレーニングをしていく・・・。
 飛び込みの映画というとここ最近は長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)の「ラフ」以来かもしれない。
 自分は初日の昼観にいったのだが、自分を含めて10人しかいないことに驚いた。
 いくら「インディ・ジョーンズ」の先行の日とはいえ、これはやばい。
 まあ、たまたま自分が行った劇場(地方都市の映画館)だけだと思うが、興行的にきびしいと関係者が死にダイブになってしまうので、がんばってほしい。
 と、いうのも映画は、スポーツ物としては王道の展開で決して悪くない。
 選考に選ばれなかった友達がいやがらせがあったりするわけでもなく、主人公が彼女を弟にとられたり、ドロドロする要素もあるのだが、意外に軽く流してあくまで競技に絞りこんでいる。
 飛び込みのシーンは真上から撮影したりと迫力を出すのに努力しており、10mの高さから飛ぶ怖さと、技の美しさをうまく見せている。
 ただ残念なのはオリンピックという大きな目標があるのに、その凄さが伝わらない。
 おそらく3人以外のライヴァルを描いていないので、どちらかといえばクラブの中だけで競っているよういしか見えないからだろう。
 また撮影時期がいつなのかは知らないが、全編曇天の場面が多く、せめて夏は青空が欲しかった。
 監督は「虹の女神 Rainbow Song」の熊沢尚人。
 出演は「バッテリー」の林遣都、「砂時計」の池松壮亮、「ハチワンダイバー」の溝端淳平。
 美少年好きにはたまらないものがあるだろう。
 何しろ全編、出演者の少年達がほとんど競泳パンツで、時には尻を見せるサーヴィスカット付きだ。
 一方、女性陣は瀬戸朝香(B83-W60-H85)に、角川映画なので無理無理にでも出てくる蓮佛美沙子(B80-W56-H83)。
 瀬戸は水着を披露してくれており、まさか今彼女の水着が拝めるとは嬉しい限り!
 V6の井ノ原快彦と結婚しても仕事をセーブしていなくて良かった。
 蓮佛美沙子は第2の薬師丸ひろ子(B80-W60-H84)や原田知世(B76-W57-H80)を狙っていると思うのだが・・・・・・微妙だなあ。

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2008年6月15日 (日)

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

Id4  毎年、各映画会社は関係各所に、普通のハガキから定形外まで様々な趣向を凝らした年賀状を送るのだが、それらにはこれから公開のラインナップを出しているところが多い。
 大抵はその年公開されるものが中心なのだが、中にはいつ公開するかわからないが制作するであろう映画も明記されている。
 数年前、パラマウントだったかどこかの会社のラインナップに「インディ・ジョーンズ4」のタイトルがあって驚いたことがある。
 3作目が完結編じゃないの?とは、さすがに思わなかったが(映画の完結編はほとんど嘘だ)、主演のハリソン・フォードの年齢で果たしてアクションができるかどうかが心配だった。
 ところがそれから音沙汰もなく、今年になっていやになるくらい予告編を見せられて、いよいよ公開!
 舞台は米ソ冷戦下の1950年代で、さすがに前の3作みたいに時代が新作ごとに1年前に戻っていくということはなかった。
 伝説の神殿に納めることで神秘のパワーを得られるという幻の秘宝クリスタル・スカルを巡って、インディたちとソ連工作員との激しい争奪戦が今回のお話。
 パラマウントのマークからその形に近いものにつなぐお約束は健在で、これからインディの新しい冒険が始まると思うとわくわくさせられる。
 今回はインディ・ジョーンズと未知との遭遇といった感じで、エリア51とか定番トンデモネタを題材にしている。
 安定した面白さはるものの、インディ・ジョーンズってこんな普通レヴェルの面白さでいいのか?
 昔はもっとドキドキわくわくしたし、当時は入れ替え制でないことをいいことに3回位立て続けに観たけど、今回はシネコンが入れ替え制だとはいえ、何度も観たいと思わせるものはなかった。
 あれから19年経ったからイメージが膨らんだからかもしれないが、インディ・ジョーンズってもっととてつもない面白さがあるはずではないのか?
 いつものテーマ音楽、いつもの出演者なのに何かが違う。
 確かに主演のハリソン・フォードはすっかり爺さんだし、昔ほどのキレはないが、それでもスタントの中の人と編集でそれなりに見せているし、今回は初老のインディという見せ方をしているが、それを自虐的に題材にして面白いところもある。
 しかし、出演者が老けたというより、演出にキレがなくなっている感じがする。
 昔のスピルバーグだったらもっと勢いがあってギラギラしていた感じがするが、今回はそれがない。
 もしくは今風の演出と違った昔ながらの演出だからなのか?
 いずれにせよ、本当ならインディ・ジョーンズのパクリと言われても仕方ない「トレジャー・ハンター」の方が本家に近いのも皮肉な話である。
 今回は同窓会的なノリを楽しむしかないのかなあ。
 時代は第二次世界大戦前後の何でもありの時代がいいわけで、1950年代はもうとたんに嘘臭くなってしまう。
 あと、冒頭で原爆ネタがあるのだが、不思議なことに「トゥルー・ライズ」の時も思ったけどアメリカって原爆に対しての認識がすごくユルくない?
 「007/ドクター・ノオ」の時は時代的に仕方ないかなあと思っていたけど、さすがに映画の時代設定と今の核兵器の認識が一緒なのは不安だ。
 ラストはある意味、シリーズの一つの区切りとも取れるものだが、ルーカスもスピルバーグも、かつての映画少年ではなくなっている感じがした。
 まあ2人も家庭を持っているし、特に子供ができてからルーカスの変わりっぷりは「スター・ウォーズ」のエピソード1~3を観ればわかる。
 今回の新作はつまらなくはなかったが、自分の求めている面白さはなかった。
 かつての友人が19年ぶり位に再会したら変わっていた寂しさのような複雑な心境だ。(もちろん自分が変わったのかもしれないが・・・)
 

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2008年6月14日 (土)

水野晴郎先生を偲ぶ

019  ここ最近、自分が好きだった著名人がどんどん亡くなって行く。 
 2008年6月は氷室冴子氏と野田昌宏氏が亡くなったのが大変ショックだった。
 氷室先生は、偏見を持っていた少女小説を見直させてくれた人で、「なんて素敵にジャパネスク」が有名なのだろうが、自分は少年少女の心をリリカルに描いた「なぎさボーイ」と「多恵子ガール」が好きだった。
 映画化された「恋する女たち」も先に原作を読んでいたので、どうやって映像化したのか考えながら観ていた。
 残念ながら「「さよなら」の女たち」は原作なのに小説にならなかったし、映画は興行的にこけて散々だったが、斉藤由貴(B86-W59-H86)のポスターは自分の中では彼女が一番かわいく撮れていた最高傑作だと思っている。
 野田昌宏先生は、キャプテン・フューチャーやスターウルフ、おそらくジョージ・ルーカスが絶対に執筆していないだろう「スター・ウォーズ」の翻訳は彼がいてこそであり、スペースオペラを紹介した功績は大きい。
 キャプテン・フューチャーとスターウルフはテレビはトホホだが、小説は大変面白かった。(まあ、翻訳は時々やりすぎな感じもあったが…)
 今の映像技術でマジで映画化してほしいと思うぞ。
 そして、2008年6月10日、あの水野晴郎先生がお亡くなりになられた。
 ビデオが普及していなかった頃、テレビの映画番組は映画ファンには大切な時間だった。
 各番組には解説者がついていて、「日曜洋画劇場」は淀川長治、「月曜ロードショー」は荻昌弘、そして「水曜ロードショー」は水野先生だ。
 とにかく、水野先生の解説はどんな映画でも、もっともらしいテーマをつける人で、ど~考えても単なるカーアクション映画に、「交通社会に警告」など、無理無理なこじつけをしていた。
 また「水野晴郎の映画がいっぱい」では、アメリカで警察についてだと俄然張り切っていて、「あ~この人、本当に制服が好きなんだなあ」と思った。
 その後、選挙出馬のため降板したが、「金曜ロードショー」(放送の曜日が変わった)には何事もなかったように戻ってきていた。
 映画を監督すると聞いた時、映画評論家が監督をするとどれほど面白くなるか期待したのだが、監督第1作の「シベリア超特急」もはやカルトの領域に達するトホホな映画だった。
 しかし、続編を作るごとにうまくなっていき、後半は普通につまらない映画になっていた。
 「シベリア超特急」の舞台挨拶は大変面白く、多くの人が「これで映画が面白ければなあ」と思った人は多かったと思う。
 数年前お話する機会があったが大変面白い方で、正直生水野に感動した。
 あの時、あんなに元気だった先生がまさかお亡くなりになるとは・・・・・。
 まあ歳が歳だからと言われたらそれまでなのだが、逆に自分のこれからも長くないであろうことを実感した!
 水野先生、映画好きの自分としては大変お世話になりました。
 安らかにお眠り下さい。
  

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2008年6月13日 (金)

「古墳ギャルのコフィー ~12人と怒れる古墳たち~」

Photo  「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II~私を愛した黒烏龍茶~」の同時上映の短編。
 タイトルは誰でもわかる通り「十二人の怒れる男」から来ている。
 2009年から始まる裁判員制度がネタになっていて、意外に話が重たく、実は裁判員制度がどういうものかがこのアニメと「ビッグコミックオリジナル」の「弁護士のくず」を読んで初めてわかった次第。
 いい歳してアニメや漫画から情報を得ているお前はアホかと言われそうだが、自分の子供の頃の知識は、ほとんど学研のひみつシリーズの漫画で覚えたものばかりなもんで、今更言われても・・・(笑)

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2008年6月12日 (木)

「劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留」

3  黒桐幹也が保護した少女は瞳に映るすべてをねじ曲げ破壊する力を持っていた…。
 7部作の3作目。
 1作目を観た時は物語の世界を把握するだけで精一杯だったが、さすがに3作目となるとなんとなく世界観や登場人物の設定もわかってくるせいか意外に面白くなってきた。
 それに何と言っても今回のゲスト声優は能登麻美子(B80-W58-H80)なので、ファンとしては要チェックだろう。
 自分は「マリア様がみてる」では志摩子さん派なので、このアニメもチェック・・・・・していたわけでもなく、すいません、この映画観るまで彼女が起用されていることを知りませんでした。
 まあ、ここまでくると全作観ようという気になってくるので、とりあえず深夜アニメの感覚で観るのが正解かもね。

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2008年6月11日 (水)

「休暇」

Kyuka  子連れの女性と結婚することになったベテラン刑務官が、新婚旅行のための休暇欲しさに死刑執行の補佐役を買って出る…。
 死刑物だと「デッドマン・ウォーキング」という傑作があったが、この映画も予想以上の良作!
 淡々とした中にも物凄い緊迫感があり、へたなホラー映画よりも遥かに怖いものがあった。
 自分が死刑囚にならない限りわからないのだが、刑務官と死刑囚の日常が妙に現実感があった。
 おそらく彼らにとっては仕事でしかないのだが、それでも人の死に関わるだけあってどこか普通でない。
 それは、主人公以外の刑務官がどこか普通でなく、妙に冷めていたりしているところから想像してしまう。
 この映画を観て初めて知ったのだが、死刑に関わると、休みが1日増えて、「支え役」をやると1週間の休暇がもらえるらしい。
 ちなみに「支え役」というのは、絞首刑で死刑囚が死ぬまで動いている体を支える仕事だ。
 色々な仕事があるのだが、自分はこの仕事はちょっと無理だな。
 ちょっと辛すぎ!
 あと、死刑っていきなり執り行われるのには驚いた。
 まあ、確かに予定日を知らされたら正常ではいられないし、逆に、いつ執行されるかわからないのが受刑者の処罰なのかもしれない。
 主人公は子持ちの女性と結婚するのだが、子供がなついてくれない。
 物語は死刑囚と子供を対比させ、生と死を見つめていく。
 死刑囚を支える主人公が、子供を抱き締めるところはちょっと泣けた。 
 時々妙に怖いところがあって、死刑囚の部屋に無言で立っている老夫婦(?)とか、おそらくイメージなのだが、そこらのホラーより遥かに怖かった。
 主演は「歓喜の歌」の小林薫、
 共演に大塚寧々(B80-W53-H83)、西島秀俊、大杉蓮など個性的な俳優が勢揃い。
 あと意外に大塚の息子役の子供が上手くて、子役でよくありがちなきばった演技ではなくて良かった。
 監督は門井肇なんだけど、すいません、全く知りませんでしたが、次回作が楽しみです。

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2008年6月10日 (火)

「築地魚河岸三代目」

Uogashi_the_3rd  「男はつらいよ」が終わった後、新しいシリーズを模索していた松竹だが、「釣りバカ日誌」以外うまくいったものはなく、「サラリーマン専科」など、いいところまでいったものもあったが、あくまでメイン映画の同時上映レヴェルで、1本で勝負できるようなものではなかった。
 ところが「釣りバカ日誌」さえも出演者の高齢化が目立ち、特に三國連太郎が役者としていつまで日持ちするかは大きな問題だろう。
 そのため松竹としては、「釣りバカ日誌」に続く新シリーズを作らなくてはならない。
 そんなわけで公開前から既にシリーズ化が決定しているのが、「築地魚河岸三代目」だ。
 「釣りバカ日誌」同様漫画の映画化。
 確かに小説や漫画の映画化は宣伝もしやすいし、相乗効果でお互い売上が上がる可能性も大きい。
 実際、自分も「ビッグコミック」の連載は読んでいるので興味を持った次第。
 あと、青年漫画はよほどじゃない限りイメージと違うといわれないのが良い。
 これが少年漫画や少女漫画、アニメなど萌え系の実写化だと大騒ぎになってしまう。
 そういえば「ときめきメモリアル」の実写映画化の時はキャスティングだけで異常に盛り上がった覚えがある。
 それに比べると青年漫画は余裕がある(ただし「めぞん一刻」は除く)。
 築地市場を舞台に、魚河岸の世界へ飛び込んだ元サラリーマンが悪戦苦闘という話が基本で、今回は主人公が魚河岸で働くまでを描いている。
 良くも悪くも昔から脈々と続く松竹人情コメディであり、意外性はないが安心して観ていられる。
 こういうのも必要だと思うのは、自分も年とったせいかもしれない。
 話は前半はテンポがいいし、主人公の上司夫婦の話は染みるものがあって良い。
 後半は勘違いからくる大騒動が少し大味だったのが惜しい。
 ラストにど~んとシリーズ化決定!と出たのは松竹の本気度を見た気がした。
 確かに、主人公の職場の雅とエリの結婚話や、新しい登場人物の干物屋の息子の話、グルメ評論家の話や、主人公夫婦の子供の話などエピソードは沢山あるし、主人公は全国の市場を回ることが多いので、必然的に「男はつらいよ」のようにあっちこっちでロケはできるし、そこで恋愛指南をしていれば、松竹人情コメディのテンプレートにうまくあてはまるというもの。
 主演は大沢たかおは若いので、あと20年は大丈夫だと思うが、イケメンなのは、ちょっと邪道かな。
 彼と恋人役に田中麗奈(B77-W56-H82)。
 魚が題材の映画で魚顔の彼女の抜擢はナイスキャスティングか?
 あと、魚屋にエリという名の女が働いているというだけで、ふせえりを思い出すのは「キューティーハニーTHE LIVE」のイメージが強いせいか?
 監督のの松原信吾は結構昔から活躍している人で、今の時代には珍しく目茶苦茶正攻法の演出をしている。
 ところが、この手の演出をは相当な実力がないと無理で、彼に限らず「釣りバカ日誌」の栗山富夫とかもっと評価されるべきだと思うけどなあ。

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2008年6月 9日 (月)

「神様のパズル」

Kamipa  観てきました、「神様のパズル」、業界ではより優雅に「神パ」と略すって本当っすか?
 略してかっこいいタイトルはヒットするという話を聞いたことがある。
 噂では雛形あきこ(B83-W57-H85)主演の「闇のパープルアイ」を略して「闇パー」か「闇プ」か相当議論したという話を聞いたけど・・・絶対嘘だな。
 実際「神パ」といっている人って見たことないし、初日の客の入りからいうと、この略し方はかっこいいとはいえないかも・・・。
 落ちこぼれ学生(?)と孤独な天才美少女が宇宙創生という壮大なテーマに挑むという話。
 あ、自分ですか?
 機本伸司の原作なんか当然読んでいるわけもなく(昔ほど活字を読めなくなった)、おそらく観客の40%と同じで、予告編やポスターでやたらと強調されている谷村美月(B82-W56-H80)の胸目当てで観にいきました。
 いや子供の成長は早いわ。
 一応、主演はダメ男をやらせておけば日本一の市原隼人。
 この映画ではで双子のできの悪い弟を演じている。
 ポスターや予告編を見てギターと歌と宇宙からマクロスみたいな話だと勝手に思い込んでいたら全く違う話だった。
 この主人公がバカなので、飛び交う難解な物理用語をわかりやすくしてくれているのは良いと思う。
 ところが延々と物理用語が飛び交い、わからなくても何か凄いことを話していると思わせればいいのだが、そんな緊迫感もないし、演出にひねりもないのでちょっと退屈!
 後半はいきなりパニック路線なのだが、微妙に緊迫感に欠けてしまうわけで、さらに寿司の話になると脱力してしまう。
 そんな話展開にしなくても日常世界による天才少女の話ではダメなのか?
 あと双子の設定も話が進むにつれて逆転していくはずなのだけど、あまり意味がなかったのが辛い。
 お目当ての谷村美月はいわゆるボクっ娘で、全編ジャージ姿で、時々拝める胸の谷間は無防備というか無頓着というキャラ作りとしてはOK!
 ただポスターのかっこうはあくまでイメージなので注意!
 面白くなりそうな要素は一杯あるのに使い切れていないのが残念!

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2008年6月 8日 (日)

「ザ・マジックアワー」

Magichour  街を牛耳るギャングのボスに手を出してしまった手下のホテル支配人の助かる唯一の条件は、5日以内に幻の殺し屋を連れてくること。
 しかし幻といわれるだけあって簡単に見つかるはずもなく、映画の撮影と騙して無名の俳優に幻の殺し屋を演じさせるのだった・・・。
 三谷幸喜の監督最新作で、出演は佐藤浩市、妻夫木聡、西田敏行、深津絵里(B83-W57-H83)、綾瀬はるか(B88-W61-H91)、香川照之など「THE 有頂天ホテル」と同じように豪華な出演者が共演している。
 この映画の最大の見所は、殺し屋を演じる売れない俳優を演じる佐藤浩市の演技につきるだろう。
 特に彼とギャングのボスを演じる西田敏行との絡みは大変面白い!
 彼のどんな状況でも映画撮影だと疑わない徹底ぶりが良く、周りがそれに翻弄されていくのが痛快!
 正直、最初はどうかな?と思ったが佐藤浩市が出てきてから俄然面白くなってくる。
 「僕の彼女はサイボーグ」で輝いていた綾瀬はるかは、この映画は超脇役で、正直彼女が絶対に演じなくてはならないものでもないのだが、セーター越しにも確認できる巨乳を見ることができたので良しとする。
 今までの映画もそうだが、監督が舞台の人だけあって、空間を限定した話が多く、今回も港町という広いながらも限定した空間で話が進んでいく。
 限定された世界の中で、物凄い量の情報量があり、それらがきちんと整理されているのが三谷映画の醍醐味だと個人的に思っている。
 今回も面白いのだが、出演者の演技や話展開が必要以上に舞台っぽい。
 もちろん、そういう演出なんだろうが、もう少し映画っぽくてもいいのにと思ってしまった。
 最後の港のシーンはちょっとやりすぎ・・・・・・というかいらないような気がした。
 基本的に無理な設定なのだが、それなりに観ることができるのは出演者の演技と演出だと思う。
 市川崑には少し泣けた。
 伏線を全て収拾しているせいなのか上映時間がちょっと長いので、もう少し刈り込んでも良かったと思う。

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 2時間以内が一番美しいのだけど・・・。

2008年6月 7日 (土)

「幻影師アイゼンハイム」

Illusion  近鉄百貨店の洋菓子屋だと思っている君、それはユーハイムだからね(笑)
 19世紀末のウィーンを舞台に人気を博している幻影師アイゼンハイム。
 ある日、幼なじみで初恋の相手と再会!
 愛し合っていたが身分が違うため別れた彼女は皇太子の婚約者だった。
 その後、彼女は謎の死を遂げる。
 真相を巡って噂が飛び交う中、アイゼンハイムは彼女の幻影を呼び出すイリュージョンを発表する…。
 オレンジの木がにょきにょき生えてきたり、蝶々がハンカチをもってきたり、死んだ人を呼び出したりするアイゼンハイムイリュージョンのダネ証しを見つけようと真剣になって考えていたら、なんとそれこそ実はどうでもいいミス・リードで、一番のイリュージョンは予想もしないものだった。
 しまった~やられた。
 前にも書いたが、映画の面白さは主人公の「何が何でも」という状況とそれをとりまく状況が逆境であればあるほど面白い!
 実はこの映画もそうなのだが、最後までわからない。
 そして主人公の「何が何でも」の状況がわかった時に、面白さが一気にピークになるのだ。
 出演はエドワード・ノートンとポール・ジアマッティ、ルーファス・シーウェル、ジェシカ・ビール。
 監督はニール・バーガー。
 「プレステージ」と同じ匂いがするが、別の面白さがあるので必見!

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2008年6月 6日 (金)

「幸せになるための27のドレス」

27  27回も花嫁付添い人として友人の幸せを見届けてきたヒロインが、ようやく自分自身の幸せを見つけるか…という話。
 そうえいば適齢期頃になると毎週誰かの結婚式に参加しなくてはならない時期があるんだよなあ。
 アメリカは独自の結婚式のルールがあるみたいで、ブライドメイドとか、ここらへんは文化の違いもあるので、ちょっと雰囲気が伝わらないところもある。
 ただ世界共通して幸せの結婚がしたいというのは同じようだ。
 主人公は結婚式ではブライドメイドのスペシャリストだが、自分の恋には臆病で、片想いの上司にはいつまでたっても想いを告げられずにいる。
 ところが、彼と妹が出会って、あれよあれよという間に結婚まで話が進んでしまう。
 ショックを受けながらも2人の結婚準備をしなくてはならない。
 一方、愛読している地元新聞の結婚記事を書いているライターと偶然知り合った彼女がだが、ライターの彼はが彼女を取材しようと近づいてくる…。
 はい、ここまで聞けばエスパーでなくても予想ができる展開になります。
 ひねりは全くないけど正に正統派というか王道!
 妹の過去をスライドで紹介して結婚をダメにしたり、自分を新聞ネタにするような男とつきあうのか?とか普通ならまず絶縁したり裁判沙汰になりそうな話を、もっともらしくまとめるのがアメリカンコメディのマジックだろう。
 これが韓国映画だったら強引でベタな話だろうし、日本でフジテレビが制作して東宝で公開している映画だったら嘘臭い話になるに違いない。
 「プラダを着た悪魔」のスタッフが贈るあなたの物語というのが最大の売りだが、脚本家だけで、監督は関係がない「ステップ・アップ」で監督デヴューしたアン・フレッチャー。。
 主演のキャサリン・ハイグルは美人で、正直妹役よりはずっと良いと思う。
 ただポスターの彼女は全く良くない。
 新聞記事をモチーフにしたエンディングがかっこよく、「シューテム・アップ」でもそうだが、最近はオープニングよりエンディングの方が凝っていることが多い。
 まあ、それでも外国映画のエンディングって長すぎるんだけどね。
 この映画の一番の見所は冒頭で主人公が結婚式をハシゴするシーンで、編集がうまくテンポが良いので必見!

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2008年6月 5日 (木)

「つぐない」

Tugunai  タイトルを聞いてテレサ・テンの歌を思い出す人は昭和生まれの人だ~!(断言)
 しかし、このタイトルは内容にドンピシャだった。
 小説家志望の13歳の少女が、無垢(想像力過剰)なために過酷な運命を辿る男女と、自らの罪を一生をかけてあがなおうと決意した少女の贖罪の人生の物語。
 キーラ・ナイトレイが主役っぽく扱われているが厳密な意味では違う。
 それよりも彼女の貧乳ぶりには悲しいものがあった。
 彼女の恋愛物だと思っていくと、確かに間違いではないものの、あまりにも重たい内容に驚いた人も多いだろう(え、自分だけですか?)
 映画は少女ゆえの純真さ、思い込みなど、善かれと思ったらことが自分も他人も苦しめることになる辛さが痛いほど伝わってくる。
 そしてそれは子供だからといって許されるものではないのだ(BGMは「子供達を責めないで」でヨロシク!)。
 もし、自分がだったら、こんな娘の首をへし折るだろうなあ。
 監督は「プライドと偏見」の新鋭ジョー・ライト。
 実は「プライドと偏見」は長く感じたのだが、この映画はどうやってつぐなうのかという興味が気になって意外に短く感じた。
 へたすると昼の連ドラのような愛憎劇になりそうだし、韓国映画ならもっとドロドロしたベタな話になるだろう。
 そうならないのは監督の演出力だと思う。
 想像力で犯した罪は想像力で償うという展開にはちょっと感動した。
 少女の晩年がヴァネッサ・レッドグレーブだったのには驚いた。
 この人って「ミッション・インポッシブル」でもそうだが、意外なところに突然出てくるんだよなあ。

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2008年6月 4日 (水)

「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II~私を愛した黒烏龍茶~」

Taka  世界征服を企む秘密結社鷹の爪団は正義の味方デラックスファイターの会社をサイバー攻撃することを思いつく。
 レオナルド博士が開発したシステムを使い、鷹の爪団は電脳世界に潜入するが…。
 アニメといえば、その技術水準が焦点となる場合が多いのに、Flashアニメというお手軽な手法で制作されている。
 ところが異常に面白く、作品の面白さはいいもわるいも制作者次第ということを実感させる。
 「菅井君と家族石 THE MOVIE」はちょっと面白くなかったが、鷹の爪団はすっかりこなれているせいか、観ていて安心!
 おそらく登場人物のキャラが立っているからだろう。
 今回は物語としてよくできており、ギャグも前以上に面白い!
 今相変わらず低予算を逆手に取った自虐的ギャグは健在!
 もちろん低予算といっても、実はそれなりに金がかかっているのはいうまでもなく、実はやっぱりネタだったりする。
 サブタイトルのネーミングライツが売り出されるというのも面白いが、リラックスタイムや告白タイムなど参加型の演出も良い。
 豪華な声優の使い方も明らかに無駄であるのだが、それ自体がもはや最高の笑う要素になっているのだ。
 まあそれ以前に戦闘ロボが銭湯ロボって、一歩演出間違えたらどんだけ寒いんだ?と思っていたら実は巧妙な伏線になっててやられた。
 電脳スペースが舞台なので、マトリックスネタも今だからこそ古典ギャグとして成り立っている。
 個人的に一番ツボだったのはラストの「サザエさん」ネタだな。
 この手の映画は観客の人数が多いほど楽しいのだが、四六時中バカ笑いしている奴は周りがドン引きなので勘弁してくれ。
 

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2008年6月 3日 (火)

「ラスベガスをぶっつぶせ」

21  カード・カウンティングスという方法でラスヴェガスのカジノから大金を巻き上げるエリート学生とカジノ経営者との攻防戦を描く「青春映画」
 この映画に出てくる学生は天才で、カードをカウントし、計算して仲間とのサインも暗記している。
 ところが観ている方が凡人の場合は、とてもではないがついていけない。
 自分の場合、演出で何か凄いことをやっていることはわかるのだが、彼らのサインとかが覚えきれませんでした。
 ははは、アホで~す。
 この方法は「レインマン」でもやっていたが、そこらへんをツッこまれる前に、映画の中で触れている。
 基本的にカード・カウンティングは合法らしく、カジノではいやがられるが、この映画のように脅されることはないと思う(実際にはわからないが)
 まあそれ以前に沢山あるカジノでいつも同じところで稼いでいるのもどうよ?といった感じだが、そこは後半の因縁話につなげるための無理な伏線なんだろう。
 最後のオチはちょっと違和感があったが、全編それなりにハッタリが利いているので観ている分には面白い!
 出演はジム・スタージェス、ケイト・ボスワースなんだけど、2人とも全然知らない。
 ただジム・スタージェスはイケメンなので、「ロードショー」あたりで無理無理スターにしてくれるだろう(自分が知らないだけで人気者だったらすいません)
 ほら「エデンの園」って映画が公開された時にロニー・バレンテが話題になったような感じね。
 大物出演者としてケヴィン・スペイシーがいるのだが、この人も「ユージュアル・サスペクツ」とかのせいで、トリッキーな映画に出演しているだけで、物凄いどんでん返しがあるのではないかと思わせてしまうところがあり、今回もちょっと過剰な期待をしてしまった。
 この映画には相当思い入れがあるらしく、制作にも名前を連ねている。
 監督は「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック。
 ここ最近だと無理無理原題をカタカナにするのが多いのだが、原題が「21」では、ちょっとピンと来ない。
 一応ブラックジャックの21と主人公の年齢の意味もあるのだけど、このタイトルは売りにくい。
 かといって「ラスベガスをやっつけろ」とか似たようなタイトルもあって、パチモン臭さが漂うので、もっと考えた方がいいんじゃないのか・・・・・・って、もはや今更なんだけど。

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2008年6月 2日 (月)

「シューテム・アップ」

Tananne  ひたすら銃撃戦の映画。
 一匹狼のガンマンが小さな赤ちゃんを守るため、マフィアや巨大組織に挑むという話はあるのだが、それは銃撃戦をするための申し訳程度の話でしかなく、どちらかといえばやりたい銃撃戦があって、話を後付にしたような感じ!
 だからといって無茶苦茶無理があるわけではなく筋は通っている。
 上映時間86分という適度な上映時間の中で、ひたすら銃撃戦なのである。
 銃撃戦といってもそこは工夫されていて、スカイダイヴィング中だったり、男女の「合体中」だったり、スタイリッシュの中にも時には笑わせる飽きさせない展開は見事!
 こういうのを望んでいたんだよな。
 つうか、毎回壮大な大作やテレビ番組の映画化ばかりじゃ困るしね。
 主演のクライヴ・オーウェンの役はガンマン。
 ここ最近、ガンマンという言葉聞いたことがない。
 もし役所にいって「お仕事は?」と聞かれて「ガンマン」と答えたら絶対に「無職ですね」といわれそうだ。
 いつもニンジンをポリポリ食べているのがバックスバニーよりも「ガンヘッド」の高島政宏を思い出させる。
 彼を助ける娼婦役はモニカ・ベルッチなのだが、物凄く老けていたのでびっくり。
 もちろん年相応だとは思うのだが、自分の中では「マレーナ」のお色気たっぷりのイメージがあったので。
 主人公に敵対するヤクザのボスが恐妻家で元FBIのプロファイラーという設定が笑わせるが、演じているポール・ジアマッティが妙に説得力がある。
 監督のマイケル・デイヴィスは新人かと思いきや、調べると実は日本未公開だけで結構沢山の作品を演出している。
 自分は撃ち合いや殴り合いが好きなので、この手の映画はもっとガンガン公開して欲しい。

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2008年6月 1日 (日)

「僕の彼女はサイボーグ」

Bokusai  ここ最近、シネコンにいくと必ず見せられる予告編が「僕の彼女はサイボーグ」だ。
 あまりにも毎回見せられるので、この映画の予告編の上映中ははトイレタイムもしくは売店で買い物になってしまうのは自分だけではないだろう。
 何度も見せられて食傷気味なのだが、ヒロインが見上げた時にビルが崩壊する絵作りは良いと思う。
 20歳の誕生日をたった一人で過ごす大学生の前に突然現われた一人の美女。 
 あっという間にいなくなってしまったが、1年後の誕生日に再び現われる。
 しかし、1年前とそっくりではあったが、どことなく違う。
 それもそのはず、彼女は未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグ(?)だったのだが…。
 「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨンが監督だが、韓国映画ではない。
 それでも、監督が韓国人だからというわけでもないと思うが、あまりにもベタなギャグや話展開もあったりする。
 タイトルにサイボーグとあるが、やはりどう考えてもアンドロイドでしかなく、本編中で色々説明しているが、ちょっと無理無理だ。
 話はダメ男のところに、未来から美人のロボットがやってくるという、あまりにも少年誌のラブコメ的展開!
 あまりにも童貞の妄想臭いのにはこっ恥ずかしいものがあるが、これはもう深海誠の映画と同じカテゴリーに入る。
 未来からの彼女は、まんまターミネーターなのだが、ここまでくるとやったもん勝ちなのである。
 話はどちらかというと、あの有名な「ドラえもん」の最終回で、パクりじゃないのか?と思ったが、あの最終回が公式に認められていないのでパクリも何もないのである。
 最後は結構微妙な展開で賛否両論だと思うが、実はそんなのは意外にどうでも良い。
 何故ならこの映画は綾瀬はるか(B88-W61-H91)の彼女の彼女による彼女のためのアイドル映画としては超一級映画だからだ。
 いや、確かにこの映画の彼女は真剣かわいい。
 そりゃあ未来から彼女が来たら楽しいに決まっている・・・・・・て自分もすっかり中学生感覚だよ。
 今までドラマにしてもイマイチパッとしなかった彼女だが、この映画で弾けるような気がする。
 そう、「世界の中心で、愛をさけぶ」の長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)と状況が似ているのだ(え?自分だけが思ってるだけ?)
 あ、自分ですか?
 すっかり綾瀬派ですよ。
 共演は小出恵介。
 彼の役柄はチャ・テヒョンみたいなポジションだ。
 彼の演じる大学生は、誕生日を1人で祝うことに落ち込んでいるのだが、20歳にもなってそんなこと言ってる奴っているのか?
 あと、彼の少年時代ってどう見ても昭和30年代なんだけど、とてつもない田舎というのは通らない。
 またペットを鍋にしたり、結構グロいことが多く、結構見ていてひいてしまうところが多いのだが、これは監督の韓国人感覚と日本の文化の違いということでいいのか?
 クァク・ジェヨン監督の「猟奇的な彼女」は最後泣かされたが、「僕の彼女を紹介します」はあまりにもダメダメ度が高かった。
 今回は残念ながら、ベタな演出が裏目に出ていることが多く、綾瀬はるかの魅力がなければ微妙な映画である。

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