「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
政治よりもどちらかと言えば美女とお酒が好きなテキサス出身の下院議員・チャーリー・ウィルソンは、テキサスで6番目にい金持ちのセレブ・ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。
アフガニスタンの悲しい現状を知った彼はCIAのはみ出し者・ガストの協力を得て、アメリカ政府を横目に作戦資金を工面し、パキスタン、イスラエル、近隣諸国も巻き込んだ極秘作戦を開始する・・・・・・。
チャーリーが支持するのが、ソ連によるアフガニスタン侵攻に抵抗するムジャヒディンだ。
映画から初めて知ることは多い。
自分は「エマニエル夫人」を観るまで、スカッシュというスポーツを知らなかった。
ムジャヒディンも「007/リビング・デイライツ」でその存在を初めて知った。
ボンドにアフガニスタンで協力する、ケンブリッジだったかオックスフォードだったかに留学経験のある男がムジャヒディンのメンバーで、最後はヒロインのコンサートにも仲間と一緒にやってくる。
まあ時代背景的に、この頃は冷戦の真っ最中で、ソ連=悪で、ムジャヒディンも西側の仲間という位置づけだったのだろう。
同じ時期に「ランボー3/怒りのアフガン」とかあったなあ。
まさかソ連軍撤退後はムジャヒディン同士の対立から内戦となり、タリバンの台頭を招くことになるとは、当時誰が考えただろうか?
この時代背景を知っていると、この映画が実は予告編から感じる一人の男が戦争をなくしたみたいな心温まる話ではないことがわかるはずだ。
だけど、当時としては最善の選択だったんだろうなあ。
2時間もない上映時間は、歴史的背景を知っていることが前提で話が進んでいくので、物凄く早い展開だ。
今の状況を知っているだけに、映画がどうなるか妙に緊迫感があったので、自分は意外に面白かった。
だけど、この映画を観る限り、アメリカって他国を見下してるよな(笑)
「ミスト」を観た後に、この映画を観るとシャレにならないところがあり、気分がブルーになること受けあいだ。
出演はチャーリー役にトム・ハンクス。
この人は良きアメリカのヒーローを選んで演じているような感じで、今回も彼ばかりに原因はないという形をとっている。
彼をたきつけるセレブにジュリア・ロバーツ。
役作りでおばさんなんだろうが、顔が物凄く人工的。
もちろん、ハリウッド女優は顔も体もいじりまくりということは承知しているが、露骨にわかるようなのはどうよ?
それに比べたら「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスのかわいいこと!
監督はマイク・ニコルズ。
え~この人、まだ仕事してたんだ~!と思ったのって、自分だけ?
「卒業」以来何もしてないと思って、調べたら、すいません「卒業」が有名なだけで、他にも沢山仕事をしてました。
「クローサー」の監督だったのかと感心してたら、香港映画の方ではないことが発覚!
適当に映画を観ててはいけないことを反省!
「チャリウォー」に話を戻すと、映画の時代背景をリアルタイムで体験していると、当時の映画がいかに反ソ方面が多かったかを思い出して、ちょっと感慨深い。
冒頭に「ダラス」の話が出ていたけど、あのドラマって日本にも鳴り物入りで入ってきて思いっきりコケたんだよね。
当時は、海外ドラマが全て不発だった時で、今では外国テレビドラマがスカパーで1日中放送って当時はもう考えられなかったなあ。





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